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東日本大震災レポートNo6(事務局通信から)

2011年3月18日

 東日本大震災レポートNo6が届きました。
全文を掲載します。
 東日本大震災=レポート №6(2011.3.18)=
日本防災士会事務局
■ 支援の動きが活発化しています
震災から一週間、被災地では厳しい状況が続き、福島県では避難所で10 名以上の高齢者が亡くなるという悲劇も起きています。自衛隊、警察、東電の職員による決死の消火注水活動が続く福島第一原子力発電所の周辺では物流が止まって、30 キロ圏内はゴーストタウンのようになっているといわれています。近隣住民の方々の不安と恐怖は極限に達しようとしています。福島県民の疎開・避難も大規模となっています。
いっぽう、被災地支援、物資搬入は次第に実効的になろうとしています。兵庫県庁をはじめいくつかの自治体が一般からの支援物資を受け入れ、被災地に運ぶ仕組みを立ち上げています。今日は、被災地自治体の職員(防災士)の方から、日本防災士会事務局に電話があり、「救援物資を受け入れることになった。マニュアルがない。どうしたらよいか」という問い合わせがあり、電話、メールにて最大限、お答えしました。物資については確実に動いていることが肌で感じられます。
各支部、会員におかれては、県庁ほかの情報を入手し、もしも物資提供を受け付けているのであれば協力していただきたいと思います。岩手、宮城、福島の県庁所在地まではだいぶ物資が届いているようですが、そこから海岸線沿いの被害の大きいまちへ運ぶ手だてがないのです。報道によればトラック協会首脳は「品物と届け先があれば、いつでもどこでも運ぶ。しかし、ガソリンがない」と苦悩しています。
環境が許せば、すぐに動くという心構えでいることが重要かと思います。
■ 支部、会員の動きより
◎仙台在住・高橋英彦幹事のレポート
東日本大震災の発生から1週間が経過しました。
地 震発生時、私は東京で会議中だったため、帰宅困難となり被災地の自宅に戻ったのは3日目の夜でした。上越新幹線、羽越線、高速バスで新潟、山形経由で仙台へ戻りました。現在の状況は以下のとおりです。
仙台市内中心部は電気、水道が復旧していますが、都市ガスの供給再開の見込みは立っていません。まだ停電の地域も多く、困難な生活が強いられています。私の地域も電気は復旧していますが、水道、ガスは止まったままの状態です。
近くの小学校が給水所になっているので、1時間半から2時間程度待って給水を受けています。スーパーマーケットも同様で、2時間程度の順番待ちで、買い物はひとり10点までと制限されています。報道されているとおりガソリン、灯油などの燃料不足は深刻な状況です。
また、仙台東部の避難所で運営を手伝っている友人の話しによりますと、「霞目飛行場がこのあたりで唯一機能する飛行場のため毎日任務機の飛行音と緊急車両のサイレンが絶えません。現在、仙台市立蒲町小学校に開設された避難所において、周辺町内会が主体となった運営組織と地域ボランティアの皆さん、避難者の皆さん、校長先生以下の各教諭、若林区からの派遣職員、新潟市から派遣された市職員の方々と協力し合いながら、避難所の運営を手伝っています。初日は千数百名の方が校舎の2階以上に津波に怯えながら避難していましたが、今は体育館に移動しました。避難者も若干減りましたが、在宅の被災者の給食も兼ねており、水、食料、燃料(灯油、ガソリン、炊き出し用のプロパンガス)が不足し、明日のための予備がない状態です。
また、寒さが厳しく避難者は毛布にくるまって暖をとっています。口に入るのはおにぎり一個程度のカロリーとみかんまたはりんご半分程度です。
若干のチョコレート粒菓子もありますが、数は十分でなく、企業、個人からの差し入れ物品をその都度戴いています。配給は市が臨機に手配するほか、昨日からは自衛隊大型車両が巡回し、定期便的に各避難所の要望を聞き取り、配給を開始してくれています。
未曾有の大災害につき、情報も錯綜し、物流も滞っていますので、どこも同じように苦しい状況と推察します。」という内容でした。同じ仙台市内でも沿岸に近いところと西部では多少が異なっていますが、厳し状況であることに違いはありません。
◎福島県・影山雅之 防災士からのレポート
お世話になっております。
福島県庁生活環境部所属の防災士の影山です。
現在の状況を情報提供します。
