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明日香村での災害被災者支援ボランティアを募集

緊急の災害ボランティアの募集です。
県社協から明日香村での災害復旧支援への協力依頼がありました。
奈良県防災士会から有志が現場で活動しておりますが、県社協のボランティア募集が
7月17日(月)まで延長となりましたので、緊急ではありますが災害ボランティア活動に参加できる方を募集します。

<とき>
①7月13日(木)、9時~16時
②7月15日(土)、9時~16時
③7月16日(日)、9時~16時
④7月17日(月)、9時~16時

<ところ>
明日香村稲渕地区

<現状>
床下の泥出しは大方終わりましたが、まだ他の部屋の下に泥が堆積している状態です。レスキューアシスト 中島さんが指揮を執り、作業を進めます。

<参加申込>
奈良県防災士会事務局までメールで申し込み下さい。
mail@bousainara.com

<集合場所>
奈良県防災士会から団体参加の方は、明日香村「太子の湯(村社会福祉協議会隣接)」の南西側の駐車場に集合して、参加者確認後、各自の車で指定駐車場所へ向かいます。
※必ず事前申込をお願いします。

<その他>
資機材は、村社協が用意します。

<注意事項>
「ボランティア活動保険」は、あらかじめお住まいの社会福祉協議会で加入してください。
当日の保険加入は出来ません。必ず前日までに加入して下さい。
※未加入の方は、作業できません
(先日、奈良県防災士会で募集した「ボランティア登録」をされた方は保険加入済みです)

明日香村でボランティアセンターが立ち上がっています。
活動期間は7月17日(月・祝)までとなっております。
※事前申し込みとなります。

<ボランティアが初めての方へ>
災害ボランティアが初めての方へ、持ち物・装備(一例)を記載しました。
服装:長袖(乾きやすい繊維)、長靴,、保険証、タオル、帽子またはヘルメット、マスク、厚手のゴム手袋など
持ち物・食べ物・飲み物全て自身で用意し、参加をお願いします。
昼食は持参ください。かなり汗をかきますので、ポカリなどの水分を多めに持参をお願いします。
雨天の場合も作業がありますので、雨具等の用意をお願いします。

 

 

大川アナからのメッセージ

防災士の皆さん、お久しぶりです。NHKアナウンサーの大川悠介です。
奈良→大阪と7年に渡って過ごした関西を離れ、東京に異動することになりました。防災士会の皆さんには、取材でお世話になっただけでなく、私自身も1人の会員として、真備町のボランティアや防災訓練のサポートでご一緒させていただきました。防災を伝えるうえで大切なことを学ぶことができました。ありがとうございました。
環境は変わりますが、防災情報の発信はこれからも向き合う大切なテーマです。これからも、ぜひ、さまざまな情報交換をさせていただき、地域や全国の防災力向上を共に目指せたらと思います!
<大川悠介防災士>

設立15周年の記念研修会

2023年5月28日(日)令和5年度NPO奈良県防災士会総会に続いて、設立15周年の記念研修会が行われました。

コロナ感染症が5類に引き下げられたとはいえ、予断をゆるされない時期でしたが会場はほぼ満席となりました。

「防災士と災害」と題し、講師はNP0災害支援レスキューアシスト、中島 武志 代表です。東日本大震災を機に石巻市でボランティアに入り、以後様々な体験を経て、持てるスキルを生かし、被災地支援を行う技術を持ったプロフェッショナルとして現在活動されています。よく知られている段ボールで作ったアシスト瓦は中島代表の発案です。災害で瓦屋根が破損するなどした際に、ブルーシートで覆っても3日程度しかもたないことがあったが、アシスト瓦は確実に雨を防ぎ3年もの耐久性があるそうです。高所作業を含めたこの技術を、被災地で支援にあたる自衛隊や消防隊員にも指導されています。「災害弱者を置き去りにしない」という信念のもと、発災に際し正確な情報収集を行い、24~72時間以内に迅速に被災地に入り、行政、社会福祉協議会と連携し、真に必要なことは何か直接被災者の声を聴き、生活の再開を支援しています。実は本日も被災地からのご来場で、この研修後は再び支援活動に戻られるとのことでした。人それぞれ被災状況は様々で、画一的に判断できるものではない。行政も個別の状況に応じて判断をするのはやはり難しい。NPOやボランティアに頼らざるを得ないことや、判断をも引き継ぐことがある。被災者に対してどのような支援制度があるのか、申請はどのようにするのか、知らせてあげることも必要と話されていました。また、被災地、被災者が自らの足で災害から立ち上がり、「普通に暮らせる幸せ」を取り戻すには、支援も長期に渡ることになるが、何もかもを与え手伝うのではなく、復興、再興するには支援を受ける側の「受援力」が重要とおっしゃっていて、レスキューアシストの活動を引き継ぐ新しい力を各地で育成もされています。災害に対する備えや考え方、それらを促す私達の防災・啓蒙活動が、地域の防災力、受援力を高め、有事の際の防災、減災、復興に寄与することは証明されています。

