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奈良市防災リーダー研修2/23

奈良市防災リーダー研修が、令和7年2月3日(月)と2月23日(日)2日間、奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開催され、延べ210名の方が受講されました。奈良市自主防災防犯協議会が主催する、地域防災リーダーのための講座で、今年で4回目になります。

奈良県防災士会からは末田防災士が「地区防災計画を作ろう」という題材での講義とMCを担当し、同じ内容で2日間行いました。2回目の時は開演早々に会場の設備都合でプロジェクターが映らなくなり、また奈良市のパソコンも繋がらなくなって、急遽プログラムを変更して1限目に防災士会の講義を行うなどのトラブルが発生しましたが、臨機応変に慣れている防災組織の本領が発揮されたと思います。参加者の皆さんも奈良市の防災を担う方たちなので、全員が一体になって取り組んだ感がありました。

奈良市には昔からの安全神話がありますが、逆に経験が無いためリスク拡大の恐れや準備不足が懸念されています。今まで以上に地域自主防災会の重要性が叫ばれる中、有意義な研修会となりました。

<末田政一 防災士>

川上村東川地区8垣内「まち歩きと避難マップの作成」

令和6年9月29日(日)川上村東川地区において「防災まち歩き」が行われ、奈良県防災士会から7名の防災士が参加しました。川上村東川(うのがわ)地区は、8地区の垣内から構成されていて、そのほとんどの場所が土砂災害警戒区域と浸水エリアになっています。過去に数度の災害に見舞われていて、人口減少も進んでいることから、いざという時に何処に行けばいいのかを考えるため、地区防災計画の策定を目指して、今回は「避難計画」の作成を行います。

事前に説明会の講義と、まち歩きの準備のワークショップを行ったのち、9月29日は住民の皆さんと歩きながら、危険箇所や一時避難できる場所などを調査しました。その後公民館に集まってマップの整理を行い、次回10月にマップを清書して防災計画を作成し全戸配布をしたのちに、再度説明会を実施予定です。

昨今、地区防災計画の必要性が叫ばれていますが、なにから取り組んでいいのかわからない地域も多いと思います。一度に難しいことをするよりも、一番大切なことから、出来ることからやっていくことが重要なので、今回の避難計画が他の方の参考になれば幸いです。

<末田政一防災士>

地区防災計画アンケート結果

12月18日の奈良県防災士会スキルアップ研修会に参加頂いた方に、地区防災計画実施アンケートをお願いしました。集計結果をアップします。
日本防災士会(本部)では地区防災計画推進委員会を設けて重点的に地区防災計画に取り組んでいます。地区防災計画の取り組みの主体は、地区の特性をよく知る住民の皆様であり、防災士は計画づくりや各種訓練をお手伝いする役割を担っています。
奈良県でも防災士の皆様の地区で取り組まれている情報をお知らせいただければ幸いです。

地区防災計画アンケート結果

令和4年度スキルアップ研修

奈良県防災士会令和4年度スキルアップ研修を12月18日日曜日に三宅町文化ホールにて開催しました。

当日は、47名の防災士が末田理事長、植村副理事長の熱心な講義を受講しました。

テーマは「研修・実技の進め方と災害発生時の防災士の行動」「避難所運営訓練の進め方」「マイ・タイムラインの進め方」「地区防災計画の進め方」の4講座、それぞれ50分間の内容でした。

受講者からは、「まちあるきの視点について」「集団を統制するコツについて」といった質問があり、それぞれ講師が答えました。

講義の合間では、参加された防災士同士のつながりのために挨拶するシーンもあり有意義な1日となりました。

講師役を務められた末田理事長、植村副理事長、ならびに受付や物販など運営にご協力いただいた皆さまありがとうございました。

奈良県防災士会 スキルアップ研修会の案内 (12月18日開催)

