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防災連続講座第3回「災害発生!行政や社協はどう動くのか」

令和6年3月23 日(土)三郷町社会福祉センターにおいて、三郷町社会福祉協議会主催の防災連続講座第3回が開催されました。今回のテーマは「災害発生!行政や社協はどう動くのか」で17名が受講しました。最初に三郷町役場総務課の危機管理室より、新しくなった「ハザードマップ」と災害発生時における「三郷町の初動体制」についてご講義をいただきました。続いて三郷町社会福祉協議会より「災害ボランティアセンターの設置や運営」についてご説明をいただき、最後に三郷町消防団第二分団より火災や水害発生時における「消防団の活動事例」をご紹介いただきました。奈良県防災士会の植村副理事長が企画運営に助言を行ってきた本講座ですが、全3回を修了された受講者の皆さんにとって災害を自分事として考え、行動へと繋げていっていただくための機会提供になったことと思います。 (報告者:小山防災士)

能登半島地震災害ボランティア活動(3月15日~17日)

3月15日金曜日21:00に、植村相談役運転のマイクロバスで奈良を出発し、16日土曜日8:00に珠洲市内正院小学校を経由して能登町災害VCに到着。受付を行い、初日は白丸地区にて津波によって破壊されたブロック塀(コンクリート屑)を災害ゴミ集積場まで運搬する活動。軽トラック3台とハンマーなどの機材を借り受け活動に従事した。この日のリーダーは杉村防災士。午前、午後と同じメンバーで撤去作業を行ったが、15:00までの災害ゴミ集積場受付時刻を超過したため、翌日へ持ち越しとなった。3月16日日曜日、8:30に受付を行い、白丸地区へ移動。軽トラック3台で運搬を行い、午前中の早い時間に当案件は完了。この日のリーダーは八幡領防災士。 引き続き姫地区へ移動して活動。案件内容は白丸地区案件と同じ内容であった。午前の活動を終え、一旦VCへ戻る。 VCに戻ると新たな案件の依頼を受ける。2班に分かれての活動となった。午後から、姫地区の案件は中嶋防災士をリーダーに6名で運搬作業を行い完了。その後、松並地区の案件に合流した。 残るメンバー6名は松並地区での家具の運び出し運搬に従事。神戸からのYMCA5名との合同での作業であった。リーダーは八幡領防災士が務める。 15時までの災害ゴミ受付時間までに松並地区の案件が完了。VCへ戻り、2日間の災害ボランティアを終了した。15:30に能登町を出発し、同日23:45に奈良へ帰着した。(報告:八幡領防災士)

能登半島地震珠洲市小学校避難所運営支援(3月2日~9日)

3月2日8:00に奈良を出発し、16:00に珠洲市に到着しました。小学校避難所の本部ミーティングが18:00から毎日開かれるので参加しました。19:30から、歯磨きのウッドチップの配置作業(毎日の防災士の作業)を実施し、21:00の消灯時間となりました。3月3日は、石川県支部の女性会員さんが、ちらし寿司を作るために来られ、大月さんに挨拶した。避難所での作業は、主に2台あるシャワー装置の維持管理作業の補助で、そのほかにはダンボールの整理、地元公民館の倉庫の廃棄物運びだし、割れた窓にブルーシート張り付けの作業を行った。避難所での生活で、困ったことは、①排水が流せないこと。②トイレが、外の仮設トイレ(年寄りは、夜中に2・3度トイレに行く。)で、長靴履いて、防寒具着て、懐中電灯持って行く。③朝、顔を洗っていない。良かったことは、①小学生の八幡太鼓・龍笛を聞けたこと。②避難所の運営に携わっている地元の人が、みんな明るいこと。③外部からのボランティアさんの炊き出しが美味しかったこと。もちろん避難所の炊き出しもほんと、美味しかったです。3月9日は、朝から吹雪もようで、スタッドレスタイヤ履いてた価値があり、15:30に我が家に帰りつきました。(報告:板垣防災士)

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奈良県防災士会 災害支援活動「令和6年能登半島地震」第3次(第4陣) 説明会

