社会課題解決支援協会 「避難所における要配慮者への対応」
令和3年10月31日(日)、奈良公園バスターミナルレクチャーホールにおいて、奈良県まちづくり推進局奈良公園室主催で「避難所における要配慮者への対応」と題したイベントが行われました。
このイベントは奈良公園室がバスターミナルを災害拠点に使用できないかという試みから始まった第二回目で、一般社団法人社会課題支援協会協力の下、奈良市危機管理課と富雄東地域包括支援センターの講演から始まりました。奈良県防災士会からは末田防災士がパネルディスカッションに参加して、地域包括支援センターとケアマネージャーさんとの意見交換を行いました。災害時の逃げ遅れを防ぐためには福祉と地域防災との結びつきが大事ですが、福祉側からはお願いすることばかりで、逆に相談して欲しいとか、地域側からは協力したくても何処の誰に言ったらいいのかわからないし、知らん顔されても困るのでといった意見が出て、お互いが歩み寄りたい気持ちがありながらもすれ違っている感じを受けました。防災と福祉は意外と接点が無いため、今回の意見交換は貴重な情報源となりました。 <末田政一 防災士>