令和6年能登半島地震第9次災害ボランティア(10月14日~17日)

令和6年10月14日(月祝)から17日(木)まで、石川県珠洲市災害ボランティアセンターを拠点に活動を行いました。今回奈良県防災士会は八木沢1名での参加であり、他の団体とコラボしての支援活動でした。

(活動日とコラボした団体)

10月14日(月祝)チームふくいとのコラボ計10名   10月15日(火)北陸電力の2名とのコラボ計3名

10月16日(水)ボラキャン3名・北陸電力2名とのコラボ計6名 10月17日(木)ユネスコ5名とのコラボ計6名

(現地の状況)

地震被害の公費解体が進み、週末のみにボランティアセンターを縮小しようとした矢先に広域水害発生。川の近くのお宅は浸水被害、山の麓のお宅は土砂被害となっていた。地震被害に水害・土砂被害が加わる多重被害となっており、住民さんの疲労の色も濃くなってきています。

(支援内容)

震災被害を受けたお宅の家財の運び出し。また土砂被害を受けたお宅へは泥だしが主な作業でした。

(4日間の活動を通して)

珠洲市ボランティアセンターには、平日にも関わらず100名を超えるボランティアが来ていました。石川県のボランティアバス2台、福井県から「チームふくい」のバスが毎日運行。ボラキャンも毎日数名が参加。土砂被害を受けたお宅では床板はがしが終わっていないお宅も多く、レスキューアシストや他の技術系ボランティアが先に床板をはがし、その後に一般ボランティアが泥だしする工程となっていました。その泥だしをまだ20代の若者がどろどろになりながらも、積極的に行っている姿を見て頼もしく感じました。16日夜の宿泊を、石川県防災士会のご厚意で「蛸島町第1団地」(仮設住宅)集会場をお借りできました。前の週に植村相談役と村山さんが宿泊された所と同じ場所になります。住民座談会の内容が壁に掲示してあり、仮設住宅に住まわれている方々の苦悩が書き記されてありました。今回の活動は、毎日ボランティアセンターを立ち上げてくれた珠洲市社協職員の方々、コラボさせて頂いた各団体の方々、毎日お弁当を販売してくれたすずキッチンの方々、宿泊手配頂いた石川県防災士会、ボランティアを優先的に宿泊させて頂いた和倉温泉「大観荘」の方々、後方支援をしてくれた奈良県防災士会の仲間があって無事に活動ができました。この場をお借りし深く感謝いたします。

(今後の予定)

奈良県防災士会として、今後も能登への支援活動を継続します。募集した際には皆様参加の程よろしくお願い致します。                                   <報告 八木沢 防災士>

令和6年9月「能登豪雨」被災地支援報告

令和6年10月7日(月),8日(火)先遣を兼ねて植村相談役、村山参与が能登半島へ災害ボランティアに入りました。
6日夜9時に奈良を出発、7日朝4時半に穴水駅に到着し仮眠。
7日は雨天でVCは活動中止のため、輪島市経由で土砂災害のひどかった珠洲市大谷地区を目指しました。輪島市では倒壊した7階建てのビルの解体が始まっておりユンボが作業中。地震で隆起した海岸沿いを北東に進むと、店や家屋が土砂に埋もれ、道路は片側交互通行や土砂崩れ、えぐられて狭い道、土留めの黒いフレコン袋の横の道などがいたるところで見られた。ところどころで、防波堤の外に臨時の道路が作られ、かつて海面下だった海岸を走る(不思議な感覚)。しばらく行ってこれも海面下の舗装されていない道路に侵入したが、車はあえなくスタック。四駆に乗っていると安易に判断した結果招いたスタックでした。近くの工事現場の作業員のご厚意でユンボにてけん引して頂き脱出。安易に判断しないで、安全第一を心がければ防げた事態と猛省しています。
海岸線から向かう事を諦めて、再び輪島市から能越道を経由して宿泊場所である珠洲市蛸島町の仮設住宅内の集会所へ。この仮説住宅内の集会所で宿泊できたのは仮設住宅にお住いの石川県支部防災士会会員のご尽力でした。近くの保育所におられた方の話では、ここの仮設住宅は浸水被害がなかったけど、自宅は周りが池のようになってしまったとのこと。