中島 武志 代表率いるレスキューアシストの真似はできませんが、同じ理念を共有する者として、これからの活動にあたり学ぶべきものが多い研修会でした。

(報告者:古瀬防災士)

被災者支援コーディネーター育成研修

奈良県防災プラットフォーム連絡会の行事として、事務局の奈良県社会福祉協議会が行った「令和4年度 被災者支援コーディネーター育成研修」に、奈良県防災士会から3名が、研修参加しました。この育成研修は、JVOADが令和4年度 災害ボランティア本部機能強化事業として、行っている研修です。奈良県防災プラットフォーム連絡会の加盟団体から、20名の参加で、「奈良県域の全体を対象とした被災者支援のコーディネーションを担うコーディネーターとなる人材を育成する~」ものです。事前の動画学習もあり、十分な量の学習でした。(報告:板垣防災士)

生駒郡4社協主催「災害VC立上げ訓練」

令和5年3月4日(土)斑鳩町中央公民館において生駒郡内社会福祉協議会事務局長会主催の「災害VC設置・運営訓練」が行われ、生駒郡4町(斑鳩町・平群町・安堵町・三郷町)社会福祉協議会より40名、奈良県防災士会より25名の計65名の方が参加されました。

斑鳩町社協 松村局長様の開会挨拶の後、訓練説明及び災害想定が発表され、今回は生駒郡で震度6弱~6強の地震が発生したと想定。その6日後に災害ボランティアセンターを開設した設定で、施設内にある物を使い工夫しながら設営するとの説明がありました。会場設営後、運営側と住民・災害ボランティア役の2班に分かれ訓練開始。事前受付で検温、消毒を済ませ、保険加入~受付~オリエンテーション~マッチング~送り出し~資機材~活動報告受付と一巡した後、今度は立場を交代し再スタート。植村相談役が各パートで出すアドバイスにより、さらに皆様の理解が進んだ様に感じました。今回の訓練には「ろう」の方も参加されており筆談で対応されていました。各町社協で災害発生時に、どの様な体制で障害のある方に対応するのか、防災士会としても今後の課題と感じました。

振り返りでは、訓練中に気づいた点を各パート毎に発表。多かったのは、「各班との連絡やVC内の正確な情報共有をどうするのか」等の意見でした。

私の感想ですが、今回訓練で使用した記載用紙や災害ボランティアへの説明文、住人への告知チラシは完成度が高く、このまま十分使用できると思いました。

最後に植村相談役より、「臨機応変に対応する事」「自分がケガせず無事である事(自分がケガをしたら他人を助ける事などできない)」と締めの言葉を頂き、訓練を終了しました。

※今回訓練初参加の方、お疲れ様でした。今後も可能な範囲で良いので、参加をよろしくお願い致します。報告:八木沢 防災士

 

上牧町災害時対応訓練

令和5年1月15日。令和4年度上牧町社会福祉協議会主催の災害時対応訓練が行われ、地元の自主防災ネットワークの一員として参加しました。奈良県防災士会からは植村相談役兼副理事長が視察に来られました。

