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災害ボランティア基礎講座②

令和6年1月13日(土)王寺町文化福祉センターにおいて、奈良県防災士会で災害ボランティア登録をされている方向けに、昨年12月に引き続き「災害ボランティア基礎講座②」を開催しました。講座開始前に、元日に発生した能登半島地震で亡くなられた方へ全員で黙祷を捧げました。その後植村相談役より、日本防災士会と奈良県防災士会が考える能登半島への支援及び被災地の現状について講演頂きました。今も続く断水・停電・道路寸断の影響により、道路がまともに走れず、慢性的な渋滞になり、避難所まで物資が届きにくい状況にある事など、今の被災地の状況がよく理解できました。今回の基礎講座は2つの実技を用意し、八木沢防災士が床下のモデルを使った床板はがし体験の講師をし、大坂間防災士が土嚢袋のしばり方のレクチャーと積み方講座の講師を担当しました。受講者の方は2班に分かれ交互に体験して頂きながら、ボランティアで使用する資機材の説明も併せて行いました。今回体験して頂いた事がボランティアに行った際に役に立てば幸いです。講座終了後に募金をさせて頂いた際、皆様から頂いた暖かいご支援は、現在被災地で支援活動を行っています石川県防災士会へ責任を持って送付させて頂きます。<八木沢防災士>

奈良市総合防災訓練

令和5年10月29日(日)奈良市全市50地区62箇所の指定避難所において、奈良市総合防災訓練が開催され、9,086名の参加がありました。内訳は「市民 5,450名、市職員 3,169名、防災関係機関(44機関)200名、その他  267名」です。重点会場は「ならやま小中学校」で行われ、32団体が展示を実施。福祉避難所、災害ボランティアセンター、外国人専用避難所における訓練の他、合同訓練や自社訓練を実施されました。また災害対策本部による業務遂行訓練も行われました。奈良県防災士会から重点会場への参加はせず、地域の各避難所での協力として防災士に活躍頂きました。奈良市では累計で1,024名の防災士が認定を受けています。各避難所ではQRコードを使用した「避難所受付システムβ版」を試験運用しました。実際には不具合が多数発見され、混乱した地域もあったようですが、新しい取り組みを住民の皆さんにもご協力を頂きました。写真は都祁地区での様子です。スマホが苦手な方も、小さい字が見にくい方も、初めての避難所受付システムに、みんなワイワイ言って楽しみながら入力されていました。

<末田政一 防災士>

奈良県防災総合訓練

令和5年10月22日(日)9:00から、吉野町総合運動公園で、奈良県防災総合訓練が行われた。防災士会からは6名が参加し、総合体育館で実施された避難所開設・運営訓練・避難所アセスメント訓練を支援した。吉野町職員が、避難所開設・運営に経験が少ないため、事前にHUGや避難所開設訓練などを行った。訓練当日は、吉野町職員が、避難所要員として活動し、防災士会は、訓練のようすを見守った。今回は、医療チームによるアセスメント訓練も順調に行われた。地元の避難者役の人数を、20名に絞ったため、混乱もなく、役目を終えた。 (報告者:板垣防災士)

アイマスク体験(一緒に歩こう)・心肺蘇生(AED)体験

令和5年9月9日(土)平群町総合文化センターにおいて連続講座4回目が行われました。受講者は7名。前半は平群町社会福祉協議会(岩上、本多職員)から「目の不自由な人と町を歩くため」をテーマに災害時に避難所まで安全で安心して行けるように正しい知識を学びました。後半は、伊藤防災士による「心肺蘇生法の手順」と[AED操作」を学びました。   (報告:堀田 防災士)

学校安全に係る学校防災教育の在り方と避難所開設・運営訓練

去る8月3日(木)、午後1時30分から奈良県産業会館5階大会議室にて「学校安全に係る学校防災教室のあり方」と題して防災研修会が開催されました。この防災研修会は、県教育委員会健康・安全課から奈良県防災士会へ講師派遣の依頼があって行ったもので、第1部として「命をまもる」と題して植村副理事長が講演を行い、第二部として「避難所開設・運営訓練」。第三部として、訓練の振り返りと意見交換を行いました。参加者は、県内の学校教員の方々や学校職員の方約35名が参加。避難所開設・運営訓練では、大規模災害が発生したら学校が避難所になるといる自覚を持って参加された方が多く、第三部では自分が勤務する学校の現状や、防災教育をする上での課題などが語られ、熱心な議論が交わされました。また、サポートとして参加した防災士が元教員や現職の教員であったことから、適切なアドバイスや課題の共有が諮られた1日となりました。

