平成25年度奈良県防災総合訓練に参加しました

 

平成25年度の奈良県防災訓練が831()宇陀市 心の森総合福祉公園で行われました。午前8時32分ごろ、宇陀市付近を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生、被害が多発したと想定。


日本防災士会奈良県支部から木村副支部長ほか20名が参加し、交流ドームの中で「簡易担架作成と搬送」、「三角巾の使用方法」を担当しました。大宇陀中学校の生徒60名、拾生地区30名、松山西地区30名が避難訓練に参加しました。3グループに分かれてもらい、10時20分から11時40分頃まで冷房のないドームの中で汗だく、訓練参加者も熱心でやりがいのある講習になりました。







安堵町防災研修会

 

 去る711日安堵町役場において、安堵町初めての防災講習会が開かれ、植村信吉防災士が講師として出席しました。


 町内の防災士の紹介、西本安博町長の挨拶の後、「災害に備える」と題し、とっさの判断が命を守るかどうかの分かれ目になるということを強調し、クイズを交えて講演しました。

      挨拶する西本安博町長

御所市葛城南地区防災研修会

 

御所市の南部、葛城南地区自主防災会の防災研修会に参加しました。



日時 平成
2577() 13時~14時半


場所 御所市鴨神 佐味コミュニティセンター



葛城南地区自主防災会は、防災・減災に熱心に取り組んでおられ、毎年防災研修会を行い、今回で
5回目になるということです。約50名の参加がありました。


第一部として「命を守るために(入門編)地震に備える」と題し木村尚史防災士が講演、


第二部として応急手当の実技訓練を三角巾の使い方を中心に木村尚史防災士と柏田勝幸防災士が講習しました。


第6回総会が開催されました

 去る5月19日(日)、奈良市防災センターにおいて、日本防災士会奈良県支部第6回総会を開催しました。総会には、奈良県安全・安心まちづくり推進課 山崎課長を始め、奈良気象台 小野防災気象官、奈良市市民生活部危機管理課長、奈良市消防局 徳岡局長、日本防災士会兵庫県支部事務局 田辺局長のご臨席を賜りました。



総会は、御門さんの司会で始まり、木本支部長が開会のあいさつを行ったあと、来賓の山崎課長、小野気象官のあいさつ、祝電披露と続き、その後議案の審議に移りました。総会の議長は幹事の前川防災士が務め、予定していた議案は全て原案通り承認されました。また、事務局の体制強化の必要性など積極的な意見があがりました。



その後、兵庫県立大学環境人間科学部の木村玲欧教授をお招きして、「南海トラフ地震奈良県の課題と防災士の役割」と題して講義していただきました。奈良県の地盤の危うさの再認識、「わがこと意識」の普及をはじめ防災教育の必要性をあらためて認識しました。


 


  当日の議案は、以下のとおり


1号議案 平成24年度事業報告について


2号議案 平成24年度会計報告について


3号議案 平成24年度会計監査報告について


4号議案 平成25年度事業計画について


5号議案 平成25年度予算案について


6号議案 新役員の選出について


 


  新しく信任された役員


      支 部 長  木本喜信 (奈良市)
  
副支部長   中田勇四郎(奈良市)
         
 〃      木村尚史 (御所市、JP)
          
〃      奥田英人 (橿原市)   
     事務局長 植村信吉 (三宅町) 
        
〃 次長  南上敏明(天理市) 
        
〃 補佐  村山 央(広陵町)
     
会      計   古瀬博之 (奈良市、JP)
    
幹      事   前川輝男 (奈良市、広報部会部長)
          
〃         井上  清 (奈良市、教育・研修部会部会長)
          
〃        川口 均 (生駒市、生駒市ブロック)
          
〃        柏田勝幸 (田原本町、磯城郡ブロック)
          
〃        丹羽松一 (奈良市、六条校区ブロック)
     
会計監査    伊藤東洋雄(王寺町)
          
〃        西川隆清 (三郷町)
    
顧      問    中川 徹 (奈良市)





 

