奈良市合同防災訓練
平成29年12月3日(日)、奈良市立済美小学校において奈良市自主防災防犯協議会と奈良市の合同防災訓練が開催されました。
ならまち周辺で地震による大規模火災が発生し、奈良市の49地区自主防災会から応援に来る想定で行われました。応援参加者は「開設、誘導、消火、救出、救護、情報、防犯」の7班に分かれて応援の姿勢で訓練をし、知識を地元に持ち帰って生かすことが目的です。
他に「受入れ」として、応援者の受付と振り分けを行うボランティアセンターのようなものを設置して、ボランティアの受入れ体制や応援参加する側の心得などの体験もしてもらいました。
奈良県防災士会はこの受入れ業務のサポートで4名の防災士が参加しました。
末田防災士は訓練主催の当初より携わり、植村理事長が来賓参加で応援者への説明も行い、柏田、二宮防災士がサポートをしました。他に応援者側として多くの防災士も参加しました。
訓練終了後済美地区女性防災クラブの炊き出しを頂き、参加者全員で後片付けも行いました。
各地の自主防災会、関係団体、来賓、奈良市職員の合計407名の参加で大盛況でした。昨年度は東部山間都祁地域で、本年度は奈良市中央部の済美小学校で行いましたので、来年度は奈良市西部地区の開催を予定しています。
<末田政一防災士>
奈良市千代ヶ丘自治会 HUG訓練
平成29年10月1日(日)奈良市富雄南公民館において、千代ヶ丘自治会主催のHUG(避難所運営ゲーム)が行われ、自治会役員30名が参加されました。
自治会で事前のアンケートを取られていましたが、女性の回答率が62%と高く、HUG出席者も女性が多い地域で、避難所運営に関しても、じっくりと考えて確実に進める展開となりました。
意見交換の後も質疑がたくさん出て、参加者の防災意識の高さが感じられました。また避難所で困らないように、家庭で準備しておく物が明確になりました。
<末田政一 防災士>
奈良市右京地区HUG訓練
平成29年9月25日(月)奈良市右京ふれあい会館において、右京地区自主防災防犯協議会主催のHUG(避難所運営ゲーム)が行われ、右京地区の役員40名が参加されました。
PowerPointではなく口頭での説明でしたが、その分作戦会議とゲームに時間がとれて、初めての方も全員参加できるような環境で進めました。NHKのカメラも入っていたので、皆さん楽しみながらも緊張感を持って取り組まれていました。
それぞれのグループで考え方が全く違っていて、面白い展開となりました。
<末田政一 防災士>
実践的避難所運営訓練(桜井市)
平成29年9月3日(日)桜井市立図書館において、桜井市ボランティア連絡協議会による「災害・緊急時ボランティア体験講座」が開催され、桜井市民とボランティアの方々合わせて150名が参加されました。
これまでHUG(避難所運営ゲーム)を2回経験されていて、より実践的なものをという希望があり、今回奈良県の支援事業として奈良県防災士会から15名の防災士が参加。カードではなく、実際に人間を使った避難所運営訓練(人間HUG)を行いました。
住民の方を4つの班に分け、時間差でホールに避難。最初に避難されてきた比較的元気な方々が中心となり開設準備を行い、都度応援を募りながら、防災士が潜り込みで、HUGカードにあるような様々な要望を実際に行ったり、車椅子や簡易担架で運ばれたり、県や市からのイベント情報があって、実践さながらの臨場感がありました。
奈良県防災士会としても初めての試みで、準備段階から大変な作業でしたが、面白い試みになったと思います。
<末田 政一防災士>
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