3月9日 三郷町社会福祉協議会の会議室をお借りして、奈良県防災士会 災害支援活動「令和6年能登半島地震」第3次(第4陣) 説明会を実施しました。第3次(第4陣)は3月15日(夜)出発し3月18日(早朝)に帰着する4日間のコースで、現地まる2日間災害支援活動に従事されます。今回は13名の方がご参加を頂ける事となり、現地まではマイクロバスでの移動となります。女性の参加者が含まれるので、トイレ事情や食事、宿泊など勘案し、末田理事長、植村副理事長、八木沢理事、大坂間にて計画を策定しました。説明会では、冒頭、植村副理事長より、これまでの能登半島地震に於ける災害支援活動の報告と活動に際する準備、心構えなども合わせて講話頂きました。引き続き事務局より行程、活動における注意点、個人持参物資、装備品、受動するストレスなど説明を実施。ボランティア活動オリエンテーション動画を視聴して頂き、最後に参加者からの質問にお答えし説明会を終えました。出発当日は、全員無事に活動を終えて、帰宅される事を願い送り出します。今後の支援活動に関しては、まだ決まっておりませんが、長期にわたる支援が必要となると考えております。引き続きご支援とご協力を宜しくお願いします。 お問合せ等は、奈良県防災士会のホームページ(https://bousainara.com)の「お問合せ」からお願いします。 <報告:事務局 大坂間>

 

奈良市防災リーダー研修 「災害ボランティアと災害時の受援力」

奈良市防災リーダー研修が、令和6年1月21日(日)、1月27日(土)、2月5日(月)、2月19日(月)の4日間、奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開催され、延べ320名の方が受講されました。奈良市自主防災防犯協議会が主催する、地域防災リーダーのための講座で、今年で3回目になります。本年度の講座の内容は、奈良県防災リーダー研修や防災士養成講座に則ったカリキュラムで、土日と平日の選択制2日間受講頂くものです。奈良県防災士会からは末田防災士が「災害の備える」と「自主防災組織が行う各種訓練」を担当。植村防災士が「災害ボランティアと災害時の受援力」を担当し、同じ内容で2日間行いました。始めて受講される方も、今年で3回目の受講となる方もいらっしゃいましたが、能登半島地震のこともあり、皆さん真剣に受講されていました。奈良市は近年、幸いにして大きな災害に見舞われたことはありませんが、逆に経験が無いためリスク拡大の恐れや準備不足が懸念されています。広い奈良市の中で自主防災組織を通じて個人個人の対応力(耐久力)のアップに繋がれば嬉しいです。  <末田政一 防災士>

能登半島地震:珠洲市内での復興支援活動「第3陣」(2月16日~19日)

第3陣として、2月16日の9:00に奈良県を出発し、珠洲市へ向かいました。メンバーは、杉村・板垣の70歳越えの2名です。17:00に珠洲市の小学校避難所に到着しました。17日8:30に珠洲市ボランティアセンターに到着、9:00から蛸島の民家で、瓦の落下物の撤去・倒壊ブロック塀のブロックの撤去・被災家具の撤去を行い、軽トラで災害ゴミの仮置き場に搬送し、作業を完了しました。午後は、2件目で山の麓の宝立町の2階建て民家が現場でした。2階が天井からの雨漏りで、畳みが濡れてしまい使用に耐えないので、撤去してほしいとのことで、階段を使い搬送し、使用に耐えない大型家具も撤去しました。アルミサッシも多数撤去し、仮置き場に搬送しました。石川県のボランティアバスのメンバーとの共同作業でした。2月18日は、8:30に珠洲市ボランティアセンターに到着、9:00から見立島近くの民家(津波被害を受けた住宅)の1階部分の砂出し作業を行った。隣接する作業小屋の泥だしも行い、昼食をはさみ14:00まで作業を続けた。一部残った作業は、明日、作業に入ることとした。避難所帰着後、仮設住宅を見学させてもらった。2月19日、7:30避難所を出発し、16:30に奈良県に帰着しました。  (報告:板垣防災士)

 

能登半島地震:珠洲市内の避難所での運営支援(1月28・29日)

能登半島地震発災直後から被災地で支援活動を続ける日本防災士会石川県支部の応援要請を受けて、奈良県防災士会から2名(植村副理事長と杉村理事)が現地へ入りました。今回の支援活動は、これまでのような被災家屋から家財道具を搬出したり、床下の泥出しのような活動ではなく、現地の避難所の運営支援として入りました。現地の避難所運営は、役所の職員1人を責任者に地域の住民ボランティア10数名で運営されていました。当初、この避難所には300名近くの住民が避難されてましたが、二次避難によって現在は111名(1月29日現在)となっています。残った方々はほとんどが高齢者の方で、支援物資の運搬や整理ができない状態で避難所の運営に支障をきたしています。避難所運営に携わる方の話では、発災直後から避難所運営を行ってきたので運営する側のボランティアが披露困憊状態とのことでした。
また、支援物資は足りているものの、保管場所となっている体育館が地震によって雨漏りがひどく、市が補修工事を予定しているものの、大量の支援物資を移動しなくては工事もままならない状態でした。また、28日には、スマイルアップのメンバーが炊き出し支援に訪れ、昼食にラーメンを振舞ってくれたので被災者の方に笑顔が見れて良かったと思いました。まだまだ、継続した支援が必要です。
(報告:植村信吉防災士)

