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能登半島地震 災害ボランティア募集

災害ボラティアの募集です。

募集終了しました。

支援は長期にわたると思います。

次回募集時にはまたご協力をよろしくお願いします。

本年元旦に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた能登半島珠洲市で災害ボランティア活動を行います。
今回の活動は、被災地で自らも被災しながら避難所支援活動を中心に頑張っている日本防災士会石川県支部への支援活動として行います。現地では未だに断水が続いており、地域によっては停電も続いていることから、これまでの災害ボランティア活動よりも厳しい条件での募集となります。
参加希望の方は、下記の内容を十分に確認の上申込んで下さい。

 

1,支 援 地:石川県珠洲市内

 

2,活動内容:避難所運営の手伝い(清掃、衛生管理、物資補給・搬入)及び、被災地へ
物資運搬等。

注意:現地の状況によって活動内容を変更する場合があります。

 

  • 活動日:「3月16日17日」

 

4,宿  泊:避難所内もしくは車中泊の可能性有り

5,集合場所:旧三宅町つながり総合センター

住所:奈良県磯城郡三宅町但馬360番地の3 下記の地図参照

注意:この施設は現在閉鎖中で、電話はつながりません。

 

  • 集合時間:22時出発(一応の予定です)

     状況により延期になる可能性があります。あくまでも被災地優先ですので、ご理解とご協力をお願いします。

 

  • 申 込 先:下記URLのフォーム、もしくはQRコードから申し込み下さい。

注意:問合せはメールmail@bousainara.comで奈良県防災士会事務局へ

2月10日分

参加者が車の定員を上回ったため締め切りました。今後のこともあるので、冬タイヤ装着の車を出せる方があればお知らせいただければ助かります。

 

 

3月9日分

責任者の対応が難しいため中止になる予定です。募集の日程に限らず長丁場になりますので、その際にまたよろしくお願いします。

 

 

3月16日分

冬タイヤ装着の車が出せない場合はお断りすることもあります。

 

 

 

8,参 加 費:1万円
現在、珠洲市では災害ボランティアセンターの募集を行っていないため高速道路の無料処置が適用されません。よって現地までの交通費に充てます。

 

9,そ の 他:現地では、石川県支部の指揮下に入ります。

下記記載の「活動の注意事項」を十分確認の上申込んで下さい。

 

NPO法人日本防災士会 奈良県防災士会

活動の注意事項

 

すでに新聞報道でも紹介されている通り、支援先の珠洲市は未だ断水しており、飲み水は自衛隊や自治体の給水車に頼っている現状です。また、奥能登と言われる珠洲市までの交通事情も最悪で、日によっては4時間5時間の渋滞も発生しています。また、道路はいたる所で陥没・亀裂があり、現在は応急処置を施して通れるようになっていますがパンクや脱輪があるとい報告も届いています。
したがって、これまでのように宿泊場所を別に確保して被災地へ向かうという形は取れませんので、避難所内での宿泊もしくは車中泊が前提となることを十分理解の上参加をお願いします。

 

1.各自で、水、食料は持参となります。(三日分)
2,防寒対策は怠りなく準備して下さい。(防寒衣服、カイロなど)

3,移動手段は、自家用車を想定しています。積み込む荷物の関係で各1台に2~3名乗車

となります。※ マイクロバスでの派遣も検討中。

4,車は冬タイヤで除雪用具も必要です。

5,現地での注意事項

避難所での写真撮影、SNSへのアップは禁止です。(石川県支部からの依頼)

6.トイレは携帯トイレを用意しておくのが無難です。避難所での使用はできると思われますが、現地スタッフの指示に従って下さい。

7,参加される方で、自分の車を出しても良いと思われる方は申し出て下さい。

8,服装 / 持ち物

・動きやすい服装(長袖・長ズボン)※暖かい服装をご用意ください。

・活動用バッグ(作業時、各自貴重品の管理をお願いします)、ウエストポーチ

・着替え(下着、インナー)

