防災士シンポジュームin姫路 

 
 阪神・淡路大震災、東日本大震災や台風12、15号の教訓を踏まえて、東海・東南海・南海地震などの巨大地震に備えるための課題を抽出し、市民レベルにおける防災・減災への取り組みの方向性を示すべく、下記の日程で「防災士シンポジューム」が開催されます。
 防災士の皆様におかれましては、積極的な参加をお願いします。
◇ 事業名称  第3回  防災士シンポジューム in HIMEJI
◇ 開催日時  平成24年1月29日(日)、13時~17時
◇ 入場料    無料
◇ 主 催    NPO法人 日本防災士会兵庫県支部
◇ 協 賛    NPO法人 日本防災士会、日本防災士機構
◇ 主な内容
     13:00  開会
    13:20  基調講演 「大震災の教訓を地域にどう活かせていくか?」
    14:30  パネルディスカッション
                         「大震災の教訓を活かす地域防災リーダーの役割」
           ● コーディネーター
             大石伸雄(防災士会兵庫県支部長)
           ● パネリスト
             藤原由成(兵庫県西播磨県民局長)
             有馬妙子(姫路市連合婦人会長)
             橋本 茂(日本防災士会専務理事)
             梅木直幸(防災士会和歌山県支部長)
    16:50  閉会あおさつ
    17:00  閉会
◇ 申し込み   氏名・住所・連絡先を記入の上、
        〒 671-1511
                       兵庫県揖保郡大田768-5
                       ジンポジューム事務局(森川)まで
            Eall  mtbousaisi@yahoo.co.jp
                           FAX   079-277-4770

新年あけましておめでとうございます

 会員の皆様には、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 まず、東北地方太平洋沖大震災や奈良県南部大水害に対し、多くの会員の皆さまがボランティアに参加されました事など、ご苦労に深く感謝申し上げる次第です。
また、両被災地に会員の皆様方から多大な義援金を承り感謝の気持ちで一杯です。
 本年も、将来を見据えた時続可能な防災士会奈良県支部の運営を図るため、更に各行事を推し進める為、なお一層の御協力、御支援を賜りますようお願い申しあげます。
また、新しい年が、活力溢れ、会員の皆様の笑顔が輝く1年になりますよう心からお祈り申し上げます。

                     N P O 日本防災士会奈良県支部
                     支部長  木 本 喜 信

新年会の案内

 防災士会奈良県支部では、下記の日程で「新年会」を行います。
昨年の東日本大震災や奈良県内でのボランティア活動の報告や意見交換、奈良県支部会員相互の交流やコミニュケーションを図る場として開催します。
ぜひ、ご参加下さい。

<日 時>  平成24年1月27日(金)
        19時~21時


<ところ>  がんこ寿司(橿原店)


       634-0008 奈良県橿原市十市町252-1


       電話 0744-25-6363



<申し込み> 防災士会奈良県支部事務局(南上まで)


       電話 090-8655-7182


                 E-mall  pxmxt077@mopera.net



<締め切り> 平成24年1月20日(金)まで



<会 費>  4,000円(但し、飲み放題付)


 


<注 意>
近鉄八木駅南ロータリーから送迎バスがでます。(18時30分発)
○飲酒をされる方は、車の利用をご遠慮下さい。
○なお、定員になり次第、締め切る場合がありますので、ご了承下さい。

 

「災害時における外国人支援研修会」開催の案内

  3月11日に発生した東日本大震災では、多くの外国人住民も被災者となりました。
そこで、(財)なら・シルクロード博国際交流財団、奈良県が主催して、「災害時における外国人支援研修会」が開催されますので、ご案内します。
◇と き 平成24年1月20日(金)、14:00~16:20
◇ところ 奈良県文化会館(集会室A・B)
<主な内容>
 ○ 講義「災害時の外国人支援について『行政的視点』と『NPO的視点』から考える」
 ○ グループワーク
 ○ 講師  高木和彦さん(多文化共生マネージャー全国協議会副代表理事)
◇定員 40名
◇参加費 無料
◇申し込み方法
 ○ 防災士の方は、山田博昭まで。
   電話 0744-33-1735 FAX 0744-33-1735
 ○ 防災士以外の方は、(財)なら・シルクロード博国際交流財団まで
   電話 0742-27-2436 FAX 0742-27-2434
◇締め切り 平成24年1月10日
 