奈良地方気象台を表敬訪問

 
 さる5月2日、奈良県支部の中田、奥田副支部長と植村事務局長が奈良地方気象台を表敬訪問しました。
 この訪問は、地域の防災活動を進める上で県内の様々な関係機関との連携を強める為に行ったもので、奈良地方気象台を訪れるのは支部結成以来初めてとなりました。
気象台では、小野善史防災気象官、築山秀治土砂災害気象官と面談し、支部からは「支部の防災活動や会員のスキルアップについて」協力要請を行い、気象台からは、「気象庁が進める地域の防災力向上への取り組み」について支部へ協力要請がありました。
 今後、定期的に意見交換や情報交換などができるようにしていくことなどの意見交流を行いました。
 また、意見交換の後、築山気象官が気象台施設を案内して下さり、施設内を見学させて頂きました。

施設は、昭和28年の建てられたもので、国内でも1・2を争う古い施設です

 この部屋で24時間体制で県内の気象を監視・見守る

ホワイトボードには気象データが・・

この機械が、地震の震度計です

最後に、時間が許せば5月19日に予定している防災士会奈良県支部第6回総会への出席要請を行い、気象台を後にしました。

アマチュア無線勉強会の開催

  平成25年3月10日午前10時から、奈良市防災センターにて 
上田量次 防災士(1級アマチュア無線従事者免許所持)を講師に、
19名の参加者で勉強会が行われました。
資格取得への流れや、実物の機材の説明、基礎的な話と
緊急災害時には、国の総務省から日本アマチュア無線連盟にも
支援要請があり、官民共に支援にあたった事例などを聞きました。

     
               講師の上田量次 防災士

 
       
     受講者の無線に詳しい中澤防災士からも
    くわしい飛び入り説明をして頂きました。  

    
           十津川村から参加の佐古金次郎 防災士から   
       「台風12号大水害」での、奈良県支部の支援活動に
   お礼の感謝の言葉がありました。さらに当時の十津川村
   避難状況についての説明も聞かせて頂きました。

   
   
  
  
 

NHKラジオ特番「防災知恵袋スペシャル」に支部から8名が参加!

 

平成25年2月23日()、NHKラジオ特集「防災知恵袋スペシャル」に視聴者として奈良県支部から8名が参加しました。
この放送は、「災害時にはラジオが情報手段として有効!」であるとして、NHK奈良放送局の特別企画として行われたものです。
放送は、
防災士でもあるNHKの谷口アナを中心に、防災心理学が専門の兵庫県立大学の木村准教授、楽しみながら防災を学ぶ活動をしている神戸のNPO法人プラス・アーツの田辺さん、台風12号の災害時ツイッターで現地の状況を発信した十津川の地案さんがゲストとして参加され、午後1時から4時までの3時間の生放送として行われました。



1時台は「復興に向けて」と題して十津川の地案さんの話や、奈良県南部の被災地の現状、いまだに仮設で不便な生活をしている話など各地域の苦労話が電話でありました。また、宮城県に派遣され気仙沼で活動している伊藤さん(防災士会奈良県支部会員)からは、なれない土地で、雪の中、単身赴任の苦労話もありました。


2時台は「奈良県の災害想定で何が必要か」というテーマ。南海トラフや奈良盆地東縁断層などいつ起きても不思議ではない地震への備えについて、木村先生が「わがこと意識」をみんなが高める必要性があると強調され、参加者へクイズ形式で質問をされるなど、会場の参加者も一緒に考えました。


3時台は「防災に役立つヒント」というテーマ。その中で、プラス・アーツの田辺さんが、防災訓練とおもちゃ交換会、防災体操、ゲームなど子供用のプログラムを組むことで子供のころから防災について楽しく学べ、子供につられて若いお母さんが参加するなど、防災意識を高める活発な活動の紹介がありました。 その他、3000人の避難者に2000人分の食料、避難所で風邪が流行った場合、ペットと避難所など答えのない問題を検討することの大切さ等々沢山の話題が上がりました。


その他、NHKからデータ放送や一般の人から情報を送ってもらうシステムなど紹介されました。


時々マイクが向けられ、緊張の3時間となりました。
            報告者:村山 央防災士(広陵町)