奈良県防災士会 スキルアップ研修会の案内

過日、会員様には掲題の研修についてご案内を行っておりますが開催日が近づきましたので、改めて案内致します。詳しくは、添付の資料を御覧ください。

【スキルアップ研修会】
[日時]2022年12月18日 10:00~14:50
[場所]三宅町文化ホール
[参加費]無料
[参加資格]奈良県防災士会会員(賛助会員含む),本年度のリーダー研修受講者で当日入会頂ける方

・出来るだけ来場の際は公共交通機関のご利用をお願いします。

[研修テーマ]
①10:00~10:50
「研修・実技訓練の進め方と注意点」
「災害発生時の防災士の行動」
(講師:植村相談役兼副理事長)

②11:00~11:50
「避難所開設・運営訓練の進め方(HUGを含む)
(講師:末田理事長)

③13:00~13:50
「マイ・タイムライン研修の進め方」
(講師:末田理事長)

④14:00~14:50
「地区防災計画の進め方」
(講師:植村相談役兼副理事長)

各セッション 各自、自由聴講頂けます。
事前登録の必要は有りませんが、開始時間の5分前までに受付し入場ください。
ご協力をお願いします。

 

災害から家族と地域を守る(地震編)

令和4年10月27日(木)十津川村体育文化センターにおいて防災講演会が開催され、十津川村各区より総代様及び関係者含め総勢37名が参加されました。奈良県防災士会より植村副理事長、八木沢理事が講師として出席。小山手十津川村長様より今回の講演を開催した目的、南海トラフ地震が発生した時には、隣近所と助け合う事が重要である旨の挨拶を頂戴しました。

続いて植村副理事長による「災害から家族と地域を守る(地震編)」の講演がありました。「南海トラフの発生確率は、30年以内に70~80%の確率で発生すると言われており、誰もが必ず遭遇する」「被害は沿岸部に集中する。その為奈良県に支援はしばらく来ない。その間は自分たちで乗り切る」等、解説頂きました。山間部での地震被害として、新潟中越地震発生後の山古志村の様子を動画で紹会した際は、皆様真剣に見ておられました。

後半は地区防災計画について解説され、例として植村副会長の地元である三宅町上但馬地区の事例を紹介頂きました。奈良県防災士会は令和2年、十津川村と「地域防災力向上に関する協定」を結んでおり、各地区での防災計画作成を協力する事をお伝えしました。今回の講演中、参加された女性の方々が熱心に見入っておられ、都度頷かれる様子を見ていて、十津川の防災意識の高さ、各地区との繋がりの強さを感じました。(講演の様子は十津川テレビによる撮影があり、ケーブルテレビでの配信、及び村報で紹介される予定です)

(報告者:八木沢防災士)

 

 

3/5(土)地区防災計画学会大会シンポジウム(オンライン開催)

地区防災計画学会からのお知らせです。

 

「多様化・激甚化する災害とコミュニティ防災」
> 日時 2022年3月5日(土) 9:30~17:30
> ※個人報告とシンポジウム2本予定。大会詳細は下記リンク参照。
https://note.com/chikubousai/n/n33c65f325c5b ※参加者募集
https://note.com/chikubousai/n/n1c018105e033 ※パネルディスカッション登壇者
https://note.com/chikubousai/n/n98c919d57ea4 ※個人報告一覧
>
> 対象 地域防災力の強化や地区防災計画づくりに興味のある方
> 参加費無料・地区防災計画学会HPで申し込まれた方に視聴方法を御連絡(YouTubeによる同時配信等)
> ※https://gakkai.chiku-bousai.jp/ev220305.html ※地区防災計画学会HPからの申込ページ
>
> シンポジスト(調整中)
> 室﨑益輝  兵庫県立大学教授
> 加藤孝明  東京大学教授
> 鈴木猛康  山梨大学教授
> 磯打千雅子 香川大学准教授
> 浅野幸子 早稲田大学招聘研究員
> 阪本真由美 兵庫県立大学教授
> 田中耕司 大阪工業大学教授
> 西田佳弘 大阪市立大学研究員
> 酒井明子 福井大学教授
> 澤田雅浩 兵庫県立大学准教授
> 石塚裕子 大阪大学講師
>
> モデレーター・総合司会
> 矢守克也   京都大学教授
> 西澤雅道   前福岡大学准教授
> 坊農豊彦 大阪市立大学特別研究員
> 金 思穎 専修大学研究員