・防寒具

・タオル類

・寝袋(冬用)

・非常用トイレ、簡易トイレ

・保険証の原本

・レインウェア(上下で分かれているもの)/ポンチョ(大きめ)、傘

・ヘルメット

・長靴 踏み抜き防止インソール付

・脱ぎ履きしやすいサンダル(上履き、スリッパ)

・筆記用具、油性マジックペン、ハサミ、ノート

・スマホ、モバイルバッテリー、充電器(車両で充電)

・常備薬、目薬

・マスク

・手指消毒用アルコール

・手袋

・帽子

・耳当て

・トイレットペーパー

・予備眼鏡、コンタクトレンズ

・洗面具、口腔衛生品

・汚れたものを入れる袋

・水分ならび食料用の水(500mL 10本/他m必要な飲料) 野菜ジュース等

・食料(カップ麺、インスタント味噌汁、レトルト、防災食、パン、おかし、缶詰、ソーセージ)

・紙コップ、紙皿、ラップ、割りばし

・国内旅行傷害保険 天災危険担保特約付

・奈良県防災士会のベストまたは日本防災士会の活動服、ベスト

・車両に関する備え(スタッドレスタイヤ必須、タイヤチェーン、ガソリン携行缶、その他積雪地帯へ向かう場合の装備、車中泊ができる装備)

・現金

・懐中電灯、ヘッドライト

・腕時計

・その他個人的に必要なもの

 

奈良市田原地区防災訓練「日頃の備え いざという時どうする?」

令和5年11月5日(日)奈良市田原ふる里ほっとステーションにおいて、令和5年度田原地区防災訓練が実施され、奈良県防災士会から末田防災士が「日頃の備え、いざという時どうする?」と題した山間部向けの講演を行いました。田原地区は奈良市東部山間の面積が広い地域で、奈良市の水源「白砂川」の上流にあたります。平坦部とは災害への備えや対応が違うところが多いので、隣接の都祁在住の防災士として、事情を知りつつも全体的なことも踏まえた講義をしました。広い地域の中から来られていたので、知っていそうで実はよく知らないこともある「地域の特性」や「地域の人たち」のことを知り、災害のことを知り、自分たちに合った方法を見つけるための手助けとなるようにということと、まずは命を守ることを主題にして、地域の特性を活かした活動を行えるように提案をし、最後にマイ・タイムラインも実施しました。過去の訓練でいろいろなところから講義に来てもらっていたが、一番わかりやすかったと言って頂いて、また同じ山間部のお隣の地域在住なので、今後の連携も考えていく良い機会となりました。  <末田政一防災士>

奈良県自治連合会防災研修会「災害に備える(大雨編)」&タイムライン

令和5年9月5日(火)奈良市はぐくみセンター大講座室において、奈良県自治連合会主催の防災研修会が、県内の自治連合会長の参加で開催され、奈良県防災士会から末田防災士が、「災害に備える(大雨編)」と題した講義とマイ・タイムラインの説明を行いました。

まず舞台に立って感じたのは、参加者の皆さんの「圧」でした。どうやら地域での自助防災や避難行動要支援者プランへの対応などを言っても伝わらないので、その困っている空気感が出ているようでしたが、思わず「怖いですよ」と言ってしまいました。そこで本講義に入る前に自治会活動と防災活動は違うことを少し時間を取って話しました。自治会やPTAなどの活動はいつまでにしないといけないとか期限があるし、半ば義務的なので、自治会長さんへも通知するだけでやってくれますが、防災は指示されてやってもその場限りになってしまうこと。続けていくための雰囲気作りや、誰から話を聞くかが大事なので、話を聞いてくれる人になるか、話を聞いてくれる人に伝えて話してもらうかという方法がある事を、急遽前半で時間を取って話してしまいました。