8日、集会所は午前中使用予定があり8時までに退出する必要があるとのこと。朝、ゴミ出しの70代の女性に挨拶すると「まあ!奈良から、ありがとうございます」、「2年で仮説を出ないといけなく。家は全壊だが、納屋を改造して夫婦で住むつもり」と明るく話をされていたことが印象的でした。
8日のVCはボラバス2台60名、団体25名の計85名。
私たちは、他の団体の方を含めて8名で珠洲市上戸地区の床上浸水被害の店舗兼住宅の布団や家具を正院町にある被害者の倉庫に移動する活動と、浸水被害で使えなくなった不要家具を蛸島災害ゴミ仮置場へ軽トラで運搬する作業を開始。作業は、まず泥をかきだして動線確保から始まり、運搬作業チームと住宅敷地内の駐車場に溜まった土砂を土嚢袋に入れる作業に別れて活動。
このお宅に住んでおられた被災者の方は、「地震で家がほぼ全壊」「なんとか使える家財道具を知り合いのツテを頼ってここに運んだのです」「その家が床上浸水で、ご覧のとおり・・」と話されていました。
気丈に話されたはいましたが、その心中は察するに余ります。心が折れないことを祈りながら帰路につきました。

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能登半島地震被災地支援報告(9月13日から15日)

2024年9月13日、能登半島地震第7次被災地支援活動の防災士8名のメンバーが近鉄西大寺駅南側ロータリーに集まり21:50頃出発しました。今回がNPO法人奈良県防災士会としての能登支援活動は最終となります。参加メンバーの自家用車5台に分乗して石川県珠洲市を目指しました。

14日(土)5:20頃に順次道の駅すずなりに到着。そこで朝5:00から営業していた「すずキッチン」で昼用のお弁当を購入して各自車内で仮眠。7:45頃、珠洲市ボランティアセンター(以下VC)へ向けて移動し到着後、スマートフォンでの受け付け登録を行い、活動先の説明と他からのボランティアの方とマッチング、オリエンテーションを受けました。午前は奈良県防災士会メンバーは4名ずつ北村班と大坂間班に二手に分かれ、それぞれの依頼先へ向かいました。北村班メンバーは川口、湯浅、福本の各防災士とひのきしんの方2名と行動を共に飯田へ向かいました。飯田地区1件目は「仏壇、畳の運び出し」の依頼で、家人の立会いのもと引き戸や小型冷蔵庫、照明器具や小物も廃棄を要望され回収して運び出しました。津波で被害を受け母屋は地盤が隆起し、リフォームしてまだ7年ほどでローンも残っているとおっしゃってましたが取り壊しを決めたとの事。依頼の完了をご確認いただきひとまずVCへもどり報告。

時刻が10:00とまだ早いため飯田地区での2件目を受諾。以前、小料理屋だったお宅の取り壊し前の片づけ作業で前回作業のボランティアが廃棄し忘れたものが残っているということでシンクや裏庭の植木鉢などを回収しました。植木鉢は土嚢袋に入れ叩き割って回収。母屋の中はまだ手つかずで、VCでの報告では今回で依頼は完了、ただ今後も要対応と報告した。VCの受け付けの方から「今後についてこちらからよく調べておきます」と対応いただきました。

一方、宝立地区へ向かった大坂間班、村山、吉川、矢作各防災士は加賀の防災士2名との行動でした。納屋の中に大量の物があり、祭の準備のために運び出してほしいという依頼で、立ち会い人不在の為、自己判断しなければならない案件でした。実際にはひどい有様でトラクターの関連部品、細かい廃棄物や蜂の巣やネズミがいたりと大変だったとのことで、全員ここでの作業でかなり疲弊した様子でした。

昼食のお弁当をVCのテント下でいただいたのち、午後からの案件へ出発。

宝立地区の現場に13時過ぎに到着。今回2回目で納屋の分別したゴミを運び出す作業で依頼主の高齢の女性から説明を受けました。15年前に先立たれた左官業のご主人が、納屋に貯め込んだらしい色々なものをまとめて廃棄したいとのことでとにかく軽トラに載せ集積場へ。家庭ごみに判断されるかと思ったら可燃ごみは家具類の災害ごみとして全て回収されたとのこと。他には木切れ、木材が大量にあり2台目のトラックへ載せ集積場へ運びました。母屋内はまだ手つかずでしたが集積場の受け入れ時刻に間に合わないため、依頼主さんとお話をして今後してもらいたいことを聞き出し、その内容を要継続としてVCに報告しました。1日目はとにかく暑く汗を多くかいた1日でした。

報告完了後、防災士会に翌日お願いしたい依頼があるということで内容を確認したところ、折戸地区の納屋の片付け作業で8人で向かうこととなりメンバーにも共有したのちVCを出発。その日の宿泊を予約している能登町の「少年自然の家」へ向かいました。奈良県防災士会が何度もお世話になっている野外活動施設で復興支援の業者の方も宿泊されていました。

