防災連続講座第1回「三郷町内の防災活動を知る」

令和6年2月24日(土)三郷町社会福祉センターにおいて、三郷町社会福祉協議会主催の防災連続講座第1回が開催されました。今年度で3年目を迎える本講座は奈良県防災士会の植村相談役がサポートを行っており、第1回には24名が参加しました。前半は「三郷町内の防災活動を知る」をテーマに、奈良県防災士会の伊東防災士と北村防災士により、各々の活動拠点である「城山台自主防災会」と「三室自治会防災部」における自主防災活動が詳しく紹介されました。後半は、奈良地方気象台で南海トラフ地震防災官を務められる森様より「地震に備えよう!〜正しい知識と防災〜」」と題してご講演を賜りました。三郷町が大きな地震に見舞われたらどうような被害が起こりうるのかを具体的にお話し頂き、地震災害への備えの必要性を実感する講座となりました。  (報告者:小山防災士)

 

奈良市防災リーダー研修 「災害ボランティアと災害時の受援力」

奈良市防災リーダー研修が、令和6年1月21日(日)、1月27日(土)、2月5日(月)、2月19日(月)の4日間、奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開催され、延べ320名の方が受講されました。奈良市自主防災防犯協議会が主催する、地域防災リーダーのための講座で、今年で3回目になります。本年度の講座の内容は、奈良県防災リーダー研修や防災士養成講座に則ったカリキュラムで、土日と平日の選択制2日間受講頂くものです。奈良県防災士会からは末田防災士が「災害の備える」と「自主防災組織が行う各種訓練」を担当。植村防災士が「災害ボランティアと災害時の受援力」を担当し、同じ内容で2日間行いました。始めて受講される方も、今年で3回目の受講となる方もいらっしゃいましたが、能登半島地震のこともあり、皆さん真剣に受講されていました。奈良市は近年、幸いにして大きな災害に見舞われたことはありませんが、逆に経験が無いためリスク拡大の恐れや準備不足が懸念されています。広い奈良市の中で自主防災組織を通じて個人個人の対応力(耐久力)のアップに繋がれば嬉しいです。  <末田政一 防災士>

奈良市鼓阪地区防災訓練「災害に備えて」講演

令和6年2月18日(日)奈良市鼓阪小学校において、鼓阪地区防災訓練が実施され、奈良県防災士会から末田防災士が「災害に備えて」の講演を行いました。鼓阪地区には奈良市東縁断層と佐保川があり、平坦部と山間部が混在することで様々なリスクがあることと、それに対する備えを具体的に話しました。昔から奈良市では「佐保川は安全」と言われてきましたが、改めて佐保川と東縁断層のリスクを考えていただく機会となりました。3月には近くの公民館でマイ・タイムライン(水害編)を実施する予定です。

<末田政一防災士>

斑鳩町自主防災連絡会臨時総会

斑鳩町自主防災連絡会臨時総会にて植村副理事長が記念講演

去る2月18日(日)、14時から斑鳩町中央公民会にて「斑鳩町自主防災連絡会臨時総会」が開催されました。総会では、会則の変更や新役員の選出等が審議され全て承認されました。総会後には記念講演として植村副理事長が「自主防災活動の活性化をめざして」と題して記念講演を行いましたが、本題の前に本年1月1日に発生した能登半島地震への支援活動で珠洲市へ入ったこともあり、現地の被災状況や課題などが報告され、引き続き支援に入ることも報告されました。講演を受けて、参加者が4つのグループに別れて意見交換が行われ、参加者が熱心に協議される姿が印象的で、今後、斑鳩町での自主防災活動の活性化が期待されます。

(報告:植村防災士)

能登半島地震:珠洲市内での復興支援活動「第3陣」(2月16日~19日)