参加頂いた方皆さんに伝わったかはわかりませんが、最後はQ&Aで多くの質問もしていただいて、少しはお役に立てたかと思います。

<末田政一防災士>

台風7号接近!台風に備えて下さい

強い台風7号は、8月14日(月)午前3時現在中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルとなっています。
気象庁によると、速度が遅いため降雨量は8月1ケ月分相当の雨が降るとのこと。
最悪の場合、紀伊半島を縦断し奈良県内でも甚大な被害が予想されます。

防災士として台風に備えて下さい。
まず、自らの”命をまもる”行動をお願いします。
そして、早めの避難を呼びかけて下さい。率先避難者として行動して下さい。自治体が発令する「避難指示」にも素早い対応をお願いします。

また、事前に気象情報を入手しながら県内での浸水や河川増水に注意をはらい、地元自治体や自治会、自主防災会と連携しながら、台風に備えて下さい。

明日香村災害ボランティア(7月13日分)

令和5年7月13日(木)、明日香村稲渕地区集会所からスコップなどの資材を被災家屋に運び、①一番奥の部屋の床下の土砂の撤去作業。土砂をバケツに入れ、屋外、庭を経て道路に運び、一輪車に載せ替えて土砂集積場へ運ぶ作業。屋内の土砂撤去作業は完了した。②敷地内の土砂撤去作業。庭、通路の土砂を一輪車で土砂集積場へ搬出した。③土嚢設置。再度、谷川氾濫による、家屋への浸水に備え土嚢を設置した。  (報告者:村山防災士)

明日香村災害ボランティア(第1報)

令和5年6月に発生した台風2号による被害が明日香村内で発生。被災されたお宅は裏山より大量の土砂が敷地内に流入しました。奈良県社会福祉協議会がヒアリングを行い、被災者のみの復旧は難しいと判断。レスキューアシストへ支援要請を行い、ボランティア活動が開始されました。当初は土日に限定した災害ボランティアを関係団体に連絡。奈良県防災士会にも連絡が入り、下記日程で支援を行いました。

7月2日(日) 現地での作業確認・打ち合わせと短時間の支援活動。

7月3日(月) 計6名(末田・板垣・植村・八木沢・杉村・杉村真)の防災士が活動。

7月4日(火) 計5名(大坂間・板垣・小山・杉村・杉村真)の防災士が活動。

(ボランティアの内容)

被災後約1ヵ月が経過しており、床下にも土砂が入ったままの状態でした。まず家屋周辺の土砂を運搬→家財の移動→畳・カーペットは浸水でカビが生えており使用不可で廃棄→床板はがし→週末の泥出しに備えてブルーシートで養生作業までをこの間で行いました。レスキューアシスト 中島氏の的確な作業指示により、少しずつ元の状態を取り戻しつつあります。週末の7月9日(日)は16名の防災士が支援に入る予定です。その様子はまた後日報告致します。

<八木沢 防災士>

明日香村災害ボランティア(第1報)

経緯)
令和5年6月に発生した台風2号による被害が明日香村内で発生。被災されたお宅は裏山より大量の土砂が敷地内に流入しました。奈良県社協がヒアリングを行い、被災者のみの復旧は難しいと判断。レスキューアシストへ支援要請を行いボランティアが開始されました。当初は土日に限定した災害ボランティアを関係団体に連絡。奈良県防災士会にも連絡が入り、下記日程で支援を行いました。

7月2日(日)現地での作業確認・打ち合わせと短時間の支援活動
7月3日(月) 計6名(末田・板垣・植村・八木沢・杉村・杉村真)の防災士が活動。
7月4日(火) 計5名(大坂間・板垣・小山・杉村・杉村真)の防災士が活動。

