「家具転倒防止について」 天理市蔵之庄町自治会

令和6年9月1日(日)第5回天理市蔵之庄町自主防災避難訓練が行われました。夜間の地震発災を想定されており、蔵之庄町自主防災委員が中心となり、各組毎にまとまって避難場所である高井病院西館まで避難されました。避難場所到着後は住人リストを作成し避難者数を把握する内容で進められ、計106名の方が訓練に参加されました。奈良県防災士会より八木沢防災士が「能登半島地震」及び「蔵之庄地区の災害リスクと耐震診断」を説明した後、「家具転倒防止」について木造モデルを用いて講演しました。天理市ハザードマップより、水害・地震のリスクの説明、能登半島地震での家屋倒壊が多かった理由、南海トラフでは地震の揺れが2~3分続く事も説明させて頂き、家の耐震や家具の転倒防止について関心を持って頂ける内容だったと思っております。講演最後に「災害の時に頼りになるのは隣近所」、「自治会、自主防災会の活動を通じて、顔の見える関係になっておく事が何より重要」だと説明させて頂き、講演を締めくくりました。  <報告:八木沢防災士>

 

災害に備える「能登半島地震~支援活動から見えてきたもの~」  三和建設(株)

令和6年8月19日(月)、三和建設株式会社からの要請を受けて植村相談役が社内で防災講演を行いました。テーマは、「能登半島地震!支援活動から見えてきたもの」です。当初は、被災した現地の様子や支援活動を通して感じたことを中心に講演を予定していましたが、さる8月8日に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発令されたこともあり、「今、自分でできていること」を交えた講演となりました。参加者は熱心に話を聞いておられましたが、土木・建設関係者として①心がまえ②災害発生時の行動③南海トラフ地震に備えるためにということもさることながら、個人として災害に備えるための準備という点を考えるきっかけとなった研修でもあると感じました。

<報告:植村信吉防災士>

川西町 人権教育研修講座「避難所運営ゲームHUG」

令和6年8月23日(金)川西町人権教育推進協議会主催の「避難所運営ゲームHUG」が川西町文化会館サークル室ABCで行われました。学校関係、人推協関係、婦人部、役場、県・町会議員、自治会員と様々な分野から36名が参加され、奈良県防災士会の防災士6名がグループ毎にファシリテーターを務めました。次々とやっている避難者に、どのグループも熱心に意見を出し合いながら対応されていました。後半の振り返りでは、参考になる意見が次々と出され、参加者全体で共有することが出来ました。  <報告:小山防災士>

(連続講座)平群町の災害リスクを知ろう 

平群町の災害リスクを知ろう ①

令和6年6月8日(土) 平群町総合文化センター2階研修室ABにて令和6年度連続講座第1回を開催。①「平群町の災害リスクを知ろう!」②「防災かまどベンチ」を堀田防災士が講演。地震、大雨等のリスクをハザードマップ等を参考にしながら講演、防災かまどベンチについてはきっかけから設置までを講演しました。

「安全に避難しよう!」避難時や避難所で車いすが必要な人がいたら?②

令和6年7月6日(土) 平群町総合文化センター2階研修室ABにて令和6年度連続講座第2回を開催。平群町社会福祉協議会より3名職員を派遣していただき、避難時や避難所で「車いす」が必要な人がおらられた場合どのようにしたら良いかを動画や講演及び体験を通じて学びました。

「地震に備えよう!正しい知識と防災」③

令和6年8月3日(土) 平群町総合文化センター2階研修室ABにて令和6年度連続講座第3回を開催。奈良地方気象台より2名職員を派遣していただき、奈良県の地震リスク、気象庁が発表する地震情報地震への備え等を学びました。また、震度観測機器にて震度体験を行いました。奈良県の震度観測点は51地点、平群町には2地点、全国では約4400地点あることを学びました。液状化についても学びました。

(報告:堀田防災士)

連続講座第2回

連続講座第3回

 

