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平群町竹明りの集い

平成27年 1月17日(土)、阪神淡路大震災から20年目の年に「平群町プリズムへぐり」において「第12回・竹あかりの集い」が開催されボランティアの方々約200名が参加されました。奈良県支部から木村尚史、松尾修、柏田勝幸、、末田政一、南上敏明、村山 央、岩野祥子、窪井紀子、北村防災士、福西防災士(局長)が参加し①避難所開設訓練(HUG)、②アッパー君による心肺蘇生法等、について二会場に分かれそれぞれ指導を行いました。訓練中にシェイクアウトも取り入れ緊張感の中、熱のこもった避難所運営模擬訓練になりました。

「あしたのなら」知事表彰に伴う活動内容等について奈良テレビ(ゆうドキッ)の取材を受けました。

<松尾修防災士>

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シェイクアウト

 

 

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法隆寺境内における避難誘導訓練

平成26年12月15日(月)に法隆寺境内において、法隆寺、斑鳩町役場の主催による

「シェイク・アウト訓練」、観光客等を想定した「避難誘導訓練」が法隆寺境内において実施し、聖徳会館を避難所とし「避難所開設訓練」も行われました。

関係自治会・自主防災会組織、自警団、観光協会、観光ボランティア、消防団、社会福祉協議会の方々130名が参加され、支部からは、植村支部長、南上事務局長、松尾防災士、川村防災士が「シェイク・アウトの指導」と、避難所開設の原則、避難所運営の原則、避難所運営委員会の構成等についての「避難所の開設と運営」について講和を行いました。

講和中には、緊急地震速報を想定し「シェイク・アウト」を行い、身の安全と素早い行動を再確認していただき、全体の講評を行い訓練を終えました。

<松尾 修 防災士>

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都祁地区(奈良市)避難所体験訓練

平成26年11月30日(日)、奈良市都祁小学校において「避難所体験訓練」が行われ274名(住民、関係者含む)が参加しました。防災士会奈良県支部からは、植村支部長を始め、柏田(田原本町)、前川、高木(奈良市)、勝川(明日香村)防災士が参加しました。

 

会場では、

○119番のかけかた講習(東消防署)

○防災グッズの展示(奈良市危機管理課)

○消防団活動の展示(奈良市消防団都祁分団)

○簡易タンカ講習(日本防災士会奈良県支部)

○消防車両の展示(屋外)

が行われました。

 

避難所体験訓練は、

  • 地区リーダーの下に集合、 点呼
  • 開会行事(自治会連合会長のあいさつ、自主防災会会長の訓練概要説明等)
  • 避難所体験(日本防災士会奈良県支部 植村支部長)
  • 炊き出し、非常食の分配
  • 講評(東消防署 松原署長)

という流れで行われ、県支部は、「まず、自分の命を守る!」として、緊急地震速報時のシェイク・アウトを防災士の見本を交えながら参加者全員で体験・実践しました。

また、避難所での課題や問題点・注意点や、避難には水平避難と垂直避難があることや避難=避難所ではないこと等、植村支部長から参加者へ問題提起を行い、最後は、参加者と一緒に非常食を試食し訓練を終えました。

<植村 信吉>

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支部研修会開催

平成26年11月16日(日)奈良市防災センターにおいて、日本防災士会奈良県支部研修会が行われ、支部の防災士61名が参加しました。  植村支部長のNPO法人化に向けての説明。  奈良地方気象台の小野防災気象官による避難所の講演が行われました。<末田 防災士(奈良市)>

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六条校区自主防災防犯会主催の防災訓練

平成26年11月8日(土)奈良市六条小学校において、六条校区自主防災防犯会主催の防災訓練が行われ、地域の皆さん301名と六条校区の防災士、役員70名が参加されました。
支部からは植村支部長、末田防災士、松尾防災士が参加し、避難所開設訓練と暖段ベッドの講習を実施しました。

奈良市危機管理課河田課長の簡易トイレ説明や奈良地方気象台小野防災気象官の講演もあり、盛りだくさんの訓練で有意義な半日となりました。

<末田 防災士(奈良市)>

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桜井市避難所運営ゲーム(HUG)講座事前研修

去る10月29日、桜井市福祉センターにおいて「桜井市ボランティア連絡協議会」主催の第5回「災害緊急時ボランティア体験講座」(12月6日開催)のファシリテーター養成講座が行われました。支部から植村支部長、村山防災士が指導しHUGを体験してもらいました。本番では120名参加ということで今回参加された40名の方は進行役になるので熱心に受講されました。

