明日香村災害ボランティア(7月16日分)

明日香村での災害復興支援ボランティア活動7月16日(日)の報告です。本日も防災士会からの参加者は7名。災害ボランティア活動が初めてという方2名を含めた活動となりました。 本日の活動の内容は、主に家屋や家具などの洗浄作業でした。レスキューアシストや社協の方々が家の中の作業をされ、私達防災士会はいくつかのグループに分かれて、玄関先や側溝にまだ残っていた土を運び出しきれいに整える作業を行いました。途中、何度も行き来する社協の方から「通るたびにきれいになっていきますね」と声をかけていただきました。山からの鉄砲水が直接襲った物置小屋の外側の洗浄を任された防災士2名はあまりの泥の多さにしばし呆然としていましたが、ケルヒャー(高圧洗浄機)を手渡されてからは作業が驚くほどスムーズに進み、途中から葛城市社協の方とも連携して、石垣も含めてすっかり泥を洗い流せました。

午後は防災士会の全員で、一週間前に奈良県防災士会チームが床下の泥を搬出した場所の道や草むらに広がっていた泥の掻き出しを行いました。ブロックの欠片や木切れ、粘土質の土が混ざっていて、仕分けしながら運ぶのは骨が折れました。

今日は気温が高くなるということで、作業30分、休憩20分のローテーションで進行していました。午後の炎天下ということもあり、交代で休憩を取りながらなんとか誰も熱中症にならずに進行できました。午後3時で今日の作業はお開きになったのですが、レスキューアシストの方々は家の中での作業をまだまだ続けられているようでした。

このお宅での災害ボランティア活動も明日が最後となります。酷暑の中活動された皆さま、大変お疲れさまでした。

<北村 防災士>