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東北地方太平洋沖地震関連(防災士会情報)

 
 本日、防災士会本部(事務局)より、事務局通信第22号(臨時号)が送られてきました。
そこで全文を掲載します。
<事務局通信第22号>
■ 初めて経験する超広域災害
今回の地震は「東日本大震災・平成大津波」(気象庁命名:東北地方太平洋沖地震)と呼ぶのがふさわしい、空前の超広域災害となりました。犠牲者が北海道から神奈川県にまで及んでいること一つをとっても、1923 年関東大震災以来の広域被害であることを物語っています。
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震等の際には、数十?離れたエリアに、支援できる人、組織がありましたが、今回はそういったこれまでの救援活動の経験をはるかに超える、誰もが経験したことのない事態となっています。
支援活動は、極めて幅広く、長期にわたって必要となります。ボランティア活動のニーズは今後、どれだけ拡がってくるか想像もつかないほどです。公的機関はもとより、民間ボランティアにおいても「総力をあげる」必要があります。国民が総力を結集する必要のある国難だという認識で、今後の推移を見守り、必要な対応を心がけていきたいと思います。
■ 各支部役員からの情報(3月13日正午までの情報)
◎岩手県支部、宮城県支部、茨城県支部
連絡とれず
◎青森県支部
停電で真っ暗、電話が通じないので苦労したが、自分も含め防災士会会員は無事であり、大きな問題はない。電気は復旧し、電話も通じるようになった。ガソリンスタンドに長蛇の列ができていて、ガソリンの入手が難しい
◎秋田県支部
ライフラインでは、電気が昨日(3/12)夜から復旧しているが、一部山間部で停電が続いている。また、断水している地域がある。電話が通じなかったため支部会員の状況は未確認。
◎長野県支部
被害は栄村で発生していて、役場に150人くらい避難しているらしい。自分は南の方なので、揺れは震度4だった。とくに被害はない。会員からは、支援活動の要請があれば手伝いたいという声があがっている。必要があれば本部から言ってほしい。
◎新潟県支部
会員に大きな被害はない。県支部として支援活動する状況にはない。浮き足だつことなく、自分たちの地域で起こる災害への備えを強化しようと呼びかけている。
(尾身事務局長の報告・参照)
◎東京都支部
主な会員に被害は出ていない。
◎足立区支部
帰宅困難で避難所(足立区第14中学校)に76名。足立区役所の指示で防災士3名+地域の人達が対応。他に避難所は3ヶ所あり。そこは防災士はいかなかった。支部長宅の近所で4ヶ所住宅火災があった。
◎板橋区支部
被害なし
◎世田谷区支部
被害なし
◎千葉県支部
地元では、勝浦港が冠水。大原港で船が座礁しており、防災士が出ている模様。
旭市(千葉県北東部、九十九里浜の最北端に面する市)に支部として向かう予定。
千葉県美浜区(幕張)で防災士と消防団が活動している。
◎埼玉県支部
大きな被害はない模様。支部会員の状況をこれより確認する。複数の会員宅で、コップ、グラス類が落ちた程度。
■ 新潟県支部・尾身事務局長の報告より
NPO日本防災士会 新潟県支部 会員 各位
東北地方太平洋沖地震は福島原発1 号機のトラブルが心配されます。放射能漏れが出ているようです。
今朝4 時ころ長野県北部で地震があり、十日町で震度6弱を感じました。午前中に長野県栄村に調査に行って来ました。中越地震を思い出させる状況で完全に倒壊している建物はあまり見当たりませんが、大規模損壊の建物が多く見当たりました。建物内は見ることはできませんでしたが想像はつきます。避難所は長野日赤の皆さんがおられ比較的落ち着いていました。飯山線の線路が宙つりになり、道路はところどころ陥没が見られました。長野への一般車両は通行できません。緊急性のボランティア活動は必要ないと思われます。
事務局 尾身誠司
■ 当面の支援活動について
(1)現在のところ、日本防災士会会員が遠隔地から被災地入りして支援活動を行うことは控えるべきだと考えます。主な理由は、次の通りです。
イ、被災地における公的機関の救助活動が全力で取り組まれていること
ロ、二次災害の恐れがあること(余震、津波の際には公的機関の足手まといになる場合あり)
ハ、道路渋滞、ガソリン不足を招きやすいこと
