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郡山市避難所運営訓練

平成27年3月23日(月)、郡山市社会福祉会館において、郡山市のボランティアの皆さん44名がHUGを体験されました。支部から、植村支部長、松尾、高木、岩野、松田、村山 各防災士がアドバイスをしました。ゲーム終了の合図は緊急地震速報の音、シェイクアウトをしました。

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法隆寺境内における避難誘導訓練

平成26年12月15日(月)に法隆寺境内において、法隆寺、斑鳩町役場の主催による

「シェイク・アウト訓練」、観光客等を想定した「避難誘導訓練」が法隆寺境内において実施し、聖徳会館を避難所とし「避難所開設訓練」も行われました。

関係自治会・自主防災会組織、自警団、観光協会、観光ボランティア、消防団、社会福祉協議会の方々130名が参加され、支部からは、植村支部長、南上事務局長、松尾防災士、川村防災士が「シェイク・アウトの指導」と、避難所開設の原則、避難所運営の原則、避難所運営委員会の構成等についての「避難所の開設と運営」について講和を行いました。

講和中には、緊急地震速報を想定し「シェイク・アウト」を行い、身の安全と素早い行動を再確認していただき、全体の講評を行い訓練を終えました。

<松尾 修 防災士>

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奈良市六条校区防災研修会

平成26年12月13日(土)奈良市防災センターにおいて、奈良市六条校区第4回防災研修会が行われ、48名の方が参加されました。

奈良市南消防署長の平成23年の紀伊半島水害をふまえた防災講演会のあと、井上 清防災士によるクロスロードゲームが行われました。7つのテーブルに分かれて、井上防災士の状況読み上げに対して、「イエス」「ノー」のどちらかのカードをテーブルの上に出します。「大地震後、子供が心配で子供のところに行く途中助けを求める生き埋めの人がいます。助けますか?」。意見が分かれました。

末田 政一、岩野 祥子、村山 央 各防災士も参加して研修を受けました。CIMG0683

 

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都祁地区(奈良市)避難所体験訓練

平成26年11月30日(日)、奈良市都祁小学校において「避難所体験訓練」が行われ274名(住民、関係者含む)が参加しました。防災士会奈良県支部からは、植村支部長を始め、柏田(田原本町)、前川、高木(奈良市)、勝川(明日香村)防災士が参加しました。

 

会場では、

○119番のかけかた講習(東消防署)

○防災グッズの展示(奈良市危機管理課)

○消防団活動の展示(奈良市消防団都祁分団)

○簡易タンカ講習(日本防災士会奈良県支部)

○消防車両の展示(屋外)

が行われました。

 

避難所体験訓練は、

  • 地区リーダーの下に集合、 点呼
  • 開会行事(自治会連合会長のあいさつ、自主防災会会長の訓練概要説明等)
  • 避難所体験(日本防災士会奈良県支部 植村支部長)
  • 炊き出し、非常食の分配
  • 講評(東消防署 松原署長)

という流れで行われ、県支部は、「まず、自分の命を守る!」として、緊急地震速報時のシェイク・アウトを防災士の見本を交えながら参加者全員で体験・実践しました。

また、避難所での課題や問題点・注意点や、避難には水平避難と垂直避難があることや避難=避難所ではないこと等、植村支部長から参加者へ問題提起を行い、最後は、参加者と一緒に非常食を試食し訓練を終えました。

<植村 信吉>

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防災講演会のお知らせ

「地震・津波・火災からの避難を考える」

日時: 11月20日(木) 15:00~17:30

場所: NHK大阪ホール

講師: 神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦氏

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DIG・HUGフォローアップ研修会のご案内

地方自治体や各種団体等からDIG、HUG指導の要請が多くなっていることから、指導者養成を目的とした研修会を開催いたします。下記要項をご確認の上、参加ご希望の方はお申込み下さいますようお願い申し上げます。

と き    平成26年10月13日(祝)午後12:45 ~16:40

ところ    新大阪丸ビル新館506号室 (大阪市東淀川区東中島1-18-27)

