王寺町防災士ネットワーク研修会

 

2021年10月31日(日)王寺町いずみスクエア3Fいずみホールにおいて、「王寺町防災士ネットワーク研修会」が行われ、王寺町在住防災士43名が参加されました。池田会長の開会挨拶の後、危機管理室 増田氏より研修の内容説明がありました。今回は2部構成となり、第1部は「防災備蓄倉庫の見学」です。王寺町の地図を用いての解説の後、いずみスクエアに備蓄している物品を、メンバー全員で見学しました備蓄倉庫は1Fと2Fに分かれており、1Fは水・組み立て式の給水施設・テント・段ボールパーテーションなどを備蓄。2Fはアルファ米・毛布・エアーマット・簡易トイレ等の備蓄がありました。アルファ米は味が6種類有り、避難された方が飽きない様な配慮も見受けられました。当日は実施されませんでしたが、2Fの物品を素早く1Fへ運ぶ為に、シートを張って上から滑り落とす方法も導入されており、災害時の人手が少ない際に有効な手段も取り入れられています。

第2部は「部会別打ち合わせ」です。防災士ネットワークの実際の活動としては部会で進めます。広報担当の「広報部会」、 防災訓練の企画を行う「訓練部会」、自主防災への支援を行う「支援部会」の3部会に分かれての顔見せと今後の打ち合わせを行い、11月21(日)に「簡易ベッド・パーテーション組立訓練」を実施する事を決め、部会を終了しました。王寺町防災士ネットワークもようやく組織として形になりスタートが切れました。サポート頂きました県社協 植村コーディネーター(奈良県防災士会相談役)には、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。      <報告:八木沢 防災士>