小山株式会社「社内防災研修会」へ講師を派遣

さる8月2日(金)、小山株式会社:奈良店において社内防災研修が開催されました。今回の県内企業への講師派遣は奈良県防災士会として初めての取組みです。この小山株式会社は初代から数えて7代目となる老舗企業で、県内だけでなく全国に多くの支店を持つ一流企業でもあります。担当者の話では、防災士会のホームページを見て講師派遣の依頼を行ったということで、私たち防災士会が県内において地道な活動を進めてきたことが認識されてきたものと考えています。当日は、植村相談役が講師として出向いて「災害に備える~能登半島地震支援活動から見えてきたもの」と題して講演を行いました。今回は、企業(社員)としての①心がまえ②災害発生時の行動③南海トラフ地震に備えるためにという流れで進められました。今回の講演を受けて、社員や役員の方からは、「災害への備えは自分の事」そのために「何ができるか」を考える良いきっかけになったという意見を頂いておりますので、今後も、要請があれば防災士会として積極的にお手伝いすべきと感じた一日となりました。

(報告:植村防災士)

身の回りの危険、災害時のトイレ

6月15日(土) 耳成南小学校体育館において地域子ども教室が行われ、70名が参加されました。雨の季節の注意として雷が鳴ったらどこへひなんしたらいい?大雨の時の注意など話をしました。停電時ペットボトルに水を入れて懐中電灯の上に置くとランタンになることを知ってもらうため、ペットボトルにマジックで絵をかいてもらうという作業をしました。作ったランタンを2人にみんなの前で実際に水を入れ懐中電灯の上においてみんなに見てもらいました。緊急時毛布でタンカも体験しました。

2週間前の耳成小学校では明るくてランタンの効果が分かりづらかったと感じたので段ボール箱で暗くしたりしました。<大北防災士>

雨の季節、雷と大雨への注意すべきこと、ペットボトルでランタン、シャワーを作ろう 毛布タンカーで運ぼう

6月1日(土) 耳成小学校体育館において地域子ども教室が行われ、45名が参加されました。雨の季節の注意として雷が鳴ったらどこへひなんしたらいい?大雨の時の注意など話をしました。停電時ペットボトルに水を入れて懐中電灯の上に置くとランタンになることを知ってもらうため、ペットボトルにマジックで色をぬってもらうという作業をしました。6月が誕生月の人のペットボトルをみんなの前で実際に水を入れ懐中電灯の上においてみんなに見てもらいました。緊急時毛布でタンカも体験しました。<大北防災士>

お天気フェアー2024

令和6年8月6日(火)奈良地方気象台において、奈良地方気象台、奈良県砂防・災害対策課、NHK奈良放送局、奈良県防災士会の共催ならびに気象友の会の後援による「夏休み お天気フェア2024」が行われました。炎天下の中、親子102人が来場し、天気と防災について学んでいただきました。奈良県防災士会からは6名の防災士が参加し、「地震であぶない場所はどこ?」クイズや、「新聞紙でスリッパ作り」の工作や、「ポリ袋クッキング」や「能登半島地震での支援活動」についての展示を担当しました。奈良地方気象台の「気象実験」や、奈良県砂防・災害対策課の「土砂災害」、NHK奈良放送局の「VR体験」とバラエティに富んだ内容で、来場者の皆さんはとても楽しそうに見学体験をされていました。<報告:小山防災士>

斑鳩町自主防災連絡会総会

7月21日(日)、斑鳩町役場地下大会議室において、「令和6年度斑鳩町自主防災連絡会総会」が開催されました。この総会には、町内在住防災士16名を含めて町内各自主防災会の代表や役員約60名が参加して行われました。今年の総会での記念講演は、奈良地方気象台と奈良県防災士会とのコラボの一環として、奈良地方気象台南海トラフ地震防災官 森裕輝氏が「地震に備えよう!~正しい知識と防災~」と題して講演をされました。講演を受けて、参加者が6つのグループに別れて意見交換を行い、各地域の現状や課題が数多く出され有意義な研修となりました。最後に、連絡会の顧問でもある奈良県防災士会 植村信吉相談役がまとめを行い、「まず、自分が動くこと」「頼りになるのは、隣・近所」であることを訴えて総会の幕を閉じました。<報告:植村信吉防災士>

災害時のマイ・タイムラインを作ってみよう

令和6年7月21日(日)奈良市三笠公民館3階集会室において、大宮地区防災防犯協議会と三笠公民館の共催により「災害時のマイ・タイムラインを作ってみよう」が行われました。参加者は27名で、この日の午前6時に南海トラフ地震が発生したとの想定で訓練は進められました。日頃から防災活動に熱心に取り組まれている地域だけあって、質問や意見などがたくさん出されました。<報告:小山防災士>