タグ アーカイブ: ボランティア

奈良県防災士会 令和三年度記念研修会「防災講演会」のお知らせ

奈良県防災士会 令和三年度記念研修会「防災講演会」のお知らせ

【日  時】 11 月20 日(土)14:00~16:00  受付開始 13:30~
【場  所】 奈良公園バスターミナル2F レクチャーホール
【講演内容】 「コロナ禍での災害支援」
【講  師】 災害NGO結 (代表)前原士武(まえはらとむ)氏

研修会詳細につきましては、添付の案内ファイルをご覧ください。
<講師紹介>
(略歴)
1978年沖縄生まれ。美容師、アウトドア添乗員を経て、東日本大震災をきっかけに現職。発災後24時間以内に災害地に駆け付け、被害の概要の発信や今後必要とされる支援を見立て、復旧・復興期までに幅広い支援調整業務を行う。団体名である「結」は、出身地沖縄の「ユイマール」(共同作業の習わし)と、自然災害で困っている方々と、それをサポートしたい方々を少しでも早く繋げる事で未来の笑顔に結び付けてほしいという思いが込められています。現在 前原さんは、令和2年7月豪雨被災地「人吉市」に発災直後から入って、コロナ    禍の中で人吉市災害ボランティアセンターの運営や、被災現場でのボランティア活動の効率的な運営、地元被災者との調整を担っておられます。今回、講師をお願いするにあたり、「研修会開催日にどこかで大規模災害が発生したら、直ちにそちらへ向かいますのでご理解下さい。」という条件付きで講師を引き受けて頂きました。
これまで多くの被災地で支援活動を行ってこられた方です。
参考 http://ngoyui.com/archives/224

 

2021年11月 防災研修会案内(チラシ)

平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第5回「災害時の食と役立つ小技を学ぼう」

 

令和3年10月2日(土)、平群町中央公民館において平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第5回「災害時の食と役立つ小技を学ぼう」と題して、実技訓練と講義が行われました。本講座の最終の会でもありました。今回は11名の方が受講され、初秋、汗ばむ陽気のなか屋外での訓練となりましたが、最後まで熱心に取り組んでいただきました。実技訓練と言うことも有り、これまで一緒に講座運営に協力を頂きました平群町防災士ネットワークの皆様と伴に、奈良県防災士会より応援講師を招いて楽しく、無事に終了する事ができました。短時間での訓練でしたので多くの事をお伝えすること、体得をいただく事は難しかったと思いますが、講師からの話しの通り、学んだ事を他に伝える事は、自分自身の勉強になり、知識と技能を身につける機会になる事を思い出して頂き、今後の生活にぜひ、活かしていただきたいとおもいます。
実技訓練の内容は、“災害時の水運搬””簡易トイレ””ロープワーク”を行い、3班に分かれ、おおよそ15分ずつ各内容について受講していただきました。
~第一部~
【水運搬訓練】
運搬に使う容器に水を入れ、どれだけの物を持ち運搬できるのか体験いただきました。疲れずに、安全により多くの水を運ぶには?と言う課題のもとに、用意された物にて体験いただきました。手に持ち多くの量を運ぶことは困難なので、リュックサックとビニール袋の組み合わせなど非常に有効的である事を確認いただきました。
【簡易トイレ】
発災の際、トイレに関する事は大変重要な問題となりますので、災害に伴う排水管のダメージと使用に関する事などの話も交えながら、使用できない場合はどうするのか? 身近なもので代用する術、日ごろから準備しておく事の重要性、必要なもの、想定される1回の排泄量や排泄物の処理・処分に関する事など、普段から発災まで広く学んでいただきました。実際に水と凝固剤を用いた実験では、固まった状態なども見てもらい披露しました。トイレ設備の使用が出来ないなど、最悪の事態も想定し、備え、身近にあるものを工夫し、用便する訓練も平常時に行う事が大変重要となることも学んでもらいました。
【ロープワーク】
普段から使えるロープワークを習得することで、発災時の対応や緊急の際の対応にも活用できる技能を身に着ける事ができます。今回は基本的なロープワーク3種について講師によるデモンストレーションを見習う形で実際に行っていただきました。課題は、本結び・巻き結び・もやい結びです。多少苦戦された方も見受けられましたが、なんとかできたのではないかと思います。配布テキストを御覧頂き忘れないうちに何回か繰り返し訓練を行っていただき、技能として身に着けてもらう事を願っています。
~第二部~
実技終了後、研修室に場所を移動し、座学として、災害時の食について山崎理事より講義頂きました。阪神淡路大震災のまもなく、ボランティアとして訪問活動された時の食にまつわる話をいただき、被災された方々へとの貴重なつながりを聞くことができました。物の提供だけではなく、心へも届く活動が出来た事例は今でも活かされているものでした。今回の講義はそれそのものではなく、自分が被災した場合に感ずる思いを食について講義がなされていると感じました。支援するときの話ではなく。自らが被災者となった場合、その中で生活するときに食とはと言うメッセージと捉えています。体と心を考えた食の備蓄について考えさせられる意味の深い講義でした。最後に、自宅で実践されているローリングストックの工夫については食に限らず、よく使うタオルなどもなされているとの事で見習うべき内容でした。
最後に、平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 (全5回)の総括として八幡領理事より感想が述べられ、平群町中央公民館の森田様に閉講のお言葉を頂戴し、全5回の講座を修了いたしました。
【受講者アンケートより】
新型コロナウイルス禍での対応で一部講座内容の変更なども有り、まだまだ受講者様の全てのご希望に添えた内容には至っておりませんが、「参考になった」「参加してよかった」など温かいコメントも多数頂戴しており有難く思っています。講義、実技、展示などを通じて平常時の備えなどお考え頂き、「今後は地元の訓練に活用したい 」など力強いお言葉も有り、少しはお力添えできたのではないかと思います。防災・減災の為に知識・技能と訓練、地域のコミュニケーション力が非常に重要になります。まずは自分や家族の命を守る事を最優先に考え、その上で共助・協働の輪が広がればと思います。                     (報告)大坂間防災士

