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平成26年度「ブロック会議」の案内

平成26年度第一回ブロック会議を下記の日程で開催します。

<ブロック会議日程>

1、奈良市ブロック(1区)
と き    H26年7月8日(火)、18時30分〜20時
ところ    サンアクティブ奈良 2F研修室

2、北和ブロック(2区)
と き    H26年6月29日(日)、14時〜15時30分
ところ    大和郡山市市民交流館(3F研修室)

3、中和ブロック(3区)
と き    H26年7月6日(日)、15時〜16時30分
ところ    三宅町「あざさ苑」会議室

4、南和ブロック(4区)
と き    H26年6月28日(土)、10時〜11時30分
ところ    橿原あんしんパーク

<ブロック会議の主な内容>

1、当面の課題(今年度の支部活動、連絡体制等)
2、会議終了後、避難所開設・運営訓練(HUG)体験研修

<追伸>

今回のブロック会議では、避難所運営訓練(HUG)の研修(体験)を行います。
つきましては、事前学習として以下の資料を読んで参加して頂ければ、より一層研修が深まりますのでご案内します。

1 「奈良県避難所運営マニュアル」(平成22年3月 奈良県総務部知事公室防災統括室編)
の第3章部分

2 「実践的な防災訓練の普及に向けた事例調査報告書」(平成26年3月25日 消防庁応急対策室編)

十津川村の事例

災害復興支援報告 〜気仙沼から〜

災害復興支援として気仙沼で支援活動を続ける伊藤東洋雄防災士(奈良県支部:王寺町)から便りが届きました。
以下、全文を掲載します。

被災地復興支援活動中間報告

〜気仙沼だより〜 

日本防災士会奈良県支部 伊藤東洋雄

気仙沼市におけるまちづくりの考え方

東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた宮城県気仙沼市の復興支援のため当地に来てはや1年が経過しました。本稿では、気仙沼市におけるまちづくりの考え方について報告します。
震災直後のがれき散乱の状況

震災直後のがれき散乱の状況

 

かさ上げされたマンホール

かさ上げされたマンホール

 

【地震・津波発生からまちづくり復興まで】

1 地震・津波発生(平成23年3月11日14時46分頃)

2 被災者(家屋倒壊など)は学校の体育館などの避難所(105カ所)へ避難

3 仮設住宅を建設し、避難所から仮設住宅へ移転(仮設住宅は学校職場などに建設)

4 恒久住宅を建設し、仮設住宅から移転(主として次の3つのパターンがある)
−1 安全な場所に自宅を購入し各自で移転

−2 災害公営住宅に移転(自力での住宅再建が困難な市民のた
めの公営住宅)

−3 防災集団移転事業(津波被害の恐れがない地区への集団移転)で造成された宅地を購入し各自が建築後移転

 

【まちづくりの考え方 災害危険区域の指定と土地利用計画】

《総合的な津波防災対策》

■明治三陸・昭和三陸地震津波などの数十年から百数十年に一度発生する津波(L1津波)に対しては、海岸堤防により、確実に津波から街を防御する。

■1000年に一度といわれる今回のような津波(L2津波)が起こった場合浸水が想定

される地域には、居住しない。

今後の防災への取り組み

《災害危険区域の指定》

L1対応の防潮堤整備等を実施しても、東日本大震災と同様の津波で浸水被害が発生する可能性が高い区域を基本として指定している。

災害危険区域に指定(平成23年7月)された地区は居住の用には使えなく、水産加工施設など商業・工業などの非居住区域となる。

【復興の現状】

1 災害公営住宅 19地区、1,998戸のうち完了0戸

2 防災集団移転地38地区・970区画のうち、今年3月に初めて6区画が完成した。

3 防潮堤 87カ所のうち完了0カ所

4 震災廃棄物(瓦礫)処理 完了
下水道汚水枡の被害調査

 

【復興への課題】

5 これまで経験したことがない大規模災害に直面して、復興への強いリーダーシップが求められる。

6   復興計画に対する住民の合意がまとまりにくい。(防潮堤の高さの決定など)

7 復興事業に時間がかかる。

・防災集団移転事業などの実施に際し、相続手続きや抵当権解除など地権者の同意が必要。

・埋蔵文化財調査や開発行為の手続きなど法律に縛られる。

8 広範囲にかつ時期を同じくして復興に取り組むため、行政の職員、建設会社、建設資材が

逼迫し、事業がはかどらない。

9 復興事業に時間がかかるため、それぞれの事情を抱えた住民には待ちきれなく、他の自治体に転居し、人口が減少し復興計画の見直しが必要になる場合がある。

3.5mかさ上げされる

3.5mかさ上げされる

 

建物は流され基礎のみが残っている

建物は流され基礎のみが残っている
かさ上げされたマンホールと下水の仮設配管

かさ上げされたマンホールと下水の仮設配管

大安寺西地区で防災・防犯総合訓練行われる

大安寺西地区自主防災・防犯会主催で「総合訓練」が開催されました。この訓練は、今回で7回目を数えるもので地区自治会の皆さん約450名(主催者含む)の方が参加されました。

