タグ アーカイブ: 自主防災

三宅町ボランティアバス参加報告(8/9:倉敷市真備)

平成30年8月9日(木)、三宅町が派遣したボランティアバスで倉敷市真備地区へ入りました。このボラバス派遣は町としては初めての試みで、各地区自主防災会、町社協、町職員の計10名で町の公用車2台(ワンボックス)に分乗して現地へ向かいました。
早朝6時過ぎに役場を出発。10時過ぎに真備ボランティアセンターに到着。到着後、ボラセンでの受付を済ませ、ボラセンの送迎バスにて真備(サテライトやた)へ移動。ここで活動する被災家屋の指示を受けて一輪車やスコップ等の道具を持って徒歩にて約20分かけて移動。
現場で、被災者の方から依頼内容を確認後活動開始。当日は、これまでの猛暑ではなく曇り空ということもあり、30分活動10分休憩で始めましたが、やはり暑さのせいで途中から20分活動10分休憩へ変更しながらの活動となりました。
被災者の方の話では、「いつかはこんな事が起こるのではないか?」と心配していたとのこと。聞けば、この地域では、元々、小田川の右岸側が遊水地?的な役割を果たしていたそうですが、右岸側の住民から「なぜ、いつも私たちの所ばかり・・」との声を受け、国が右岸の堤防を工事したいきさつがあるようです。ただ、「私も心配はしていたが、ここまで・・・」とは思ってなかったとのお話でした。また、隣の家は、いきなり濁流に飲み込まれて家ごと流されてしまい、亡くなられたとのお話もお聞きしました。
予定していた活動は、一部、母屋の二階の片付けが少し残りましたが、ほぼ完了。活動終了後、徒歩にてサテライトへ引き上げましたが、この徒歩20分が結構きつい。
当日は、様々な人たちと一緒に活動できたことが良かったです。“防災士”のTシャツを着ていたこともあり、「防災士ってなんですか?」と聞かれたり、中学1年生の男の子やそのお姉さんの大学生の方と仲良くなったり、「植村さん奈良から来られたんですか?」ここでは「奈良さんと呼びますよ!」など、初めて会った人たちと色んな話ができたこと等、人と人のつながりは大事と実感しました。
個人的ではありますが、今回のボランティア活動は、町が企画し、しかも岡橋総務部長自ら先頭でボランティア活動されたことに敬意を表します。
わが町、「三宅町も、やるな!」というところですかね。

(奈良県防災士会:植村信吉)

奈良市右京地区自主防災HUG訓練

 

平成30年7月2日(月)奈良市右京ふれあい会館において、右京地区自主防災防犯協議会主催のHUG(避難所運営ゲーム)が行われ、右京地区から58名、お隣の神功地区から3名が参加されました。
今回は右京地区で2回目のHUGということで、指定避難所の右京小学校の平面図を使用して実践的な体験をしていただきました。体育館とHUGカードの縮尺が合わなかったので、平面図に直接書き込んでもらいましたが、結果的によりリアルな避難状況が伝わって、HUG経験者も初めての方も、参加者全員が立ち上がり熱い議論を交わしました。
昨年度右京小学校の避難所運営マニュアルを作成され、使用できる教室が明確になっていましたので、使えない教室を考える必要はありませんでしたが、リーダーと各役割の分担がうまくいかなかったグループもあって、新たな課題の発見に繋がりました。
<末田政一 防災士>

DSC_0146

DSC_0142

DSC_0143

 

三宅町で防災総合訓練

平成30年2月25日(日)、三宅小学校において三宅町総合防災訓練(主催:三宅町)が行われ、三宅町の住民約260名が参加しました。今回の訓練は、奈良県防災士会が企画・立案段階から支援するものとして三宅町からから委託事業として受託し講師を派遣したもので、植村理事長を始め12名の防災士が参加しました。
訓練は、「住民手作り型訓練」をめざして町内の各種団体がそれぞれのブースにおいて住民に指導するスタイルで行われ、①石見自主防災会が簡易担架、②三宅町社会福祉協議会が車椅子体験、③町職員が三角巾、④三宅消防団が放水体験、⑤家具転倒防止を奈良県防災士会が担当しました。また、実際の避難所運営を想定して参加者を受付にて各グループに振り分ける体験を町自主防災会や町職員が行いました。
これまでは、全て町が準備を整えての訓練でしたが、今回は災害時には自分たちでなんとかするということを目指す第一歩となった訓練となりました。

(報告:植村信吉防災士)

都祁防災訓練(ドクターヘリ&流水歩行体験)

 平成30年2月18日(日)大和高原都祁地域において防災訓練が実施され、都祁住民の他、県内各地から250名の参加を頂きました。奈良県防災士会からは6名の防災士が応援に駆けつけました。
 今回の訓練は都祁地区自主防災防犯会と都祁消防団が主催で、六郷地区、並松地区、吐山地区の自主防災会及び奈良市東消防署の協力参加をいただき、他に奈良市消防局、危機管理課や県の安全安心まちづくり推進課、地域医療連携課、広聴広報課も巻き込んでの公民協力体制での訓練となりました。
 災害時には街ばかり意識されて山間部はほったらかしになる実情から、目立つことが山間部の有力な防災と考え、訓練でも毎回初めての試みを行っています。ドクターヘリ誘致・流水歩行体験・豪雨体験は大盛況でした。
 今年度奈良市自主防災協議会で推奨している避難所運営マニュアルを元に、実際に避難所が開設できるかの検証も行いました。ドクターヘリが実働のため着陸時間が遅れましたが、村山防災士による新聞紙スリッパ、ロープワーク、ヘリコプターの講義も急遽入れてもらい、待ち時間も臨機応変に対応した有意義な訓練となりました。
<末田政一 防災士(都祁)>

