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三郷中学校2年生防災訓練

 

2022年5月16日(月)生駒郡三郷町の三郷中学校体育館において、教育委員会主催による「2年生の防災訓練」が行われ、2年生の生徒約190名が参加しました。講師陣として奈良県防災士会より植村相談役が参加。三郷町役場職員、消防団第2分団、西和消防署職員と三郷町自主防災ネットワークから9名の町内在住防災士が参加しました。

訓練は講演と実技訓練の2部構成で行われました。

冒頭、森宏範町長によるごあいさつの後、奈良県防災士会・植村相談役による「災害に備える」という題目で講演があり南海トラフ巨大地震に関する動画視聴の後、「災害へどう備えるか」「災害が起きたらどうすれば良いか」について語られ、中学2年生の生徒たちに「高齢者や小さな子供たちに手を差し伸べてほしい、避難する際や避難所でまわりの大人たちの手の届かない避難者への手助けなど出来ることで良いのでお手伝いをしてあげてください」といった内容のお話をされました。

講演の後は実技訓練となり、1.ダンボールによるブロック塀倒壊体験(植村相談役)、2.男子女子別の非常持ち出し袋(三郷町自主防災ネットワーク)、3.危険箇所クイズ(三郷町自主防災ネットワーク)、4.ダンボールベッドの組み立て(役場職員)、5.応急手当(消防団)、6.AED講習(西和消防)の六つのブースを用意し、6クラスの生徒が20分ごとに各訓練をローテーションするという形式で実技訓練を受けました。

どのブースでも生徒たちは熱心に取り組んでおり、これまで知らなかったことや初めて体験することもあり非常に有意義な防災訓練となったようでした。

最後に三郷町自主防災ネットワークの代表として奈良県防災士会から北村防災士が講評を述べ、生徒の代表からの感謝の言葉を受け取り閉幕となりました。  <北村厚司 防災士>

王寺町防災士ネットワークHUG

 

2022年4月24日(日) 王寺町やわらぎ会館3階小会議室1において、王寺町防災士ネットワーク 訓練部会主催による「避難所図上訓練HUG研修」が行われ、奈良県防災士会より植村相談役・村山防災士・八木沢防災士の3名が参加。王寺町防災士ネットワーク及び関連自主防災会より14名及び王寺町役場 防災統括室 増田様・隈崎様2名を含め計19名が参加されました。

訓練部会 安川様による開会挨拶の後、植村相談役より避難所運営ゲームについて説明を頂きました。「原則避難所開設は市町村長が職員を派遣して開設するが、突発的な災害時は施設管理者もしくは自主防災組織代表者が開設できる」「感染症(新型コロナウイルス等)対策を前提にする」「避難所は避難し生活する所ですが、同時に到着した人から順にやるべき事を果たす所でもある」等の解説の後3班に分かれ、HUGを進める上での想定と条件の説明を受けた後実際にゲーム開始。避難者やイベントのカードが次々と読み上げられ、対応に苦慮しながらも班内で相談しながらゲームを進めました。ゲーム終了後の振り返りタイムでは受付の大切さ、特にコロナ禍での受付の設置方法は事前受付(体温測定・消毒)の後に本受付となる様工夫する事や、避難所内のレイアウト、避難者自身の備え、行政が準備しておく備品の件など詳細に説明頂きました。質問タイムでは、◎避難所に動物を連れてくる方への対応◎運営本部をどこに設置すべきかの質問に植村相談役が回答され、全員で内容を共有する事ができました。今回はHUGという疑似訓練ではありましたが、災害発生後に必ず起こる避難所の状況を垣間見る事ができました。

<報告:八木沢防災士>

「コロナ禍での災害支援 ~人吉市での災害支援と、過去の被災地からの学び~」

 

