奈良県防災士会主催研修会を開催いたします。
日時: 2025 年2 月24 日(月・休日) 14:30~16:30
場所: 王寺町地域交流センターリーベルホール
今回は日本防災士会石川県支部の大月真由美氏をお迎えし、「能登半島、地震!そして豪雨!~能登の現状と私たちの支援活動~」と題してご講義頂きます。奈良県防災士会の能登半島支援報告も行います。貴重な研修会となります。終了後には懇親会も行いますので是非ご参加下さい。
2月24日研修会のお知らせ2日時: 2025 年2 月24 日(月・休日) 14:30~16:30
場所: 王寺町地域交流センターリーベルホール
今回は日本防災士会石川県支部の大月真由美氏をお迎えし、「能登半島、地震!そして豪雨!~能登の現状と私たちの支援活動~」と題してご講義頂きます。奈良県防災士会の能登半島支援報告も行います。貴重な研修会となります。終了後には懇親会も行いますので是非ご参加下さい。
2月24日研修会のお知らせ22024年11月10日(日)大和高田市災害ボランティアセンター運営訓練に、奈良県防災士会より14名の防災士が参加しました。総合福祉会館1階やすらぎホールを災害ボランティアセンターとし、大和高田市が豪雨による浸水被害を受け、ボランティアセンターを立ち上げて2日目の訓練想定でした。事務局長の白石様より開会のあいさつの後訓練がスタート。防災士会8名がボランティア役となり、受付はQRコードに入力、オリエンテーション、マッチングに進み、資機材を受け取りボランティアに出発の手順です。能登への災害支援経験メンバーを配置し、ゴミの分別、泥だし後の廃棄場所等、運営側の方に気づきを与える指摘をして頂きました。困りごと相談は、住民役として防災士会5名を配置。事前に被害想定をお渡ししており、住人役になり切って訓練をして頂きました。訓練後の各班の振り返りでは、実際に運営をした事で見えた課題が報告され、内容の濃い又次回に繋がる訓練となりました。講評として八木沢が挨拶をさせて頂き、訓練は終了となりました。参加頂いた14名の防災士の方々、ご協力ありがとうございました。 <報告:八木沢 防災士>
令和6年11月1日(金)21:00過ぎ、台風21号から発達した低気圧によって天候が雨となった中、奈良県防災士会能登半島被災地支援活動第10次として、北村、湯浅、金城の防災士3名が奈良を出発しました。11/2(土)の未明に石川県頃珠洲市の「道の駅すずなり」へ到着。夜が明けてから、同日生駒市内の自主防災会として現地に着いた八幡領、吉川防災士を含む3名、10/31(木)よりボラキャン珠洲にて活動中の奈良市の矢作防災士とも合流。合計7名でのチームとして活動を開始しました。珠洲市のボランティアセンターではこの日雨天による活動の中止を前日から発表していました。ひとまず全員でボランティアセンター(以降VC)の事務所へご挨拶をし、翌日11/3(日)には朝から活動しますとお伝えしました。ボランティア活動が1日出来ないこととなったため、この日は一日市内を巡り道の駅や飲食店などでお金を使う支援として活動しました。禄剛崎の灯台や見附島など観光名所へも足を運び、生憎の天候ではありましたがメンバー一同珠洲の文化や観光を味わいました。
翌日、11/3(日)は早朝より好天となり、分散して泊まったメンバー7名は再びVCへ終結しました。ボランティア登録、オリエンテーションの後にマッチングとなり奈良県防災士会7名はボーイスカウト石川県連盟8名の方と合計15名で、宝立町の民家の2階建て倉庫と納屋の片づけの作業へと向かいました。相手方の意向もあって15名のリーダーは北村防災士が務める事となりました。豪雨災害の後の活動でしたが、現場は地震災害の被災家屋でした。
地震と水害の両方の被害によるボランティア依頼の案件がVCには多く寄せられているとのことです。依頼者のお宅は米作りやお茶の生産者さんで、土地と建物を別の方に譲るということで使わなくなった苗床が多く出てきました。
その他にも多くの物がありましたが、依頼者さんご夫婦と次の持ち主となる方も立ち合いに来られ、要るものと要らないもの、作業の要望などを確認していただきながら混成チームとなって、それらのほとんどを運び出し集積場へ運ぶことができました。作業が終わって広くなった2階建ての倉庫の中もきれいに清掃し、納屋の方も崩れた壁材や一部の道具類を残して片付けることができました。VCへ戻り、作業の継続が必要な事を報告してVCを出て第10次の奈良県防災士会被災地支援活動を終了としました。
参加防災士
北村厚司(三郷町)
湯浅茂雄(大和高田市)
金城佐登志(川合町)
矢作一(奈良市)
八幡領光隆(生駒市)
吉川和伸(生駒市)
石畑欽一(生駒市内自主防災会よりご参加)
(報告:北村防災士)