今年度は、ICTを活用した災害ボランティアセンター運営訓練となっており、情報の電子化(クラウド化)が図られています。

参加者はWEBにて事前参加登録を済ませており、当日の受付もスマートフォンなどの情報端末を用いて2次元コードをよみこむ方法でチェックイン。活動内容(マッチング内容)含めID化されておりクラウド上に情報管理がなされている。クラウド上にある情報へのアクセスも容易で、情報の追加付与もリアルタイムに反映され可視化される。よって従来の紙ベースでの煩わしい管理や集計なども不要で、飛躍的な運営効率の向上とスタッフの負担軽減になっている。(広域災害となると余計に運営スタッフの確保も限られる為、これまでの運用方法では困難となり改善が必要である。その為のIT化と訓練を通じたボランティアセンターの業務や運営人材の育成プログラムを兼ねている)

IT化することで、反面、参加者にとってはスマートフォンの操作含め情報端末の取扱いを強いられるので、苦手な方や不慣れな方にとっては難関そのものでもあった。今回はICTを活用した訓練が一つのテーマで有ると言う事で理解しなければならないのだが、参加者の方からは以前の方法が良いとの意見も相当数あったかと思います。この類は説明指導やアプリケーションのGUI設計によるところも大きいが、使う側のターゲット層の想定と訓練参加者の実際の層の違いもあるのではと思いました。自分自身も新たな取り組みの中で運営スタッフとして役割に従事させて頂きましたが、PDA操作(情報端末)、や映像によるオリエンテーションなど含め課題についても自己認識が出来ました。次回はそれを踏まえて対応出来ればと思っています。

参加される方々の中には、災害想定やインフラの状況などより、いろいろな見識をお持ちの方がおられるので、訓練方針や方法など見解の相違による議論も活発になされている場面も見受けられました。上牧町社会福祉協議会では、これまで11年もの訓練実績の上に今回の新たな試みが有ると説明回答されていた事、印象にのこっています。今年の訓練にて更に改善がなされ、より良い災害ボランティアセンターの開設と運営が出来るのではないかと思います。災害に限らず、何事もこれまでに学んだ事や経験、訓練以上の事は出来ないと思っていますので、このような機会を作って頂ける主催団体には感謝でしかありません。

[報告:大坂間防災士]

防災訓練のご案内「生駒郡災害ボランティアセンター立ち上げ訓練」 参加者募集

定員に達しましたので、申し込み〆切させて頂きます。

ありがとうございました。

 

あけましておめでとうございます。今年も県内の自治体や団体から沢山の訓練派遣依頼を頂いています。つきましては下記訓練の応援を募集します。この訓練を会員スキルアップと会員相互のネットワークづくりの機会と捉えて案内いたします。出来る範囲で大丈夫ですのでお手伝いをお願いします。ご希望の方は申込先に連絡の上ご参加ください。参加の際には訓練進行の迷惑にならないようご協力をお願いします。

生駒郡災害ボランティアセンター立ち上げ訓練の参加者を募集します。
「災害ボランティアセンターの立上げ訓練」

日時:2023年3月4日 8:30~12:00
場所:斑鳩町中央公民館
主催:生駒郡4町社会福祉協議会事務局長会

参加希望される方は、「2023年2月20日」までに必要事項を記入頂き、奈良県防災士会へお申込みください。(電子メールでの申込となります。)

【申込み記入事項】
・ご氏名
・住所
・年齢
・携帯電話番号
・電子メールアドレス(連絡のとれるアドレス)

[申し込み先メールアドレス]
mail@bousainara.com

※メールの件名に「生駒郡災害VC立上げ訓練参加希望」と書いて下さい。

(ご注意)
集合場所、集合時間などの詳細は、後日、責任者より連絡します。
返信連絡はメールで行います。電話はご遠慮下さい。
携帯メールの方は、必ず上記アドレスが受信出来る設定にして下さい。
定員〆切の場合があります。必ず連絡確認の上ご参加下さい。

~おねがい~
役員及び事務局は仕事の合間に作業を行っています。ご理解とご協力をお願いします。

「災害時の人間心理・行動とその支援を考える」研修会のご案内(1月7日開催)

奈良県外国人支援センター主催の「災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修」の1つとして、「災害時の人間心理・行動とその支援を考える」をテーマとした研修会が令和5年1月7日(土)に開催されます。
講師に兵庫県立大学の木村玲欧教授(専門分野:防災心理学・防災教育学)をお招きし、災害が発生したときに「人はなぜ逃げないのか」「どのように働きかければ人は行動するのか」といった興味深い内容をわかりやすくお話しいただきます。