第3陣として、2月16日の9:00に奈良県を出発し、珠洲市へ向かいました。メンバーは、杉村・板垣の70歳越えの2名です。17:00に珠洲市の小学校避難所に到着しました。17日8:30に珠洲市ボランティアセンターに到着、9:00から蛸島の民家で、瓦の落下物の撤去・倒壊ブロック塀のブロックの撤去・被災家具の撤去を行い、軽トラで災害ゴミの仮置き場に搬送し、作業を完了しました。午後は、2件目で山の麓の宝立町の2階建て民家が現場でした。2階が天井からの雨漏りで、畳みが濡れてしまい使用に耐えないので、撤去してほしいとのことで、階段を使い搬送し、使用に耐えない大型家具も撤去しました。アルミサッシも多数撤去し、仮置き場に搬送しました。石川県のボランティアバスのメンバーとの共同作業でした。2月18日は、8:30に珠洲市ボランティアセンターに到着、9:00から見立島近くの民家(津波被害を受けた住宅)の1階部分の砂出し作業を行った。隣接する作業小屋の泥だしも行い、昼食をはさみ14:00まで作業を続けた。一部残った作業は、明日、作業に入ることとした。避難所帰着後、仮設住宅を見学させてもらった。2月19日、7:30避難所を出発し、16:30に奈良県に帰着しました。  (報告:板垣防災士)

 

2月12日 石川県珠洲市内 仮設住宅での訪問聞き取り調査

チェック項目一覧表
・世帯主氏名
・入居世帯数と人数
・インターホン(鳴らない場合はコンセントの接続確認)
・IH(問題無く使用できているか)
・TV(初期設定が必要なため住人が出来ていない時は代わりに行う)
・お風呂・シャワー(給水があまり多くないため出にくくなることもあると伝達)
・介助の必要性(お買い物、お風呂)
・見周りの必要性 2月10日からの被災地支援活動をひとまず終えた12日の夜、石川県支部の要請で奈良県支部の北村、東、石川県支部の中野防災士と珠洲市理学療法士の奥佐先生の計4名で18時半ごろから部屋に明かりの灯った約20軒の仮設住宅を訪問調査いたしました。
チェック項目は別表のとおり。                                             オール電化であることと独居高齢者が何名かおられるため一軒一軒できるだけ丁寧な対話を心掛け、今困っていることがないかなどの聞き取りを行いました。
IH器具や給湯器の使い方が判らずお湯も沸かせず過ごしておられる方やTVの初期設定が出来ておられない方などはお部屋へ上がらせていただき使い方の説明を優しく丁寧にさせていただきました。
また、同系列の数軒の住宅でエアコン用と家電用のコンセントの設置不良も発見しこちらは施工に問題があるとして業者による即時対応を報告しました。
仮設住宅は防寒対策で窓ガラスが3重構造になっているのですが携帯電話の電波を遮断するようで、「繋がらないから電話をするときは外に出ている」「金沢の息子から安否確認の電話が繋がらないと言われ困っている」といった声が非常に多かったのも印象的でした。
チェックした報告書は石川県支部の中野防災士へ委ね、北村、東の両名は13日早朝珠洲市を発ちました。
後日、奥佐先生と連絡が取れその後について以下のようにメッセージをいただきました。
「あの後、仕事場に戻り、定期的に仮設住宅を回る(サポートする)必要があることを伝えた所、その人材が準備されることになりました!
奈良の皆さんの、丁寧な活動に感謝いたします!!本当にありがとうございました」
自分たちの活動が仮設住宅の問題解決の糸口になれたのなら嬉しい事ですし、多くの被災者の方々と対面でお話しできたことはとても貴重な体験となりました。

 <報告:北村厚司防災士>

能登半島地震:珠洲市内での復興支援活動「第2陣」(2月10・11・12日)

発災直後から被災地で支援活動を続ける日本防災士会石川県支部の応援要請を受けて、第2陣が現地へ入りました。第2陣は、植村副理事長以下、北村、東、大坂間、辻本、川口、矢作防災士の7名です。現地では、石川県支部の指示を受けて避難所での運営支援と、珠洲市災害VCの要請を受けた被災家屋での支援活動に別れて行動しました。避難所支援では、仮設住宅への引越し支援や避難所運営の手伝いを行い、被災家屋のかたづけでは散乱する家財道具と廃棄物の処理運搬作業となりました。11日は、長野県支部の宇佐美事務局長と笠原防災士も行動を共にしました。この日は、昼食を取っている時に珠洲市を震源地とする震度4の地震に見舞われ、慌てて避難行動を取らざるを得ない事態となり、未だに地震が続いている被災地での支援活動であることを実感しました。また、宿泊場所は避難所の一部屋を間借りしている関係で、4名が避難所の理科室で、3名は車中泊という厳しい条件での活動でした。
また、避難所の目の前に仮設住宅が建設され入居が始まっていることもあり、北村、東防災士が石川県支部の依頼を受けて、中野防災士(石川県支部)や市職員の奥佐さん(理学療法士)とともに仮設住宅での訪問聞き取り調査を行いましたが、入居者に高齢者が多い事から様々な課題が浮き上がりました。
※聞き取り調査の詳細は、別紙参照
(報告:植村信吉防災士)