主催者    日本防災士会 関西支部連絡協議会

主な内容

  • DIG 第三段階の進め方

・町内図を使って、災害対応を考え、災害時要援護者支援など自主防災会役員等の
対応を検討する

※DIGは「都道府県地図」「市街地地図」「町内図」の三段階で進めることが
できます。この第三段階について集中して研修します。

  • HUG(避難所運営ゲーム)フォローアップ研修

・HUG の進め方(復習)

・避難所入居者への対応について
(避難者カードをピックアップし班別協議)

※静岡県地震防災センター指導によるHUG訓練参加者のレベルに合わせて
実施しますが、初めてHUGを経験する人も参加可能です。

※200 枚以上の「避難者カード」のうち代表的なカードをピックアップして、
その対応を班別に協議し、避難所運営のノウハウ向上に努めます。

  • 質疑応答、全体まとめ

講 師    橋本茂 事務統括 他(予定)

参加費    1,000円(会場使用料、資材費、通信費などに充てます)

受講資格   日本防災士会の正会員・賛助会員に限ります。

支部推薦者を優先し、定員80名に達し次第、締め切ります。

参加申込   

下記項目をメールで b-kyouwa(あっとまーく)amber.plala.or.jp まで

  • 「支部推薦」 「個人申込」 の別
  • 「支部推薦」の場合、支部推薦役員名(役職と役員名)
  • 氏名
  • 郵便番号/住所
  • 電話番号
  • 防災士番号/年齢

※参加可能の可否は、申し込まれた方すべてに9月下旬を目途に郵送でお知らせいたします。参加可能の方は研修会当日、会場受付にて参加費をお支払いください。

 

最終申込期限   9月20日

災害復興支援報告 〜気仙沼から〜

災害復興支援として気仙沼で支援活動を続ける伊藤東洋雄防災士(奈良県支部:王寺町)から便りが届きました。
以下、全文を掲載します。

被災地復興支援活動中間報告

〜気仙沼だより〜 

日本防災士会奈良県支部 伊藤東洋雄

気仙沼市におけるまちづくりの考え方

東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた宮城県気仙沼市の復興支援のため当地に来てはや1年が経過しました。本稿では、気仙沼市におけるまちづくりの考え方について報告します。
震災直後のがれき散乱の状況

震災直後のがれき散乱の状況

 

かさ上げされたマンホール

かさ上げされたマンホール

 

【地震・津波発生からまちづくり復興まで】

1 地震・津波発生(平成23年3月11日14時46分頃)

2 被災者(家屋倒壊など)は学校の体育館などの避難所(105カ所)へ避難

3 仮設住宅を建設し、避難所から仮設住宅へ移転(仮設住宅は学校職場などに建設)

4 恒久住宅を建設し、仮設住宅から移転(主として次の3つのパターンがある)
−1 安全な場所に自宅を購入し各自で移転

−2 災害公営住宅に移転(自力での住宅再建が困難な市民のた
めの公営住宅)

−3 防災集団移転事業(津波被害の恐れがない地区への集団移転)で造成された宅地を購入し各自が建築後移転

 

【まちづくりの考え方 災害危険区域の指定と土地利用計画】

《総合的な津波防災対策》

■明治三陸・昭和三陸地震津波などの数十年から百数十年に一度発生する津波(L1津波)に対しては、海岸堤防により、確実に津波から街を防御する。

■1000年に一度といわれる今回のような津波(L2津波)が起こった場合浸水が想定

される地域には、居住しない。

今後の防災への取り組み

《災害危険区域の指定》

L1対応の防潮堤整備等を実施しても、東日本大震災と同様の津波で浸水被害が発生する可能性が高い区域を基本として指定している。

災害危険区域に指定(平成23年7月)された地区は居住の用には使えなく、水産加工施設など商業・工業などの非居住区域となる。

【復興の現状】

1 災害公営住宅 19地区、1,998戸のうち完了0戸

2 防災集団移転地38地区・970区画のうち、今年3月に初めて6区画が完成した。

3 防潮堤 87カ所のうち完了0カ所

4 震災廃棄物(瓦礫)処理 完了
下水道汚水枡の被害調査

 

【復興への課題】

5 これまで経験したことがない大規模災害に直面して、復興への強いリーダーシップが求められる。

6   復興計画に対する住民の合意がまとまりにくい。(防潮堤の高さの決定など)