 
   

野迫川村村長、野迫川村北股地区住民から礼状

 
 さる12月6日付けで野迫川村村長、12月10日付けで野迫川村北股地区住民の方から防災士会奈良県支部へ礼状が届きました。
全文を紹介します。
<野迫川村長 角谷喜一郎さまより>
拝啓 寒冷の候、皆様にはご清祥のこととお喜び申し上げます。
 今年9月の紀伊半島大水害(台風12号)により、奈良県各所が未曾有の災害に見舞われました。
被災された方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。
 皆様におかれましても、お忙しい中にも関わらず当村にご助力戴き感謝の念に堪えません。
 おかげさまをもちまして、本村も11月25日に避難所が閉鎖され、26世帯が仮設住宅に移ることができました。これも偏に皆様方のお力添えの賜物と、一同、心より感謝申し上げます。
 今後とも復興支援につきまして、宜しくご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 私どもも、微力ではありますが皆様のお力になれますように精進してまいりたいと存じます。
 結びに、皆様方のご健勝、ご多幸を祈念申し上げ、略儀ながらお礼申し上げます。
                                      敬具

<避難仮設住宅北股団地 代表 中本 章、北股住民一同さまより>
 この度の台風12号による北股区内の被災に際しましては、早速のご芳情あふれるお見舞いにあずかり、厚くお礼申し上げます。
 テレビ・新聞等で報じられておりますように、山地が深く崩落し集落へ押し寄せ、倒壊家屋3戸、浸水・破損家屋5戸、車庫・車両喪失多数の被害を受ける大惨事となりましたが、幸いにも地区住民の皆さんへの人的被害がなく、全員無事で、お陰さまで安堵しております。
 その後、特別警戒区域に指定され地区外への退去の状態が続き、約50名余りの方が避難所生活、十数名の方が村外親戚等への避難が三ヶ月に及ぶ状況にありました。
 当時は、気の身気のままの避難でしたが、皆様からの多くのお見舞いご支援にあずかり、不自由なく避難生活を過ごすことが出来、一同、心より感謝申し上げています。
 現在は、県・村の迅速な対応で仮設住宅建設も完成し、11月18日より入居となりました。
 北股地内の自宅帰宅は当分長引きますが、各家庭それぞれの落ち着いた生活が始まったことで、一安心し皆で復旧を願いつつ頑張っています。
 本来ならばお伺いして、ご挨拶、お礼を申し上げるのが本意ですが、取りあえず近況の報告を兼ね書中をもって厚くお礼申し上げます。
 時節柄、寒さ増す頃となりました。くれぐれもご自愛下さい。ご健勝をお祈り申し上げます。
                                     敬具

なお、北股地区住民の皆さんからの礼状には、住民の皆さん一同の写真が同封されていましたこと申しそえます。

「災害とボランティア」 講演会の案内

  「災害とボランティア」~被災地での支援活動~と題して、防災講演会が開催されます。
 この講演会は、未曾有の被害をもたらした東日本大震災、奈良県を襲った台風。
そのとき、被災者のニーズはどのようなものだったのか?
そして、ボランティアはどう動き、どのような支援が生まれたのか?
一緒に考えてみよう!
と、生駒市・生駒市社会福祉協議会が共催で開催されるものです。
生駒市内在住、在勤の防災士の皆さんや、このテーマに興味のある生駒在住・在勤の皆さんの積極的な参加をお願いします。
◇ と き 平成24年2月4日(土)、13時30分~16時まで
◇ ところ 生駒市コミュニティーセンター(生駒セイセイビル4階)
<演題> 「災害とボランティア」 ~被災地での支援活動~
<内容> 13時30分~
               講演 「災害ボランティアセンターが果たす役割、人・物資・情報の拠点」
         講師  県社会福祉協議会 前坂良彦さん  
     14時30分~
     報告  報告者  生駒市社会福祉協議会 松本道治さん
              写真家 三田祟博さん(生駒市在住)
              防災士 植村信吉さん
     質疑・応答~
◇ 参加対象  生駒市民及び生駒市在勤者、市内で公益活動をされてる方他
◇ 定員  100名 (申込順)
◇ 参加費  無料
◇ 申込み 平成23年12月26日(月)から
◇ 申込み先  生駒市民活動推進センター「ららポート」まで
            FAX 0743-75-0151
            E-mall lalaport@city.ikoma.lg.jp
※ 詳しい事、問い合わせは、「ららポート」まで
         電話 0743-75-6000
  