訓練は、各自治会からの避難訓練に始まり、寸劇「振込め詐欺防止」の寸劇や、ダンボール箱を使っての避難所の作り方、放水訓練、濃煙体験、救護搬送、消化訓練、炊き出しなど多種多様な訓練が行われました。

防災士会奈良県支部からは、植村事務局長を始め、柏田防災士、松尾防災士、高木防災士が訓練に参加し、地元大安寺西地区の防災士や救助救出班の人たちと一緒に訓練補助などを行いました。

訓練に参加した皆さん

ダンボールを使った訓練

ダンボールを使ったベッドづくり

濃煙体験訓練コーナー

濃煙体験の参加者の皆さん

消火訓練

避難所開設・運営図上訓練の案内

会員のスキルアップを図るため、日本防災士会関西連絡会では下記の日程で訓練を開催いたします。
会員の皆様の積極的な参加をお願いします。
研修会名  避難所開設・運営図上訓練
主  催  NPO法人 日本防災士会関西連絡会
と  き  平成26年3月16日(日)、10時~16時30分
ところ   西宮市民共済会館(阪神西宮駅徒歩5分)
募集人員  50名
内  容  10時00分~12時30分  避難所開設・運営委員会設立
      13時30分~15時30分  HUGゲーム
      15時30分~16時30分  発表
参加資格  防災士会会員
会  費  500円
申込先   bousai.awata@me.com (メール)
      072-759-8007 (FAX) 個人宅です。深夜の送信はご遠慮下さい。
      
注  意   奈良県支部としての取りまとめはしません。直接、申し込んで下さい。
       当日、会場には奈良県支部または関西連絡会の担当者がいます。
 

川西町防災訓練に参加

 「避難所開設及び防災実技訓練」

去る1月15日川西町『けやきホール』において、川西町防災訓練が行われ『避難所開設訓練』・『簡易担架での救出訓練』を奈良県安全安心まちづくり推進課から依頼を受け、植村信吉、柏田勝之、高木忠雄、松尾修、土井晃、杵島良仁、中條正昭の7名で参加いたしました。

「避難所開設訓練」では、地域防災会の方々50名による避難所への入所後の「避難所の安全確認」「役割の決め方」「避難者名簿の作成」「居住スペースの確保・誘導」等について自ら考え、行動する実践的訓練を行い、評価者による良い点、悪い点に区分し参加者全員が問題の共有化を図り、今後の改善課題としました。

後半では、自主防災会、小学校(六年生71名)合同の体験訓練として、傷病者の搬送を
・ 一人搬送
・ 毛布のみの搬送
で実施しました。
<松尾修>








奈良新聞にも掲載されました

防災訓練及び研修会のファシリテーターの募集について

防災士会奈良県支部では、以下の防災訓練及び研修のファシリテーター(補助員)を募集します。
一度、やってみよう!
手伝います!
という方は、下記のとおり申し込んで下さい。
<災害図上訓練(DIG)>
と き  平成26年1月11日(土)、13時~14時50分
ところ  平群町健康福祉センター「プリズムへぐり」
集会名  第11回 竹あかりの集い
内 容  災害図上訓練(DIG)
     ※DIGの補助、手伝い
募集対象 県内在住在勤の防災士
<川西町防災訓練>
と き  平成26年1月15日(水)、9時~11時30分
ところ  川西町けやきホール
集会名  川西町防災訓練
内 容  避難所開設及び防災実技訓練
     ※実技(簡易タンカ、三角巾)訓練の補助、手伝い
募集対象 県内在住在勤の防災士
<申込先>
FAX 0745-56-5817
E-mall ueshinchan@iris.eonet.ne.jp
氏名、連絡先(電話)、どちらの訓練希望か、を記載の上、必ず、FAXまたはメールで申し込んで下さい。
注意:定員になり次第締め切る場合がありますので、ご協力をお願いします。
<問合せ先>
090-8378-1106(担当:植村まで)

  

天川村 和田地区防災訓練

 

9月8日(日)雨模様の中、天川村和田地区の総合防災訓練が旧西小学校体育館で行われました。
 ・主催:天川村和田地区自主防災組織
 ・共催:奈良県(深層崩壊対策室・安全安心まちづくり推進課)
     中吉野広域消防組合
     天川村
 支部から、木本支部長、木村防災士、植村防災士、高木防災士、松尾防災士、柏田防災士、村山防災士が参加しました。

◎連日の大雨で土砂災害警戒情報が発令されたのを受け、天川村長は和田地区に「避難準備情報」、30分後「避難勧告」を発令という想定で避難訓練、和田地区の人約50人が参加しました。(和田区民ホール)

◎防災士会は

 ・簡易担架作り

 ・三角巾の使用方法(中吉野消防組合の補助)

 ・空き缶を使った炊飯

 ・避難所HUG(簡易版)

を行いました。(旧西小学校)

NHKラジオ特番「防災知恵袋スペシャル」に支部から8名が参加!