平群町防災講座(第5回)アンケート

「 災害ボランティア活動 」フォローアップ研修会のご案内

日本防災士機構フォローアップ研修会
〇研修会テーマ: 「 災害ボランティア活動 」
詳しくは、添付資料ご確認の上、直接主催者へ各自申し込みください。

【日 時】 2021年9月25日 (土) 10時~12時 Zoom によるリモート研修

【講 師】旭 芳郎 氏 日本防災士会長崎県支部長・島原ボランティア協議会前理事長

【申し込み方法】
follow-up@bousaisi.jp
上記アドレスにお名前を記載のうえご送信願います。フォローアップ研修会のご案内20210925

三郷町災害ボランティア養成講座第2回目

 

令和3年8月21日、 生駒郡三郷町の福祉保健センターにおいて三郷町社会福祉協議会が主催する「災害ボランティア養成講座第2回目」が行われ、三郷町内から民生委員など11名が参加されました。

NPO法人奈良県防災士会から小山防災士(奈良市在住)が講師として「三郷町の災害リスクを知ろう」というテーマで講話をされました。第1章洪水について、第2章土砂災害についてでは、小山防災士がこれまで実際に三郷町内で水害や土砂災害のあった地域を取材され、また浸水予想地域の予想深度を動画で再現するなど、受講者にとって身近な地域でのシミュレーションを行いました。第3章安全な避難のためにでは、避難情報や普段からの家族などでの取り決めなど、第四章地震についてでは、危険予測問題なども交えて約2時間におよぶ講習会となり皆が熱心に聞き入っていました。

受講者アンケートでも「身近な場所での例などが紹介され分かり易かった」「災害について普段から意識する重要性をあらためて感じた」などのご意見がありたいへん有意義な講習会となりました。

近隣府県で新型コロナの緊急事態宣言が延長され奈良県下でも新規感染者が増加傾向の状況下での実施でしたが、感染防止対策も講じた上でなんとか終えることが出来ました。当該連続講座は9月に残る2回が予定されています。無事継続実施が出来る事を祈るばかりです。  (報告:北村防災士)

三宅町社会福祉協議会「災害ボランティアセンター設置・運営訓練」

 

さる7月31日(土)、三宅町社会福祉協議会主催で「災害ボランティアセンター設置・運営訓練」が開催されました。この訓練は、昨年に続いて開催されたもので、今回は、三宅町内の自治会や自主防災会及び、町内でボランティア活動を行う全ての団体に呼びかけられて開催されたもので、それに答えて三宅町在住の防災士5名が参加しました。

訓練は、森田三宅町長のあいさつで始まり、三宅町で大規模災害が発生し、町社協が災害ボランティアセンターを開設したと想定して行われ、

  • 災害ボランティアセンターを知る
  • 災害ボランティアセンターが設置された際に、各団体でできること

を学ぶことを目的に開催されました。

私たち防災士会も、大規模災害が発生し、災害ボランティアセンターが設置された時に「何をするのか?」を学ぶ良い機会となりました。                (報告:植村防災士)

三郷町社会福祉協議会「災害ボランティア養成講座」

三郷町社会福祉協議会主催で、「災害ボランティア養成講座」が開催されました。8月7日(土)が第1回目で、9月18日(土)まで4回の講座が予定されています。第1回目は、「災害に対する心構え」の講演と「非常持ち出し袋」の実習でした。講座の様子を、ユーチュウブで限定公開しますので、ご覧ください。

 

奈良県防災士会 令和3年総会

令和3年5月23日(日)に奈良県防災士会令和3年総会が、橿原市すみれホールで開催されました。東京都、大阪府など10都道府県に「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が発出され、奈良県においても「奈良県緊急対処措置」が発出下にあることから、本総会は「書面議決・電磁的方法による表決・表決委任」を活用した方法で開催され(定款第29条適用)、必要最低限の役員8名によって行われました。