【日時】令和5年1月7日(土)13:30〜16:30
【場所】橿原市コンベンションルーム(ミグランス 橿原市役所分庁舎4階、近鉄八木駅徒歩3分)
【講師】兵庫県立大学環境人間学部 木村 玲欧 教授(専門分野:防災心理学・防災教育学)
【テーマ】災害時の人間心理・行動とその支援を考える
【対象】本テーマに関心のある方
【申込方法】メールに必要事項を記入して「奈良県外国人支援センター」(E-mail : nara-icsc@office.pref.nara.lg.jp)へ各自申し込み。
【締切】令和5年1月4日(水)
【参加費用】無料

参加をご希望の方は、メールタイトルに「研修参加希望」とご記入の上、
メール本文に
1)氏名
2)連絡先(住所、日中連絡のできる電話番号、E-mailアドレス)
3)所属(団体・学校等)を明記して、「奈良県外国人支援センター」(E-mail : nara-icsc@office.pref.nara.lg.jp)へメール送信くださいますようお願いします。

研修では講演のほかに災害時の通訳・翻訳に役立つ演習も行います
講演及び実習はすべて日本語で行われます。
会員の皆様におかれましては、ご多忙中と存じますが、奮ってご参加ください。

災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修

令和4年11月27日(日)奈良県立国際高校において、奈良県外国人支援センター主催による「災害時通訳・翻訳ボランティア養成研修」が開催されました。講師として招かれた奈良県防災士会からは15名が参加し、通訳・翻訳ボランティア、国際高校の生徒、関西外国語大学や奈良先端科学技術大学院大学の外国人留学生、地元自治会関係者など総勢77名を対象に研修は行われました。

前半は国際高校2年生で生徒会長を務める大西理文(おおにし よしみ)さんが「災害時 あなたはどうする?〜What do you do when a disaster happens?〜」と題し、英語スライドを用いて講演を行いました。大西さんは高校のゼミで「地震意識を高めよう」をテーマに研究をされており、過去の災害事例を取り上げながら「日本は世界有数の地震大国である」ことや、「南海トラフ巨大地震では奈良県でも相当の被害が想定されている」ことや「地震対策の大切さ」などをお話しされました。後半の奈良県防災士会による実技訓練では、参加者は5つのグループに分かれて「水運搬」「非常用トイレ体験」「非常持出袋」「地震時危険箇所クイズ」「ブロック塀倒壊体験」の5種類を順に体験しました。各ブースともに担当防災士は工夫を凝らして実技指導を行い、ふり返りの時間で何人もの外国人留学生が「It was very fun. (とても楽しかった。)」と感想を述べていました。

研修後のアンケートでは、「高校生の生徒さんが熱心に取り組んでおられるので、感激、感心しました」「防災士の方々の説明がとても分かりやすかったです」「演習を実際に体験することで、リアルな感覚をつかむことができた」「Please, organize more of these.(このような研修をもっと開催して下さい。)」などの声が寄せられました。

本研修の様子は11月29日(火)放送の奈良テレビ「県民フラッシュ」で紹介され、奈良県庁広報広聴課ナラプラスでYouTube動画がご覧頂けます(https://www.youtube.com/watch?v=lexh2-xWMjY)。

最後に、非常持出袋のコーナーでご協力頂いたWEBアンケートの結果を添付します。

<報告者 小山防災士>

20221127 国際高校_活動報告&会計報告_改

大和高田市社協災害ボランティアセンター立上げ訓練に参加

11月19日(日)、大和高田市総合福祉会館において大和高田市社会福祉協議会が「災害ボランティアセンター立上げ訓練」を開催しました。市社協からこの訓練への協力要請を受けて県防災士会から植村副理事長を始め14名の防災士が参加しました。参加した防災士は、それぞれ市外から来た災害ボランティア役と、被災した住民役に別れて参加しましたが、この訓練を通して実際に自分の地域が被災した時に自分でできる事を知る良い機会となったと思います。また、市内から参加した防災士は、東日本大震災時に東北各地で災害ボランティア活動に関わっていたこともわかり、防災士間のネットワークが広がる機会ともなりました。   (報告者:植村信吉防災士)