曽爾村防災訓練

 平成30年2月10日(土)曽爾村振興センターにおいて、曽爾村9地区自主防災会主催の防災訓練が行われ、曽爾村自主防災会役員70名が参加されました。
 奈良県自主防災支援事業として奈良県防災士会から7名の防災士が参加。非常食アルファー化米に水を入れて食べてもらうサポートを行い、避難所講話の後、2班に分かれ三角巾と簡易担架を練習してもらいました。
 当初は避難訓練後の第二部として行う予定でしたが、台風21号と22号の影響で延期となり短い時間の中でしたが、曽爾村として実質初めての訓練にもかかわらず、皆さん熱心に取り組まれ次に繋がる有意義な訓練となりました。
<末田政一 防災士>

DSC_0932

DSC_0935

奈良市合同防災訓練

 平成29年12月3日(日)、奈良市立済美小学校において奈良市自主防災防犯協議会と奈良市の合同防災訓練が開催されました。
 ならまち周辺で地震による大規模火災が発生し、奈良市の49地区自主防災会から応援に来る想定で行われました。応援参加者は「開設、誘導、消火、救出、救護、情報、防犯」の7班に分かれて応援の姿勢で訓練をし、知識を地元に持ち帰って生かすことが目的です。
 他に「受入れ」として、応援者の受付と振り分けを行うボランティアセンターのようなものを設置して、ボランティアの受入れ体制や応援参加する側の心得などの体験もしてもらいました。
 奈良県防災士会はこの受入れ業務のサポートで4名の防災士が参加しました。
末田防災士は訓練主催の当初より携わり、植村理事長が来賓参加で応援者への説明も行い、柏田、二宮防災士がサポートをしました。他に応援者側として多くの防災士も参加しました。
 訓練終了後済美地区女性防災クラブの炊き出しを頂き、参加者全員で後片付けも行いました。
 各地の自主防災会、関係団体、来賓、奈良市職員の合計407名の参加で大盛況でした。昨年度は東部山間都祁地域で、本年度は奈良市中央部の済美小学校で行いましたので、来年度は奈良市西部地区の開催を予定しています。
<末田政一防災士>

DSC_0840

奈良市右京地区HUG訓練

 平成29年9月25日(月)奈良市右京ふれあい会館において、右京地区自主防災防犯協議会主催のHUG(避難所運営ゲーム)が行われ、右京地区の役員40名が参加されました。
 PowerPointではなく口頭での説明でしたが、その分作戦会議とゲームに時間がとれて、初めての方も全員参加できるような環境で進めました。NHKのカメラも入っていたので、皆さん楽しみながらも緊張感を持って取り組まれていました。
 それぞれのグループで考え方が全く違っていて、面白い展開となりました。 
<末田政一 防災士>

DSC_0757

DSC_0756

DSC_0761

DSC_0765

奈良市学園南地区HUG訓練

 平成29年6月11日(日)奈良市西部公民館において、学園南地区自主防災防犯協議会主催の避難所運営ゲーム(HUG)が行われ、地区内の各自治会から役員さん83名が参加されました。
 奈良県防災士会から末田、北村夫妻の3名がアドバイザーとして出席。8グループの大所帯でしたが、皆さん楽しんで取り組まれていました。グループがひとつの避難所として運営を行ってもらったので、各グループで絆が出来ていた様に思います。このHUGをもとにして7月に避難所開設訓練を予定されていて、よい練習となりました。
<末田政一 防災士>

DSC_0706

DSC_0706

DSC_0708

DSC_0708

DSC_0716

DSC_0716

DSC_2578

DSC_2578

DSC_2595

DSC_2595

奈良市富雄南地区HUG訓練

 平成29年2月26日(日)富雄南公民館において、奈良市富雄南地区自主防災防犯会主催の避難所運営ゲーム(HUG)が行われ、地区自治会役員さん40名が参加されました。
 グループ分けやカードの読み手は、富雄南の会長が予め設定されていましたので、全員迷うことなく配置につかれましたが、逆に役割分担の設定が難しいグループがあり、リーダーの必要性やリーダーが避難所に来られないときの臨機応変な対応が難しいなど、課題が明確になりました。
<末田政一 防災士>

DSC_0608

DSC_0608

DSC_0613

DSC_0613

DSC_0615

DSC_0615

DSC_0617

DSC_0617

奈良市神功地区 HUG研修

 平成29年1月29日(日)奈良市平城西公民館において、神功地区自主防災防犯会主催の避難所運営ゲーム(HUG)が行われ、17名の地区自主防災役員さんが参加されました。奈良県防災士会から末田防災士が講師として参加、カードの読み手はHUGの説明後に希望者を募りました。読み手は全容を把握出来るので、HUGを覚えたい方には最適な役割となります。
 少人数のため比較的ゆったりと進行しましたが、役割分担がしっかりしていた班は、ビックリするくらいの速さで対応され、皆が一緒に考えていた班では、対応は確実ながら処理が遅れる傾向にありました。HUG体験を通じてリーダーの必要性や今後すべきことが明確になって、実りある訓練となりました。
<末田政一 防災士>

DSC_0573

DSC_0573

DSC_0575

DSC_0575

DSC_0585

DSC_0585

DSC_0595

DSC_0595

DSC_0600

DSC_0600