翌日の9月15日、未明から雨が降っていました。7時半ごろに珠洲市VCに着いたころは少し晴れ間があり涼しい感じでした。オリエンテーションも割愛され奈良県防災士会8名全員で目的地の折戸の「木ノ浦海域公園」へ向かいました。依頼内容は「納屋の使わなくなった漁の網をハサミで切って鉛の重りを回収し分別して欲しい」というものでした。海沿いの綺麗な湾に面した場所で震災前にはカフェもあったようですが被災し取り壊されていました。朽ちた納屋の中に漁具があり、これまでのボランティアの継続活動として各自でハサミを持って景色を眺めつつひたすら網から重りをハサミで切り取る作業を行ないました。空は次第に曇天となり、村山防災士から思わず「鉛色の空の下で鉛を切り取る作業とは」というセリフが出ました。雨雲情報がやばいと何人かが言い出しカミナリが鳴り始め瞬く間に土砂降りの大雨となりスマートフォンからは土砂災害警報も出始めたため作業を中断して雨宿り。この日は夕方まで雨予報となっており雨脚が小康状態になったところでVCに確認の連絡を取り撤収としました。VCで作業の報告をし終わったのが11時半でこの時点で奈良県防災士会としての能登半島地震被災地支援活動の終了としました。

なお気になる珠洲市VCの運営については10月からは土日など週末に限定した開設へと移行するとの事。平日のボランティアがほとんど来なくなったからだそうです。奈良への帰投の前に道の駅すずなりに隣接された「すず食堂」へ立ち寄って皆で昼食を取りました。珠洲市内の被災した4つの飲食店さんが合同で開業された食堂とのことで、ボランティアや地元の方々で列が出来るほど賑わっていました。復興にちなんで「福幸丼」と名付けられた福を呼ぶ海鮮丼をいただきましたがとても美味しかったです!道の駅すずなりも多くの人が訪れ、珠洲は元気で復興は時間は掛かっても着実に進んでいるんだなと感じさせられました。メンバーは22時過ぎに近鉄大和西大寺駅前へ到着、解散となりました。

参加防災士

大坂間弘明(上牧町)

村山央(広陵町)

川口均(生駒市)

矢作一(奈良市)

福本学(奈良市)

吉川和伸(生駒市)

湯浅茂雄(大和高田市)

北村厚司(三郷町)

以上8名、皆様たいへんお疲れさまでした。

報告:北村防災士

【募集終了】令和6年能登半島地震第7次災害ボランティア募集

【募集終了】

定員となりましたので締切致します。

 

能登半島地震 第7次支援活動を催行致します。
今回の活動をもって、奈良県防災士会の組織としての石川県への支援は終了となります。
現地では、まだまだボランティアを必要としています。
・一度でも支援に行った事がある方
・まだ能登への支援に行った事がない方
今回ぜひ参加してみてください。

参加希望の方は奈良県防災士会事務局メール(mail@bousainara.com)まで返信をお願い致します。

申し込みの際、マイカー&ドライバー可か同乗希望かを明記ください。
(マイカー&ドライバー可の方はメーカー名と車種を明記ください)
参加者多数の場合、マイクロバス運行を検討致します。
以上よろしくお願いいたします。
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奈良県防災士会 能登半島地震 第7次災害支援活動
(今回が奈良県防災士会としての最後の支援活動となります)
【参加人数】   12名
【支援先団体】   珠洲市災害ボランティアセンター、能登町災害ボランティアセンター
羽咋市災害ボランティアセンター
【活動支援場所】  石川県珠洲市、能登町、羽咋市
【現地活動期間】  2024/09/14(土)~15(日)
【活動計画(日程)】2024/09/13(金)~2024/09/16(月)
【現地活動時間】  午前9:00~午後3:00
【活動内容】    災害ボランティア活動
(活動内容は現地の状況により変更又は流動します)
【交通手段】   ・メンバーの車に同乗しての乗合による移動
・参加者多数の場合、マイクロバスを手配
【集合・出発時間】 出発:09月13日(金)
①三宅町あざさ苑駐車場21:00集合、21:30出発
②近鉄西大寺駅南側ロータリー22:00集合、22:30出発
【参加費用】   ¥7.000-/1名
【宿泊について】  石川県立能登少年自然の家
住所:石川県鳳珠郡能登町九里川尻16-20
TEL 0768‐72‐2200
【食料・水について】持参又は高速道路PAで購入。なお現地コンビニは営業していますので都度調達ください。
計5食分必要(9月14日朝・昼・晩 9月15日朝・昼・夜は高速PAで食事)
【トイレについて】 宿泊場所はトイレ使用可
※ボランティア先でのトイレ用に非常用の携帯トイレなどは持参ください。
【ボランティア保険】参加者全員 防災士会にて加入済(2024年度分)
【宿泊形態】   能登少年自然の家は、1部屋12床で各2段ベッド。寝具有。
シャワー有(湯舟無し)、電子レンジ、ポット、冷蔵庫有。
(女性が参加される場合別部屋を調整致します)
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能登半島地震 第6次災害ボランティア(7月27日・28日)

