タグ アーカイブ: 地震

(募集終了)被災地で頑張る熊本県支部へ活動資金を!

4月14日(木)21時26分頃、熊本県熊本地方で起こった地震は私たちに大きな衝撃を与えました。日にちが経過するとともに被害の大きさが浮き彫りになり、多くの方々が犠牲になられたことを知るにつけ心が痛むばかりです。また、気象台をして経験則にないと言わしめるほどの余震が多発し、救助活動の妨げとなっていることは会員の皆様も周知のとおりです。NPO法人日本防災士会(本部)からの情報によると、日本防災士会熊本県支部は、地震発生直後から現地へ入って活動を行っており、16日未明の“本震”を被災地である益城町で迎えたそうです。また、防災士会九州地区連絡協議会では近隣支部の有志が現地へ向かい活動を開始しています。

今後、被災地では様々な支援活動が必要となってきます。奈良県防災士会としても、本部や熊本県支部及び九州ブロックの要請や県社会福祉協議会からの呼びかけに応えて現地へ向かうことも想定し、かつ、奈良県防災士会として現地支援へ向かう事も考えなければなりません。ただ、現地での受入体制が整うことを条件としたいと思います。今後、会員の皆様へは、支援物資のお願いや、長期・短期のボランティア要請など様々な事が考えられます。

奈良県防災士会としては、支援活動の第一弾として熊本県支部への活動資金を提供したいと考えています。

つきましては、会員の皆様のご協力を要請いたします。寄付・カンパをお願いします。当然、金額は問いません。被災地で頑張る熊本県支部へのご支援をお願いします。

 

<振込先>

◇ゆうちょ銀行

記号14510  番号 24184371  読み トクヒ)ナラケンボウサイシカイ

◇他の金融機関からの場合

ゆうちょ銀行 四五八店(ヨンゴハチ) 普通 2418437 トクヒ)ナラケンボウサイシカイ

※この口座は災害支援専用の口座です。必ず、上記記載の口座へお願いします。

 

<4/17現在の状況とお願い>

熊本県支部は、15名が益城役場にて活動中。4/16の“本震”でのけが人はいないとのこと。なお、現地の受入体制が未整備のため、県外地域からの組織的な支援には入れない状況との報告あり。

(個人の支援活動を制約するものではありませんが、被災者の立場に立ってお願いします。)

新聞、テレビなどでは、支援物資の不足等が報道されていますが、東日本大震災で経験したように個人、民間で物資を送ることは、保管と仕分けに膨大な作業を被災地に強制することになります。個人による支援は現金が一番ありがたいと考えて下さい。(個人の知り合いへ直接送るのは自由ですが、なにが一番必要かを良く考えて行動をお願いします。)

特定非営利活動法人奈良県防災士会 理事長 植村信吉

 

熊本地震について No.3

熊本地震について、日本防災士会本部のホームページの情報を参考までに転載します。

(2)熊本地震について

当会熊本県支部では、社会福祉協議会と連携し、益城町役場及び避難されている方々に対する支援活動を開始しました(6人参加)。この後、長崎県、大分県、宮崎県の会員有志7~8名程度が現地入りし、支援活動を行う予定です。熊本県支部は社会福祉協議会と事前に協定を結んでおり、この協定に基づいて活動しています。
内閣府防災情報のページで、この地震に関する情報が公開されています。
http://www.bousai.go.jp/updates/h280414jishin/index.html
(28年4月15日15:20)

(3)熊本地震について

会員15人で益城町役場にて支援活動中。熊本県支部をはじめ九州支部連絡協議会の会員の皆さんが昨日から現地入りしています。災害ボランティアセンターが開設されていないために、昨日は組織的な活動はできなかったとのことです。16日午前1時25分ころの「本震」による、支援メンバーのけが・被害はなく、本日は益城町役場にて物資配布などの支援活動を実施中とのことです。
今後、被害や地震がさらに広がる恐れがあること、現地の受援体制が未整備のため、九州以外の地域から組織的に支援に入るべき状況ではありません。(個人による自発的な活動を妨げるものではありません)
今後の支援については、熊本県支部、九州支部連絡協議会からの情報を得て、対応させていただきたいと思います。   (28年4月16日午前9時30分)

(4)熊本地震について

遠方から支援に駆けつけるには非常に困難な状況です。しかし、被害は広範囲にわたっており、余震が少し落ち着いて、道路が復旧したならば必ず支援ボランティア活動が必要となります。日本防災士会は、現地で活動中の熊本県支部、大分県支部、九州支部連絡協議会から情報をいただき、支援活動の準備に入りたいと思います。  (平成28年4月17日午前9:00)