発災時は通常勤務をしており、突き上げるたて揺れが数秒つづいた後、激しい横揺れが発生、その際には若干机が動いたり書類が落ちるなどの状態でありましたが継続して再びたて揺れが発生し、先の横揺れよりもかなり激しい揺れがおき、書架や食器棚が転倒、机は3m程度飛ばされ、机の下に身を隠そうにも強い力で横に振られる机を手で押さえることが困難な状況でした。
庁舎は倒壊の危険や、停電が発生したことから庁内全員退避、しましたが、揺れが収まった後しばらくは隣に居たはずの職員がどこにいったことすら確認できないような書類やオフィス機具の散乱で、出入り口もふさがれてしまった状態。
しばらく呆然としている状態であったため、直ちに自主的に声を出しての各人の存在確認を実施しました。
避難指示は5分程度たってもなく、自主的に避難を指示、屋外へ退避しました。
以降、現在の所属部署は防災部署ではないものの、防災士と昨年まで出先機関で災害担当をおこなっていたこともあり、被災していない別棟に立ち上げた県災害対策本部にて緊急消防援助隊の部隊運営業務を1日18時間勤務程度で行っています。
ご存知のように県内原発の事故により、スムーズな活動が行えない状態で、日がたつにれ、逆に対応が困難となっております。
本部のある福島市は断水が続いており、また、GSも営業していない状況で、緊急車両の給油もままならない状況となっております。
余震が1分に1回以上つづいておりましたが、段々おちつきつつあります。ただ、現在でも緊急地震速報が毎日出るような状態です。
また、断水により透析患者の対応等が困難になっており、関東方面への転院を検討するも、輸送手段が確保できない困難な状態となっております。
◎ 栃木県支部・富澤 廣三 支部長のレポート
栃木県支部長の冨澤です、那須方面に福島県から避難者が大勢きており県から支部に支援の要請があり本日、3名の防災士を派遣して支援しました、さらに、避難者が多く、要請を受けて今後、引き続き派遣します。あくまでも、自己管理形ですがボランテア保険は役場で見てくれます。さらに、かなり茨城県が酷いので茨城県支部長と連絡しながら3 県連絡協議会でも活動をしています。
◎新潟県支部 小川克昌 防災士のレポート
皆様、お疲れ様です。近況報告です。
本日まで島根に出張しておりましたが、そこのホームセンターも電池他がまだ在庫がありましたが、懐中電灯は売り切れていました。妙高市内もガソリンスタンドの品切れする店舗も出てきました。
とりあえず、補給は順次されているので、致命的な状況にはなっておりません。
本日、妙高市へ福島県から避難してくる方を受け入れるための避難所の開設準備を行いました。当市の親せきを頼りに来られるとの事なので、あまり逼迫した雰囲気ではなかったのですが、今後このような避難者の受け入れが増えてくるように予想されます。
週末の連休に宮城県北部もしくは岩手県内の避難所に炊き出しと情報収集に行ってこようかと思い、行き先の調整を行っております。状況がわかりましたら、また連絡させて頂きます。
新潟県内の青年会議所では、新発田・長岡・上越に物資の集積所を整備し、順次物資を被災地に運ぶ準備を行っているそうです。もし提供いただける物資がありましたら、各青年会議所にご連絡頂ければ幸いです。
物資も各県庁所在地までは届いているようですが、その先の物資の搬送がまだ完全にはうまくいっていないようです。この辺の統制がとれて来れば、避難している方の生活ももう少し明るい兆しが見えてくるかと期待しております。
とりあえずご報告まで。
また何か新しい情報が入りましたらご連絡させて頂きます。
◎ 兵庫県支部 大石伸雄 支部長のレポート
兵庫県と陸上自衛隊第3師団と話し合った結果、救援物資の自衛隊による輸送に目途がつきましたので、兵庫県支部としては、毛布、タオル、水、アルコール消毒綿・ティシュなどを集めたいと考えています。郵便局や友好団体にも呼び掛けてください。(同支部役員向けの言葉より)
◎ 千葉県旭市のボランティア活動
いろいろな団体も加わり、ボランティアセンターが機能して(電話番不足とのこと)、活動が進んでいるようです。週末にはボランティアも増えることが予想され、ヤマを越える可能性も出てきたとのことです。
■ 皆様の活動に感謝申し上げます!
各支部、会員、一般防災士が精力的に活動しています。皆様の活動に感謝申し上げます。全国民的な支援活動の輪が広がるよう、行動していきましょう。
-以上-

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