ニ、友好団体の先遣隊が被災地に向かっているおり、いずれボランティアに関して詳しい情報が得られる見込であること等です。
あと数日程度は、状況の推移を注意深く見守りたいと思います。
(2)今すぐできることとして、次のようなことが考えられると思います
?募金活動
?現地入りに備えて、準備を整えたりする
?節電に努め、周囲に呼びかける
(東日本の被災地では電力不足、とくに静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりから北の50 ヘルツ範囲内の節電が望ましい)
?自ら属する組織、団体のネットワークを通じて情報収集し、支援する
?自分たちの地域の防災体制を見直し・強化する
?経済活動の活発化
この未曾有の災害で日本経済はさらにダメージを受けることは必至です。ご自身の企業、団体、自営業の経済活動強化が長い目で被災地支援にもつながります
※以上は、一つの提案です。皆様からの情報・ご提案もいただければ幸いです。
■ 政府、ボランティアの現地入り自粛を要請
報道によれば、3 月12 日、大塚耕平厚生労働副大臣は記者会見で「現在は救助活動の最中で、大規模な余震も予想される」とした上で「当面はボランティアの現地入りを控えてほしい」と理解を求めた
■ ボランティア関係機関・団体の動向(事務局が把握している範囲の情報です)
◎全国社協
発表なし
◎NHKボランティアネット
発表なし
◎震災がつなぐ全国ネットワーク
(レスキューストックヤード)
東北地方太平洋沖地震について【第 2 報】
RSY 事務局加藤です。
震つな事務局に入ってきている情報を整理してお伝えします。
○ディー・コレクティブ(山形県)
11 日17 時の時点で、県域で停電、県庁も補助電力で稼働している状態。県庁では連絡会を設置し、情報収集に努めている。
○ハートネットふくしま(福島県郡山市)
11 日17 時56 分にパソコンが復旧。事務所内はグチャグチャで、市内でも火災発生やビル倒壊の情報が入っている様子。余震が続く中、理事長の吉田さんは、市役所・社協・県庁災対本部を訪問する予定。
○とちぎボランティアネットワーク(栃木県宇都宮)
11 日の14 時46 分に発生した地震で震度6強を観測。事務所のガラスが割れるなどの被害がでた。発災後、しばらく連絡がとれない状況が続いたが、夜になってようやく連絡がとれた。引き続き現地の情報提供をお願いしている。
○茨城NPO センター・コモンズ(茨城県水戸市)
11 日23 時の時点で、停電が続いている状況。ガスは日立市全域と牛久市の一部で止まっており、断水は一部との情報が入っている。県内避難場所190 箇所に19,900 人が避難している。
電話はかかりにくいが、公衆電話は無料で使える。県外には固定電話が通じたが、県内は通じない。個人携帯に県外からは電話がかかってきている。
津波の被害がでている大洗には、水産加工で働くインドネシア人の方が多く暮らしている。情報が届いているか、避難できているか心配。
○被災地NGO 恊働センター(神戸)※先遣隊の動き
11 日夕方、神戸より車で出発した先遣隊・被災者NGO 恊働センタースタッフの吉椿さんはじめ4名は、明け方、山形県・米沢に到着した。各地で交通規制がかかる難しい状況のため、米沢の知人のところで道路事情等の地元情報を確認してから先へ進む予定。
○レスキューストックヤード(名古屋)
スタッフの関口が13 日から山形へ向かう。まずは、ディー・コレクティブの事務所を目指し、そこで現地情報を確認しながら活動を展開していきたいと考えている。
※各地で余震が続いています。津波情報にも十分に注意してください。
※福島県にある福島第一原子力発電所では半径10km の範囲で避難指示が出されています。(12 日午前6 時現在)今後、正確な情報を察知しながら動きますよう、あわせてご注意ください。
※ボランティア活動支援金にご協力ください!
郵便振替00800-3-126026 加入者:特定非営利活動法人レスキューストックヤード
通信欄に「東北地方太平洋沖地震」とご記入ください。
◎公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
災害ボランティアセンターの立ち上げ支援・運営や協力者と共に被災者支援活動を実施していく。支援活動を具体化するために、週明けにはスタッフを派遣。緊急救援募金の協力を呼びかける。