(5)熊本地震について

益城町で活動中の九州支部連絡協議会の旭会長(長崎県支部長)から情報をいただきました。
・昨日、益城町役場、社会福祉協議会と話し合いを行った。
・社会福祉協議会としては、とてもボランティアセンターを立ち上げる状況にない。余震が激しく、支援活動中に家屋倒壊、瓦などの落下の恐れがある。ボランティアの安全確保ができない。また電気が通じていないためパソコンを使うことができない。サーバーもダウンしている。今後の情報発信は県社協を通じて行いたい。
・個人的にかけつけたボランティアもおり、防災士の人も来た。
・ボランティアの仕事がないのではなく、危険なこと、停電等のため受援体制が構築できないのが実情。
・防災士会のメンバーは3時間ほど、ブルーシートの配布を手伝った。
・宿泊しているホテルも夜間に大揺れして、自分たちも報道陣も外へ出て安全を図った。
・以上の状況であり、それぞれの地元が心配なこともあるので、九州支部連絡協議会としての支援活動は、いったん区切りをつけて解散した。
以上のお話でした。
パソコン、コピー等が使えない状況では、ボランティアセンターの立ち上げは困難です。私たちが支援活動に入ることができるのは、少なくとも一週間程度先になると考えられます。
(平成28年4月17日 午前10:30)

(6)熊本地震について

昨日テレビ局が、避難所も様子をリレー中継していましたが、それぞれの避難所でこういう物資が不足していると強調していました。皆さまご承知の通り、こういう報道があるとその避難所へ1週間ほどして物資がどっと届くのが、過去の災害でしばしば起きています。個人、民間で被災地へ物資を送ることは、保管と仕分けの膨大な作業を被災地に強制することであり、送られてきた物資の腐敗などにつながり、被災地に迷惑を及ぼします。当会も加盟する東日本大震災支援全国ネットワークでも物資を送ること、そういう情報を流すことを厳しく戒めています。個人による支援は、現金がいちばんありがたいのです。
(お知り合いの方へ直接送ることは結構ですが、物流の状況をよく勘案してください)
(平成28年4月17日 午前11:00)

 

今後、順次転載していきます。

熊本地震について No.2

4月14日(木)21時26分ごろ、熊本県熊本地方で起こった地震について、奈良県防災士会に届いている情報をお知らせします。

現地においては、今も震度6強を始めとする余震が続いている中、消防、警察、自衛隊、行政機関等が、懸命に人命救助に関する活動や情報収集の活動を行っています。また、被害の大きかった益城町を中心に、今も倒壊家屋の中に閉じ込められた方が多数いるとの報道もされており、予断を許さない状況が続いていることから、人命救助を中心に活動する関係団体の活動を妨げないことを最優先とし、今すぐ県外からボランティア活動に駆け付ける状況ではないと判断されます。

<日本防災士会(本部)情報>
熊本県支部では、益城町役場及び避難されている方々への支援活動を開始し
ました。(6名参加)
九州地区支部連絡協議会では、長崎県、大分県、宮崎県の会員有志(7~8
名)が現地入りし支援活動を開始する予定です。
■日本防災士会
http://hqnews.blog.fc2.com/blog-entry-107.html
http://hqnews.blog.fc2.com/blog-entry-108.html
<社会福祉協議会情報>
熊本県社会福祉協議会では、現在熊本県内の市町村に対して被害状況などの
情報収集、人名救助に関わる活動を開始し、熊本県内の市町村社協支援の為
、「熊本県災害ボランティアセンター」を立ち上げて益城町社協へ職員を派遣
しました。
現在、被害の大きかった益城町では「ボランティアセンター」の立ち上げに
向けて調整中です。
■熊本県社会福祉協議会
http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/kinkyu/pub/default.asp?c_id=23

熊本地方の地震について

熊本など九州地方で4月14日夜に発生した地震について、現在情報収集中です。今後状況次第で要請がある場合は、このページでお知らせいたします。

平城自主防災会家具等の転倒防止

平成28年3月27日(日)奈良市秋篠町 平城会館において、平城自主防災会の家具転倒防止研修会が行われ、住民の皆さん約30名、防災士会から柏田 勝幸、修田 智道、田中 太加雄、毛利 秀司、北村 厚司、村山 央 各防災士が参加しました。地震の基礎知識講演の後、体験も交えて、家具や冷蔵庫などの固定、ガラス飛散防止、シェイクアウトなど行いました。皆さんから沢山の質問があり熱心に取り組まれました。<村山 央>
CIMG2804CIMG2808CIMG2812

宇陀市ボランティア連絡協議会防災講演会

平成28年1月25日(月)宇陀市農村環境改善センターにおいて、宇陀市ボランティア連絡協議会の防災講演会に講師として出席しました。
日頃からボランティア活動をされている方80名を対象に、「防災の基本、災害に備える」と題して、まず自分の身を守ることが大事である点を強調し、災害や地震発生時のイメージ、シェイクアウトの実践や家具固定等の準備の仕方を講義しました。
「ボランティアとして何が出来るのか」との問いには、多様性を認識して 各自出来ることを出来る範囲で楽しく行うことが大事であると話しました。
さすが普段ボランティア活動をされている方ばかりで、皆さん熱心に話を聞かれていました。
講演終了後、地元のコーラス隊と参加者で懐かしい歌の合唱もあり、楽しい雰囲気の講演会となりました。
<末田政一 防災士>