<村山防災士>

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奈良市平城地区HUG訓練

平成26年10月26日、奈良市平城公民館において、平城地区自主防災防犯会本部役員15名の参加で「避難所運営ゲーム(HUG訓練)」が行われました。

奈良県支部からは講師として末田防災士、岩野防災士、木村防災士が参加し、窪井防災士他3名の防災士が見学に来られました。

地区では今年台風の影響で実際に避難所開設を行ったこともあって、皆さん熱心に取り組まれていました。

<末田防災士(奈良市)>

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河合町高塚台避難所宿泊訓練

去る17日(金)夕方から翌18日(土)朝にかけて河合第二中学校において、避難所宿泊体験訓練が行われ、高塚台の皆さん、中学校の生徒、先生ら180人が参加しました。

支部から、柏田勝幸、村山 央、村山夫人、南上敏明、中尾勝人、井坂孝之、山本善登、坂本秀夫、中根 清、岡田康則、西島潤二

各防災士が体験しました。

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帝塚山地区自主防災防犯会 防災訓練

10月19日(日)富雄第三小中学校において奈良市帝塚山地区自主防災主催の総合防災訓練が、前川防災士、中田防災士を中心に行われ、530人の方が参加しました。奈良県支部から植村支部長、末田防災士、高木防災士、平井防災士が参加し、「シェイクアウト訓練」「避難所運営・体験訓練」「暖段ベッドの組み立て実技」を講習しました。

体育館での講習の後、運動場へ移動して、「消火訓練」「簡易担架・三角巾」「土嚢作り」を見学しました。
八回目となる総合訓練なので、参加者皆さんの意識も高く、協力団体もたくさん参加されて、お互いに横のつながりが出来ました。

<末田防災士(奈良市)>

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被災地復興支援報告 ~東松島市~

311から3年半、被災地の今

日本防災士会奈良県支部 岩野祥子

2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、宮城県東松島市に足を運び、被災からの復興の様子を見続けています。去る9月26-28日に訪れたときの様子を報告します。

集団移転地の造成工事

私見ですが、東松島市はわりと順調に復興が進んでいると感じます。311から1年間は月に1回から数回、それ以降はひと月から3か月に1度程度、東松島市を訪れていますが、行くたびに変化を感じられます。一方、福島原発の周辺地域へは、年に1~2回程度しか行かないにも関わらず、「前回から何も変わっていない」と感じることがあり、その違いを実感します。

集団移転地(宮戸、大浜地区)

宮城県東松島市内の集団移転地(宮戸の大浜地区)

今回、市内の数か所で目に留まったのが、集団移転地での建築工事が始まっていたことです。上の写真は、宮戸の大浜地区。6月に宅地造成が終了し、現在は住居の建築工事に移っています。

集団移転地(牛網地区)

宮城県東松島市内の集団移転地(牛網地区)

同じく、市中心部に近い、牛網地区の集団移転地です。

生活復興支援センターの活動

東松島へ行くたびに訪れるのが、「東松島市生活復興支援センター」です。ここは、震災発生から約5カ月の間は、「東松島市災害ボランティアセンター」として、泥出しや災害ゴミの撤去など、被災者と支援者のマッチングを行っていました。片付けがひと段落して以降は、仮設住宅で暮らす人たちのサポートや、失った仕事や家を今後どうしていくかなど、生活を立て直すために必要な、幅広い支援をするための「生活復興支援センター」へと活動の幅を広げました。

東松島市生活復興支援センターの渡邉さん

東松島市生活復興支援センターの渡邉さん

東松島市では、「生活復興支援センターは仮設避難者を見る」「東松島復興協議会(東松島市で活動する全国のボランティア団体やNPO・NGOが連携して活動を行うためのネットワーク)は在宅避難者を見る」というすみわけの元、復興に取り組んできました。わたしたちは在宅避難者から直接ニーズを聞きとりながら活動してきたため、仮設の人たちの様子や、行政の動きはほとんどわかりませんでした。そこで、東松島に来るたびに、生活復興支援センターを訪ねて、仮設避難者(現在は災害公営住宅への入居者も含む)の様子や、行政の取り組みについて、話を聞かせてもらっています。

話を聞く中で、震災から2年目となる去年あたりから、生活復興支援センターの役割のひとつに、災害を経験していない自治体への経験の共有と、災害への備えについての啓蒙活動が加わったように思います。今回訪れたときには、子ども向けのHUG(避難所運営ゲーム)の資料などを見せていただくことができました。

「被災者自身も、数年たてば経験を忘れてしまう。今後は、災害を経験していない子どもも増えていく。被災地域の中で、今回の教訓を生かせなければ意味がない」ということで、地域の人に対し、また、災害を経験していないよその地域の人に対し、東松島市が経験したことを伝えていく活動を、今後はさらに積極的に行っていくようです。