東北地方太平洋沖に発生した超巨大地震について

さる3月11日、東北地方太平洋沖でマグニチュード8.8という超巨大地震が発生しました。
新聞やテレビなどの報道を見る限り、その被害たるや目を覆いたくなる惨状となっており、被災地の方々の心中を思えば言葉もありません。
心から被災者の皆さんをお見舞い申し上げます。
このことを受けて、私ども防災士会奈良県支部としても、なにか出来ることはないものかと心を痛めてはおりますが、現在は、国や自治体、自衛隊などが全力で救援・救助・支援活動を行っている時期でもあります。
今は、この救援・救助・支援活動を妨げることにならないようにすることが最善であると考え、当面は事態の推移を見守ることとし、「なにができるのか?」については役員会で協議することといたしました。
一人でも多くの方が救出されることを願うばかりです。
なお、今回の地震を受けて、日本防災士会から「事務通信(臨時号)」が送られてまいりましたので一部を抜粋して紹介いたします。
<NPO日本防災士会 事務局通信>
国の想定をはるかに超える超巨大地震が襲ってきました。甚大な被害を被っている被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。
国や自治体、関係機関が全力を挙げて救助・支援活動に取り組んでいます。一人でも多くの方々が救われるよう願ってやみません。
現在のところ、被災地外の民間ボランティアが大挙して駆けつけようとすることは、二次災害防止、道路混雑その他の観点から避けるべきだと考えています。事態の推移を見ながら、適切な時期・方法で支援を行う準備に入りたいと思います。
東北地方の防災士会支部とは、まだ連絡が取れる状況ではありません。皆様からの情報提供もお願い申し上げます。 2011.03..12 08:30

〈事務統括・橋本〉
詳しい内容は防災士会ホームページをご覧下さい
http://www.bousaisikai.jp/

平成22年度 広陵町防災リーダー研修 防災士養成講座

 平成23年2月12日(土)広陵町さわやかホールにて、平成22年度広陵町防災リーダー研修 防災士養成講座 災害に対する地域の強み・弱みを知る「タウンウォッチング・DIG」に山口 正春先生(財団法人消防科学総合センター 防災図上訓練指導員・消防士・防災士)が講師として派遣され、ファシリエーターとして、奥田(英)副支部長、井上教育訓練部長、植村事務局長、古瀬会計、柏田氏(教育訓練部会)、鈴木氏(六条地区自主防犯防災会 副会長)、奥田(仁)(広報部会)が参加しました。
 1時間ほどの講義時間に15分ほどで、地震の基礎知識、奈良県における奈良盆地東縁断層帯による被害の特徴、DIGの説明を急ぎ早で進め、班分けし実技に入りました。
実技に入ると、受講生の皆さんは自分の地区の強み、弱みを話し合いながらマップにチェックされていました。
DIG
 1時間弱でのDIG研修はかなり無理がありましたが、山口先生の臨機応変の進行で、最後の班ごとの発表こそはできませんでしたが、何とかDIGとはどういったものか理解してもらえたと思います。
 DIGは、本当に自分の住む地域の防災上での強さ、弱さを理解することができ、出会いの場ができ、顔の見える関係づくりができ、また情報を共有することができるので、共通の認識をもつことができるので、今後も県内で広まっていけばと願います。
 また奈良県内で、DIGに関心がある自主防災組織や消防団、その他防災に関心のあるグループの方は奈良県支部にご連絡ください。

奈良市六条地区で「防災フォーラム」が行われます

 
 奈良市六条校区自主防犯会主催で「大地震に備える」と題して、防災フォーラムが開催されます。
このフォーラムには、古瀬防災士(奈良県支部会計)がパネラーとして参加します。
奈良市在住の防災士や、防災に興味のある方は、是非、参加して下さい。
と き  2月27日(日)、13:00~受付、13:30開催
ところ   奈良市立六条小学校体育館
参加費  無料
定 員   300名(但し、先着順に入場)
主 催  六条校区自主防災防犯会  
<基調講演>
   「どうすることもできなかった悔しさ」
      人とと防災未来センター・語り部  米田 実 氏(元西宮市職員)
<パネルディスカッション>
   「大地震にどんな備えができるのか?」
パネラー  酒井孝師さん(奈良市市民安全課主幹)
      古瀬博之さん(六条校区自主防災防犯会副会長・防災士)
      米田 実 さん(元西宮市職員・震災被災者)                  

問合せ先  六条校区自主防災・防犯会まで  電話 0742-49-5633 (鈴木)

朝日新聞が防災士会奈良県支部を取材!