平群町社会福祉協議会の依頼を受けて社協職員の方々を対象に植村信吉防災士がプリズム平群において防災講演を行いました。テーマは、「能登半島地震・豪雨災害支援活動から見えてきたもの」です。社協職員の方が対象ということで、発災時に災害ボランティアセンターを運営する側の様子や福祉サービス提供者として現地の状況を伝えてほしいとの要望でした。ただ、能登での支援活動ではそこまで詳細なことはわからいとしながらも、避難所での支援活動の様子や被災者の方から直接聞いた話などを伝えながら、現地で感じたことを講演として話しました。参加した職員の方々は、非常に熱心に講演を聞いておられるとともに「災害に備える」のは自分の事と理解されていましたし、何より発災直後は、「隣・近所が頼り」として自分が支援している人たちの隣・近所で事前に頼んでおく事の大事さに気づかれたようです。
<報告:植村信吉防災士>
令和6年10月7日(月),8日(火)先遣を兼ねて植村相談役、村山参与が能登半島へ災害ボランティアに入りました。
6日夜9時に奈良を出発、7日朝4時半に穴水駅に到着し仮眠。
7日は雨天でVCは活動中止のため、輪島市経由で土砂災害のひどかった珠洲市大谷地区を目指しました。輪島市では倒壊した7階建てのビルの解体が始まっておりユンボが作業中。地震で隆起した海岸沿いを北東に進むと、店や家屋が土砂に埋もれ、道路は片側交互通行や土砂崩れ、えぐられて狭い道、土留めの黒いフレコン袋の横の道などがいたるところで見られた。ところどころで、防波堤の外に臨時の道路が作られ、かつて海面下だった海岸を走る(不思議な感覚)。しばらく行ってこれも海面下の舗装されていない道路に侵入したが、車はあえなくスタック。四駆に乗っていると安易に判断した結果招いたスタックでした。近くの工事現場の作業員のご厚意でユンボにてけん引して頂き脱出。安易に判断しないで、安全第一を心がければ防げた事態と猛省しています。
海岸線から向かう事を諦めて、再び輪島市から能越道を経由して宿泊場所である珠洲市蛸島町の仮設住宅内の集会所へ。この仮説住宅内の集会所で宿泊できたのは仮設住宅にお住いの石川県支部防災士会会員のご尽力でした。近くの保育所におられた方の話では、ここの仮設住宅は浸水被害がなかったけど、自宅は周りが池のようになってしまったとのこと。
8日、集会所は午前中使用予定があり8時までに退出する必要があるとのこと。朝、ゴミ出しの70代の女性に挨拶すると「まあ!奈良から、ありがとうございます」、「2年で仮説を出ないといけなく。家は全壊だが、納屋を改造して夫婦で住むつもり」と明るく話をされていたことが印象的でした。
8日のVCはボラバス2台60名、団体25名の計85名。
私たちは、他の団体の方を含めて8名で珠洲市上戸地区の床上浸水被害の店舗兼住宅の布団や家具を正院町にある被害者の倉庫に移動する活動と、浸水被害で使えなくなった不要家具を蛸島災害ゴミ仮置場へ軽トラで運搬する作業を開始。作業は、まず泥をかきだして動線確保から始まり、運搬作業チームと住宅敷地内の駐車場に溜まった土砂を土嚢袋に入れる作業に別れて活動。
このお宅に住んでおられた被災者の方は、「地震で家がほぼ全壊」「なんとか使える家財道具を知り合いのツテを頼ってここに運んだのです」「その家が床上浸水で、ご覧のとおり・・」と話されていました。
気丈に話されたはいましたが、その心中は察するに余ります。心が折れないことを祈りながら帰路につきました。
大きな地震で甚大な被害を受けた能登半島が今度は豪雨災害に見舞われました。現地は、今までにない悲惨な状況に陥っています。仮設住宅に入居し、やっと落ち着いたところに今回の豪雨災害です。被災者の方の心情はいかばかりかと思われます。
これまで奈良県防災士会は、能登半島地震への支援として本年1月から9月にかけて災害ボランティア登録者を中心に延べ100名を超す者が能登半島へ支援に向かいました。同時に、会員の皆さまには活動支援金への協力をお願いしてきたところであります。
現地石川県支部はすでに支援活動を始めています。私たち奈良県防災士会も支援活動を行いたいと考えております。ただ、この10月11月はすでに県内自治体や各団体から求めに応じて研修会や講演会等の日程で休日は身動きできない状態であります。しかし、手をこまねいている訳にはいきません。なんとかやりくりをして、たとえ少人数であっても支援活動を行って行きたいと考えております。ついては、当面の間以下の通りの支援活動を進めて参ります。能登半島地震への支援にひき続いての支援要請となりますことから大変心苦しくありますが、ご協力をお願いいたします。
現地、石川県支部へ活動支援金を送りたいと思います。また、能登半島支援として災害ボランティアを派遣したいと思います。そのための活動支援金にご協力下さい。
振込先:ゆうちょ銀行
記号14580 番号 26873491
名義:日本防災士会奈良県支部
読み:ニホンボウサイシカイナラケンシブ
<他の金融機関からの場合>
ゆうちょ銀行 四五八店(ヨンゴハチ)
普通 2687349
名義:日本防災士会奈良県支部
読み:ニホンボウサイシカイナラケンシブ
※この口座は災害支援専用の口座です。必ず、上記記載の口座へお願いします。