地区防災計画の作成に関する基礎研修会

内閣府による「地区防災計画の作成に関する基礎研修会」がオンラインで開催されます。

令和3年12月24日 14:00-16:30
京都大学防災研究所巨大災害研究センター 教授 矢守克也氏
札幌市南保健センター 早川直喜氏
城西まちづくり協議会 佐々木裕子氏

令和4年1月12日 15:30-18:00
東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター 教授 加藤孝明氏
愛媛県新居浜市危機管理課 高橋直樹氏
清流の国ぎふ 防災・減災センター 岩井慶次氏

参加希望の方は下記より直接申し込んで下さい。
https://secure.kiis.or.jp/bousai/2021tr/

(別紙)令和3年度地区防災計画の作成に関する基礎研修会について
(別紙)令和3年度地区防災計画の作成に関する基礎研修会について.pdf
202K HTML 形式で表示 ダウンロード

地区防災計画学会シンポジウム(第38回研究会)「アフター・コロナとコミュニティ防災」オンライン開催の案内

2021年12月18日(土)に、地区防災計画学会シンポジウム(第38回研究会)「アフター・コロナとコミュニティ防災」をオンラインで開催されます。

本年7月以降に長雨が続き、静岡県熱海市の土石流災害をはじめ、甚大な被害が各地で発生しているほか、10月7日の千葉県北西部を震源とする地震では、負傷者が出たほか、鉄道の脱線、水道管の破損による漏水の発生等の被害が出ました。
コロナの緊急事態宣言は終わりましたが、引き続き警戒が必要になっています。このように、災害が激甚化、頻発化する中で、コミュニティの防災活動はどうあるべきでしょうか。「アフター・コロナとコミュニティ防災」と題して、地区防災計画学会の有識者たちが議論を行います。

下記学会ホームページから参加申込をお願いします。
https://gakkai.chiku-bousai.jp/ev211218.html

会員区分は「地区防災計画学会の会員」ですので、通常の方は「非会員」で申し込んで下さい。

シンポジスト等(調整中)
室﨑益輝 兵庫県立大学教授(地区防災計画学会会長)
矢守克也 京都大学教授(地区防災計画学会副会長)
加藤孝明 東京大学教授
神原咲子 高知県立大学特任教授
磯打千雅子 香川大学准教授 ほか
総合司会
坊農豊彦 大阪市立大学CERD特別研究員(関西情報センター主任研究員)
金 思穎 専修大学人間科学部研究員・福岡大学非常勤講師

 

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日本防災士会女性防災推進会議オンラインシンポジウムのお知らせ

日本防災士会女性防災推進会議オンラインシンポジウムがオンラインで開催されます。
詳細は、添付案内をご確認ください。

参加ご希望の方は、下記より各自で直接申し込み下さい。

開催日: 開催日時:令和3年8月28日(土曜日)13:45(開始)〜16:00
開催形式:zoomオンライン

申し込みフォーム:https://forms.gle/jw3zNiWsXSQwbGjr8

基調講演 参議院議員・医師 自見はなこ氏「これからの女性活躍と防災」(14:00〜14:50)

第2部 テーマ別グループセッション:(15:05〜15:50)

・女性の視点に立った地区防災計画①災害前の事前準備
・女性の視点に立った地区防災計画②要配慮者支援・避難行動
・女性の視点に立った地区防災計画③在宅避難と避難所避難
・女性が参加しやすい仕組み作り
・被災地支援を円滑に進めるための情報収集と配信
・被災地に入るときに心がけたい対人コミュニケーション
・男性防災士が女性防災士に期待すること・災害時男性が女性の対応に困ること

第2回オンラインシンホ゜依頼文