 
 防災士会奈良県支部が朝日新聞の取材を受けました
取材は、「奈良市防災センター」で行われ、木本支部長からは、
一、地震にあったとき
二、家庭でできる防災対策
三、防災士会の活動
などについて説明をおこないました。
また、この取材の詳細は、1月17日発行の朝日新聞「奈良県版」で大きく取り上げられました
7/17 朝日新聞「奈良県版」

新年を迎えるにあたって

 
 希望にあふれる23年の新春を迎え心からお喜びを申し上げます。
年頭にあたり、まず会員並びに役員の皆様に対しまして、平素の献身的なご活躍とご苦労に深く感謝申し上げる次第であります。
 奈良県支部の会員人数も、現在では170名に迫ろうとしており、確実に奈良県支部も充実してきましたことは、会員各位はもちろん、防災の任にあたる私どもといたしましても大変心強いところでありまして、心から厚くお礼申し上げます。
 さて、防災分野にたずさわれる各大学の著名な教授方々が、つね日ごろから警鐘されている「東海・東南海・南海地震」の巨大地震災害のカウントダウンが始まっています。
684年の白鳳地震から1944年の昭和東南海地震・1946年の南海地震までの1,262年間で、少なくとも9回繰り返した事が確認されています。間隔は、90~150年で、このうち3つ同時に発生又は、2つ同時に発生し、その翌日にもう1つの地震が発生したパターンもあります。この事から、最後に発生した1854年の安政東海・東南海地震から156年も経過している現在では、今日・明日発生してもおかしくない時期にきています。
 会員の皆さま方も防災知識の向上に努められますよう、支部開催の各事業や研修等に参加していただき、地域並びに県内における災害時の減災に努めていただきますよう心からお願い申し上げます。
       日本防災士会奈良県支部長 木本喜信

「災害時における外国人支援研修会」が開催されます

 
 平成21年度現在、奈良県で生活する在住外国人は92ケ国11,200人を超えています。
また、外国人は、言葉や文化の違いや災害経験の少なさから、地震などの大規模災害時には、支援の必要な要援護者となる、とされてきました。
このような理由から、今回、(財)なら・シルクロード博記念国際交流団が主催して「災害時における外国人支援研修会」が開催されます。
 防災士の方を始め、この課題に興味のある方は、是非、参加して下さい。
◇ 日時  平成23年1月21日(金)、14:00~16:30
◇ 場所  奈良県文化会館(集会室A・B)
◇ 講義  「在住外国人の立場から災害時を考える」
         時  光  氏 (全国市町村国際文化研究所)
◇ グループワーク 「災害発生時に備えた連携・協働にむけて」
         高木和彦 氏 (NPO法人多文化共生マネージャー全国協議会副代表)
◇ 主 催  (財)なら・シルクロード博記念国際交流団、奈良県
◇ 参加費  無料
◇ 申込み  氏名、所属団体(団体の方)、連絡先(電話もしくはE-mallアドレス)を
      記入し、主催者まで
     (電話0742-27-2436 FAX 0742-27-2434)
※ 防災士の方で参加希望の方は、電話またはE-mallで事務局まで申し込んで下さい 
          
          