                 

防災実技訓練のお知らせ

 
 平素は、防災士会奈良県支部の活動にご協力を頂き、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび下記のとおり実技面のスキルアップを目指して「防災実技訓練」を開催いたします。
防災士会員の皆様の参加をお願いします。
<訓練内容>
1、デモ        被災構造物からの救助見学
2、ロープワーク   身体もやい結び他
3、ジャッキアップ  人形を使っての倒壊建物からの救助
4、チェーンソー   チェーンソーの使い方他
5、被災物から救助訓練  人形を使った被災者の救助 
<日時>
と  き   平成23年11月6日(日)、午後1時~午後4時頃まで
場 所   桜井市内
集合場所  近鉄「桜井駅」南側ロータリー
集合時間  12時30分(集合後、直ちに訓練会場へ移動)
<参加費>
一人  1,000円
<参加者持参品>
皮手袋、安全靴(ない場合は、底の厚い靴)、2m位のロープ、ヘルメット(持ってない場合は申し出て下さい)、帽子、飲み物、栄養補給食、ゴーグル
<服装>
訓練に適した動きやすい服装
<参加申し込み>
E-mall  bousaishikai_nara@yahoo.co.jp
電話    090-8655-7182(事務局、南上まで)
締切日  平成23年10月31日まで
  
 

野迫川村避難所での炊き出しボランティア緊急募集の案内

 

 奈良県支部では、土砂ダムの影響で現在も避難所生活を余儀なくされている野迫川村北股地区住民への支援行動として下記の日程で「炊き出し」を行います。今回は防災士会宮城県支部の協力で女川町のサンマを届けてもらい、避難されている方々に食べてもらう予定です。


 この支援行動へ参加する防災士ボランティアを下記のとおり募集します。



○ と  き  10月13日(木)、午前7時30分集合
○ 集合場所  三宅町役場南側駐車場
○ 活動場所  野迫川村山村振興センター
○ 活動時間  午前7時30分~午後9時頃
○ 申込み先     電話 090-8655-7182(南上まで)     
        FAX   0745-56-5817

<活動内容>
 避難所での「炊き出し」昼・夜の2回(昼は焼きサンマ他、夜はおでん)  炊き出し後の食器の片付け、食器洗いまで 


<募集人数>


参加者募集人数は、10名~15名程度です。  定員になり次第締め切ります 


<参加費>


 一人3,000円(すべて食材購入費にあてます) 


<参加者が用意するもの>


 調理に適した服装。軍手・タオル・防災士腕章・防災士帽子・保険証・免許証など。但し、食材購入、調理器具は、事務局及び現地で用意しますが、後日、別途参加者へ物品や車の提供などを依頼する場合があります。その時は、ご協力下さい。
注意:現地、野迫川村の夜は冷え込みます。参加される方は、あったかい服装でお願いします。
 


<ボランティア保険>


 ボランティア保険に加入しますので、事前に氏名・生年月日・性別・血液型・連絡先をお教え下さい。

台風12号に伴う集中豪雨被害に対して

 



台風12号による豪雨で、当県南部地域の市町村では大きな被害が発生しました。現地では、自衛隊・警察・消防や行政が必死で対応をされている最中であります。


私ども奈良県支部も、直ちに奈良県へできる限りの協力することを申し入れたところであり、すでに防災士の有志はボランティア活動などに参加をしております。


現在、被災地へ向う道路の復旧が進められておりますが、大規模な土砂崩れや、土砂ダムの決壊の恐れなどから、今なお避難所生活を余儀なくされている地区は数多く残っており、今後、支援活動は、極めて幅広く、長期にわたって必要となることが推測されます。


