タグ アーカイブ: 地震

宇陀市ボランティア連絡協議会防災講演会

平成28年1月25日(月)宇陀市農村環境改善センターにおいて、宇陀市ボランティア連絡協議会の防災講演会に講師として出席しました。
日頃からボランティア活動をされている方80名を対象に、「防災の基本、災害に備える」と題して、まず自分の身を守ることが大事である点を強調し、災害や地震発生時のイメージ、シェイクアウトの実践や家具固定等の準備の仕方を講義しました。
「ボランティアとして何が出来るのか」との問いには、多様性を認識して 各自出来ることを出来る範囲で楽しく行うことが大事であると話しました。
さすが普段ボランティア活動をされている方ばかりで、皆さん熱心に話を聞かれていました。
講演終了後、地元のコーラス隊と参加者で懐かしい歌の合唱もあり、楽しい雰囲気の講演会となりました。
<末田政一 防災士>

理事長からのごあいさつ

新年を迎えるにあたって

特定非営利活動法人奈良県防災士会
理事長  植村信吉

あけましておめでとうございます。

旧年中は会員各位を始め、関係機関皆様方の格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。お陰さまをもちまして日本防災士会奈良県支部は、昨年開催いたしました第7回総会(特定非営利活動法人設立総会)を持って、特定非営利活動法人奈良県防災士会として新たな一歩を踏み出すこととなりました。今後は、会員の皆様のご理解、ご協力を得ながら“防災協働社会”の実現をめざすべく決意を新たにいたしております。

いつどこで災害がおこっても不思議でないとされる今日、昨年も常総市を始めとした北関東、東北地方で発生した大水害は記憶に新しいところです。

災害が起こるたびに、自然の力の前には人間の力がいかに無力かであるのかを痛感しておりますが、防災士として、防災士会会員として、これまでの活動を再度見つめ直しながら、奈良県下における地域防災活動をいかに進めて行くのか、全国で発生した災害にいかに対応するのか課題は山積みであります。特に、近々起こると言われて久しい南海トラフ地震に備える事は重要です。同時に、専門家が警鐘を鳴らす南海トラフ地震に誘発されて起こりえる活断層型地震にも備えなければなりません。

昨年は、私の知る限りではありますが県下約80ヶ所の地域や団体の方々から防災研修等のご依頼がありました。県下における防災士会の認知度が上がりつつあると考えており、寝る間も惜しんで県下各地へ赴いている会員各位の努力の結果でもあります。誠に力強い限りです。ただ、各地域や団体での指導となれば会員全員が参加できている訳ではなく、一部会員に限定されるという課題が浮き彫りになってきました。今後は、全ての会員が、どこでも誰でも赴けるように自らのスキルアップが求められていると考えるべきでしょう。

どんな災害が起こるのかは地域によって違うのです。自分の地域を知り、町や人を知らないと災害には備えられません。

会員各位におかれましても、おごることなく目の前の課題を一つひとつ着実に取り組んでいく一層の努力と、防災士及び防災士会会員の使命を果たされんことを心から祈念し、新年のあいさつといたします。

ともに頑張りましょう。

法隆寺における避難誘導及び避難所運営訓練

平成27年12月15日(火)斑鳩町法隆寺境内において、法隆寺、斑鳩町役場の主催による避難誘導・避難所運営訓練が行われました。

訓練は境内で「シェイクアウト訓練」、「避難誘導訓練」、「救援物資配送訓練」を聖徳会館内で「避難所開設訓練」、「避難所運営訓練・HUG」を行いました。

参加者は、各自治会、各自主防災会、自警団、観光協会、観光ボランティアの会、斑鳩アイセスSGG、消防団、社会福祉協議会、西和警察、法隆寺の方々130名が参加され、県支部は「シェイクアウト訓練」、 「避難所運営訓練・HUG」を植村理事長、柏田、田中、松田、松尾各防災士がそれぞれ担当・支援いたしました。

「HUG」の作業中には余震を想定し緊急地震速報を流し、身の安全と素早い行動の再確認と、避難所運営ではペットの扱い方法は…、トイレ問題は…、災害弱者への配慮方法は…等、活発な意見交換が行われ大変有意義な訓練となりました。

<松尾 修 防災士>

1084

1090

1091

1092

1095

1082

 

生駒郡三郷町三室地区防災消防訓練

11月8日(日)、生駒郡三郷町三室地区の防災消防訓練に於いて、奈良県防災士会の子供向けメニュー「防災紙芝居」を行いました。事務局の北村防災士夫妻が担当、この日2回の紙芝居上演を行い、親子からお年寄りまで楽しみながら地震の際の火災の対応を学んでいただきました。三郷町消防団第2分団の指導のもとで消火栓、水消火器、AED講習をしていだきながら子供の消火栓放水体験や消防車見学などもご協力いただき、自治会役員含め92名の参加者にとって有意義な訓練になりました。<北村 厚司 防災士>

151108防災紙芝居2
151108防災紙芝居1
151108防災紙芝居3
151108子供消火栓放水体験

たんぽぽの家で地震対策勉強会

平成27年11月5日(木)、奈良たんぽぽの家において「地震対策の勉強会」を行いました。 たんぽぽの家では地震を想定した訓練の経験が無いということで、末田防災士が地震対策の話をして、その後に地元の六条校区自主防災会で奈良県防災士会会員の鈴木会長以下6名が、グループに分かれて意見を出し合いました。 一般的な地震対策は知的障害福祉施設での想定がなされていないため、施設側、地元自主防災側、防災士側からの意見の中で新しい発見が多く得られた有意義な時間となりました。<末田政一 防災士>

