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関東・東北豪雨災害について

台風18号に伴い、茨城県・宮城県を中心とした地域で大水害が発生しました。現在も、自衛隊を始め、警察、消防、自治体など関係機関が行方不明者の捜索など、懸命の活動を行っていることは周知のとおりです。

私ども奈良県防災士会といたしましては、紀伊半島大水害を経験した者として「なにができるのか?」を考え、すぐにでも現地へ向かいたい気持ちです。

ただ、これまでの経験から、すぐに現地へ赴く行為はかえって現地活動の障害になる場合があります。したがって、現地での受け入れ体制が整った時点で、災害ボランティア派遣や、カンパ・寄付などの呼びかけを始めたいと思います。

会員各位におかれましては、現地の知人・友人、親戚の方々からの情報収集、現地でのボランティアセンターの情報などを集めて、県防災士会へ連絡をお願いします。

なお、県防災士会から、防災士会本部、栃木県支部、茨城県支部、宮城県支部などに連絡を入れています。現地の様子や、本部及び各県支部の取り組みなど、新たな情報がわかり次第、HPにて報告します。ご理解、ご協力をお願いいたします。

王寺町防災訓練

平成27年8月9日(日)、王寺町北小学校において「王寺町防災訓練」が行われ、住民の皆さん約200名と関係機関約80名が参加されました。

昭和57年水害を教訓に水害対策確認訓練を目的とし、行政側は「避難行動をとる判断ができる知識と情報を提供する」、住民側は「災害リスクを認識し、どのような避難行動をとるべきか」を趣旨として行われました。
自衛隊による道路啓開訓練、西和消防署による救出訓練、消防団・町職員による土のう積み及び、資機材取扱訓練があり、防災士会からは「植村信吉、柏田勝幸、高岡宏芳、高木忠雄、板垣伴之、伊藤東洋雄、末田政一」各防災士による、ロープワーク、三角巾、簡易担架の実技訓練を指導しました。
連日猛暑の中の訓練となりましたが、皆さん熱心に受講され、継続して行っていく大切さを学びました。

<末田政一 防災士>

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台風11号接近に伴う対応について

台風11号が接近し、今夜にも四国地方に上陸の恐れがあります。

この台風11号は、あの紀伊半島大水害をもたらした平成23年台風第12号と、ほぼ同じコースをたどっているようです。

会員各位におかれましては、地域の防災リーダーとして万全の準備と、率先避難者として災害時要配慮者などへの対応をお願いします。

奈良市六条校区防災研修会

平成26年12月13日(土)奈良市防災センターにおいて、奈良市六条校区第4回防災研修会が行われ、48名の方が参加されました。

奈良市南消防署長の平成23年の紀伊半島水害をふまえた防災講演会のあと、井上 清防災士によるクロスロードゲームが行われました。7つのテーブルに分かれて、井上防災士の状況読み上げに対して、「イエス」「ノー」のどちらかのカードをテーブルの上に出します。「大地震後、子供が心配で子供のところに行く途中助けを求める生き埋めの人がいます。助けますか?」。意見が分かれました。

末田 政一、岩野 祥子、村山 央 各防災士も参加して研修を受けました。CIMG0683

 

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災害派遣ボランティア説明会

10月4日(土)広陵町グリーンパレスにおいて、「災害ボランティア登録」(26名)の防災士に対して、ボランティア派遣の流れや活動上の注意点について説明会があり20名の参加者がありました。東日本大震災や福知山、広島の水害でのボランティア経験者から体験談があり、参加者から熱心な質問もあり、災害ボランティアへの意欲を確かめあいました。

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王寺町防災訓練

8月31日(日)王寺町久度地区において王寺町防災訓練(水害対策確認訓練)が行われ、関係機関約150人、久度地区の皆さん約300人が参加しました。奈良県支部から植村支部長、柏田防災士、末田防災士、高木防災士、高岡防災士、村山防災士が参加し、簡易担架作り、ロープワーク、三角巾の使用法を講習しました。

参加者の皆さんは、57水害(昭和57年8月台風10号、約2000戸の浸水被害)を忘れてはならないと防災意識が高く、熱心に訓練に取り組んでおられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気象災害に備える講習会

