川西町赤十字奉仕団防災講座
令和4年1月12日(水)川西文化会館において、川西町赤十字奉仕団主催の防災訓練「やってみよう!防災」が開催されました。奈良県防災士会からは講師3名が招かれ、参加者18名を対象に「南海トラフ大地震」を想定した実技訓練と講演を行いました。前半の実技では、地震発生後に断水や下水道の破断が起こったことを想定して「水運搬」と「非常用トイレ」を体験していただきました。参加者からは「ポリタンクの水は持ちにくい」や「水ってこんなに重いんだ」とか「実際にリュックで運んでみてリュックの良さに気づいた」といったお声や、「簡易トイレでの新聞紙の使い方が分かった」や「トイレの使用方法、考え方で色々あるとわかった」などの感想が寄せられました。後半の講演では、東日本大震災の引き金となった「東北地方太平洋沖地震」の実際の映像をご覧いただき、同じ海溝型地震の南海トラフ大地震が起こった際にどのような危険が起こりうるのかを皆さんで考えていただきました。「奈良県には海がないから南海トラフ地震は関係ないと思っていたが、海溝型地震が沿岸部でおこって、しばらくしてゆれることを知った」や「家に帰ったら、家具などの置き方考える事にします」などのコメントをお寄せいただきました。本訓練が「災害から命を守る」取り組みへの一助となれば幸いです。 <報告者:小山防災士>
法隆寺防災訓練
令和3年12月13日(月) 法隆寺において、斑鳩町・法隆寺主催の今年で7回目になる防災訓練が行われました。新型コロナウイルス感染が続いていることから、一般参加者を40名に絞り、奈良県防災士会から17名が参加しました。法隆寺管長、斑鳩町長のあいさつの後、中門の前で「シェイクアウト」訓練を行いました。
その後、聖徳会館において、参加者が「避難所運営」と「避難者」の2つの班に分かれて、「コロナ禍での体験型避難所開設訓練」が行われました。サランラップを利用して受付のパーティションを作るなど、避難所運営の準備が、ある程度整った段階で次々と訪れる避難者を受け入れました。「けがをしている」、「授乳させたい」、「熱がある」など様々な問題のある避難者が混じり、その対応に真剣に取り組まれました。
避難者が全員入所した後、会場を元に戻し、「避難所運営」と「避難者」の役を交代してもう一度訓練を行いました。二度目の「避難所運営」の班は一度目の学習効果があり、スムースさが増し、工夫も見られました。
訓練の後、植村防災士が訓練内容をふまえて「ふりかえり」の講義を行い、コロナ禍では外部からのボランティア支援が望めないことや助け合うことの大切さなどを訴えました。参加者からは、「何度も講習受けてるけど大変だと思った」とか、「わからないことが多かった、やってみて良かった」などの意見が寄せられました。〈村山 央 防災士〉
「コロナ禍での災害支援 ~人吉市での災害支援と、過去の被災地からの学び~」
11月20日(土)14:00~奈良公園バスターミナルレクチャーホールにおいて、防災講演会「コロナ禍での災害支援 ~人吉市での災害支援と、過去の被災地からの学び~」が行われ、防災士および一般から56名が参加されました。講師は「災害NGO結」代表の前原士武(まえはらとむ)さんです。コロナ禍の活動制約で、中止を余儀なくされていた集合での研修会がようやく叶い、講演と質疑応答含め2時間の研修会となりました。被災地には沢山のボランティアが集まりますが、それを調整、コーディネイトする人がいないため、現場は混乱しているとのこと。前原さんは、自分一人のスコップを動かすより1,000人のスコップを調整する方が復旧・復興に結び付くという理念のもと、発生24時間で現場入りし、緊急支援、育成、伝える活動を通して、人々が未来を自らの手で作るためのサポートを行っています。一つとして同じ災害はなく、同じ災害支援の形もありません。現場での情報収集や状況把握、災害支援コーディネイトを行い、被災者が自ら立ち上がり復興できるようサポートする流れを、「復旧ロードマップ」を使って解説頂きました。また、コロナ禍のなかではウィルスを①被災地に持ち込まない、②被災地から持ち出さない、③被災地内で感染を広げないために、被災地支援には最大限の配慮が必要なこと、そして、平時にできないことは有事にもできないため、平時からできることを増やし、課題を解決する力を備え、防災・減災力を高め「受援力」をつけることが大切であることも改めて学びました。私たちもこれら地域力の向上に寄与できるよう、日々活動を続けて行きたいと思います。 (報告者:古瀬防災士)
「コロナ禍における体験型避難所開設・運営訓練」
令和3年11月14日(日)、上牧町役場庁舎においてかんまき自主防災ネットワーク主催、上牧町総務課後援、NPO法人奈良県防災士会指導のもと、「上牧町 コロナ禍における体験型避難所開設・運営訓練」が開催されました。本訓練は奈良県安全・安心まちづくり推進課による「奈良県自主防災訓練支援事業」の一つです。
