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新年を迎えて

希望にあふれる平成26年の新春を迎え、心からお喜びを申し上げます。
私ども奈良県支部も結成以来6回目の新年を迎えることができました。ひとえに会員の皆様方のお力添えのお陰と厚く御礼申し上げます。
防災士は住民と自冶体との連携を図りながら、地域のリーダーとして住民側から引っ張って行くことを目標に、家庭や職場、地域で自分がどこにいるのかなどの視点から予防対策をたて、災害発生時にはそれに沿って動く事が求められております。特に、ここ数年様々な形で多く報道されています南海トラフ地震への備えは重要です。また、南海トラフ地震に誘発されて起こりえる活断層型地震、中でも奈良県に大きな被害を与えると言われる奈良盆地東縁断層帯地震にも備えることが必要です。どんな災害が起こるかは地域によって違うのです。自分の地域で起こりえる災害を知り、町や人を知らないと災害には備えられません。
東日本大震災の教訓から、避難マニアルは作るだけでなく、繰り返し訓練しないと意味がないのです。また、災害時に助け合えるよう普段から近所と関係を築いておくことも大事です。
1に「自分の命」、
2に「頭で覚えるよりも身体で覚える」、
3に「危機感を持つ事」が非常に大事であります。
支部会員の皆さま方も、常に防災知識の向上に努められますようお願いし、支部開催の各事業や研修をはじめ、関係各機関等で開催されます研修会への積極的な参加を呼びかけて、新年のご挨拶といたします。

日本防災士会奈良県支部

支部長 木本喜信

三宅町石見地区防災総合訓練

 

さる11月24日(日)三宅町石見地区の空き地を利用して、震度6強の地震が発生したという想定で防災訓練が実施されました。この地区の防災訓練は4回目で消防団、婦人会はじめ約100人の参加があり、中條防災士以下防災士を中心に熱心に訓練が行われました。避難訓練では、車いす、リヤカー、担架を利用しての避難も行われました。

 

その後、シェイクアウト訓練、仮設テント・簡易トイレ設営、簡易ポンプ、三角巾、消火器、消火栓、防災機器の取り扱い訓練が有り、最後はおいしい炊き出しが有りました。




11月、県内防災訓練の案内

奈良県内各地の自治会や自主防災会で防災訓練が行われていますが、防災士会奈良県支部へ案内が届いた地区について以下のとおりお知らせします。
なお、この訓練に参加希望される方は、必ず、各地区の連絡先へ問い合わせの上参加して下さい。
また、訓練進行の迷惑になる行為は慎んで下さい。
<奈良市六条校区防災訓練>
と き 平成25年11月16日(土)、9時~12時
ところ 六条小学校
連絡先 鈴木会長(080-1475-5077)
<三宅町石見地区防災訓練>
と き 平成25年11月24日(日)、9時~12時
ところ 石見駅南東(川口総代宅東側広場)
訓練想定 奈良県北部で震度6強の強い揺れが起こった 
連絡先 中條防災委員長(09088833794)
<桜井市朝倉台防災訓練>
と き 平成25年11月24日(日)、8時30分~11時30分頃
ところ 桜井市朝倉台住宅地全域
訓練想定 阪神・淡路大震災相当の地震が発生した
連絡先 朝倉台自主防災会(萩野) 09090423512
 

県内で開催される防災訓練の案内

奈良市都祁地区、橿原市中町・新中町地区から防災士会奈良県支部へ避難訓練、防災訓練開催の案内が届きましたので紹介します。
どちらの訓練も地区の自主防災会が主催して行われるもので、体験型・参加型訓練となっており、他地区からの参加もOKとなっていますのでお知らせします。
<奈良市都祁地区>
とき 平成25年11月2日(土)小雨決行、午前8時30分~12時
ところ 都祁小学校
◇訓練想定 強い地震の発生により、奈良市より避難勧告が発令された
  第1部  避難訓練・・各自治会で集合・確認後全員で小学校へ避難
  第2部  防災訓練・・濃煙体験、放水体験、応急手当、搬送訓練、展示他
◇ 問合せ先  行政センター(地域振興課まで)0743-82-0201

<橿原市中町・新中町地区>
とき 平成25年11月17日(日)、午前8時30分~午後3時
ところ 中池付近(橿原市中町 中池)及び中町自治会(橿原市中町 中町自治会)
◇訓練内容
  第1部  避難誘導訓練
  第2部  参加体験型訓練
  第3部  炊き出し訓練
◇ 問合せ先
  中町防災会 会長 柿本さん(090-2060-6803)
  新中町防災会 会長 服部さん(090-2448-4552)

注意:どちらの訓練も現地の方の迷惑になるようなことは謹んで下さい。
   また、車で行かれる方は、事前に駐車場所の確認をお願いします。
  
 

気象災害に備える講習会

9月29日(日)午後,奈良市防災センターにおいて、奈良気象台防災官 小野善史氏から気象災害について、地震への備え、風水害への備えと題して、講演していただきました。
防災士会員で気象予報士でもある瀧澤さんから、風や雨、積乱雲について教えていただきました。
奈良に多い水害に対する知識をたくさん学び、有意義な2時間になりました。




