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三郷町里、緑ヶ丘連合自治会防災講習会

H27年12月6日、生駒郡三郷町里、緑ヶ丘連合自治会地区において同町在住の防災士が中心となり防災講習会を行いました。
最初に北村厚司防災士夫妻が防災紙芝居を上演し、続いて同町のハザードマップについて解説しながら町の指定避難所や備蓄についての取り組みなどを紹介し、そこから見えてくる自治会や各家庭での災害への備えの大切さをテーマに講演しました。
後半は元DIYアドバイザーの大野隆三防災士が誰でも出来る家具の固定というテーマで講演し、様々な家具固定の手法について模型を使って分かりやすく紹介しました。
末田政一防災士は自治会自主防災所有の備品について使い方などの説明を行い、板垣伴之防災士は同時開催の子供向けワークショップとして新聞紙スリッパの作成などを担当していただきました。
三郷町役場総務課からの依頼による防災講習会でしたが、地元の防災士の方が奈良県防災士会のメンバーとして一緒に取り組ませて頂いた点でも、大いに意義のある防災講習会であったと感じました。
<北村厚司防災士>

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2015年7月11日(土) 防災講演会「人口減少時代の新しい防災姿―阪神・淡路大震災、東日本大震災を踏まえて―」

 

 

 

NPO法人都市災害に備える技術者の会 が主催する防災講演会が、下記のとおり開催されます。

参加希望者は、メールまたはFAXで、NPO法人都市災害に備える技術者の会 に、直接お申し込みください。

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12月6日(土) 講演会「災害時要援護者が助かる道」(参加無料)

下記のとおり、講演会が開催されます。ふるってご参加ください。参加無料、申込不要ですが、定員100名につき、立ち見となった場合はご容赦ください。

タイトル

 「災害時要援護者(高齢者、障害者、乳幼児、妊婦、日本語が話せない外国人)が助かる道」

※ 平成26年度奈良県社会福祉協議会中央善意銀行助成金事業です

日  時   平成26年12月6日(土) 14:00~15:30

場  所   奈良市防災センター 2階研修室 (奈良市八条五丁目404‒1)

アクセス   ※ 駐車場が狭いため、公共交通機関でのご来場にご協力ください

  • 近鉄奈良駅もしくはJR奈良駅西口から奈良交通「恋の窪町」行きバス「柏木町南」下車すぐ
  • 近鉄西ノ京駅から真東へ徒歩約20分(約1.7km)

講  師   村井雅清氏 (被災地NGO協働センター代表)

(講師プロフィール)
1969 年兵庫県立兵庫高校卒業、神戸の港湾に8年間就業した後、震災発生まで長田のケミカル業界に従事。震災後「ちびくろ救援ぐるうぷ」(現「ぐるうぷ“えん”」)事務局長(後、代表)として救援活動に取り組む一方、「阪神大震災地元NGO 救援連絡会議」の分科会から独立した「阪神・淡路大震災『仮設』支援NGO 連絡会」(現:被災地NGO 恊働センター)の代表となり現在に至る。また震災後、国内外の災害に対する支援活動に取り組み、海外では、過去53回にわたってコーディネーター役を務める。「CODE海外災害援助市民センター」理事、「震災がつなぐ全国ネットワーク」顧問、しみん基金KOBE 副理事長など。神戸大学非常勤講師、福井大学非常勤講師、神戸松蔭女子大学非常勤講師。2006年4月より神戸学院大学客員教授。2011 年11 月第21 回ロドニー賞受賞。著書に「ボランティアが社会を変える」(共著、2006年関西看護出版)、「災害ボランティアの心構え」(2011年、ソフトバンク新書、記述の一部が大学入試問題に採用された)。

主  催   さぽれす九九しゃ

後  援   NPO法人日本防災士会奈良県支部、奈良県、奈良市、大和郡山市、「NPO法人都市災害に備える技術者の会」自主防災活動研究会

問い合せ   さぽれす九九しゃ 柏田勝幸

    • 電話 090-4030-9924
    • E-mail sbfpt232@ybb.ne.jp

 