三宅町総合防災訓練

令和6年2月3日(土)三宅町文化ホールにおいて、三宅町総合防災訓練が開催されました。参加者は自治会や自主防災会の役員さんなど総勢100名で、町内4ブロックに分かれて訓練は行われました。前半は、植村防災士による「能登半島地震について〜被災地は今〜」の現地レポートに始まり、奈良県防災士会から6名の防災士が講師を務めて、南海トラフ地震を想定した「地震時タイムライン研修」を行いました。後半は、参加者がグループ毎に4つのブースを順に回って「土嚢作り(三宅町)」「車椅子体験(三宅町社会福祉協議会)」「AED訓練(磯城郡消防署、女性消防団)」「簡易トイレ作り(奈良県防災会)」を体験していただきました。どの訓練にも参加者の皆さんはとても熱心に取り組んでおられ、大変充実した時間となりました。

(報告者:小山防災士)

能登半島地震:珠洲市内の避難所での運営支援(1月28・29日)

能登半島地震発災直後から被災地で支援活動を続ける日本防災士会石川県支部の応援要請を受けて、奈良県防災士会から2名(植村副理事長と杉村理事)が現地へ入りました。今回の支援活動は、これまでのような被災家屋から家財道具を搬出したり、床下の泥出しのような活動ではなく、現地の避難所の運営支援として入りました。現地の避難所運営は、役所の職員1人を責任者に地域の住民ボランティア10数名で運営されていました。当初、この避難所には300名近くの住民が避難されてましたが、二次避難によって現在は111名(1月29日現在)となっています。残った方々はほとんどが高齢者の方で、支援物資の運搬や整理ができない状態で避難所の運営に支障をきたしています。避難所運営に携わる方の話では、発災直後から避難所運営を行ってきたので運営する側のボランティアが披露困憊状態とのことでした。
また、支援物資は足りているものの、保管場所となっている体育館が地震によって雨漏りがひどく、市が補修工事を予定しているものの、大量の支援物資を移動しなくては工事もままならない状態でした。また、28日には、スマイルアップのメンバーが炊き出し支援に訪れ、昼食にラーメンを振舞ってくれたので被災者の方に笑顔が見れて良かったと思いました。まだまだ、継続した支援が必要です。
(報告:植村信吉防災士)

木津川上流部減災対策協議会合同幹事会(担当者会議)

木津川上流部大規模水害・土砂災害に関する減災対策協議会 第16回合同幹事会 報告

今般 奈良県防災士会として 題記会議に参席しましたので概要を下記報告致します

・日時 2月1日(木) 14時~16時半

・zoomによるWeb会議

・参加 木津川上流部の京都府、三重県の地方自治体、河川事務所など

奈良県関係、県河川整備課、宇陀市、御杖村、奈良地方気象台、奈良県防災士会(日本防災士会奈良県支部)

防災士会では京都府支部と三重県支部が参加

・議事

・令和5年度の取組について

報告書を提出している各団体から報告があった

奈良県防災士会からは、前もって理事長に作成してもらった報告書に基づいて取り組み状況を説明した

・自主防災会や自治会・行政に対して災害の備えの講演やアドバイスの実施

・メディア出演による防災啓発と広報活動 について

防災士会報告は奈良県だけだったが、京都の田中支部長から水害に対するマイタイムラインを実施しているが、どこまで住民の中に届いているか、住民活動に反映されているか見えてこない。施策はないのかとの発言があったが、フォローはされなかった

・流域治水プロジェクト2.0について今後進めるとの話の中で、2040年頃には雨量は現在の1.1倍、流量は1.2倍、洪水発生は2倍になると試算されているとの報告。

・河川事務所からの報告で、名張市と宇陀市において水害・土砂災害に関する住民アンケートを実施した。ほとんどの設問に対して、認知度は1割程度と低かった。これからの施策を進める上で、自分事化を如何に進めるかが今後の課題と提起された。

・防災・減災に向けたソフト対策について、意見照会がされた

新年度は ①まるごとまちごとハザードマップ ②マイタイムライン作成講座について計画を作成し、流域内への浸透を図りたいとの意見照会があった。

(報告:杵島防災士)