桜井市「朝倉台」で避難訓練が開催されます

 
 桜井市朝倉台(朝倉台自治会、朝倉台自主防災会主催)で第10回「避難訓練」が開催されます
この避難訓練は、朝倉台自治会と自主防災会が、自分たちの町は自分たちの手で守る!として、毎年開催されているもので今回で10回目となります。
また、朝倉台(桜井市)の自主防災活動は、奈良県でも自主防災活動の活発なところとして有名で、奈良県安全・安心まちづくり事業でも紹介されており、奈良県の防犯・防災アドバイザーにも委嘱されるなど、私たち防災士会奈良県支部とも、奈良県安全・安心まちづくり事業を通して協力関係にあり、防災士としても学ぶところの多い訓練として紹介いたします。
◇ と き  平成22年11月28日(日)、午前8時~11時
◇ ところ  桜井市朝倉台住宅地  集会所及び公園
◇ 訓練内容
1.想定状況
  阪神・淡路大震災相当の地震が発生し、関係機関、他の地域住民等に援助を求められ
 ないため、地域住民が相互協力しながら、指定されて1次避難所に集合する。
2.訓練内容
  住民避難訓練、初期消火体験、担架搬送体験など
3.参考  昨年度の参加人員は950名
◇ 連絡先  朝倉台自主防災会事務局(林 輝夫 0744-46-3327)
注意:この訓練への参加及び見学を希望される防災士の方は、
    防災士会奈良県支部事務局まで (植村 090-8378-1106 )

「古都奈良の文化遺産防災と地震を考える」講演会案内

 このたび、「平城遷都1300年、古都奈良の文化遺産防災と地震を考える」~奈良盆地東縁断層帯から地震がおそったら~ と題して、奈良市民特別講演会が開かれます。
 この講演会は、奈良の活断層である奈良盆地東縁断層帯が分布していることから、奈良の文化遺産の防災及び、地震災害に対する備えについて市民と一緒に考える機会として開催されます。
 奈良市在住の防災士や、県内の防災士、防災士以外の方も参加して下さい。
と き      平成22年11月20日(土)、午後1時開場
ところ     奈良市役所中央棟6階 正庁
講演内容  「古都奈良の文化遺産の防災」
講  師   土岐憲三氏(立命館大学教授・歴史都市防災センター長)
講演内容  「奈良地域の地震に伴う被害と備え」
講  師   河田恵昭氏(関西大学教授・人と防災未来センター長)
申込・問い合わせ先
      はがき、FAX、Eメールに「市民特別講演会」と記入の上、住所、氏名、
              電話番号を記入の上、
          〒 540-0012
          大阪市中央区谷町1丁目5番7号
          ストークビル天満橋801号
          「(社)地盤工学会関西支部」まで
          E-mall office@jgskb.jp
※ 当日受付もいたしますが、満席の場合はお断りすることもありますので、ご了承下さい。

平成22年度 奈良市防災訓練 参加報告

奈良市防災訓練 鴻池運動公園中央広場 午前9時30分~防災の啓蒙活動(広報誌の配布等)
 防災訓練の目的
この訓練は、大規模な地震災害に備えるため「災害対策基本法」及び「奈良市地域防災計画」に基づき、防災関係機関が緊密な連携を保ち、迅速かつ適切な防災活動を行うことができるよう、地域住民等の参加のもと総合的な防災訓練を実施し、防災体制の充実強化と市民の防災意識の高揚を図ることを目的とする。
防災訓練の想定
平成22年9月2日午前9時25分頃マグニチュード7.2の地震が発生した。震源は奈良県北東部県境付近、震源の深さは約10km。奈良市の一部地域で震度7、その他近畿地方の広い範囲で地震を感じた。地震発生と同時に奈良県全域、特に奈良市において、家屋の倒壊、道路の損壊、火災の発生、河川堤防の亀裂の他、水道、ガス、電気・電話の各施設にも被害が発生し、死傷者が相当出た模様である。このため、奈良市は災害対策本部及び現地対策本部を設置し、その対策にあたるとともに各防災関係機関に出動を要請した。


          防災士会奈良県支部ブース


       今日は本業の方で 井上 清 研修部長


                大久保 喜治 氏   (防災士)  


       森川 雅子 氏 (防火管理者・防災士)


 植村 信吉 氏 (奈良県防災アドバイザー・奈良県支部事務局長)

   南上 勝栄 氏 (防火管理者・奈良県支部事務局次長)


被害情報収集 奈良レスキュ-サポ-トバイクネットワ-ク・
                     タクシ-協会奈良市部会


 電磁波探査装置(意識がない人を心臓の鼓動で探査する)


               防災グッズ


      奈良市消防団員さんと和気あいあい


           ケガ人を被害ビルより救出

              ケガ人の搬送


                消火活動