(報告:植村信吉防災士)

体験型「避難所開設・運営訓練」 ~発災直後の初動開設訓練~

令和5年7月2日、上牧町上牧第2中学校体育館にて避難所開設の防災訓練が行われ、訓練の運営依頼を受けた奈良県防災士会から20名の人員を派遣し、避難所開設訓練の運営支援を行いました。訓練の参加者は約100名で役場職員、自治会役員、自主防災会の方々となっております。訓練参加者を避難所開設班と避難者役の2班に分け訓練を実施し、1回あたり約40分で交代し双方の体験をして頂きました。今回、上牧町にて準備されている、開設・運営に用いる「避難所開設用資機材」の使用(防災倉庫備蓄品)や、「段ボールベット」の組立、「パーティション」の組立、「プライベートテント」(2種)の組立訓練も取入れ、併せて「ラップ式非常用トイレ」、「ペット用同伴時のテント」、「災害時公衆電話(特設公衆電話)」、「電気自動車からの給電」、「充電式投光器」などの紹介と展示も実施されました。普段、見ることがない資機材の展示もあり、参加された方の理解が増え、訓練の関する一定の効果を得たと考えております。

今回の訓練は、発災直後の初動訓練と位置づけ、急性期における混乱を鑑みて、不十分な資機材と環境の中での避難所の開設を行うもので、これまでに同様な訓練や経験をなされた方も少なく、なにをして良いのか全くわからないのが、実情だったと考えます。実際に我々、防災士も避難所開設マニュアルなどを見聞きして、頭では理解している事も、いざ対面し大勢の人が同時に避難所施設に訪れる状況下において、動けない事がほとんどした。改善するには、訓練を重ねると共に、人と人の繋がり、コミュニティー内での協力、そして組織を作り強くし結束することが、運営の鍵となると改めて考えさせられました。個々の知識や技能だけで、何とかなるものではない。

訓練の最終として、訓練の振り返りを奈良県防災士会より申し上げました。今回想定した大きな地震などの災害発生時は、行政などの公助は期待できず。自分の生命は自分で守り、避難所の開設は、その地域の住民自らの共助で立ち上げ、工夫して運営を開始する必要があるとまとめられました。

訓練に際しては、多々行き届かない所があり、ご参加頂きました住民の方、ご依頼頂きました上牧町役場様には、ご期待に沿える内容とはならなかったと思います。アンケート結果やご助言、指導頂きました事に関しては、今後の訓練に生かす所存でございます。暖かいお言葉も頂戴する事もできた事は、感謝の念に堪えません。

(報告者:大坂間防災士)

上牧町訓練報告20230702

 

都祁中学校地震対応練習

令和5年7月4日(火)、奈良市立都祁中学校において、全校生徒を対象とした防災学習が行われ、地元自主防災会長でもある末田防災士が「地震対応練習」を行いました。ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)に合わせて毎年実施しています。

まず、各教室で地震対応の講義の後、放送を用いて3分間全生徒がシェイクアウトを実施しました。その後、安否確認のために体育館へ集合するのですが、通常の避難ルートにある防火扉をあらかじめ閉鎖して通れなくしておいたので、二年生と三年生は別ルートを通って体育館へ向かいました。一年生では学年担当の先生が一緒に移動しない行動を取り、行方不明の報告が出来るかを検証。三年生では担任の先生が避難ルート確認のため先に移動をしたところケガをした想定で寸劇をしてもらい、学年主任が付き添うため生徒だけで体育館へ移動して、状況を報告出来るかの練習を行いました。

