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木津川上流部減災対策協議会合同幹事会(担当者会議)

木津川上流部大規模水害・土砂災害に関する減災対策協議会 第16回合同幹事会 報告

今般 奈良県防災士会として 題記会議に参席しましたので概要を下記報告致します

・日時 2月1日(木) 14時~16時半

・zoomによるWeb会議

・参加 木津川上流部の京都府、三重県の地方自治体、河川事務所など

奈良県関係、県河川整備課、宇陀市、御杖村、奈良地方気象台、奈良県防災士会(日本防災士会奈良県支部)

防災士会では京都府支部と三重県支部が参加

・議事

・令和5年度の取組について

報告書を提出している各団体から報告があった

奈良県防災士会からは、前もって理事長に作成してもらった報告書に基づいて取り組み状況を説明した

・自主防災会や自治会・行政に対して災害の備えの講演やアドバイスの実施

・メディア出演による防災啓発と広報活動 について

防災士会報告は奈良県だけだったが、京都の田中支部長から水害に対するマイ・タイムラインを実施しているが、どこまで住民の中に届いているか、住民活動に反映されているか見えてこない。施策はないのかとの発言があったが、フォローはされなかった

・流域治水プロジェクト2.0について今後進めるとの話の中で、2040年頃には雨量は現在の1.1倍、流量は1.2倍、洪水発生は2倍になると試算されているとの報告。

・河川事務所からの報告で、名張市と宇陀市において水害・土砂災害に関する住民アンケートを実施した。ほとんどの設問に対して、認知度は1割程度と低かった。これからの施策を進める上で、自分事化を如何に進めるかが今後の課題と提起された。

・防災・減災に向けたソフト対策について、意見照会がされた

新年度は ①まるごとまちごとハザードマップ ②マイ・タイムライン作成講座について計画を作成し、流域内への浸透を図りたいとの意見照会があった。

(報告:杵島防災士)

【緊急】災害ボランティア募集

緊急の災害ボラティアの募集です。 台風7 号で土砂災害被害を受けた京都府綾部市で災害ボランティア活動を行います。 この活動は、日本防災士会関西支部連絡協議会において関西2府4 県において災害被害が発生した際には、お互いに協力・支援活動を行うことを取りきめたことに基づき行います。 参加希望の方は、添付ファイルをご確認の上、お申し込みください。

【概要】
1:支援地(行先):京都府綾部市(志賀郷、物部地域)
2:ボランティア活動の内容:泥出し、家具の移動、室内の清掃、片づけ等。但し、現地の状況によって活動内容を変更する場合があります。
3:活動日:9/9(土)、9/10(日)。どちらも日帰りでの活動。
4:集合時間、集合場所:別途参加申込をされた方に後日直接連絡いたします。早朝出発となりますので、ご留意ください。
5:交通手段:奈良県防災士会でマイクロバスの手配中です。

綾部市:災害V募集(奈良県版)

曽爾村防災訓練「マイ・タイムライン(土砂災害編)」

令和5年7月16日(日)曽爾村振興センターにおいて、曽爾村防災訓練が実施され、各大字から約30名の役員の方が参加されました。訓練は2部制で行われ、第1部は避難訓練として、5百余名の住民が近くの集会所等へ避難。第2部は奈良県防災士会から末田防災士が「マイ・タイムライン(土砂災害編)」の講義に伺いました。曽爾村では今年で7度目の訓練となり、継続して実施して頂いています。

今回は住民一人ひとりの安全のために、まず役員にタイムラインを作って頂いて、各地区へ持って帰って頂くことを目標として、簡単に利用出来る「逃げキッド」を使用した土砂災害編としました。曽爾村のハザードマップは広範囲の土砂災害警戒区域があり、参加者は危険個所を再確認して、安全な場所と避難行動を考える機会となりました。

<末田政一防災士>

平群町の災害リスクを知ろう(水害編)

令和5年7月1日 平群町総合文化センターにおいて連続講座2回目が行われました。堀田防災士が担当。熊本県や新潟県の豪雨被害について説明、次に熱海の土砂災害、平群町の予想被害等、続いて防災情報。最後に今からできる生活各場面での防災について説明。

(報告:堀田 防災士)

奈良市防災リーダー研修「マイ・タイムラインの進め方と練習」

令和5年2月6日(月)、奈良公園バスターミナルレクチャーホールにおいて、奈良市自主防災防犯協議会主催の防災リーダー研修が行われ、129名の方が受講されました。奈良市の自主防災組織のリーダーを対象とした連続講座の初日で、奈良県防災士会からは末田防災士がマイ・タイムラインを担当しました。
昨年度は「マイ・タイムラインを作ってみよう」とういう目的で、逃げキッドの作成に特化しましたが、二回目の方も半数近くあったので、今年は「マイ・タイムラインの進め方」と題して、「地域で広めるにはどうすればいいか」、「何のために作るのか」、「自分の家のリスクを知る」ということに重点を置きました。奈良市は大洪水のリスクが少ない地域が多いですが、内水氾濫や土砂災害などにも備えることや、マンション等で自宅が大丈夫でも、車やペットをどうするか、停電や断水にはどう備えるかを考えて作成してもらいました。非常持ち出し袋も多くの方が準備されていましたが、マイ・タイムラインで考えた準備を通して、本当に役立つ物が入っているのかを見直して頂く機会にもなりました。
<末田政一 防災士>

