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奈良県防災士会 令和五年度定期総会

令和5年5月28日(日)に令和5年度総会を、橿原神宮会館にて開催しました。

冒頭、末田理事長より、「久しぶりに対面による開催ができた。今後は以前のように懇親会などを通じてコミュニケーションを図っていきたい。」との挨拶がありました。

司会者である古瀬副理事長より、総会議長の指名があり、本年度も総会議長は奥田副理事長に大役を務めていただきました。

議案については予定されていた5つの議案の通りで、末田理事長、八幡領理事(事務統括)、板垣理事(会計)、村山監事より提案がなされ、審議したところ、全て原案通り可決となりました。なお、全ての議案に対して質問、意見、要望はありませんでした。

・総会構成員 正会員139名中、出席43名、委任状提出63名

・開始終了時刻 13時00分から14時00分

<報告者:八幡領防災士>

日本防災士会総会・事例発表会・交流会

令和5年6月17日(土)東京星陵会館において、日本防災士会(本部)総会が開催され、奈良県から末田支部長と植村本部理事が出席しました。

コロナ禍の影響から4年ぶりの開催となりました。交流会では多くの出合いがあり、今後の活動に向けて大いに役立ちました。

<末田政一 防災士>

設立15周年の記念研修会

2023年5月28日(日)令和5年度NPO奈良県防災士会総会に続いて、設立15周年の記念研修会が行われました。

コロナ感染症が5類に引き下げられたとはいえ、予断をゆるされない時期でしたが会場はほぼ満席となりました。

「防災士と災害」と題し、講師はNP0災害支援レスキューアシスト、中島 武志 代表です。東日本大震災を機に石巻市でボランティアに入り、以後様々な体験を経て、持てるスキルを生かし、被災地支援を行う技術を持ったプロフェッショナルとして現在活動されています。よく知られている段ボールで作ったアシスト瓦は中島代表の発案です。災害で瓦屋根が破損するなどした際に、ブルーシートで覆っても3日程度しかもたないことがあったが、アシスト瓦は確実に雨を防ぎ3年もの耐久性があるそうです。高所作業を含めたこの技術を、被災地で支援にあたる自衛隊や消防隊員にも指導されています。「災害弱者を置き去りにしない」という信念のもと、発災に際し正確な情報収集を行い、24~72時間以内に迅速に被災地に入り、行政、社会福祉協議会と連携し、真に必要なことは何か直接被災者の声を聴き、生活の再開を支援しています。実は本日も被災地からのご来場で、この研修後は再び支援活動に戻られるとのことでした。人それぞれ被災状況は様々で、画一的に判断できるものではない。行政も個別の状況に応じて判断をするのはやはり難しい。NPOやボランティアに頼らざるを得ないことや、判断をも引き継ぐことがある。被災者に対してどのような支援制度があるのか、申請はどのようにするのか、知らせてあげることも必要と話されていました。また、被災地、被災者が自らの足で災害から立ち上がり、「普通に暮らせる幸せ」を取り戻すには、支援も長期に渡ることになるが、何もかもを与え手伝うのではなく、復興、再興するには支援を受ける側の「受援力」が重要とおっしゃっていて、レスキューアシストの活動を引き継ぐ新しい力を各地で育成もされています。災害に対する備えや考え方、それらを促す私達の防災・啓蒙活動が、地域の防災力、受援力を高め、有事の際の防災、減災、復興に寄与することは証明されています。

中島 武志 代表率いるレスキューアシストの真似はできませんが、同じ理念を共有する者として、これからの活動にあたり学ぶべきものが多い研修会でした。

(報告者:古瀬防災士)

大和高田市手をつなぐ育成会タイムライン研修

令和5年5月26日(金)大和高田市総合福祉会館(ゆうゆうセンター)会議室において、大和高田市手をつなぐ育成会主催よる防災研修会が行われました。本研修会は大和高田市手をつなぐ育成会の総会行事の一環として企画され、会員に加えて来賓としてご来席の県議会議員や市議会議員からも数名が参加されました。講師として奈良県防災士会から6名が招かれ、植村防災士がメイン講師を務めて総勢24名の皆さんに「地震発生時のマイ・タイムライン作成」に取り組んでいただきました。サポート役の防災士はフロアを回って参加者に声掛けをし、考えるきっかけを一緒に探りました。議員のお一人は「タイムラインということで、発災時どうするかということを考えてみると、できていないと感じた」と感想を言われました。会の方も「家具転倒防止や耐震などは対処している」と答えられましたが、「実際災害が起こったときに向けての対策はしていない」「近所でも今まで助けていただいていた方たちが高齢になられ、頼れる人がいない」などと話しておられました。そのためか、避難所に行くというよりは、自宅避難をベースに考えておられる方が多いようでした。助け合える、困っている時に「助けて」を言えるような近所づきあいが、できるといいなと感じました。