その後の講義では命を守ること、シェイクアウトがキチンとされていたのかを確認しました。都祁中学校は避難所になっていて、地震の時は市の配置職員や自主防災役員が来られない時でも避難所が開設されることや、都祁では中学生が頼りにされていることを話しました。通常の避難訓練ではなく「地震対応練習」なので、練習は失敗してもいいし、何度やってもいい。やらされ感のある訓練ではなく、楽しんで続けていくことが大事なので、今回のような演出をしましたが、生徒の皆さんも先生方も楽しみながらもより実践的な練習が出来たと言って頂きました。

<末田政一 防災士>

奈良市都祁公民館講座 キッズつげザー「めざせ防災士」

令和5年6月25日(日)、奈良市都祁公民館において、「キッズつげザー目指せ防災士」が行われ、奈良県防災士会から3名の防災士が講義を行いました。キッズつげザーの防災士講座は一昨年に続いて二回目となり、今回は9名のキッズと保護者3名が参加されました。キッズつげザーは「都祁の子集まれ!」というネーミングの連続講座で、都祁の防災教育の一環で、他には「目指せ消防団」というのもあります。

まず地元の末田防災士が防災士の説明として、過去12年間に都祁で行われた先進的で珍しい訓練の様子を、オリジナルソング「防災キッズ」に乗せたスライドショーにして紹介しました。続いて北村防災士がオリジナル紙芝居「地震編」を行い、お話の中でシェイクアウトの実践やクイズを実施しました。その後は実技練習として荷造りヒモを使ったロープワークと新聞紙でスリッパ作成など盛りだくさんの内容で、1時間半はあっという間に過ぎました。

NHK奈良放送局から取材に来ていたこともあって、みんな真剣に楽しみながら防災体験をしてくれました。都祁は山間部のため人が少ないことと、小学生中学生は昼も夜も都祁にいるので、避難所を開設した時は自分たちも役に立てることに気づいてくれて、アンケートでも全員が「たのしかった、また来たい」と書いてくれました。

<末田政一 防災士>

三室自治会地域の役員を対象とした災害時の助け合いの意識の向上

令和5年6月18日(日)生駒郡三郷町の三室自治会館において、自治会主催の防災ワークショップとして4回目となる「自主防災組織の災害時対応訓練」が実施され、自治会役員や児童民生委員、小規模多機能ホームのスタッフの方など43名が参加しました。南海トラフ震源による震度6強の地震が三室を襲ったという想定で、シェイクアウトから訓練が始められ、ライフラインの途絶から家屋の倒壊、救出救護、火災の発生、避難誘導、補助避難所の運営など、時系列で次々と発生する普段考えたこともない課題に、皆さん真剣に話し合い取り組んでいただきました。訓練終盤に、もう一つの目的でもある本年度の組長全員の自主防災活動の班分けを行い、一人一人が災害時には率先して助け合うという自覚を持っていただく事と、今年一年間の防災訓練や自治会行事へのご協力をお願いしました。   (報告:北村防災士)

大和高田市手をつなぐ育成会タイムライン研修

令和5年5月26日(金)大和高田市総合福祉会館(ゆうゆうセンター)会議室において、大和高田市手をつなぐ育成会主催よる防災研修会が行われました。本研修会は大和高田市手をつなぐ育成会の総会行事の一環として企画され、会員に加えて来賓としてご来席の県議会議員や市議会議員からも数名が参加されました。講師として奈良県防災士会から6名が招かれ、植村防災士がメイン講師を務めて総勢24名の皆さんに「地震発生時のマイ・タイムライン作成」に取り組んでいただきました。サポート役の防災士はフロアを回って参加者に声掛けをし、考えるきっかけを一緒に探りました。議員のお一人は「タイムラインということで、発災時どうするかということを考えてみると、できていないと感じた」と感想を言われました。会の方も「家具転倒防止や耐震などは対処している」と答えられましたが、「実際災害が起こったときに向けての対策はしていない」「近所でも今まで助けていただいていた方たちが高齢になられ、頼れる人がいない」などと話しておられました。そのためか、避難所に行くというよりは、自宅避難をベースに考えておられる方が多いようでした。助け合える、困っている時に「助けて」を言えるような近所づきあいが、できるといいなと感じました。

<報告者:大北防災士>