このような状況下、防災士の役割を再認識し、防災士仲間の皆さんの積極的な協力・支援を呼びかけるものであります。


県内の各防災士は、行政や社協、県民や被災地の市民・町民・村民が困っている時こそ協力すべきです。


 より一層の奮闘をお願いします。


 


 


 


被災地支援活動への考え方
 
被災地は救助活動からライフラインの復旧、さらに生活の復興へとステージが変化していくことが予測されますが、当面は、被災家屋のかたづけや避難所での運営補助や炊き出しなど様々な形でボランティアが求められます。奈良県支部の皆さんの積極的な支援活動をお願いします。


なお、被災地支援活動は、もとよりボランティア活動ですから、会員個々の皆さんの自主判断、自己責任で行っていただくことが原則となります。


私たち防災士は、「被災された方々の役に立ちたい。」という思いからお手伝いするものとし、被災者が迷惑と感じる場合は、直ちに中止するものとします。


なお、防災士会奈良県支部は、
○ 被災地在住・在勤の防災士
○ 奈良県及び被災自治体並びに社協
○ 被災地自治会や自主防災組織など
関係機関から要請があった場合は、奈良県支部として呼びかけて取り組むこととします。


今日現在、十津川村や天川村在住の防災士は、現地で頑張っております。
今後、地元の状況や他団体の動き等、できるだけ情報の提供を行いますが、各防災士の皆さんからも情報を寄せてください。
日本防災士会奈良県支部 支部長 木本喜信

台風12号による豪雨被害状況 No3

 
 天川村の西前防災士(JP和田局長)から、
1、広瀬地区の避難所で下着類が不足してるらしい
2、避難所の食事がインスタントが多いと聞いた
との連絡が入りました。
現地のボランティアセンターや災害対策本部を無視して対応することはできない、との考えがありましたが、とにかく、支援物資として下着類を調達した上で現地との調整をすることになりました。
10日朝、下着や着替えなどの支援物資が調達できたので、木村副支部長が現地へ入り西前防災士に下着類などの支援物資を届けました。
また、12日には、植村事務局長が現地の避難所へ入り、現地スタッフと打ち合わせを行いました。
<以下、植村事務局長からの報告です。>
現地へは、西吉野村から林道を経由して向かいました。
まず、西前防災士から現地の状況説明を受け、避難所となっている「籠山センター」へ向かい、現地スタッフの方から避難所の現状をきkました。
スタッフの方の話では、
当初は、電気などのライフラインが停まっていたので、洗濯などができずに困っていたこと。食事もパンやカップメンなどでしのいでいたが、現在は、電気も通ったので避難所(調理施設が整っている)で調理し、食事も普通の食事の提供ができる。
材料は、役場から届けられている。
ただ、鮮魚や生鮮食品は不足しがち。
近隣の方々が差し入れをしてくれるので現状は大きな問題はないが、避難されている方々は70才台80才台の高齢者が多いとのことでした。
植村事務局長からは、「依頼があれば、炊き出しなど必要な支援の提供する用意がある」ので、いつでも申し出てほしい旨を伝えて、今後は、炊き出しなどの日時について連絡を取り合っていくことの了承を頂きました。
ただ、電気の供給は電源車2台でまかなっているので、今後も安定した供給がされるのか不安が残っているようです。
崩落現場へは西前防災士の案内で向かうことができました。
現場までの道路には、このような大木が横たわっており、少し前までは、もっと多くの木が横たわっており通行できない状況でしたが、現在は、このように通れるようなったとのことでした。

下の写真は、天の川にあるダムの様子です。

同じ所から上流を取ったのが下の写真です。
聞けば、このダムの高さは20mあったそうですが、土砂の流入で埋まってしまってダム湖は消滅し、普通の川になってます。

土砂崩れの現場は「立ち入り禁止」になってますが、西前防災士の案内で近くまで行くことができました。

崩落は約800mにわたってるそうで、この上流部分にも数箇所崩落箇所があるとのことでした。
雨が降ると土石流の恐れもあることから、下流域には、いつ「避難指示」が発令されてもおかしくない状況のようです。
また、現在避難指示が発令されている広瀬地区は、急傾斜地にあるそうですが、地区内に亀裂が走っており、まだ、帰宅のメドはたっていませんが、現在、一時帰宅の検討がされている模様です。