大きな地震で甚大な被害を受けた能登半島が今度は豪雨災害に見舞われました。現地は、今までにない悲惨な状況に陥っています。仮設住宅に入居し、やっと落ち着いたところに今回の豪雨災害です。被災者の方の心情はいかばかりかと思われます。
これまで奈良県防災士会は、能登半島地震への支援として本年1月から9月にかけて災害ボランティア登録者を中心に延べ100名を超す者が能登半島へ支援に向かいました。同時に、会員の皆さまには活動支援金への協力をお願いしてきたところであります。
現地石川県支部はすでに支援活動を始めています。私たち奈良県防災士会も支援活動を行いたいと考えております。ただ、この10月11月はすでに県内自治体や各団体から求めに応じて研修会や講演会等の日程で休日は身動きできない状態であります。しかし、手をこまねいている訳にはいきません。なんとかやりくりをして、たとえ少人数であっても支援活動を行って行きたいと考えております。ついては、当面の間以下の通りの支援活動を進めて参ります。能登半島地震への支援にひき続いての支援要請となりますことから大変心苦しくありますが、ご協力をお願いいたします。
現地、石川県支部へ活動支援金を送りたいと思います。また、能登半島支援として災害ボランティアを派遣したいと思います。そのための活動支援金にご協力下さい。
振込先:ゆうちょ銀行
記号14580 番号 26873491
名義:日本防災士会奈良県支部
読み:ニホンボウサイシカイナラケンシブ
<他の金融機関からの場合>
ゆうちょ銀行 四五八店(ヨンゴハチ)
普通 2687349
名義:日本防災士会奈良県支部
読み:ニホンボウサイシカイナラケンシブ
※この口座は災害支援専用の口座です。必ず、上記記載の口座へお願いします。
現在、派遣日時の調整中です。決まり次第案内をします。
奈良県防災士会理事長 末田政一
日本防災士会秋田県支部、山形県支部は記録的な大雨となった被災地への支援活動を行っています。また、近隣県として被災地支援の経験がある新潟県支部も支援活動を開始しています。
新聞やテレビではオリンピック報道などで影に隠れてしまっていましたが、救助に向かったパトカーが行方不明になった豪雨水害と聞けば思い出されることでしょう。
支援に入っている新潟県支部からの報告によれば、かつての新潟豪雨水害よりも被害は深刻ではないかとの事です。国も「激震災害指定」を調整中とのことです。
この事態を受けて、日本防災士会(本部)は、秋田、山形、新潟県支部へ活動支援金を送ることを決定しました。また、奈良県防災士会としても8月24日(土)に開催した理事会において、秋田、山形県支部及び近隣支部として支援活動を行っている新潟県支部へ活動支援金を送ることを決定しました。
なお、被災地が遠方であることから直接災害ボランティアを派遣することは厳しいので、当面は会員の皆様や防災士の方々に活動資金の支援協力として寄付・カンパをお願いします。
当然金額は問いません。被災地で頑張る日本防災士会山形県支部、秋田県支部、新潟県支部へのご支援をお願いします。
記
振込先:ゆうちょ銀行
記号14580 番号 26873491
名義:日本防災士会奈良県支部
読み:ニホンボウサイシカイナラケンシブ
他の金融機関からの場合
ゆうちょ銀行 四五八店(ヨンゴハチ)
普通 2687349
名義:日本防災士会奈良県支部
読み:ニホンボウサイシカイナラケンシブ
※この口座は災害支援専用の口座です。必ず、上記記載の口座へお願いします
明日香村災害ボランティア 7月17日(月・祝)の活動報告です。この日は県防災士会7名、一般参加2名、計9名で活動しました。全体朝礼にてレスキューアシスト中島氏より、最終日なので全体の仕上げを行うと指示があり、家屋外周及び中庭の壁の泥落としと洗浄、前庭と道路から家に上がるまでの通路の泥落としと水洗浄を主に担当しました。その他土砂を被った家具を6名で運び出しての洗浄とふき取り、ブロック塀や汚れた板への高圧洗浄等、メンバーが協力しながら作業を進めました。家屋の中はレスキューアシスト専門メンバーが床板貼り、コンパネ貼り、壁の浸水した部分を露出させ乾燥させるなど、どんどん処置を進められていました。作業終了直前に玄関のアルミ製門扉をフレームごと元に戻す作業において、家屋の木枠に収まらず、レスキューアシストさんと防災士メンバーが意見を出し合いながら、何とか元に戻す事ができました。私は活動当初の状態を見ているだけに、家中が土砂だらけの状況からまた住める状態になった事にボランティア力の偉大さを改めて感じる事ができました。
今回のボランティアに参加されました防災士メンバー、一般に参加頂いた方々、毎日集会場にて冷たい飲み物を提供頂いた明日香社協、奈良県社協の皆様にお礼を申し上げます。レスキューアシスト 中島様、メンバーの皆様、指導頂きありがとうございました。 7月18日以降レスキューアシストさんは豪雨被害が報道されている秋田県に向かわれるそうです。 (報告者:八木沢 防災士)
