タグ アーカイブ: 地震

御所市葛城南地区防災研修会

 

御所市の南部、葛城南地区自主防災会の防災研修会に参加しました。



日時 平成
2577() 13時~14時半


場所 御所市鴨神 佐味コミュニティセンター



葛城南地区自主防災会は、防災・減災に熱心に取り組んでおられ、毎年防災研修会を行い、今回で
5回目になるということです。約50名の参加がありました。


第一部として「命を守るために(入門編)地震に備える」と題し木村尚史防災士が講演、


第二部として応急手当の実技訓練を三角巾の使い方を中心に木村尚史防災士と柏田勝幸防災士が講習しました。


第6回総会が開催されました

 去る5月19日(日)、奈良市防災センターにおいて、日本防災士会奈良県支部第6回総会を開催しました。総会には、奈良県安全・安心まちづくり推進課 山崎課長を始め、奈良気象台 小野防災気象官、奈良市市民生活部危機管理課長、奈良市消防局 徳岡局長、日本防災士会兵庫県支部事務局 田辺局長のご臨席を賜りました。



総会は、御門さんの司会で始まり、木本支部長が開会のあいさつを行ったあと、来賓の山崎課長、小野気象官のあいさつ、祝電披露と続き、その後議案の審議に移りました。総会の議長は幹事の前川防災士が務め、予定していた議案は全て原案通り承認されました。また、事務局の体制強化の必要性など積極的な意見があがりました。



その後、兵庫県立大学環境人間科学部の木村玲欧教授をお招きして、「南海トラフ地震奈良県の課題と防災士の役割」と題して講義していただきました。奈良県の地盤の危うさの再認識、「わがこと意識」の普及をはじめ防災教育の必要性をあらためて認識しました。


 


  当日の議案は、以下のとおり


1号議案 平成24年度事業報告について


2号議案 平成24年度会計報告について


3号議案 平成24年度会計監査報告について


4号議案 平成25年度事業計画について


5号議案 平成25年度予算案について


6号議案 新役員の選出について


 


  新しく信任された役員


      支 部 長  木本喜信 (奈良市)
  
副支部長   中田勇四郎(奈良市)
         
 〃      木村尚史 (御所市、JP)
          
〃      奥田英人 (橿原市)   
     事務局長 植村信吉 (三宅町) 
        
〃 次長  南上敏明(天理市) 
        
〃 補佐  村山 央(広陵町)
     
会      計   古瀬博之 (奈良市、JP)
    
幹      事   前川輝男 (奈良市、広報部会部長)
          
〃         井上  清 (奈良市、教育・研修部会部会長)
          
〃        川口 均 (生駒市、生駒市ブロック)
          
〃        柏田勝幸 (田原本町、磯城郡ブロック)
          
〃        丹羽松一 (奈良市、六条校区ブロック)
     
会計監査    伊藤東洋雄(王寺町)
          
〃        西川隆清 (三郷町)
    
顧      問    中川 徹 (奈良市)





 

奈良地方気象台を表敬訪問

 
 さる5月2日、奈良県支部の中田、奥田副支部長と植村事務局長が奈良地方気象台を表敬訪問しました。
 この訪問は、地域の防災活動を進める上で県内の様々な関係機関との連携を強める為に行ったもので、奈良地方気象台を訪れるのは支部結成以来初めてとなりました。
気象台では、小野善史防災気象官、築山秀治土砂災害気象官と面談し、支部からは「支部の防災活動や会員のスキルアップについて」協力要請を行い、気象台からは、「気象庁が進める地域の防災力向上への取り組み」について支部へ協力要請がありました。
 今後、定期的に意見交換や情報交換などができるようにしていくことなどの意見交流を行いました。
 また、意見交換の後、築山気象官が気象台施設を案内して下さり、施設内を見学させて頂きました。

施設は、昭和28年の建てられたもので、国内でも1・2を争う古い施設です

 この部屋で24時間体制で県内の気象を監視・見守る

ホワイトボードには気象データが・・

この機械が、地震の震度計です

最後に、時間が許せば5月19日に予定している防災士会奈良県支部第6回総会への出席要請を行い、気象台を後にしました。

NHKラジオ特番「防災知恵袋スペシャル」に支部から8名が参加!