三郷町連続講座第二回

令和4年8月20日、三郷町福祉保健センターにて三郷町社会福祉協議会主催防災連続講座の第2回目「三郷町の災害リスクを知る」が実施され、奈良県防災士会より植村顧問が講演し、町内防災士や自主防災役員など14名が受講しました。今回は過去に水害が起きた明治団地およびため池ハザードマップに掲載されている「大池」という溜め池の、現地見学会を中心とした内容で進行しました。今回、受講者はまず社協の車に分乗し現地へ向かいました。明治団地では57災害と呼ばれる昭和57年の台風10号の時と、平成29年の台風21号による地域の水害の様子について、明治団地自主防災会の代表の方による語りとまち歩きでの案内がなされ、当時の様子やそこから地域で始めた取り組みなどが紹介されました。特に大和川の水位が上がってから、樋門が閉じられるタイミングが地域に知らされないことに、行政や大和川工事事務所との連携を強く求められている事や、高齢者の避難への対応に苦心されていることなどをお話しくださいました。また次に訪れた「大池」では、社協担当者よりため池ハザードマップと連動した情報の説明があり、受講者一同熱心に耳を傾けていました。そのあとは福祉保健センターに戻り、奈良県防災士会の小山防災士による「三郷町の豪雨災害リスクを知ろう」という題目で講演がありました。水害や土砂災害、避難の方法や避難情報の活用などについて講演されました。  (報告者:北村防災士)

NHK「防災アプリ」説明会

2022年6月25日(土)三宅町あざさ苑において「NHKニュース防災」アプリ及び「スクープBOX」説明会が開催され、奈良県防災士会より役員と事務局のメンバー24名が参加しました。NHK奈良放送局 北澤経営企画センタ―副部長様、神能ニュース部副部長様、芦田カメラマン様の御三方より説明頂いた内容を紹介致します。

「NHK防災コンテンツのご案内」・・・NHKではテレビ、データ放送、ラジオ以外にWEB・スマホを利用した情報の多重発信を行っており、最初にアプリ「NHKニュース・防災」を紹介頂きました。

画面構成は「ニュース」「天気予報」「マップ」「災害情報」「ライブ・番組配信」となっており、自分の現在地・登録地点の天気や災害情報がすぐにわかるようになっています。秀逸なのが「マップ」で、雨雲データや表示を切り替える事で全国各地の洪水や土砂災害のハザードマップを表示でき、指定河川のライブカメラが確認できる機能もあります。災害発生時には「ライブ・番組配信」により、最新のニュースを入手できるので、停電等でテレビが映らない状況下での心強い情報源になると感じました。

「防災士の皆様にご協力頂きたい事」・・・防災が専門である防災士から、特に情報を頂きたい。

  • 現場の映像の撮影と提供 ②現場状況の説明(リポート) ③平時の防災活動での連携

ただし、「撮影時は自分の安全を第一に、絶対に危険な場所には近づかない」との注意がありました。

「映像の撮影方法について」・・・カメラは本体を横にし、レンズに指がかぶらないようにする。1カット10秒ほど、全体で数カットあれば十分。芦田カメラマンより「自分で数を数えながら落ち着いて」とのアドバイスが有りました。その後アプリ「スクープBOX」を開き、実際にみんなでテスト投稿を行いました。

奈良県防災士会とNHK奈良放送局は連携協定を結んでいます。今回は会議の際に来て頂いたため役員と事務局のみの参加となりましたが、この2つのアプリを会員の皆様にも知って頂きたいので是非ご活用とご協力をよろしくお願い致します。

<八木沢 防災士>

6月「土砂災害防止月間」のお知らせ

奈良県  県土マネジメント部砂防・災害対策課からの案内

土砂災害の防止や被害の軽減に関して、県民の理解と関心を深め、防災知識の普及や警戒避難体制の整備の促進等を図るため、令和4年度「土砂災害防止月間」を実施されます。
具体的な活動内容等は【別添】に記載していますので御確認下さい。

 

【別添2】)令和4年度土砂災害防止月間実施計画

 

奈良テレビ出演

 

さる8月24日(火)、奈良テレビ放送局「ゆうドキッ!」番組に植村信吉副理事長が出演しました。このテレビ出演は、奈良テレビの情報番組「ゆうドキッ!」において、コロナ禍での災害対策を紹介してほしいと依頼のあったもので、番組内で約15分間に渡って ①奈良県防災士会の活動の紹介 ②コロナ禍で災害対応でのポイント ③「土砂災害警戒区域」と「土砂災害特別警戒区域」 ④災害から命をまもるために心がけること などをテレビから県民へ呼びかけました。               (報告:植村防災士)

三郷町災害ボランティア養成講座第2回目

 

令和3年8月21日、 生駒郡三郷町の福祉保健センターにおいて三郷町社会福祉協議会が主催する「災害ボランティア養成講座第2回目」が行われ、三郷町内から民生委員など11名が参加されました。

NPO法人奈良県防災士会から小山防災士(奈良市在住)が講師として「三郷町の災害リスクを知ろう」というテーマで講話をされました。第1章洪水について、第2章土砂災害についてでは、小山防災士がこれまで実際に三郷町内で水害や土砂災害のあった地域を取材され、また浸水予想地域の予想深度を動画で再現するなど、受講者にとって身近な地域でのシミュレーションを行いました。第3章安全な避難のためにでは、避難情報や普段からの家族などでの取り決めなど、第四章地震についてでは、危険予測問題なども交えて約2時間におよぶ講習会となり皆が熱心に聞き入っていました。

受講者アンケートでも「身近な場所での例などが紹介され分かり易かった」「災害について普段から意識する重要性をあらためて感じた」などのご意見がありたいへん有意義な講習会となりました。

近隣府県で新型コロナの緊急事態宣言が延長され奈良県下でも新規感染者が増加傾向の状況下での実施でしたが、感染防止対策も講じた上でなんとか終えることが出来ました。当該連続講座は9月に残る2回が予定されています。無事継続実施が出来る事を祈るばかりです。  (報告:北村防災士)