令和6年能登半島地震第6次災害ボランティアの報告です。参加防災士は植村相談役、八木沢、村山、福本、加藤の5名。7月26日(金)22時に奈良を出発し、翌AM5時過ぎに珠洲市「道の駅すずなり」に到着。27、28日の両日共に、珠洲市災害ボランティアセンターを拠点に活動を行いました。

27日(土)活動内容・・・市内の2階建て家屋、および納屋からの災害ゴミ搬出。家財及び納屋から搬出する物がかなり有り、軽トラ2台で対応。1階からの搬出は片付いたが、2階にまだ搬出する物が残っているとの事で、継続案件としてボラセンに報告。

28日(日)活動内容・・・蛸島町での仏壇の搬出。以前避難所となっており、現在グランドに仮設住宅が立ち並ぶ正院小学校を通過して蛸島町へ。これまでの景色とは一変し、道路の左右に倒壊家屋があちこちにあり、発災当時のままである。所々更地になっている箇所もあるが、圧倒的に倒壊したままの家屋が多い。仏壇の移動が終わった後に、依頼主さんに聞いた話。

〇正月に発災したので、食べ物は豊富にあった。だがその後の食事に関しては苦労した。

〇倒壊した家屋から助けを求める声があり、皆で力を合わせて救助を行った。

その後ボラセンに戻り、2件目の案件。活動内容・・・家屋前のブロックと瓦の廃棄。ボラセンから約50分。奥能登絶景街道を通り、依頼者さん宅近くに行くとレスキューアシストが活動中!我々の案件は裏のお宅であったので、中島さんに挨拶し活動開始。軽トラ2台で対応したが量が多く、継続案件としました。

<今回の活動を振り返って>

参加5名の少人数でしたが、それぞれの出来る事を精一杯やり切りました。珠洲市には全国から解体業者が集結しており、解体がどんどん進んでいきますが、まだ復旧段階です。復興するにはボランティアの支援が必要となりますので、皆様の支援の程よろしくお願い致します。  <報告:八木沢防災士>

石川県能登町災害VCでの活動 6月15日(土)~16日(日)

今回は自家用車に分乗し現地に向かう。途中、のと里山街道の一部区間が工事で通行できなかったため、一般道を通行したが、はぐれてしまうハプニングが生じた。多少到着時間に差があったが、のと里山空港駐車場で仮眠をとって能登町災害ボランティアに向かった。 最初の依頼は、小木地区で地震動でゆがんだアプローチ部の補修と家財の運搬、ブルーシートによる部屋間の間仕切り作業であった。 昼食後、2件目の依頼は同じ小木地区で、家財の搬出や傾いた仏壇を元に戻す作業を行った。

2日目は、前日の2件目の依頼事項を引き続き行いました。昼食後は2手に分かれての作業となった。今回の活動も全員、怪我無しを確認し2日間の災害ボランティア活動を終えた。17時に珠洲市を出発し、日付が変わってに奈良へ帰着した。今回新しく、荒木防災士、吉川防災士が加わったが、積極的な活動ぶりでとても頼りがいのある方々でした。今後も活躍を期待する。

(報告:八幡領防災士)

【募集終了】令和6年能登半島地震第6次災害ボランティア募集

【募集終了】

定員となりましたので締切致します。

 

「令和6年能登半島地震」第6次災害ボランティアを募集致します。
石川県防災士会の要請を受け、珠洲市・能登町・羽咋市のいずれかのボランティアセンターでの活動となります。
現地では被災された方からニーズが依然として多数あり、奈良県防災士会として支援活動を行います。

今回募集人数 10名。
行き帰りは、メンバーの車に同乗して現地まで向かいます。
参加費用は、往復のガソリン代+宿泊代込みで6,000円とさせて頂いております。

参加ご希望の方は、奈良県防災士会事務局メール<mail@bousainara.com>までメールにて申込をお願い致します。
※申し込まれる際に、「ドライバーとして自家用車を提供し乗合可・車のメーカー及び車種」又は「乗合希望」のどちらかを明記ください。