11月20日(土)14:00~奈良公園バスターミナルレクチャーホールにおいて、防災講演会「コロナ禍での災害支援 ~人吉市での災害支援と、過去の被災地からの学び~」が行われ、防災士および一般から56名が参加されました。講師は「災害NGO結」代表の前原士武(まえはらとむ)さんです。コロナ禍の活動制約で、中止を余儀なくされていた集合での研修会がようやく叶い、講演と質疑応答含め2時間の研修会となりました。被災地には沢山のボランティアが集まりますが、それを調整、コーディネイトする人がいないため、現場は混乱しているとのこと。前原さんは、自分一人のスコップを動かすより1,000人のスコップを調整する方が復旧・復興に結び付くという理念のもと、発生24時間で現場入りし、緊急支援、育成、伝える活動を通して、人々が未来を自らの手で作るためのサポートを行っています。一つとして同じ災害はなく、同じ災害支援の形もありません。現場での情報収集や状況把握、災害支援コーディネイトを行い、被災者が自ら立ち上がり復興できるようサポートする流れを、「復旧ロードマップ」を使って解説頂きました。また、コロナ禍のなかではウィルスを①被災地に持ち込まない、②被災地から持ち出さない、③被災地内で感染を広げないために、被災地支援には最大限の配慮が必要なこと、そして、平時にできないことは有事にもできないため、平時からできることを増やし、課題を解決する力を備え、防災・減災力を高め「受援力」をつけることが大切であることも改めて学びました。私たちもこれら地域力の向上に寄与できるよう、日々活動を続けて行きたいと思います。  (報告者:古瀬防災士)

「コロナ禍における体験型避難所開設・運営訓練」

 

令和3年11月14日(日)、上牧町役場庁舎においてかんまき自主防災ネットワーク主催、上牧町総務課後援、NPO法人奈良県防災士会指導のもと、「上牧町 コロナ禍における体験型避難所開設・運営訓練」が開催されました。本訓練は奈良県安全・安心まちづくり推進課による「奈良県自主防災訓練支援事業」の一つです。

上牧町在住の防災士や、自治会への呼びかけを行い、同町にて民間の団体が主催する初めての実技訓練となりました。町内防災士、自治会役員の方17名をはじめ、上牧町総務課、上牧町社会福祉協議会、奈良県安心安全まちづくり推進課からもご協力とご参加を頂き、また、奈良県防災士会からも14名の方にご指導頂き、大変有意義な訓練となりました。訓練の内容としましては、上牧町総務課 山崎危機管理監より上牧町における災害リスクとそれに対する住民への告知(冊子等の配布)、上牧町としての備えや、避難所運営に関する講話を行って頂きました。その後の体験型避難所開設・運営訓練では、コロナ禍における避難所開設である事を前提とし、求められる対応、対処を考慮しつつ、被災地で実際にあったいろいろな問合せ、おこまり事、要支援者(配慮者)への対応を一部の避難者役の方に演じて頂き、避難所における受入れ方、運営をどうすべきか考え、行動をして頂きました。今回の訓練は、2チーム交替制にて実施した事も有り、後に運営担当をされた班は、最初の班での出来事を上手く改善され、取り組まれた事に大変感心させられました。その後、奈良県防災士会 植村副理事長兼相談役から「ふりかえり」の講義がなされ、「平時からの地域のコミュニケーション、たすけあい、平時からの備え」、そして避難所とは「率先行動にて役割を果たしに行く場所である‼」との講話を頂き、事前における準備等の重要性を問うて頂けました。回収されたアンケートからも、「実技とふりかえりの組み合わせが良かった」とのお声も多く、ご参加頂いた方々に災害と避難所について考えて頂く場と機会がつくれた事、大変よかったと感じております。

上牧町からは、職員の方の参加をはじめ、避難所で使う備蓄品のテント、段ボールベッド、パーティション、仮設トイレを提供頂き、訓練の際に実際に使用させて頂けましたので、組立方や使用感など大変良い体験をさせて頂きました。

<報告者:大坂間防災士>

かんまき自主防災_2021_1114活動報告書アンケート

平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第5回「災害時の食と役立つ小技を学ぼう」

 