被災地復興支援報告 ~東松島市~

311から3年半、被災地の今

日本防災士会奈良県支部 岩野祥子

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、宮城県東松島市に足を運び、被災からの復興の様子を見続けています。去る9月26-28日に訪れたときの様子を報告します。

集団移転地の造成工事

私見ですが、東松島市はわりと順調に復興が進んでいると感じます。311から1年間は月に1回から数回、それ以降はひと月から3か月に1度程度、東松島市を訪れていますが、行くたびに変化を感じられます。一方、福島原発の周辺地域へは、年に1~2回程度しか行かないにも関わらず、「前回から何も変わっていない」と感じることがあり、その違いを実感します。

集団移転地(宮戸、大浜地区)

宮城県東松島市内の集団移転地(宮戸の大浜地区)

今回、市内の数か所で目に留まったのが、集団移転地での建築工事が始まっていたことです。上の写真は、宮戸の大浜地区。6月に宅地造成が終了し、現在は住居の建築工事に移っています。

集団移転地(牛網地区)

宮城県東松島市内の集団移転地(牛網地区)

同じく、市中心部に近い、牛網地区の集団移転地です。

生活復興支援センターの活動

東松島へ行くたびに訪れるのが、「東松島市生活復興支援センター」です。ここは、震災発生から約5カ月の間は、「東松島市災害ボランティアセンター」として、泥出しや災害ゴミの撤去など、被災者と支援者のマッチングを行っていました。片付けがひと段落して以降は、仮設住宅で暮らす人たちのサポートや、失った仕事や家を今後どうしていくかなど、生活を立て直すために必要な、幅広い支援をするための「生活復興支援センター」へと活動の幅を広げました。

東松島市生活復興支援センターの渡邉さん

東松島市生活復興支援センターの渡邉さん

東松島市では、「生活復興支援センターは仮設避難者を見る」「東松島復興協議会(東松島市で活動する全国のボランティア団体やNPO・NGOが連携して活動を行うためのネットワーク)は在宅避難者を見る」というすみわけの元、復興に取り組んできました。わたしたちは在宅避難者から直接ニーズを聞きとりながら活動してきたため、仮設の人たちの様子や、行政の動きはほとんどわかりませんでした。そこで、東松島に来るたびに、生活復興支援センターを訪ねて、仮設避難者(現在は災害公営住宅への入居者も含む)の様子や、行政の取り組みについて、話を聞かせてもらっています。

話を聞く中で、震災から2年目となる去年あたりから、生活復興支援センターの役割のひとつに、災害を経験していない自治体への経験の共有と、災害への備えについての啓蒙活動が加わったように思います。今回訪れたときには、子ども向けのHUG(避難所運営ゲーム)の資料などを見せていただくことができました。

「被災者自身も、数年たてば経験を忘れてしまう。今後は、災害を経験していない子どもも増えていく。被災地域の中で、今回の教訓を生かせなければ意味がない」ということで、地域の人に対し、また、災害を経験していないよその地域の人に対し、東松島市が経験したことを伝えていく活動を、今後はさらに積極的に行っていくようです。

防災講演会の案内

NPO法人年災害に備える技術者の会が主催で下記の講演会が開催されますのでご案内します。
興味のある方、防災関係者、防災士の方はご参加下さいますよう紹介いたします。

<演 題>  「建築基準法及び耐震化事業の残された問題点」

〜木造住宅の耐震化が抱えたままの問題点〜

<講 師>  木構造建築研究所 所長 田原 賢 氏
<日 時>  平成26年7月12日(土)15時〜17時
<場 所>  こうべまちづくり会館
<参加費>  無料
<申込・問合せ先>
NPO法人都市災害に備える技術者の会 事務局
〒 651-1436  兵庫県西宮市すみれ台3丁目1番地
(有)大田ジオリサーチ内 事務局長 大田英将
電話 078-907-3120 FAX 078-907-3123
E-mall office@toshisaigai.net