IMG_4074

平成27年度広陵町総合防災訓練(広陵中学校区)

「見せる訓練」から「命を守ることを考える訓練」への第一歩

7月26日(日)の畿央大学体育館(真美ケ丘中学校区)に引きつづき、8月30日(日)広陵中学校体育館(広陵中学校区)において2回目の広陵町地域防災訓練が実施された。

訓練想定は、9時02分頃に、奈良県北西部から四国にかけて走る中央構造断層帯が起因する地震が発生し、広陵町内にも多数の被害が発生した。

地震発生の合図で、町民は自らの身を守るシェイクアウト訓練、避難行動要支援者と共に避難、そして、炊き出し訓練が各自主防災会で実施された。

一方、職員は、災害対策本部の設置及び初動体制の確立がマニュアルどおりにできるかの検証訓練が実施された。

訓練終了後、自主防災組織を対象に、災害図上訓練「DIG」が実施され、奈良県防災士会がファシリテーター(山口 正春、植村 信吉、井上 清、末田 政一、杵島 良仁、北村 厚司、、柏田 勝幸、高岡 宏芳、板垣 伴之、村山 晴恵)を務め地域の災害に対する強み・弱み、地震被害の予測とその対策を地図を囲みながら和やかな雰囲気で実施された。

今回の図上訓練は、155人が参加し、自ら命を守ることを自ら考える訓練の第一歩が始まった。

<山口 正春  防災士>

DSC_0054

DSC_0055

DSC_0056

平成27年度奈良県総合防災訓練

災害対策法、及び地域防災計画に基づいた平成27年度奈良県防災総合訓練が、平成27年8月29日(土)、大和高田市総合福祉会館(ゆうゆうセンター)においてが行われ、住民の皆さん79名と関係機関及び協力団体の方々が参加されました。

訓練は「大和高田市を震源とする最大震度7の地震が発生、市全域において建物の倒壊、火災、道路の損壊、河川の決壊、ライフラインの寸断が発生し、対策にあたる各防災機関に出動要請、また住民は指定避難所へ避難し、その開設運営を開始した」との想定で行われ、住民は非常持出袋を持って避難所へ避難訓練のあと、各種の実技訓練体験をされました。

防災士会からは植村支部長をはじめ、奈良県防災士会の防災士16名と地元大和高田市の防災士が参加し、「避難所運営の基礎知識」「プチシェイクアウト訓練」「簡易担架の訓練」を指導しました。

住民の方々も訓練経験豊富な方のようで、更なる知識向上のために熱心に受講され、市の若手職員の方々も、指導できる立場になりたいとのことで、住民に混じって勉強されていました。

<末田政一 防災士>

DSC_0070

DSC_0072

DSC_0073

DSC_0074

IMG_7203[1] IMG_7218[1]
IMG_7220[1] IMG_7225[2]

都祁地区紙芝居レポート

平成27年8月23日(日)、奈良市都祁地区の針農家組合集落センターにおいて「防災紙芝居」が行われ、針自治会の役員、消防団と地元の子供たち13名を含め約50名が参加されました。防災士会からは北村厚司防災士夫妻が紙芝居2作品の上演を努め、末田政一防災士が紙芝居のお話の中で紹介された、地震の時の身の守り方などを詳しく解説しました。小さな子供たちも含め、皆さんたいへん熱心に観賞され、物語を通して地震や火災の際の対応の仕方や避難の仕方を学びました。<北村厚司 防災士>

北村夫婦の息の合った紙芝居

DSCN0850
DSCN0857

宇陀市菟田野地区防災訓練

平成27年6月28日(日)、宇陀市菟田野地区宇賀志体育館において「宇陀市地域連携型防災訓練」が行われ、住民の皆さん約200名が参加されました。

まず宇賀志地区対象で避難訓練があり、体育館へ集合した後の実技体験訓練は自主防災訓練支援活動として県の安全安心まちづくり推進課の進行で、防災士会からは「植村信吉、岩野祥子、柏田勝幸、高岡宏芳、北村厚司、末田政一」各防災士が参加し、「あっぱくんによる救命講習、簡易担架、ロープワーク」の実技訓練を指導しました。

その他消防による起震車地震体験や非常食アルファー化米の試食がありました。地区では初めての大規模訓練とのことでしたが、皆さん熱心に受講され、大変有意義な訓練となりました。                                                                           <末田政一 防災士>27.6.28宇陀

P1170089
P1170092
P1170100
P1170104
P1170112
P1170126

平成27年度ナラ・シェイクアウト(7月9日:奈良県いっせい地震行動訓練)

7月9日は「奈良県地震防災の日」です。これは、1854年7月9日に発生した「伊賀上野地震」で、奈良県内でも死者280名、全壊家屋700~800軒の被害が発生したことから制定されました。

ナラ・シェイクアウトは、7月9日「奈良県地震防災の日」の午前10時30分に、いっせいにそれぞれの場所において、地震から身を守る行動の確認を行うことにより、県民の皆さんや事業者の皆さんの防災意識を高めることを目的としています。地震災害のリスクや地震発生時の安全確保行動について、県民ひとりひとりが理解し、自助・共助の観点で防災対策に取り組んでいきましょう。

ぜひ、下記のページから参加登録をしてください。

http://www.pref.nara.jp/item/120899.htm

shakeout0709omote

shakeout0709ura