令和3年10月2日(土)、平群町中央公民館において平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第5回「災害時の食と役立つ小技を学ぼう」と題して、実技訓練と講義が行われました。本講座の最終の会でもありました。今回は11名の方が受講され、初秋、汗ばむ陽気のなか屋外での訓練となりましたが、最後まで熱心に取り組んでいただきました。実技訓練と言うことも有り、これまで一緒に講座運営に協力を頂きました平群町防災士ネットワークの皆様と伴に、奈良県防災士会より応援講師を招いて楽しく、無事に終了する事ができました。短時間での訓練でしたので多くの事をお伝えすること、体得をいただく事は難しかったと思いますが、講師からの話しの通り、学んだ事を他に伝える事は、自分自身の勉強になり、知識と技能を身につける機会になる事を思い出して頂き、今後の生活にぜひ、活かしていただきたいとおもいます。
実技訓練の内容は、“災害時の水運搬””簡易トイレ””ロープワーク”を行い、3班に分かれ、おおよそ15分ずつ各内容について受講していただきました。
~第一部~
【水運搬訓練】
運搬に使う容器に水を入れ、どれだけの物を持ち運搬できるのか体験いただきました。疲れずに、安全により多くの水を運ぶには?と言う課題のもとに、用意された物にて体験いただきました。手に持ち多くの量を運ぶことは困難なので、リュックサックとビニール袋の組み合わせなど非常に有効的である事を確認いただきました。
【簡易トイレ】
発災の際、トイレに関する事は大変重要な問題となりますので、災害に伴う排水管のダメージと使用に関する事などの話も交えながら、使用できない場合はどうするのか? 身近なもので代用する術、日ごろから準備しておく事の重要性、必要なもの、想定される1回の排泄量や排泄物の処理・処分に関する事など、普段から発災まで広く学んでいただきました。実際に水と凝固剤を用いた実験では、固まった状態なども見てもらい披露しました。トイレ設備の使用が出来ないなど、最悪の事態も想定し、備え、身近にあるものを工夫し、用便する訓練も平常時に行う事が大変重要となることも学んでもらいました。
【ロープワーク】
普段から使えるロープワークを習得することで、発災時の対応や緊急の際の対応にも活用できる技能を身に着ける事ができます。今回は基本的なロープワーク3種について講師によるデモンストレーションを見習う形で実際に行っていただきました。課題は、本結び・巻き結び・もやい結びです。多少苦戦された方も見受けられましたが、なんとかできたのではないかと思います。配布テキストを御覧頂き忘れないうちに何回か繰り返し訓練を行っていただき、技能として身に着けてもらう事を願っています。
~第二部~
実技終了後、研修室に場所を移動し、座学として、災害時の食について山崎理事より講義頂きました。阪神淡路大震災のまもなく、ボランティアとして訪問活動された時の食にまつわる話をいただき、被災された方々へとの貴重なつながりを聞くことができました。物の提供だけではなく、心へも届く活動が出来た事例は今でも活かされているものでした。今回の講義はそれそのものではなく、自分が被災した場合に感ずる思いを食について講義がなされていると感じました。支援するときの話ではなく。自らが被災者となった場合、その中で生活するときに食とはと言うメッセージと捉えています。体と心を考えた食の備蓄について考えさせられる意味の深い講義でした。最後に、自宅で実践されているローリングストックの工夫については食に限らず、よく使うタオルなどもなされているとの事で見習うべき内容でした。
最後に、平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 (全5回)の総括として八幡領理事より感想が述べられ、平群町中央公民館の森田様に閉講のお言葉を頂戴し、全5回の講座を修了いたしました。
【受講者アンケートより】
新型コロナウイルス禍での対応で一部講座内容の変更なども有り、まだまだ受講者様の全てのご希望に添えた内容には至っておりませんが、「参考になった」「参加してよかった」など温かいコメントも多数頂戴しており有難く思っています。講義、実技、展示などを通じて平常時の備えなどお考え頂き、「今後は地元の訓練に活用したい 」など力強いお言葉も有り、少しはお力添えできたのではないかと思います。防災・減災の為に知識・技能と訓練、地域のコミュニケーション力が非常に重要になります。まずは自分や家族の命を守る事を最優先に考え、その上で共助・協働の輪が広がればと思います。                     (報告)大坂間防災士

平群町防災講座(第5回)アンケート

『マイ・タイムライン研修会』

日本防災士機構主催の国交省マイ・タイムラインのオンライン研修会

日時:2021年10月9日(土)10:00~12:00
開催方法:zoomによるオンライン会議
申込方法:下記フォーム

防災士の方はこちらから

https://questant.jp/q/A7X8Y6NN 」

防災士以外の方はこちらから

https://questant.jp/q/CFMXOBOZ 」

奈良県をメインにした研修会です。ご参加よろしくお願いします。

詳細は、添付ファイルを確認の上、各自直接主催者へ申し込みください。

 

+++【講演1】++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「マイ・タイムラインの普及に関する取組と展望」について

講師:国土交通省水管理・国土保全局河川環境課
課長補佐 西川 雅規 氏

+++【講演2】++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大規模水害に備える ~マイ・タイムラインの普及~
(河合町の洪水ハザードマップを使用し、河川は大和川等で解説)

講師:一般財団法人河川情報センター
参事 鮎川 一史 氏
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

主催:認定特定非営利活動法人日本防災士機構
共催:国土交通省 水管理・国土保全局
協力:特定非営利活動法人日本防災士会

 

防災士への講習会(奈良県)①

「平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第三回」

 