上牧町在住の防災士や、自治会への呼びかけを行い、同町にて民間の団体が主催する初めての実技訓練となりました。町内防災士、自治会役員の方17名をはじめ、上牧町総務課、上牧町社会福祉協議会、奈良県安心安全まちづくり推進課からもご協力とご参加を頂き、また、奈良県防災士会からも14名の方にご指導頂き、大変有意義な訓練となりました。訓練の内容としましては、上牧町総務課 山崎危機管理監より上牧町における災害リスクとそれに対する住民への告知(冊子等の配布)、上牧町としての備えや、避難所運営に関する講話を行って頂きました。その後の体験型避難所開設・運営訓練では、コロナ禍における避難所開設である事を前提とし、求められる対応、対処を考慮しつつ、被災地で実際にあったいろいろな問合せ、おこまり事、要支援者(配慮者)への対応を一部の避難者役の方に演じて頂き、避難所における受入れ方、運営をどうすべきか考え、行動をして頂きました。今回の訓練は、2チーム交替制にて実施した事も有り、後に運営担当をされた班は、最初の班での出来事を上手く改善され、取り組まれた事に大変感心させられました。その後、奈良県防災士会 植村副理事長兼相談役から「ふりかえり」の講義がなされ、「平時からの地域のコミュニケーション、たすけあい、平時からの備え」、そして避難所とは「率先行動にて役割を果たしに行く場所である‼」との講話を頂き、事前における準備等の重要性を問うて頂けました。回収されたアンケートからも、「実技とふりかえりの組み合わせが良かった」とのお声も多く、ご参加頂いた方々に災害と避難所について考えて頂く場と機会がつくれた事、大変よかったと感じております。
上牧町からは、職員の方の参加をはじめ、避難所で使う備蓄品のテント、段ボールベッド、パーティション、仮設トイレを提供頂き、訓練の際に実際に使用させて頂けましたので、組立方や使用感など大変良い体験をさせて頂きました。
<報告者:大坂間防災士>
災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修
令和3年11月6日(土)奈良先端科学技術大学院大学において、奈良県外国人支援センター主催による「災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修」が開催されました。講師として招かれた奈良県防災士会からは14名が参加し、通訳ボランティア、先端大の外国人留学生とそのご家族など総勢90名を対象に研修は行われました。 前半は植村信吉副理事長兼相談役が「災害から”命”をまもるために」と題して講話され、「日本は災害大国」であり「今、一番心配されているのは南海トラフ地震」であることをビデオなどで分かりやすく説明し、命を守るための行動をクイズ形式で考えていただきました。後半は「大地震サバイバル体験」をテーマに、「水運搬」「ブロック塀倒壊体験」「地震時危険箇所クイズ」「非常用トイレ体験」の4種の実技をグループに分かれて順に体験していただきました。 研修後のアンケートでは、「ビデオでの説明が分かりやすかった(現実的であった)」(先端大学生)、「地震発生時、何をすべきか、どうやって体を守ればいいかを体験実習できた」(先端大学生)、「簡易トイレの作り方体験は、非常に良かった」(通訳ボランティア)、「外国の方(留学生等)と共にボランティアも防災知識を習得できた」(通訳ボランディア)、「講義、グループワーク、状況判断とそれぞれがよかった」(先端大学生)、「講師を含めスタッフ、参加者のお陰で学びの多い研修でした(交流を深めた)」(通訳ボランティア)などの声を多数お寄せいただきました。奈良県防災士会にとりましても大変学びのある有意義な研修となりました。 <報告者 小山防災士>
三郷町 災害ボランティア養成講座第4回「コロナ禍での避難所開設訓練」
令和3年10月30日(土)、三郷町福祉保健センターにおいて三郷町社会福祉協議会主催「災害ボランティア養成講座」第4回として「コロナ禍における避難所開設訓練」が開催されました。この訓練は同町で初めて開催するもので、町内の民生委員・児童委員さんを中心に14名が受講され、奈良県防災士会からは町在住の6名を含む12名の防災士が参加しました。第1部は町在住防災士 (避難所開設チーム)と受講生(避難住民チーム)に分かれ訓練を実施。一度すべてを撤去後、第2部は防災士と受講生の役割を交代しての訓練を実施しました。喫煙者やペット連れ、妊婦や赤ちゃん連れ、要支援者、新型コロナウイルス感染者など、様々な問題を抱える想定避難者を防災士が演じ、それを受講生が柔軟に受け止め対応する取り組みとなりました。また実際に避難場所に寝転がってもらい、避難生活の居心地を経験していただきました。限られた備品および時間という条件の中で、新型コロナウイルス感染対策を意識しながら避難所開設における行動・手順を模擬体験し、参加者自身が様々な意見を出し合い工夫をされ充実した訓練となりました。訓練の後には奈良県防災士会 植村相談役兼副理事長から「ふりかえり」の講義があり、続いて三郷町在住の北村理事が講評を述べられました。最後に三郷町社会福祉協議会の窪事務局長に閉講のお言葉を頂戴し、全4回の講座を修了いたしました。三郷町社会福祉協議会では来年度も本講座を継続実施していく計画で、防災士として地域防災力向上に向けた取組の重要性を再認識するものとなりました。 〈報告者:平本防災士〉
新着情報
令和8年度総会、記念研修会2026年6月1日 - 9:24 PM- 総会・記念研修会・懇親会 開催のお知らせ2026年5月13日 - 9:21 AM
植村相談役が奈良県安全教育指導者研修会で講演2026年3月23日 - 4:39 PM
御所市総合防災訓練2026年3月11日 - 6:36 AM
奈良県防災士会研修会2026年2月24日 - 5:41 AM































































