熊本県支部に支援物資(靴下)を送りました。

12月19日、熊本県支部(宮下支部長)から「益城町を中心に熊本地震で被災された方々へ、年末・年始に支援活動を行うので協力してほしい。」との連絡を受けて、奈良県防災士会から「靴下」をダンボール7箱と、支援金5万円を熊本県支部に送りました。地震発生直後から今も支援活動を続ける熊本県支部の活動には、頭が下がる思いです。奈良県防災士会としても、できる範囲で支援を続けたいと思います。

(支援物資の靴下は、広陵町在住の村山央防災士の骨折りで調達しました。)

報告者:植村信吉防災士

福島第一原発20キロ圏内ツアーに参加して

福島第一原発20キロ圏内ツアーに参加して

2017年7月に初めて福島を訪れ、原発の20キロ圏内をボランティアガイドさんに案内してもらいました。立ち入り禁止のため救助に行きたくても行けなかったことで苦しんでいる人たちがいること。解除になったものの1パーセントしか帰宅されていない浪江町の状況。閑散とした町を見ながら車で走りました。ついこの間までは通行止の向こうにあった場所です。
浪江町では殺処分になる牛を殺さず、飼い続けている希望の牧場の方の話を伺いました。なんの罪もない牛たちが汚染された草を食べているのは何とも言えない気持ちになります。
走っているとあちこちに除染の土の袋が積まれています。除染の土は黒い大きな袋に入れられ、仮置き場に置かれています。それを焼却し、出た煙をフィルタにかけ、放射能物質を取り除いているそうです。汚染された土地は広大で、気の遠くなる長い年月がかかります。とりわけ山の土壌に汚染が残っており、今もなお10mSv/h(ミリシーベルト/時間)もあるそうです。一年間に浴びる放射線量を日本政府は20mSvまでとしているようですが、他の国々では2mSvまでとしているところが多く、日本は10倍も高い基準になっています。
福島のお米、農産物、魚介類は全て検査をされているそうです。100ベクレル以上のものは市場に流通しないようになっています。お米は全袋検査されており、100ベクレル未満のお米にはラベルが出てきて、そのお米が何ベクレルであったかQRコードを読み取ると携帯で情報を読み取ることができます。
県の事業で、お米を持ち込むと持ち込んだ人にお金が支払われる仕組みになっており、その代金は東電が支払い、それはつまり電気代として、消費者が支払っています。
この2年位は100ベクレルを超えるお米は出ていないそうです。なぜなら、お米はカリウムが少なくなるとセシウムを取り込む性質があることから、カリウムを多めに含んだ肥料をやることによってセシウムを取り込まなくなるのだそうです。
現地へ行って初めて知り得たことがたくさんありました。福島には津波や地震の被害だけではない、目に見えない放射能という今も、そして未来に続く不安があります。
途中で案内されているグループにいくつかすれ違いました。自分達のような2人連れもあれば、若者のグループや大型バスで来られている団体もありました。
巷には誤った情報がネットなどで流れていて、何が本当なのかわからなくなることがあります。

実際に行ってみて、自分の目で見て、福島の方々の気持ちに少しでも寄り添い知ろうとすること、風化させないことの大切さを知りました。

(防災士 板谷 慶依子)

防災気象講演会のおしらせ

奈良地方気象台及び奈良県主催の「防災気象講演会」が開催されます。

日時: 平成29年12月16日(土)

       13時30分~16時 (開場は12時30分)

場所: 奈良市ならまちセンター 市民ホール

定員: 250名(先着順:申し込み不要)  参加無料

くわしくは、チラシをご覧ください。

 

H29年度ポスター(確定版)

九州北部豪雨被災地(東峰村)先遣派遣

植村理事長の九州北部豪雨被災地(東峰村)への先遣報告です。

07,29東峰村先遣隊報告

九州北部豪雨災害について

九州北部豪雨災害について、奈良県防災士会としての、対応の状況です。

九州北部豪雨災害

ならボランティア研究集会

ならボランティア研究集会が、奈良県ボランティア連絡協議会の主催で開催されます。5つの分科会があり、広場5が「災害時のボランティア活動」です。詳細は、以下のとおりです。

日時:平成29年2月19日(日)10:00~16:00 (受付 9:30~)

会場:奈良県社会福祉総合センター

定員:350名  参加費は無料

申し込みは、2月3日(金)までに「奈良県ボランティア連絡協議会事務局」まで、直接申込ください。

H28ボランティア研究集会開催要項 (1)

災害ボランティア養成研修

奈良県社会福祉協議会で、「災害ボランティア養成研修」が行なわれます。

参加を希望される方は、直接、奈良県社会福祉協議会までお申し込みください。

 

1.平成28年度 災害ボランティア養成研修

1)日時:平成29年2月14日(火)、23日(木)
※時間はいずれも10:00~16:00

2)内容:講義・演習
「奈良県における過去の災害、今後起こりうる災害について」
「災害時にボランティアの力を活かすには」
「わがまちでの災害対応を考える」等

3)会場:奈良県産業会館 5階 大会議室 <大和高田市幸町2-33>
(JR高田駅東出口すぐ、近鉄大阪線大和高田駅から徒歩約5分)

4)費用:無料

5)〆切:平成29年1月31日(火)※先着80名

6)申込:(1)氏名(ふりがな)、(2)性別、(3)年代(例:40代)、
(4)郵便番号、(5)住所、(6)電話番号、(7)所属(団体・学校名)、
(8)災害ボランティア活動の経験の有無、を明記の上、郵送・FAX・
メールのいずれかで下記へ。

〒634-0061 橿原市大久保町320-11
社会福祉法人奈良県社会福祉協議会 地域福祉課
TEL:0744-29-0155
FAX:0744-26-0234

災害ボランティアちらし(表)

災害ボランティアちらし(裏)

http://nara-shakyo.jp/ ※「新着情報」をご覧ください。

熊本地震について No.10

日本防災士会ホームページからの転載です。

熊本地震について(19)

熊本地震の被害状況、並びに当会の支援活動の一端を画像・動画でご紹介いたします。
以下よりご視聴ください。

熊本地震画像アーカイブ