能登半島地震への災害ボランティア派遣(協力依頼)

先日、HPにおいて能登半島への災害ボランティア募集の案内をいたしましたところ、多数の方から申し込みや問合せを頂いております。
あらためて、会員各位の災害ボランティア活動への熱意と思いがあると受け止めております。ありがとうございます。

 

その上で、あらためましてご協力とご理解を頂きたいことがあります。

まず、今回の災害ボランティア活動は、これまで奈良県防災士会が行ってきた被災したお家での家財道具の運び出しやかたづけのお手伝いをする形ではありません。あくまで被災地の避難所運営支援となります。「バスは出せないのか」「みんなで行けば良いのでは」というお声も頂いておりますが、今回はあくまで避難所運営の支援として取組んでおります。現地で頑張っている石川県支部の要請を受ける形で行う避難所運営の支援として派遣するものです。

 

現地状況ですが、当該の珠洲市では災害ボランティアセンターが立ち上ったものの、未だ災害ボランティアを募集できる状況ではありません。先遣として先に避難所支援に入った者からは、あまりに被害が甚大なので今すぐにでも各家庭への災害ボランティアが入れる状況ではない。まずは避難所運営への支援を中心にすえながら行うべきなので、いきなり大人数で赴くことはかえって避難所の迷惑となりますとの意見でした。また、避難所運営に関わる人たち(市職員、地域住民など)にも疲れが見えるとの事でした。
ついては、災害ボランティア希望をされた方々には、派遣車両(自家用車)や完全自己完結型として募集するために参加者の装備増大などの理由で人数制限の上、お断りする場合や別の日にちへの振り替えをお願いすることがあります。ぜひ、ご協力をお願いします。

 

支援は始まったばかりです。

被災情況からして、息の長い支援活動が必要です。
被災地中心!被災者本意!
で進めてまいります。
どうかご理解・ご協力をお願いします。

能登半島地震 災害ボランティア募集

災害ボラティアの募集です。

募集終了しました。

支援は長期にわたると思います。

次回募集時にはまたご協力をよろしくお願いします。

本年元旦に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた能登半島珠洲市で災害ボランティア活動を行います。
今回の活動は、被災地で自らも被災しながら避難所支援活動を中心に頑張っている日本防災士会石川県支部への支援活動として行います。現地では未だに断水が続いており、地域によっては停電も続いていることから、これまでの災害ボランティア活動よりも厳しい条件での募集となります。
参加希望の方は、下記の内容を十分に確認の上申込んで下さい。

 

1,支 援 地:石川県珠洲市内

 

2,活動内容:避難所運営の手伝い(清掃、衛生管理、物資補給・搬入)及び、被災地へ
物資運搬等。

注意:現地の状況によって活動内容を変更する場合があります。

 

  • 活動日:「3月16日17日」

 

4,宿  泊:避難所内もしくは車中泊の可能性有り

5,集合場所:旧三宅町つながり総合センター

住所:奈良県磯城郡三宅町但馬360番地の3 下記の地図参照

注意:この施設は現在閉鎖中で、電話はつながりません。

 

  • 集合時間:22時出発(一応の予定です)

     状況により延期になる可能性があります。あくまでも被災地優先ですので、ご理解とご協力をお願いします。

 

  • 申 込 先:下記URLのフォーム、もしくはQRコードから申し込み下さい。

注意:問合せはメールmail@bousainara.comで奈良県防災士会事務局へ

2月10日分

参加者が車の定員を上回ったため締め切りました。今後のこともあるので、冬タイヤ装着の車を出せる方があればお知らせいただければ助かります。

 

 

3月9日分

責任者の対応が難しいため中止になる予定です。募集の日程に限らず長丁場になりますので、その際にまたよろしくお願いします。

 

 

3月16日分

冬タイヤ装着の車が出せない場合はお断りすることもあります。

 

 

 

