東日本大震災レポート(No.5) ~陸前高田市~

 奥田仁防災士から陸前高田市でのボランティアレポートが届きました。
以下、奥田防災士からのレポートを掲載します。
<奈良県ボランティアバス 第2クール、第3回バスに参加して>
奈良県災害ボランティアバス概要

 

 

行き先 岩手県陸前高田市

 

日程  平成2371日(金)~4日(月)現地活動2日(車中2泊、現地1泊)

 

参加者 奈良県スタッフ 3名 参加者 20

 

 

 

 今回、奈良県主催の災害ボランティアバスに参加させていただき、岩手県陸前高田市に被災地支援に行かさせていただきました。

 

 

 

 20名を54班に分け、活動初日は、全部の班で老舗醤油会社に隣接した民家の側溝の土砂出しでしたが、通常の土砂出しとは違い、土砂の中にはガレキだけではなく醤油会社から津波で大量に流れてきた醤油の小瓶から大瓶まで混じっていて、掘り起こすのに瓶を割ってしまうと醤油にハエなどが大量に群がり苦労しました。

 

 作業は予定より早く終えましたが、作業の途中で被災者の方より地域の歴史を詳しく聞く事ができ、いろいろと交流がもてたのではないかと思います。

 

 作業2日目は、畑に散乱した屋根の一部や鉄くず、損壊した道路のアスファルトなどの撤去、草刈りなどでしたが、ここでは新潟県燕市から来られたボランティア団体の方々と合同作業で、いろいろと協力しあえたお陰で思っていた以上に早く作業を終える事ができ、お昼休みには、燕市の方々や被災者の方々と交流がもてました。



 

 

 

まだまだ被災地には支援が必要です。GWに宮城県石巻市に行かせてもらい、今回は岩手県陸前高田市と行かせてもらいましたが、これで終わるのではなく機会をみて再度被災地支援に行きたいと思います。