 

平成25年2月23日()、NHKラジオ特集「防災知恵袋スペシャル」に視聴者として奈良県支部から8名が参加しました。
この放送は、「災害時にはラジオが情報手段として有効!」であるとして、NHK奈良放送局の特別企画として行われたものです。
放送は、
防災士でもあるNHKの谷口アナを中心に、防災心理学が専門の兵庫県立大学の木村准教授、楽しみながら防災を学ぶ活動をしている神戸のNPO法人プラス・アーツの田辺さん、台風12号の災害時ツイッターで現地の状況を発信した十津川の地案さんがゲストとして参加され、午後1時から4時までの3時間の生放送として行われました。



1時台は「復興に向けて」と題して十津川の地案さんの話や、奈良県南部の被災地の現状、いまだに仮設で不便な生活をしている話など各地域の苦労話が電話でありました。また、宮城県に派遣され気仙沼で活動している伊藤さん(防災士会奈良県支部会員)からは、なれない土地で、雪の中、単身赴任の苦労話もありました。


2時台は「奈良県の災害想定で何が必要か」というテーマ。南海トラフや奈良盆地東縁断層などいつ起きても不思議ではない地震への備えについて、木村先生が「わがこと意識」をみんなが高める必要性があると強調され、参加者へクイズ形式で質問をされるなど、会場の参加者も一緒に考えました。


3時台は「防災に役立つヒント」というテーマ。その中で、プラス・アーツの田辺さんが、防災訓練とおもちゃ交換会、防災体操、ゲームなど子供用のプログラムを組むことで子供のころから防災について楽しく学べ、子供につられて若いお母さんが参加するなど、防災意識を高める活発な活動の紹介がありました。 その他、3000人の避難者に2000人分の食料、避難所で風邪が流行った場合、ペットと避難所など答えのない問題を検討することの大切さ等々沢山の話題が上がりました。


その他、NHKからデータ放送や一般の人から情報を送ってもらうシステムなど紹介されました。


時々マイクが向けられ、緊張の3時間となりました。
            報告者:村山 央防災士(広陵町)

桜井市ボランティア連絡会が「防災マップ」作りに挑戦!


 さる12月1日(土)、桜井市ボランティア連絡会が「防災マップ作り」に挑戦しました。
このマップ作りは、桜井市のボランティア連絡会に集まる各校区のリーダーが自分の地域で「防災マップ」を作成できるようにと企画されたもので、市内を歩きながら危険個所のチェックや災害時に役立つものなどを歩いて確かめました。


この日は、桜井市社会福祉協議会に120名の市内のボランティアリーダーが集まり、各グループ単位に目的地(避難所)を設定して「まち歩き」をし、危険個所や役に立つ物や人などをあるいてチェック。その後、用意されたと地図に落としていくという作業を行いました。


参加した方は、市内のボランティアリーダーという事もあって、熱心に危険個所チェックや防災マップ作成作業をされ、ワイワイガヤガヤとにぎやかな研修となりました。また、参加者からは、今後、「自分たちの地域でもやりたい!」という意見が多数寄せられました。


 


  この防災マップづくりは、今年の4月頃から計画されていたもので、桜井市社会福祉協議会を通じて奈良県支部が依頼を受けて計画・立案段階から共同で計画したもので、市内各ボランティアの代表者に各地区で「防災マップ」作りのリーダーになってもらうという目的で行いました。


 このマップ作りには、奈良県支部から木村(御所市)、植村(三宅町)、南上(天理市)、柏田(田原本町)、川村(斑鳩町)防災士5名が参加し、各地区ボランティアの皆さんと一緒にマップ作りを行いましたが、今後、ボランティアに関わる方々とのネットワークに期待が持てる一日となりました。

 

三宅町で防災訓練(東屏風、石見地区)

 
 さる11月、三宅町(東屏風、石見地区)で防災訓練が行われました。
この訓練は、両地区とも地域の自主防災会から奈良県支部へ協力要請があったものです。
<東屏風>
と き  平成24年11月11日(日)、13時30分~16時
ところ  東屏風体育館
主 催  東屏風自主防災会
参加者  地区住民約80名
訓練内容  災害図上訓練DIG「水害編」
ファシリテーター 木村防災士、植村防災士
この訓練では、
1.水害が発生した時に各自がどのように行動するのか?
2.地域での危険個所は?
3.地域で役に立つものは?
等を課題として、熱心に訓練が行われました。

 
 
<石見地区>
と き  平成24年11月18日(日)、9時30分~12時
ところ  奈良県高等技術専門校
主 催  石見自主防災会、石見自治会
参加者  地区住民約130名
訓練内容  避難訓練及び避難所開設訓練
ファシリテーター 高木防災士、植村防災士、池田防災士、田上防災士、中條防災士
当日の訓練は、
1.自宅から避難所への移動体験
2.避難所疑似体験
3.ダンボールを使っての区域割り体験
4.避難所運営訓練HUG(簡易訓練)
等が行われました。
参加者からは、「いい体験をした!」と好評で、自治会の広報部からは「臨時号を発行する」との言葉がありました。