9月29日(日)午後,奈良市防災センターにおいて、奈良気象台防災官 小野善史氏から気象災害について、地震への備え、風水害への備えと題して、講演していただきました。
防災士会員で気象予報士でもある瀧澤さんから、風や雨、積乱雲について教えていただきました。
奈良に多い水害に対する知識をたくさん学び、有意義な2時間になりました。




アマチュア無線勉強会の開催

  平成25年3月10日午前10時から、奈良市防災センターにて 
上田量次 防災士(1級アマチュア無線従事者免許所持)を講師に、
19名の参加者で勉強会が行われました。
資格取得への流れや、実物の機材の説明、基礎的な話と
緊急災害時には、国の総務省から日本アマチュア無線連盟にも
支援要請があり、官民共に支援にあたった事例などを聞きました。

     
               講師の上田量次 防災士

 
       
     受講者の無線に詳しい中澤防災士からも
    くわしい飛び入り説明をして頂きました。  

    
           十津川村から参加の佐古金次郎 防災士から   
       「台風12号大水害」での、奈良県支部の支援活動に
   お礼の感謝の言葉がありました。さらに当時の十津川村
   避難状況についての説明も聞かせて頂きました。

   
   
  
  
 

十津川村で地域防災力支援事業

 
 さる1月14日(月)、奈良県地域防災力支援事業「みんなで作る防災マップ(水害・土砂災害編)」が十津川村住民ホールにおいて開催されました。
 この防災マップ作成事業は、奈良県(安全・安心まちづくり推進課)と十津川村が呼びかけて行われたもので、奈良県の協力要請を受けて支部からは、佐古(十津川村)、柏田(田原本町)、高木(奈良市)、松尾(大和郡山市)の4名の防災士がファシリテーターとして参加しました。
 当日は、兵庫県立大学の木村准教授の指導の下、それぞれの地区の強みや弱み、課題などを3つに絞り込む作業や、その対策、解決方法を話し合い、併せて、地域の人たちの命を守るための避難方法などを考え、意見交換なども行いながらマップづくりが進められました。
 地元十津川村からは、行政、消防関係者、地区代表者(約100名)が参加され、関係者が一緒に作業を行いました。
また、昨年の紀伊半島大水害の被災者や体験者も参加され、当時の様子などが生なましく語られるなど、あらためて防災・減災への取り組みの重要性を再認識する一日となりました。
 最後に、出来上がったマップは、木村先生が監修し、その後、地区のみんなでその都度手をくわえながら、防災訓練や災害時での活用に使って行くことが確認されました。
 参加した防災士からは、今後も継続した活動の再認識とともに、災害の被災者や体験者の生の声を聞く機会となり、今後の防災活動へより一層頑張る気持を確認する研修となりました。

地域防災力向上支援事業(十津川村)ファシリテーター募集

 
 この度、十津川村において「みんなで作る防災マップ(水害・土砂災害編)」作りがワークショップ形式で開催されることになりました。
この防災マップ作成は、奈良県の地域防災力支援事業として開催されるもので、十津川村の住民代表や消防団関係者と奈良県の安全・安心まちづくりアドバイザー、行政職員などが参加し行われます。
 この防災マップ作成に関わって、防災士会奈良県支部へ協力要請がありました。そこで、この事業に協力しようという防災士を募集します。希望される方は、以下の参加要件を確認の上、支部事務局まで申し出て下さい。
◇日時  平成25年1月14日(月) 、9時~15時30分頃
◇場所  十津川村役場住民ホール
◇目的  紀伊半島大水害の教訓をもとに防災についての地域の課題や問題解決を考える
◇主催  奈良県安全・安心まちづくり課、十津川村
◇参加資格  防災士資格を有する者で、当日、ファシリテーターとして参加できる者
◇申込先  FAX 0745-56-5817  mall shityan@iris.eonet.ne.jp 
      ※ 申込は、必ずFAXまたはメールでお願いします
◇問い合わせ  090-8378-1106(担当:植村まで)
◇締切日  平成24年12月26日(水)
◇参加費  無料
◇注意事項
  会場は十津川村でです。したがって、前泊参加(13日午後)を前提とします。また、前泊場所は主催者が用意します。また、現地までの交通手段は参加者へ後日連絡します。