参加決定の方には、追って詳細をお送り致します。
以上よろしくお願い致します。

【参加募集人数】  10名
【支援先団体】   珠洲市災害ボランティアセンター、能登町災害ボランティアセンター、               羽咋市災害ボランティアセンター
【活動支援場所】  石川県珠洲市、能登町、羽咋市
【現地活動期間】  2024/07/27(土)~28(日)
【活動計画(日程)】2024/07/26(金)~2024/07/29(月)
【現地活動時間】  午前10:00~午後4:00
【活動内容】    災害ボランティア活動
(活動内容は現地の状況により変更又は流動します)
【交通手段】   メンバーの車に同乗しての乗合による移動
【集合・出発時間】 ①三宅町上但馬児童公園横駐車場21:00集合、21:30出発(予定)
②近鉄西大寺駅南側ロータリー22:00集合、22:30出発(予定)
【参加費用】   ¥6.000-/1名
【宿泊について】  石川県立能登少年自然の家
住所:石川県鳳珠郡能登町九里川尻16-20
TEL 0768‐72‐2200
【トイレについて】 宿泊場所はトイレ使用可
※ボランティア先でのトイレ用に非常用の携帯トイレなどは持参ください。

災害支援レスキューアシストに参加して!

5月7日(火)朝出発 珠洲市日置ハウスに夕方到着

5月8日(水)雨 レスキューアシスト3名と、先日学生ボランティア達が集めた海岸清掃廃棄物をトラックに積込。貴重品探しで、仏壇や大切なものを搬出作業をしました。

5月9日(木)晴天 レスキューアシスト3名珠洲市消防1名と、2班に分かれて屋根シート張り・家財搬出。少しでも前に進もうとしている人が、多くなって貰える様に活動したいですね。

5月10日(金)晴天 レスキューアシスト4名と、屋根シート張り・仏壇搬出と搬入・ガレージ解体・鳩保護。昨夜突然来られた方からの依頼にも対応されていて感動。また、緊急修理制度が終わり、業者の数が減りNPOの対応が増えることになる。

5月11日(土)晴天 レスキューアシスト3名チーム茨木1名と、倉庫や被災宅の屋根シートと瓦百数十枚を下す。二段はしごが届かない高所作業車でしか登れない屋根もあり、危険度が高く気温も高くなり、活動内容がハードだった為、メンバーは最後疲れてしまい事故予防の為無理せず継続となる。メンバーの安全管理意識は想像以上で、自身の安易さ甘さを反省。

5月12日(日)曇りのち雨 レスキューアシスト4名チーム茨木1名IVUSA(NPO学生ボランティア団体)7名と、屋根シート張りを午前に、学生達と海岸清掃ゴミ回収・ブロック解体撤去を行いました。OBが学生達を指導しながら素早く作業を行っていました。素晴らしい!!!

まだまだ被災者はレトルトやカップラーメンを食べておられますので、早い復興を願って帰路に就く。  <報告:東秀行 防災士>

能登半島地震災害ボランティア活動(5月10日から13日)

5月10日金曜日奈良を21時に出発。ハイエース2台に分乗し、11日土曜日8時に珠洲市災害VCに到着。受付を行い、初日は若山の民家へ崩れた壁材の撤去搬出運搬、絨毯と家具、布団類の搬出運搬を行う。 当初、軽トラック1台を借り受けていたが、7名の活動に1台では手待ちが生じるため、VCと交渉し、軽トラ2台を追加。すべての搬出はできなかったが、15時となったため終了する。今回の宿は珠洲市内の日置ハウス。災害救援レスキューアシストさまのご厚意で、8人部屋を借り受けることができた。電気、水道あり。トイレ、風呂は普通に利用した。5月12日日曜日8時に受付を行い。1件目は野々江町の漁師小屋の片付け。2トントラック1台と軽トラック3台で現地へ向かい、搬出運搬を行った。午前中の早い時間に当案件は完了。 VCに戻ると新たな案件の依頼を受ける。飯田町で家具の移動と搬出運搬。これも2トントラックと軽トラ3台で活動する。2階にある衣装箪笥やキッチンのカップボードなどが作業のメインであった。VCに戻ると本日3件目の依頼を受ける。正院町では、洗濯機の搬出があったが、組み立てられてあった乾燥機を取り外しての作業であった。その他、布団やパソコン、その他諸々の家具等の搬出運搬を行う。間口が狭かったので、ペアガラスの重たい窓を外して行った。 全員、怪我無しを確認し2日間の災害ボランティア活動を終えた。 17時に珠洲市を出発し、日付が変わってに奈良へ帰着した。  (報告:八幡領防災士)