生駒ブロックが♪ららまつり♪に参加しました

 
 さる2月23日、生駒市が主催する「第4回らら♪まつり」が生駒市コミュニティーセンターで開催されました。
この「らら♪まつり」とは、生駒市に登録している61のボランティア団体が参加する「おまつり」で、様々な催しが行われます。参加者も年々増え、約800人を超える市民の方が訪れる生駒市の一大イベントとなっています。
 このイベントに、防災士会奈良県支部生駒ブロックも参加しました。
生駒ブロックでは、主にちびっこ連れのご家族を対象に、ダミー人形とAEDを使った「親と子の心配蘇生」を楽しく体験して頂きました。
市内の各ボランティア団体や、参加された市民との交流をとおして「防災」への取り組みと、防災士への認知度アップをはかることができました。
今後も、生駒市内のボランティア団体や市民と共に防災活動に取り組む必要性を再認識する一日となりました。





十津川村で地域防災力支援事業

 
 さる1月14日(月)、奈良県地域防災力支援事業「みんなで作る防災マップ(水害・土砂災害編)」が十津川村住民ホールにおいて開催されました。
 この防災マップ作成事業は、奈良県(安全・安心まちづくり推進課)と十津川村が呼びかけて行われたもので、奈良県の協力要請を受けて支部からは、佐古(十津川村)、柏田(田原本町)、高木(奈良市)、松尾(大和郡山市)の4名の防災士がファシリテーターとして参加しました。
 当日は、兵庫県立大学の木村准教授の指導の下、それぞれの地区の強みや弱み、課題などを3つに絞り込む作業や、その対策、解決方法を話し合い、併せて、地域の人たちの命を守るための避難方法などを考え、意見交換なども行いながらマップづくりが進められました。
 地元十津川村からは、行政、消防関係者、地区代表者(約100名)が参加され、関係者が一緒に作業を行いました。
また、昨年の紀伊半島大水害の被災者や体験者も参加され、当時の様子などが生なましく語られるなど、あらためて防災・減災への取り組みの重要性を再認識する一日となりました。
 最後に、出来上がったマップは、木村先生が監修し、その後、地区のみんなでその都度手をくわえながら、防災訓練や災害時での活用に使って行くことが確認されました。
 参加した防災士からは、今後も継続した活動の再認識とともに、災害の被災者や体験者の生の声を聞く機会となり、今後の防災活動へより一層頑張る気持を確認する研修となりました。

桜井市ボランティア連絡会が「防災マップ」作りに挑戦!


 さる12月1日(土)、桜井市ボランティア連絡会が「防災マップ作り」に挑戦しました。
このマップ作りは、桜井市のボランティア連絡会に集まる各校区のリーダーが自分の地域で「防災マップ」を作成できるようにと企画されたもので、市内を歩きながら危険個所のチェックや災害時に役立つものなどを歩いて確かめました。


この日は、桜井市社会福祉協議会に120名の市内のボランティアリーダーが集まり、各グループ単位に目的地(避難所)を設定して「まち歩き」をし、危険個所や役に立つ物や人などをあるいてチェック。その後、用意されたと地図に落としていくという作業を行いました。


参加した方は、市内のボランティアリーダーという事もあって、熱心に危険個所チェックや防災マップ作成作業をされ、ワイワイガヤガヤとにぎやかな研修となりました。また、参加者からは、今後、「自分たちの地域でもやりたい!」という意見が多数寄せられました。


 


  この防災マップづくりは、今年の4月頃から計画されていたもので、桜井市社会福祉協議会を通じて奈良県支部が依頼を受けて計画・立案段階から共同で計画したもので、市内各ボランティアの代表者に各地区で「防災マップ」作りのリーダーになってもらうという目的で行いました。


 このマップ作りには、奈良県支部から木村(御所市)、植村(三宅町)、南上(天理市)、柏田(田原本町)、川村(斑鳩町)防災士5名が参加し、各地区ボランティアの皆さんと一緒にマップ作りを行いましたが、今後、ボランティアに関わる方々とのネットワークに期待が持てる一日となりました。