平群町で防災講習会開催

さる3月20日(木)13時30分から約2時間、平群町福祉センタープリズム平群において、防災研修会が行われ、奈良県安全・安心まちづくり推進課の依頼を受け、奈良県支部から、植村信吉防災士、柏田勝幸防災士、松尾修防災士、高木忠雄防災士、高木裕也防災士、村山央防災士が参加しました。
平群町のボランティア団体、自主防災会の人たち約70名が参加しました。
「いつ起こるか判らない災害に備えて」と題して、植村防災士が講演したのち、2班に分かれて、三角巾の使用方法と簡易担架による搬送を講習しました。
皆さん大変熱心に取り組まれ、呑み込みの速さに感心させられました。

平群町「竹あかりの集い」でDIG

さる111日午後、平群町の健康福祉センター「プリズムへぐり」において、平群町ボランティア連絡協議会等主催「第11回竹あかりの集い」が行われ、「災害図上訓練DIG」に支部から奈良県安全安心推進課の依頼を受け、アドバイザー・ファシリテーターとして8名参加しました。(山口正春、植村信吉、柏田勝幸、松尾修、高木裕也、南上勝栄、堀内崇次、村山央)

予定の40名を大幅に上回る参加者で、体験できず見学のみになる人も出ました。

山口防災士の進行で、小学校単位のチームに分かれ、池や川、身体の不自由な人、頼りになる人の家などワイワイガヤガヤとにぎやかに地図に書き込み、震度6強の地震に対して、被害想定、避難方法、備えなどを検討しました。

「災害に対して、地域の強いところ・弱いところを共有でき、備えの大切さを再確認した、自分の自治会でもやりたい」との感想も聞かれました。

平群町の岩崎町長さんのブログにも様子がUPされています。
岩崎町長さんのブログは「まんべん日記」です。





新年を迎えて

希望にあふれる平成26年の新春を迎え、心からお喜びを申し上げます。
私ども奈良県支部も結成以来6回目の新年を迎えることができました。ひとえに会員の皆様方のお力添えのお陰と厚く御礼申し上げます。
防災士は住民と自冶体との連携を図りながら、地域のリーダーとして住民側から引っ張って行くことを目標に、家庭や職場、地域で自分がどこにいるのかなどの視点から予防対策をたて、災害発生時にはそれに沿って動く事が求められております。特に、ここ数年様々な形で多く報道されています南海トラフ地震への備えは重要です。また、南海トラフ地震に誘発されて起こりえる活断層型地震、中でも奈良県に大きな被害を与えると言われる奈良盆地東縁断層帯地震にも備えることが必要です。どんな災害が起こるかは地域によって違うのです。自分の地域で起こりえる災害を知り、町や人を知らないと災害には備えられません。
東日本大震災の教訓から、避難マニアルは作るだけでなく、繰り返し訓練しないと意味がないのです。また、災害時に助け合えるよう普段から近所と関係を築いておくことも大事です。
1に「自分の命」、
2に「頭で覚えるよりも身体で覚える」、
3に「危機感を持つ事」が非常に大事であります。
支部会員の皆さま方も、常に防災知識の向上に努められますようお願いし、支部開催の各事業や研修をはじめ、関係各機関等で開催されます研修会への積極的な参加を呼びかけて、新年のご挨拶といたします。

日本防災士会奈良県支部

支部長 木本喜信

気象災害に備える講習会

9月29日(日)午後,奈良市防災センターにおいて、奈良気象台防災官 小野善史氏から気象災害について、地震への備え、風水害への備えと題して、講演していただきました。
防災士会員で気象予報士でもある瀧澤さんから、風や雨、積乱雲について教えていただきました。
奈良に多い水害に対する知識をたくさん学び、有意義な2時間になりました。




宇陀市 天満台東 防災研修会

 

平成25年9月7日(土)宇陀市榛原の天満台東地区で自主防災会防災研修会が開催され、当支部から植村防災士、村山防災士が参加しました。「防災の心得・南海トラフ地震に備える」と題して防災クイズを交え、約1時間の講演を行いました。

    熱心にクイズに挑戦する参加者の皆さん。