令和3年8月7日(土)、平群町中央公民館において平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第三回「平群町の災害リスクを知ろう。〜地震について〜」を行いました。今回は13名の方が受講され、平群町防災士ネットワークからも4名の方に運営のご協力を頂いております。本講座は小山防災士が担当しました。

近畿圏における活断層の紹介から講話が始まり、活断層が動くと言うことは地震に直結する活動で有り、その規模を示すマグニチュードと特定の場所における揺れの大きさを示す震度について、中央構造線断層帯地震(内陸型)と南海トラフ巨大地震(海溝型)を想定した震度資料にて丁寧な説明がなされました。

「地震発生!そのときどうする?」を課題として、大地震発生時のポイントについて参加の方にも一緒に考えて頂きました。緊急地震速報もしくは大きな揺れを感じたら「まず低く、頭を守り、動かない:シェイクアウト行動」をとり、あわてずに安全な道を考え、安全な所へ「一時避難(いっときひなん)」。安全が確保されたら家族・同僚、ご近所の「安否確認」などを行う。また、発災に伴うさまざまな事象については、助け合いを行う。避難所における運営についても自主運営が基本である事から、その為に日頃から訓練を行う事が大変重要となることを改めて確認頂きました。

「地震に備えよう」と題したパートでは、阪神・淡路大震災における死亡と負傷の原因から、地震の際に命を守る為、安全に避難する為にすべき対策について考えてみました。家庭内にて地震が起きたら危険な所は?など課題画像をもとに発表してもらい、その対策方法などを意見交換して理解を深めて頂きました。また繰り返しとなりますが、非常時の持ち出し品や助け合いが必要であること、また知識として地震等の災害による家屋の再建に関する費用支援や修繕費用など、日頃から考えておくべき事なども備えの一つとして取扱いました。

最後のまとめとして、

災害発災時は

①“そこにある物しか物はない!“

→日頃からの備え(=備蓄や対策)が大事だよ

②“日頃やっている事以外はできない!“

→練習(=訓練)が大事だよ

③“助け合いなしに災害は生き抜けない!“

→日頃からの助け合い(=人のつながり)が大事だよ!

として、第三回の講座を終えました。

受講者からは、災害への備えについて、活かされる内容であったとの評価をいただいており、大変よかったと思います。

(記録・報告):大坂間

平群町防災講座(第3回)訓練 活動報告書_20210809提出

令和3年度ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)の実施について

令和3年度ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)の実施されます。

個人でも団体でも参加できます。一緒に参加しましょう。

詳しくは、下記の奈良県のホームページ並び添付チラシをご参照ください。

令和3年度ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)の実施について/奈良県公式ホームページ (pref.nara.jp)

シェイクアウト訓練とは
2008年にアメリカで始まった地震に備える防災訓練で、ホームページなどを通じて防災の普及啓発を図り、決められた時刻に一斉に参加者全員が机の下に隠れるなど身の安全を図る行動を実践していただき、自宅や地域、職場などでの日頃の防災対策を確認するきっかけづくりにしていただく訓練です。

■目的
県民の皆さんが地震の発生を想定し、訓練日の同時刻、いっせいにそれぞれの場所において、地震から身を守る行動の確認を行うことにより、県民の皆さんや事業者の皆さんの防災意識を高め、地震災害のリスクや地震発生時の安全確保行動に関するご理解を促進し、自助、共助の観点での防災対策に取り組んでいただく契機とすることを目的とします。

■主催 奈良県
■協力 シェイクアウト提唱会議(http://www.shakeout.jp/外部サイトへのリンク)

■実施日時
令和3年7月9日(金曜日)  午前10時30分

※ナラ・シェイクアウトは、いっせい参加が基本ですが、ご都合に合わせて「奈良県地震防災週間」(令和3年7月3日(土曜日)から7月11日(日曜日)まで)の間で日時を変更することができます。

■参加費
無料

■参加予定者
訓練参加を希望する個人、学校・企業などの団体

■訓練内容
大規模な地震の発生を想定して、訓練を実施します。

(1)事前の学習
参加者の皆さんは、地震に関する知識、身の回りの環境、安全確保行動などについて自ら(組織単位や個人で)考えてみましょう!
また、当日実施する訓練内容についても、計画してみましょう!