<報告者:大北防災士>

令和5年度総会と記念研修会のお知らせ

おかげさまで奈良県防災士会(日本防災士会奈良県支部)は15周年を迎えることができました。
つきましては記念総会と記念研修会を下記要領で開催します。
日程:令和5年5月28(日)
場所:橿原神宮会館「橿原市久米町934」
(近鉄橿原線・近鉄南大阪線「橿原神宮前駅」下車 中央口→徒歩約10分)
総会:12時30分から受付 13時00分開会
研修会:12時30分から14時30分まで受付 総会終了後に開催します
研修会への参加申込は不要です。
非会員の方は当日入会頂けます(年会費2000円)
総会終了後、記念撮影(14時前後)の後に研修会の開催となります。
研修会の開始時間は前倒しになる可能性がありますので、余裕を持ってご来場下さい。2023年5月 総会記念研修会のお知らせ_改2

年会費のお知らせ

*****年会費のお知らせ*****

会員各位

奈良県防災士会の活動にご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
本年(令和5年度)の奈良県防災士会年会費の案内は、総会・記念研修会の案内と共に4月30日に発送予定です(連休の郵便事情でお届けが遅れる場合があります)
なお、総会・記念研修会は5月28日(日)に行いますのでよろしくお願いします。

重ねて日本防災士会(本部)へも加入の方へお知らせします。
本部改革の一環として、会員管理システムの導入されました。
そのシステムの導入に合わせ、本部の年会費の支払方法を変更し、払込取扱票での支払ができないようなっていましたが、従前通り払込取扱票での支払も平行して行えるように変更されます。
現在までに本部のマイページのご登録が未完了の会員へは、4/17発送予定の日本防災士会会報82号へ2023年度分(4月1日から2024年3月末日まで)の年会費払込取扱票を同封されるとのことです。

「令和4年度関西支部連総会が開催されました。」

さる10月9日(日)、17時から「日本防災士会関西支部連絡協議会」総会がテレワークで開催されました。総会には、兵庫県支部室崎支部長、大阪府支部田渕支部長、和歌山県支部からは早稲田支部長、奈良県支部からは植村副理事長が参加しました。また、京都府支部はこの日に府内で防災士養成講座が開催されていることから事務局の方が参加しました。総会では、1、令和3年度の事業報告、収支決算 2、令和4年度事業計画、収支予算案についての協議が行われ、令和4年度の担当支部である滋賀県久保支部長からは、「コロナ禍であることから支部連としての活動が皆無になってしまった事のお詫びと、今後の支部連活動のあり方」などが提案されました、当日予定していた議案は、全て全員一致での承認されました。なお、課題として、和歌山県の早稲田支部長から「関西支部連として各府県で災害が発生した際に、お互いに支援できる体制を作るべき」との意見を受けて、関西支部連として支援のあり方を協議することになりました。報告者:植村信吉防災士

令和4年度奈良県防災士会総会

令和4年5月29日(日)に令和4年度総会を、奈良公園バスターミナル「レクチャーホール」にて開催しました。冒頭、末田理事長より、「日頃より会員の皆さまの防災に関する諸活動に感謝するとともに今後も当会を援助いただきたい。」との挨拶がありました。 司会者である古瀬副理事長より、総会議長の指名があり、本年度も総会議長は奥田副理事長に大役を務めていただきました。

議案については予定されていた6つの議案の通りで、末田理事長、八幡領理事(事務統括)、板垣理事(会計)、堀田監事、植村副理事長(選挙管理委員)より提案がなされ、審議したところ、全て原案通り可決となりました。なお、全ての議案に対する質問、意見、要望はありませんでした。

・総会構成員 正会員133名中、出席41名、委任状提出64名

・開始終了時刻 13時30分から14時20分

<報告者:八幡領防災士>

総会記念研修会講演

 

令和4年5月29日(日)15:30から、奈良県バスターミナルレクチャーホールにおいて、記念研修会が開催されました。今回講演の様子は、会場とZOOMを使用したリアルタイム配信で行い、会場70名・オンラインで17名が参加。日本防災士機構事務総長 日本防災士会参与の橋本 茂様を講師にお迎えし、テーマ「自助+共助は無限大」~令和新時代の防災士の役割を考える~について講演頂きました。(橋本様は奈良県防災士会の設立からNPO法人化に至る経緯で、大変お世話になった方となります)主な内容として、①防災士の現況・・・全国で約23万人の防災士認証登録者数があり、その内18~20%が女性防災士である。②戦後の防災対策の変遷・・・昭和は毎年のように1000人を超える災害が発生していた。平成に入り行政依存から住民が主体となる「自助と共助」の考え方や、事前に対策する「減災」の考え方に地域防災はシフトチェンジした。令和は国難となる災害が目前に迫り、「国民防災力の底上げ」が必要。また行政がハッキリと物言う時代となり、熊本県球磨村の地域防災計画を例に、「役場は万能ではなく、避難する・しないは住人の判断である」として、行政だけでは住人の命は守れない事を明言している。③防災士に求められる役割・・・防災士の基本としては以下の3つである。「自分と家族、我が家を守る」「職場、事業を守る」「地域に貢献する」、そして現場主義に立ち地域の人々にわかりやすく防災・減災の具体的なノウハウを啓発する事を組織的に行えるのは、防災士だけだと言える。④その他として、各地で訓練・講演・被災地支援を行う防災士の活動状況や、高校の先生が防災士資格を取得して以降、その学校の防災活動が大きく前進した事例を説明頂きました。

スライド資料最後の言葉「理想は大きく、行動は小さなことの積み重ねで」は、今後防災士として活動する際には、心に刻んでおきたいと思いました。                        <八木沢 防災士>