宇陀市 天満台東 防災研修会

 

平成25年9月7日(土)宇陀市榛原の天満台東地区で自主防災会防災研修会が開催され、当支部から植村防災士、村山防災士が参加しました。「防災の心得・南海トラフ地震に備える」と題して防災クイズを交え、約1時間の講演を行いました。

    熱心にクイズに挑戦する参加者の皆さん。

平成25年度奈良県防災総合訓練に参加しました

 

平成25年度の奈良県防災訓練が831()宇陀市 心の森総合福祉公園で行われました。午前8時32分ごろ、宇陀市付近を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生、被害が多発したと想定。


日本防災士会奈良県支部から木村副支部長ほか20名が参加し、交流ドームの中で「簡易担架作成と搬送」、「三角巾の使用方法」を担当しました。大宇陀中学校の生徒60名、拾生地区30名、松山西地区30名が避難訓練に参加しました。3グループに分かれてもらい、10時20分から11時40分頃まで冷房のないドームの中で汗だく、訓練参加者も熱心でやりがいのある講習になりました。







御所市葛城南地区防災研修会

 

御所市の南部、葛城南地区自主防災会の防災研修会に参加しました。



日時 平成
2577() 13時~14時半


場所 御所市鴨神 佐味コミュニティセンター



葛城南地区自主防災会は、防災・減災に熱心に取り組んでおられ、毎年防災研修会を行い、今回で
5回目になるということです。約50名の参加がありました。


第一部として「命を守るために(入門編)地震に備える」と題し木村尚史防災士が講演、


第二部として応急手当の実技訓練を三角巾の使い方を中心に木村尚史防災士と柏田勝幸防災士が講習しました。


第6回総会が開催されました

 去る5月19日(日)、奈良市防災センターにおいて、日本防災士会奈良県支部第6回総会を開催しました。総会には、奈良県安全・安心まちづくり推進課 山崎課長を始め、奈良気象台 小野防災気象官、奈良市市民生活部危機管理課長、奈良市消防局 徳岡局長、日本防災士会兵庫県支部事務局 田辺局長のご臨席を賜りました。



総会は、御門さんの司会で始まり、木本支部長が開会のあいさつを行ったあと、来賓の山崎課長、小野気象官のあいさつ、祝電披露と続き、その後議案の審議に移りました。総会の議長は幹事の前川防災士が務め、予定していた議案は全て原案通り承認されました。また、事務局の体制強化の必要性など積極的な意見があがりました。



その後、兵庫県立大学環境人間科学部の木村玲欧教授をお招きして、「南海トラフ地震奈良県の課題と防災士の役割」と題して講義していただきました。奈良県の地盤の危うさの再認識、「わがこと意識」の普及をはじめ防災教育の必要性をあらためて認識しました。


 


  当日の議案は、以下のとおり


1号議案 平成24年度事業報告について


2号議案 平成24年度会計報告について


3号議案 平成24年度会計監査報告について


4号議案 平成25年度事業計画について


5号議案 平成25年度予算案について


6号議案 新役員の選出について


 


  新しく信任された役員


      支 部 長  木本喜信 (奈良市)
  
副支部長   中田勇四郎(奈良市)
         
 〃      木村尚史 (御所市、JP)
          
〃      奥田英人 (橿原市)   
     事務局長 植村信吉 (三宅町) 
        
〃 次長  南上敏明(天理市) 
        
〃 補佐  村山 央(広陵町)
     
会      計   古瀬博之 (奈良市、JP)
    
幹      事   前川輝男 (奈良市、広報部会部長)
          
〃         井上  清 (奈良市、教育・研修部会部会長)
          
〃        川口 均 (生駒市、生駒市ブロック)
          
〃        柏田勝幸 (田原本町、磯城郡ブロック)
          
〃        丹羽松一 (奈良市、六条校区ブロック)
     
会計監査    伊藤東洋雄(王寺町)
          
〃        西川隆清 (三郷町)
    
顧      問    中川 徹 (奈良市)





 

奈良地方気象台を表敬訪問

 
 さる5月2日、奈良県支部の中田、奥田副支部長と植村事務局長が奈良地方気象台を表敬訪問しました。
 この訪問は、地域の防災活動を進める上で県内の様々な関係機関との連携を強める為に行ったもので、奈良地方気象台を訪れるのは支部結成以来初めてとなりました。
気象台では、小野善史防災気象官、築山秀治土砂災害気象官と面談し、支部からは「支部の防災活動や会員のスキルアップについて」協力要請を行い、気象台からは、「気象庁が進める地域の防災力向上への取り組み」について支部へ協力要請がありました。
 今後、定期的に意見交換や情報交換などができるようにしていくことなどの意見交流を行いました。
 また、意見交換の後、築山気象官が気象台施設を案内して下さり、施設内を見学させて頂きました。

施設は、昭和28年の建てられたもので、国内でも1・2を争う古い施設です

 この部屋で24時間体制で県内の気象を監視・見守る

ホワイトボードには気象データが・・

この機械が、地震の震度計です

最後に、時間が許せば5月19日に予定している防災士会奈良県支部第6回総会への出席要請を行い、気象台を後にしました。