防災研修会「熊本地震」
平成29年7月2日(日)奈良文化会館において、日本防災士会及び日本防災士会関西連絡協議会主催の防災研修会が開かれ、約80名が参加されました。日本防災士会熊本県支部長 宮下 正一 氏から、「熊本地震!現地対策本部の立ち上げと支援活動」と題して、活動とご苦労を講義していただきました。
手話による自己紹介の後、奈良県ほか全国から約800名の防災士がボランティアとして支援に参加したこと、支援金等に対するお礼の言葉がありました。
地震の揺れが収まると同時に、ブレーカーを落とし、玄関の非常持ち出し袋と懐中電灯を持って庭に避難したこと。自宅や実家が全壊したにも関わらず、次の日には益城町役場に駆けつけ支援本部を立ち上げたこと。(テントに寝泊まりしながら)がれき処理や、家具の片づけ、他団体や自治体との連携状況、良い避難所、悪い避難所、避難所の掲示板の有効性、問題点、避難所でのストレスの例、留守になった家での盗難などなど沢山の貴重な体験や、毎日のように「ありがたかったバイ」という言葉が寄せられたことなどを講演していただき、自覚を新たにした有意義な研修になりました。
<防災士 村山 央>
三郷サンサンハウス主催の避難所運営ゲーム(HUG)
平成29年6月18日(日)生駒郡三郷町において、 NPO法人三郷サンサンハウス主催の避難所運営ゲーム(HUG)が公開研修会として行われ、関係福祉施設のスタッフおよび地域自治会の会長ならびに防災担当 者ら32名が参加されました。
奈良県防災士会から北村防災士が講師として出席。 5グループに別れ、初めて経験する避難所疑似体験に一生懸命に取り組まれていました。
三郷サンサンハウスでの防災研修は昨年の講習会に続き2度目になります。参加者は、日頃から介護やリハビリテーションに従事されていることもあり、 避難者の抱える事情に真剣に意見を交わしておられる様子が印象的でした。
地域自治会役員の方々にとっても貴重な体験になった様子でした。
これからの地域の防災力向上にまたひとつ大きな成果を残せたと感じました。
<北村厚司 防災士>
平成29年度総会
平成29年5月28日(日)奈良県防災士会平成29年度総会が、桜井市まほろばセンターにおいて開かれ、63名の参加がありました。総会には、奈良県安全・安心まちづくり推進課 青野秩夫課長、奈良地方気象台 山下寛台長、奈良県社会福祉協議会 石川美也子氏、日本防災士会常任理事・兵庫県防災士会 大石伸雄理事長、日本防災士会京都府支部 田中英樹支部長、日本防災士会防災技術指導チーム統括 高野甲子雄氏のご臨席を賜りました。
総会は、髙岡宏芳防災士の司会で始まり、植村理事長が開会のあいさつ、来賓の青野課長、山下台長、大石理事長のあいさつをいただいた後、議案の審議に移りました。
総会の議長は奥田英人副理事長が務め、予定していた議案
第1号議案 平成28年度 事業報告
第2号議案 平成28年度 収支決算報告
第3号議案 平成28年度 会計監査報告
第4号議案 平成29年度 事業計画案
第5号議案 平成29年度 会計収支予算案
第6号議案 定款改正
はすべて原案通り承認されました。
特定非営利活動法人化から2年となり、会員数も330名を超え、訓練や研修の要望が増加する中、会員全体のスキルアップ、ブロック内の相互親睦が必要になることを確認しました。
総会終了後、日本防災士会全国講師、ホテルニュージャパンで決死の救出活動で、プロジェクトXで伝説の消防士と紹介された、元東京消防庁永田町特別救助隊長 高野甲子雄氏より「災害ボランティアの基本」と題する講演をしていただきました。
益城町でも色々と実地に指導をいただきましたが、東日本や、常総市など具体的な沢山の事例を勉強させていただきました。
その後、懇親会で親睦をはかりました。
災害時に役立つ!新聞紙スリッパの作り方
2016年10月23日に、五条市で行われた「近畿府県合同防災訓練」の際に撮影しました。
手元にある新聞紙などで簡単にできますので、ご家族と一緒に、ぜひ一度つくってみて下さい。
子どもたちも、楽しくつくれると思います。
<広報担当 勝川喜仙>
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