7 復興事業に時間がかかる。

・防災集団移転事業などの実施に際し、相続手続きや抵当権解除など地権者の同意が必要。

・埋蔵文化財調査や開発行為の手続きなど法律に縛られる。

8 広範囲にかつ時期を同じくして復興に取り組むため、行政の職員、建設会社、建設資材が

逼迫し、事業がはかどらない。

9 復興事業に時間がかかるため、それぞれの事情を抱えた住民には待ちきれなく、他の自治体に転居し、人口が減少し復興計画の見直しが必要になる場合がある。

3.5mかさ上げされる

3.5mかさ上げされる

 

建物は流され基礎のみが残っている

建物は流され基礎のみが残っている
かさ上げされたマンホールと下水の仮設配管

かさ上げされたマンホールと下水の仮設配管

平群町「竹あかりの集い」でDIG

さる111日午後、平群町の健康福祉センター「プリズムへぐり」において、平群町ボランティア連絡協議会等主催「第11回竹あかりの集い」が行われ、「災害図上訓練DIG」に支部から奈良県安全安心推進課の依頼を受け、アドバイザー・ファシリテーターとして8名参加しました。(山口正春、植村信吉、柏田勝幸、松尾修、高木裕也、南上勝栄、堀内崇次、村山央)

予定の40名を大幅に上回る参加者で、体験できず見学のみになる人も出ました。

山口防災士の進行で、小学校単位のチームに分かれ、池や川、身体の不自由な人、頼りになる人の家などワイワイガヤガヤとにぎやかに地図に書き込み、震度6強の地震に対して、被害想定、避難方法、備えなどを検討しました。

「災害に対して、地域の強いところ・弱いところを共有でき、備えの大切さを再確認した、自分の自治会でもやりたい」との感想も聞かれました。

平群町の岩崎町長さんのブログにも様子がUPされています。
岩崎町長さんのブログは「まんべん日記」です。





新年を迎えて

希望にあふれる平成26年の新春を迎え、心からお喜びを申し上げます。
私ども奈良県支部も結成以来6回目の新年を迎えることができました。ひとえに会員の皆様方のお力添えのお陰と厚く御礼申し上げます。
防災士は住民と自冶体との連携を図りながら、地域のリーダーとして住民側から引っ張って行くことを目標に、家庭や職場、地域で自分がどこにいるのかなどの視点から予防対策をたて、災害発生時にはそれに沿って動く事が求められております。特に、ここ数年様々な形で多く報道されています南海トラフ地震への備えは重要です。また、南海トラフ地震に誘発されて起こりえる活断層型地震、中でも奈良県に大きな被害を与えると言われる奈良盆地東縁断層帯地震にも備えることが必要です。どんな災害が起こるかは地域によって違うのです。自分の地域で起こりえる災害を知り、町や人を知らないと災害には備えられません。
東日本大震災の教訓から、避難マニアルは作るだけでなく、繰り返し訓練しないと意味がないのです。また、災害時に助け合えるよう普段から近所と関係を築いておくことも大事です。
1に「自分の命」、
2に「頭で覚えるよりも身体で覚える」、
3に「危機感を持つ事」が非常に大事であります。
支部会員の皆さま方も、常に防災知識の向上に努められますようお願いし、支部開催の各事業や研修をはじめ、関係各機関等で開催されます研修会への積極的な参加を呼びかけて、新年のご挨拶といたします。

日本防災士会奈良県支部

支部長 木本喜信

三宅町石見地区防災総合訓練

 

さる11月24日(日)三宅町石見地区の空き地を利用して、震度6強の地震が発生したという想定で防災訓練が実施されました。この地区の防災訓練は4回目で消防団、婦人会はじめ約100人の参加があり、中條防災士以下防災士を中心に熱心に訓練が行われました。避難訓練では、車いす、リヤカー、担架を利用しての避難も行われました。

 

その後、シェイクアウト訓練、仮設テント・簡易トイレ設営、簡易ポンプ、三角巾、消火器、消火栓、防災機器の取り扱い訓練が有り、最後はおいしい炊き出しが有りました。