三郷町学校給食センターで防災フェスタ

 

平成30年8月25日(土)三郷町で防災フェスタが行われ、15名の幼児⋅児童を含む160名の参加がありました。防災士会からは北村厚司防災士がセミナー講師を担当しました。

まず、給食センターの福祉避難所設備などを見学したあと、セミナーが開催。テーマは、「自主防災組織の活動について」。プロジェクターを利用し、写真を多く取り入れた、実際の活動の紹介を交えながらの解りやすい説明で、事前申込をした各自治会防災関係者に加え、当日防災フェスタに来られた親子連れなど約120名が熱心に耳を傾けていました。最後は、全員でアルファー化米の出来たてカレーライスを試食。ただし、セミナー会場を避難所に見立てて、あえてテーブルや椅子は置かず、部屋に敷かれたブルーシートに座っての食事でした。参加者は各々場所を陣取り賑やかにカレーを試食しました。中には、防災の大切さを語りながら味わっておられる女性達も居られました。同町では、町民対象にこのような大きな防災フェスタが開催されるのは初めてで、参加者達は各自⋅各家庭、また地元での防災の大切さを改めて感じた様子でした。

(報告:  西村友里防災士)

倉敷市真備町災害ボランティア報告

8月18日、19日岡山県倉敷市真備町での災害ボランティアの状況を報告します。報告者「川口均 防災士」mabi20180823

8月西日本豪雨支援ボランティアに参加して

8月18日・19日に実施しました「西日本豪雨支援ボランティア」に参加した中嶋一樹防災士から、活動記録の報告がありましたので、掲載いたします。

中嶋(1)西日本豪雨災害被災地支援ボランティア活動録

強い台風20号接近に備えて下さい

強い台風20号が接近しています。報道によりますと23日18時頃に四国へ上陸見込みとのことです。防災士会として台風に備えて下さい。明るい間の避難を呼びかけて下さい。率先避難者として行動して下さい。自治体が発令する「準備情報」「勧告」「指示」にも素早い対応をお願いします。

三宅町ボランティアバス参加報告(8/9:倉敷市真備)

平成30年8月9日(木)、三宅町が派遣したボランティアバスで倉敷市真備地区へ入りました。このボラバス派遣は町としては初めての試みで、各地区自主防災会、町社協、町職員の計10名で町の公用車2台(ワンボックス)に分乗して現地へ向かいました。
早朝6時過ぎに役場を出発。10時過ぎに真備ボランティアセンターに到着。到着後、ボラセンでの受付を済ませ、ボラセンの送迎バスにて真備(サテライトやた)へ移動。ここで活動する被災家屋の指示を受けて一輪車やスコップ等の道具を持って徒歩にて約20分かけて移動。
現場で、被災者の方から依頼内容を確認後活動開始。当日は、これまでの猛暑ではなく曇り空ということもあり、30分活動10分休憩で始めましたが、やはり暑さのせいで途中から20分活動10分休憩へ変更しながらの活動となりました。
被災者の方の話では、「いつかはこんな事が起こるのではないか?」と心配していたとのこと。聞けば、この地域では、元々、小田川の右岸側が遊水地?的な役割を果たしていたそうですが、右岸側の住民から「なぜ、いつも私たちの所ばかり・・」との声を受け、国が右岸の堤防を工事したいきさつがあるようです。ただ、「私も心配はしていたが、ここまで・・・」とは思ってなかったとのお話でした。また、隣の家は、いきなり濁流に飲み込まれて家ごと流されてしまい、亡くなられたとのお話もお聞きしました。
予定していた活動は、一部、母屋の二階の片付けが少し残りましたが、ほぼ完了。活動終了後、徒歩にてサテライトへ引き上げましたが、この徒歩20分が結構きつい。
当日は、様々な人たちと一緒に活動できたことが良かったです。“防災士”のTシャツを着ていたこともあり、「防災士ってなんですか?」と聞かれたり、中学1年生の男の子やそのお姉さんの大学生の方と仲良くなったり、「植村さん奈良から来られたんですか?」ここでは「奈良さんと呼びますよ!」など、初めて会った人たちと色んな話ができたこと等、人と人のつながりは大事と実感しました。
個人的ではありますが、今回のボランティア活動は、町が企画し、しかも岡橋総務部長自ら先頭でボランティア活動されたことに敬意を表します。
わが町、「三宅町も、やるな!」というところですかね。

(奈良県防災士会:植村信吉)

防災講演会のお知らせ

9月2日(日)に、奈良県・奈良地方気象台・気象友の会主催で、奈良県土砂災害防災の日関連イベントとして下記のとおり、防災講演会が開催されます。

日時:平成30年9月2日(日) 13時30分~15時30分(13時開場)
場所:奈良春日野国際フォーラム 能楽ホールleaflet_防災講演会
講師:蓬莱大介氏
主催:奈良県、奈良地方気象台、気象友の会
落語家(花の家ふうこさん)による落語もあります

テレビでおなじみの気象予報士:蓬莱さんの講演がありますので、参加希望の方は各自で奈良県防災統括室まで申し込んで下さい。

防災講演会チラシ
http://www.pref.nara.jp/secure/146531/leaflet.pdf

奈良春日野国際フォーラム
http://www.i-ra-ka.jp/

お天気フェアー開催

平成30年8月4日(土)奈良市防災センターにおいて、奈良地方気象台、奈良県、奈良市防災センター、日本気象予報士会、奈良県防災士会の共催による「お天気フェア」が行われ、見学の親子68人が来場、お天気と防災について学びました。
奈良県防災士会からは17名の防災士が参加し、防災士会ブースに新聞スリッパとゴミ箱、ゴミ袋のポンチョとキッチンペーパーのマスク作りの体験コーナーを設置。特設コーナーでは奈良県防災士会オリジナルの「防災紙芝居」を上演。参加の子ども達へは防災士会キャラクターのサイ君をあしらった「リフレクター缶バッジ」をプレゼントしました。
連日暑さの影響もあり来場者は少なかったですが、その分各コーナーをゆったりと体験して頂くことが出来て、お天気と防災の学びの機会になったと思います。
<末田政一 防災士>

平成30年度奈良県防災総合訓練

平成30年8月5日(日)9:00から、奈良県防災総合訓練が、被災地訓練が田原本健民運動場で、避難所訓練が田原本町中央体育館で行われました。奈良県防災士会は、避難所訓練で、24名の防災士の参加のもと、避難訓練参加の田原本町住民の方々に、「災害へのそなえ」のお話と、「炊き出し訓練」を行いました。その後、「簡易担架体験」「新聞紙でできるスリッパづくり」「車椅子体験」「避難所ミニ体験」の4つのコーナーに分かれて、約90名の参加者にそれぞれ体験してもらいました。空調施設のない体育館で、非常に熱い中、みなさん熱心に体験されていました。   (報告者:板垣防災士)