理事長からのごあいさつ

新年を迎えるにあたって

特定非営利活動法人奈良県防災士会
理事長  植村信吉

あけましておめでとうございます。

旧年中は会員各位を始め、関係機関皆様方の格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。お陰さまをもちまして日本防災士会奈良県支部は、昨年開催いたしました第7回総会(特定非営利活動法人設立総会)を持って、特定非営利活動法人奈良県防災士会として新たな一歩を踏み出すこととなりました。今後は、会員の皆様のご理解、ご協力を得ながら“防災協働社会”の実現をめざすべく決意を新たにいたしております。

いつどこで災害がおこっても不思議でないとされる今日、昨年も常総市を始めとした北関東、東北地方で発生した大水害は記憶に新しいところです。

災害が起こるたびに、自然の力の前には人間の力がいかに無力かであるのかを痛感しておりますが、防災士として、防災士会会員として、これまでの活動を再度見つめ直しながら、奈良県下における地域防災活動をいかに進めて行くのか、全国で発生した災害にいかに対応するのか課題は山積みであります。特に、近々起こると言われて久しい南海トラフ地震に備える事は重要です。同時に、専門家が警鐘を鳴らす南海トラフ地震に誘発されて起こりえる活断層型地震にも備えなければなりません。

昨年は、私の知る限りではありますが県下約80ヶ所の地域や団体の方々から防災研修等のご依頼がありました。県下における防災士会の認知度が上がりつつあると考えており、寝る間も惜しんで県下各地へ赴いている会員各位の努力の結果でもあります。誠に力強い限りです。ただ、各地域や団体での指導となれば会員全員が参加できている訳ではなく、一部会員に限定されるという課題が浮き彫りになってきました。今後は、全ての会員が、どこでも誰でも赴けるように自らのスキルアップが求められていると考えるべきでしょう。

どんな災害が起こるのかは地域によって違うのです。自分の地域を知り、町や人を知らないと災害には備えられません。

会員各位におかれましても、おごることなく目の前の課題を一つひとつ着実に取り組んでいく一層の努力と、防災士及び防災士会会員の使命を果たされんことを心から祈念し、新年のあいさつといたします。

ともに頑張りましょう。

法隆寺における避難誘導及び避難所運営訓練

平成27年12月15日(火)斑鳩町法隆寺境内において、法隆寺、斑鳩町役場の主催による避難誘導・避難所運営訓練が行われました。

訓練は境内で「シェイクアウト訓練」、「避難誘導訓練」、「救援物資配送訓練」を聖徳会館内で「避難所開設訓練」、「避難所運営訓練・HUG」を行いました。

参加者は、各自治会、各自主防災会、自警団、観光協会、観光ボランティアの会、斑鳩アイセスSGG、消防団、社会福祉協議会、西和警察、法隆寺の方々130名が参加され、県支部は「シェイクアウト訓練」、 「避難所運営訓練・HUG」を植村理事長、柏田、田中、松田、松尾各防災士がそれぞれ担当・支援いたしました。

「HUG」の作業中には余震を想定し緊急地震速報を流し、身の安全と素早い行動の再確認と、避難所運営ではペットの扱い方法は…、トイレ問題は…、災害弱者への配慮方法は…等、活発な意見交換が行われ大変有意義な訓練となりました。

<松尾 修 防災士>

1084

1090

1091

1092

1095

1082

 

生駒郡三郷町三室地区防災消防訓練

11月8日(日)、生駒郡三郷町三室地区の防災消防訓練に於いて、奈良県防災士会の子供向けメニュー「防災紙芝居」を行いました。事務局の北村防災士夫妻が担当、この日2回の紙芝居上演を行い、親子からお年寄りまで楽しみながら地震の際の火災の対応を学んでいただきました。三郷町消防団第2分団の指導のもとで消火栓、水消火器、AED講習をしていだきながら子供の消火栓放水体験や消防車見学などもご協力いただき、自治会役員含め92名の参加者にとって有意義な訓練になりました。<北村 厚司 防災士>

151108防災紙芝居2
151108防災紙芝居1
151108防災紙芝居3
151108子供消火栓放水体験

たんぽぽの家で地震対策勉強会

平成27年11月5日(木)、奈良たんぽぽの家において「地震対策の勉強会」を行いました。 たんぽぽの家では地震を想定した訓練の経験が無いということで、末田防災士が地震対策の話をして、その後に地元の六条校区自主防災会で奈良県防災士会会員の鈴木会長以下6名が、グループに分かれて意見を出し合いました。 一般的な地震対策は知的障害福祉施設での想定がなされていないため、施設側、地元自主防災側、防災士側からの意見の中で新しい発見が多く得られた有意義な時間となりました。<末田政一 防災士>

IMG_4074