ボランティアの内容)
被災後約1ヵ月が経過しており、床下にも土砂が入ったままの状態でした。まず家屋周辺の土砂を運搬→家財の移動→畳・カーペットは浸水でカビが生えており使用不可で廃棄→床板はがし→週末の泥出しに備えてブルーシートで養生作業までをこの間で行いました。レスキューアシスト 中島氏の的確な作業指示により、少しずつ元の状態を取り戻しつつあります。週末の7月9日(日)は16名の防災士が支援に入る予定です。その様子はまた後日報告致します。                                                 <八木沢 防災士>

平群町の災害リスクを知ろう(地震編)

令和 5年6月3日 平群町総合文化センターにおいて連続講座1回目が行われました。受講者は7名。前半は堀田防災士が近畿圏の活断層、熊本地震の被害状況、地震発生時に「あなたならどうする?」等命 を守るための心構えや備えを説明しました。後半は中戸防災士が平群町での自主防災会活動の一例として自身所属している椿台自主防災会の活動を紹介しました。

(報告:堀田 防災士)

設立15周年の記念研修会

2023年5月28日(日)令和5年度NPO奈良県防災士会総会に続いて、設立15周年の記念研修会が行われました。

コロナ感染症が5類に引き下げられたとはいえ、予断をゆるされない時期でしたが会場はほぼ満席となりました。

「防災士と災害」と題し、講師はNP0災害支援レスキューアシスト、中島 武志 代表です。東日本大震災を機に石巻市でボランティアに入り、以後様々な体験を経て、持てるスキルを生かし、被災地支援を行う技術を持ったプロフェッショナルとして現在活動されています。よく知られている段ボールで作ったアシスト瓦は中島代表の発案です。災害で瓦屋根が破損するなどした際に、ブルーシートで覆っても3日程度しかもたないことがあったが、アシスト瓦は確実に雨を防ぎ3年もの耐久性があるそうです。高所作業を含めたこの技術を、被災地で支援にあたる自衛隊や消防隊員にも指導されています。「災害弱者を置き去りにしない」という信念のもと、発災に際し正確な情報収集を行い、24~72時間以内に迅速に被災地に入り、行政、社会福祉協議会と連携し、真に必要なことは何か直接被災者の声を聴き、生活の再開を支援しています。実は本日も被災地からのご来場で、この研修後は再び支援活動に戻られるとのことでした。人それぞれ被災状況は様々で、画一的に判断できるものではない。行政も個別の状況に応じて判断をするのはやはり難しい。NPOやボランティアに頼らざるを得ないことや、判断をも引き継ぐことがある。被災者に対してどのような支援制度があるのか、申請はどのようにするのか、知らせてあげることも必要と話されていました。また、被災地、被災者が自らの足で災害から立ち上がり、「普通に暮らせる幸せ」を取り戻すには、支援も長期に渡ることになるが、何もかもを与え手伝うのではなく、復興、再興するには支援を受ける側の「受援力」が重要とおっしゃっていて、レスキューアシストの活動を引き継ぐ新しい力を各地で育成もされています。災害に対する備えや考え方、それらを促す私達の防災・啓蒙活動が、地域の防災力、受援力を高め、有事の際の防災、減災、復興に寄与することは証明されています。

中島 武志 代表率いるレスキューアシストの真似はできませんが、同じ理念を共有する者として、これからの活動にあたり学ぶべきものが多い研修会でした。

(報告者:古瀬防災士)

NHK奈良放送局で、出水時に気をつけること(山間部、浸水地域、マンション等)

NHK奈良放送局から大雨への対応についての取材依頼があり、奈良県防災士会から3名の防災士が対応しました。

出水時に気をつけることと題して、事前準備と身を守ることが大切であることを伝えました。火事や地震とは違って台風や大雨は予報があるので、前もって備えておくことが出来ますが、「雨くらい」と思って油断されている方が多いのが実情です。

山間部、浸水地域、マンションでは、それぞれ事情があり気をつけることや準備しておくことも異なりますので、それぞれの地域の防災士がアドバイスを行い収録をしました。日を分けてならナビ等で放送されます。

<末田政一 防災士>