1. 総会出席者
議長:奥田英人(橿原市)
議事録署名人:植村信吉(三宅町)、板谷慶依子(奈良市)
議案提案:末田政一(奈良市)、八幡領光隆(生駒市)、板垣伴之(広陵町)、村山央(広陵町)
司会者:小山英子(奈良市)
正会員146名のうち111名出席(うち表決委任者数103名)

2.総会報告
(1)開会
理事長末田政一氏が開会を宣言しました。司会者である小山英子氏から本会が定款第27条に基づき成立している旨を宣言しました。
(2)来賓メッセージ
司会者である小山英子氏より、以下の来賓の方々からのメッセージが紹介されました。
奈良県知事公室 危機管理監 杉中泰則様
奈良県知事公室 安全・安心まちづくり推進課課長 末武正之様
奈良県文化・教育・くらし創造部 青少年・社会活動推進課課長 山田和宏様
奈良県総合ボランティアセンター所長 浅井智子様
奈良地方気象台台長 平野喜芳様
NHK奈良放送局局長 湯木和則様
(3)議長選出
副理事長奥田英人氏を選任しました。
(4)議事録署名人の選任及び書記記録人の指名
議事録署名人は、植村信吉氏及び板谷慶依子氏の両名を選出しました。書記は小山英子氏を選出しました。
(5)議案審議
第1号議案「事業報告」、第2号議案「収支決算報告」、第3号議案「監査報告」は関連議案であることから、議長から一括提案、一括審議とする旨の提案があり、担当理事監事が提案説明を行い審議したところ、「第3号議案監査報告において、監事1名の署名捺印が抜けていること」についての説明を求める意見があり、理事長より質問に対して、「当該監事は療養中であることから、監査及び総会での監査報告を他の監事に委任する旨の委任状が提出されているため」との説明がなされました。以上、再審議したところ、満場一致で一括承認されました。
第4号議案「事業計画」、第5号議案「会計収支予算」について、議長は一括提案とし説明を求め、担当理事から議案に基づき提案説明し、満場一致をもって承認されました。

以上を持って、本総会の議事を終了したので、議長は閉会を宣しました。

<報告者:小山防災士>

北葛城郡社会福祉協議会 災害ボランティアセンター設置・運営訓練

 

2021年3月20日(土)王寺町文化福祉センター2Fにおいて「北葛城郡社会福祉協議会 災害ボランティアセンター設置・運営訓練」が行われ、関係者総勢46名が参加されました。この訓練は、北葛城郡4町社協が主催してのボランティアセンター立ち上げ訓練であり、今回王寺町が初の開催で、次回は広陵町という様に郡内を回る予定になっています。奈良県防災士会からは、防災士の3名がお手伝いとして参加しました。

王寺町社協 柏本局長の開会あいさつの後、Aグループ(運営側)とBグループ(ボランティア・住民役)に分かれ、Aグループは会場内にある限られた資材を用いてボランティアセンターを開設。Bグループはボランティアに来た側に立って、どう振舞うかの事前レクチャーを受け、第1回目の訓練スタート。コロナ対策により、事前受付を設営してあり、床のテーピングにより間隔を開けて並び体温測定。その後受付~マッチング~オリエンテーション~資材貸出~送り出しと、一連の流れで訓練を進めました。次はAグループとBグループの役を交代し、第2回目の訓練がスタート。私はマッチングを担当しましたが、・密を避けて指示を出す・臨機応変に対応する・わからない事は本部に指示を仰ぐ等、運営側の采配の難しさを知る事ができました。

今回災害ボランティアセンター経験者が、各セクションに「ワンポイントアドバイザー」として常駐し、進め方のアドバイスや疑問点などを質問でき、非常にありがたい存在でした。

「振り返りタイム」では、県社協 植村コーディネーター(奈良県防災士会相談役)より、「被災者中心」「災害ボランティアセンターには人が欠かせない」「感染症対策は必須である」等、今後につながる言葉を頂き訓練を終了しました。                  (報告者:八木沢 潔防災士)

 

 

 

奈良県社会福祉協議会総合ボランティアセンター研修会のお知らせ

奈良県社会福祉協議会総合ボランティアセンターから研修会のお知らせがあります。申し込みは各自で、直接、奈良県社会福祉協議会総合ボランティアセンターにお願いします。詳しくは、チラシをご覧ください。

チラシ

支援金のご報告

「令和2年7月豪雨災害被災地で頑張る各支部へ防災士会活動資金を!」という主旨で、皆様には災害支援口座に寄付をお願いしていました。たくさんのご支援をありがとうございました。
いただいた支援金は奈良県防災士会から被災地の日本防災士会九州支部連絡協議会へお届けしました。

日本防災士会九州支部連絡協議会へ活動資金/¥200,000
寄付金/26名から¥186,500(不足分は奈良県防災士会から支出)

災害復興支援のボランティアに参加して直接お渡ししたかったのですが、新型コロナウイルスの影響もあり振込とさせて頂きました。

なお、熊本県支部につきましては、すでに宮下支部長(熊本県支部)からの要請に答えて、靴下等の支援物資を送っていますが、これまでの経緯を含めて別途協議の上調整します。

特定非営利法人奈良県防災士会
理事長 末田政一