下記のサイトを参考に地震・防災に関する知識の習得をお勧めします。

・ The Great Japan Shake Out外部サイトへのリンク(日本シェイクアウト提唱会議)
・ 防災マニュアル~震災対策啓発資料~外部サイトへのリンク(総務省消防庁)
・ 緊急地震速報リーフレット外部サイトへのリンク(気象庁)

(2)安全確保行動の実施
訓練開始時間になりましたら、参加者の皆さんは、ご家庭、学校、事業所などで、いっせいに安全確保行動(「1.DROP!=まずひくく」→「2.COVER!=あたまをまもり」→「3.HOLD ON!=うごかない」など)を実施しましょう!

(3)安全確保行動の検証
参加者の皆さんは、実施した安全確保行動などを検証し、職場などの環境整備や災害時の安全確保行動に活かしましょう。

(4)プラスワン(+1)
より実践的な訓練とするために、参加者の皆さんが、ご家庭、地域、職場、学校などで、独自に安否確認訓練、初期消火訓練、避難訓練などをあわせて実施してみましょう!

■訓練実施にあたっての注意事項
1.周囲の状況をよく確認し、ケガのないように訓練を実施してください。
また、訓練の実施に際し、危険を感じた場合はただちに訓練を中止してください。
2.訓練実施前や当日の気象状況等により、主催者の判断で訓練を中止する場合があります。

R#NARAシェイクアウト

「平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第一回」

 

令和3年6月5日(土)、平群町中央公民館において「平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第一回」が行われました。全5回(6月~10月)の連続講座となっています。コロナ禍で開催ですので、当初計画から一部講座の順番を変更し、ハード面とソフト面から感染予防に努め開催しています。講座への関心は高く、14名の受講生が参加されています。

また、平群町防災士ネットワークから4名の方も参加されており、運営のサポートを頂きながら、地域コニュニティーにおける連携(顔のみえる関係)がはかられています。奈良県防災士会からは4名参加。 第一回目の講座内容は 「災害に備える」をテーマとし、「心がまえと防災クイズと非常持ち出し袋」について植村副理事長より講義がありました。災害対策の肝は、「死なない」という事です。そのために、「なにから始めるか?」・危機感を持つ!・我がこと意識をもつ!・他人事ではなく自分の事、・助けあう!・リスクを知る!・訓練(練習)が大事!など、テキストをもとに受講者に問いかけながらの1時間でした。続いて、シェイクアウト訓練と休憩をはさみ、非常持ち出し袋について各自持参された物品を広げ、活発な意見交換がありました。受講者の皆さんも色々と考えられ準備されており感心させられます。資料等でみる物品とは異なり、実際に準備されているものが確認でき、また、新たな発見もできました。便利グッズに環境に配慮したものまで。避難も分散化、多様化にしていますので、避難生活をイメージして必要なものを準備できればと思います。コロナ禍の避難にて、マスク・体温計・消毒液・せっけんなども避難時の準備物として取り上げられていますので、御覧頂いてます方も準備の程、ご検討下さい。

~下記の情報サイトを講座にて取り上げましたので参考まで。~

〇災害用伝言ダイアル 171(毎月、1日・15日は試験確認が出来ます)

・NTT、携帯電話会社

〇新聞社の公式サイトですが、お住いの地域の状況が確認出来ます。

・南海トラフ地震の被害想定

・揺れやすい地盤 災害大国 迫る危機

(報告:大坂間防災士)

より詳細な資料を参考までに(後に、アンケート結果あります。)

令和3年_平群町防災講座①

平群町防災講座(第1回)訓練 活動報告書_20210605_提出_

都祁地区自主避難練習(集まらない避難訓練)

 

令和3年2月21日(日)、奈良市都祁地区において「自主避難練習」が行われました。コロナ禍なので「集まらない避難訓練」として、各自が自宅等の都合の良い場所で自家用車に避難する訓練でした。 訓練のルールは3つ「車のエンジンは始動しない」「何が必要か?何に困ったか?を考えて備える」「無理はしない(途中リタイヤOK)」です。寒い都祁なので防寒対策を考えていましたが、予想外の暖かさでした。そんな中で「災害を想定してパジャマで実施したら寒かった」とか「携帯トイレの準備はしているが、大きい方は困った」とかの意見がありました。 コロナ禍で分散避難が推奨される中で、自家用車は「我が家の避難場所」として注目されています。エンジンを始動すると誤発信や一酸化炭素中毒の危険がありますし、他の避難者にも迷惑をかけるので冷暖房には頼れません。エコノミークラス症候群も心配なので、予め少しでも過ごしやすい環境を日頃から整えておくことが大事だと感じました。是非、皆さんも試してみて下さい。

<末田政一 防災士>