8,参 加 費:1万円
現在、珠洲市では災害ボランティアセンターの募集を行っていないため高速道路の無料処置が適用されません。よって現地までの交通費に充てます。

 

9,そ の 他:現地では、石川県支部の指揮下に入ります。

下記記載の「活動の注意事項」を十分確認の上申込んで下さい。

 

NPO法人日本防災士会 奈良県防災士会

活動の注意事項

 

すでに新聞報道でも紹介されている通り、支援先の珠洲市は未だ断水しており、飲み水は自衛隊や自治体の給水車に頼っている現状です。また、奥能登と言われる珠洲市までの交通事情も最悪で、日によっては4時間5時間の渋滞も発生しています。また、道路はいたる所で陥没・亀裂があり、現在は応急処置を施して通れるようになっていますがパンクや脱輪があるとい報告も届いています。
したがって、これまでのように宿泊場所を別に確保して被災地へ向かうという形は取れませんので、避難所内での宿泊もしくは車中泊が前提となることを十分理解の上参加をお願いします。

 

1.各自で、水、食料は持参となります。(三日分)
2,防寒対策は怠りなく準備して下さい。(防寒衣服、カイロなど)

3,移動手段は、自家用車を想定しています。積み込む荷物の関係で各1台に2~3名乗車

となります。※ マイクロバスでの派遣も検討中。

4,車は冬タイヤで除雪用具も必要です。

5,現地での注意事項

避難所での写真撮影、SNSへのアップは禁止です。(石川県支部からの依頼)

6.トイレは携帯トイレを用意しておくのが無難です。避難所での使用はできると思われますが、現地スタッフの指示に従って下さい。

7,参加される方で、自分の車を出しても良いと思われる方は申し出て下さい。

8,服装 / 持ち物

・動きやすい服装(長袖・長ズボン)※暖かい服装をご用意ください。

・活動用バッグ(作業時、各自貴重品の管理をお願いします)、ウエストポーチ

・着替え(下着、インナー)

・防寒具

・タオル類

・寝袋(冬用)

・非常用トイレ、簡易トイレ

・保険証の原本

・レインウェア(上下で分かれているもの)/ポンチョ(大きめ)、傘

・ヘルメット

・長靴 踏み抜き防止インソール付

・脱ぎ履きしやすいサンダル(上履き、スリッパ)

・筆記用具、油性マジックペン、ハサミ、ノート

・スマホ、モバイルバッテリー、充電器(車両で充電)

・常備薬、目薬

・マスク

・手指消毒用アルコール

・手袋

・帽子

・耳当て

・トイレットペーパー

・予備眼鏡、コンタクトレンズ

・洗面具、口腔衛生品

・汚れたものを入れる袋

・水分ならび食料用の水(500mL 10本/他m必要な飲料) 野菜ジュース等

・食料(カップ麺、インスタント味噌汁、レトルト、防災食、パン、おかし、缶詰、ソーセージ)

・紙コップ、紙皿、ラップ、割りばし

・国内旅行傷害保険 天災危険担保特約付

・奈良県防災士会のベストまたは日本防災士会の活動服、ベスト

・車両に関する備え(スタッドレスタイヤ必須、タイヤチェーン、ガソリン携行缶、その他積雪地帯へ向かう場合の装備、車中泊ができる装備)

・現金

・懐中電灯、ヘッドライト

・腕時計

・その他個人的に必要なもの

 

能登半島地震への支援活動について

1月13日に開催した理事会で能登半島地震への取組みを以下のとおり行うことを決定しました。
県防災士会としては、当面の支援活動は被災地で頑張っている石川県支部への支援を中心に行う。
具体的には、
1,現予算の中から20万円を石川県支部へ送る。
2,県防災士会として、統一行動日を設定する。
①2月9・10・11(土・日・祝)
②3月9・10(土・日)
③3月16・17(土・日)
但し、具体的な行動内容は、県内一斉の寄付・募金活動となるか、災害ボランティアの派遣とするかは現地の状況に合わせて検討となります。
あらためてホームページにてお知らせします。
会員の皆さんにおかれましたは、この統一行動日の日程をあけておいて下さい。
3、石川県支部から支援者要請(募集)が届いています。
主な活動は、被災地での避難所支援活動で、完全自己完結型の募集となります。

_募集条件を確認の上_、参加できる方は事務局まで連絡をお願いします。(詳細や申込方法については改めてホームページで案内します)

参考:石川県支部臨時掲示板 https://bousaishikai17.blog.jp/2024.01.10支援者募集の公募(石川県支部)