 

平成25年2月23日()、NHKラジオ特集「防災知恵袋スペシャル」に視聴者として奈良県支部から8名が参加しました。
この放送は、「災害時にはラジオが情報手段として有効!」であるとして、NHK奈良放送局の特別企画として行われたものです。
放送は、
防災士でもあるNHKの谷口アナを中心に、防災心理学が専門の兵庫県立大学の木村准教授、楽しみながら防災を学ぶ活動をしている神戸のNPO法人プラス・アーツの田辺さん、台風12号の災害時ツイッターで現地の状況を発信した十津川の地案さんがゲストとして参加され、午後1時から4時までの3時間の生放送として行われました。



1時台は「復興に向けて」と題して十津川の地案さんの話や、奈良県南部の被災地の現状、いまだに仮設で不便な生活をしている話など各地域の苦労話が電話でありました。また、宮城県に派遣され気仙沼で活動している伊藤さん(防災士会奈良県支部会員)からは、なれない土地で、雪の中、単身赴任の苦労話もありました。


2時台は「奈良県の災害想定で何が必要か」というテーマ。南海トラフや奈良盆地東縁断層などいつ起きても不思議ではない地震への備えについて、木村先生が「わがこと意識」をみんなが高める必要性があると強調され、参加者へクイズ形式で質問をされるなど、会場の参加者も一緒に考えました。


3時台は「防災に役立つヒント」というテーマ。その中で、プラス・アーツの田辺さんが、防災訓練とおもちゃ交換会、防災体操、ゲームなど子供用のプログラムを組むことで子供のころから防災について楽しく学べ、子供につられて若いお母さんが参加するなど、防災意識を高める活発な活動の紹介がありました。 その他、3000人の避難者に2000人分の食料、避難所で風邪が流行った場合、ペットと避難所など答えのない問題を検討することの大切さ等々沢山の話題が上がりました。


その他、NHKからデータ放送や一般の人から情報を送ってもらうシステムなど紹介されました。


時々マイクが向けられ、緊張の3時間となりました。
            報告者:村山 央防災士(広陵町)

防災士シンポジウムinHANNSHIN

 
 来る2月3日、「人と防災未来センター」の開設10周年記念事業として、「防災士シンポジウムinHANNSHIN」が開催されます。
~巨大地震に備える地域防災力の向上と防災士の役割~として、記念講演やパネルディスカッションが予定されています。
防災士の皆さんや、防災に興味のある方はぜひご参加下さい。
とき  2013年2月3日(日)、11時30分~16時30分
ところ  なるお文化ホール(西宮市古川町1番12号、電話0798-47-7977)
交通  阪神「鳴尾駅」から南へ徒歩10分
    阪神甲子園駅から3番甲子園団地行きバス ララポート南下車
参加費 無料
<基調講演>
「大規模津波避難訓練と防災・減災」
    本井 敏雄 氏 (西宮市副市長・危機管理監)
<パネルディスカッション>
「巨大地震に備えて 地域防災力の向上に向けた取り組み」
コーディネーター 大石伸雄(防災士会兵庫県支部長)
パネラー 藤田隆司(兵庫県阪神南県民局局長)
     魚住由紀(パーソナリティー)
     室屋俊一(西宮市鳴尾東連合防災会会長)
     安富 信(さんだ防災リーダーの会会長)
当日、会場では防災関連展示コーナーも設置され、担当者の指導・説明等があります。

新年のごあいさつ

 

希望にあふれる平成25年の新春を迎え、心からお喜びを申し上げます。


支部を結成してはや5年目の年を迎えようとしておりますが、一昨年には東日本大震災が発生し、東北地方、特に三陸沿岸部は津波によって壊滅的な被害と多数の犠牲者を出すに至りました。また、我が奈良県においても、9月の台風12号による集中豪雨によって、南部奥吉野地方が甚大な被害を受けたことから、もう早くも2年が経ち、月日が経つのは早いものだと感じております。ただ、東日本大震災では、昨年11月現在死者15,873名・行方不明2,744名避難者24,858名の方がおられます。また、奈良県においても、台風12号により仮設住宅にお住まいされている方々も多くおられ、少なくとも防災のボランティアに関わる者としては、おめでとうとは言いにくいのですが、まず、年頭にあたり、まず会員並びに役員の皆様に対しまして、平素の献身的なご活躍に心から厚くお礼申し上げます。


皆様方もご存じのとおり、昨年8月に報道されました、東海から九州を震源地とする南海トラフ巨大地震について中央防災会議作業部会と内閣府の検討会で死傷者や浸水域など被害想定を発表され関東から九州の太平洋側が最大34メートルの津波と震度7の激しい揺れに見舞われ、最悪のケースでは死者32万人、倒壊・消失建物が2386,000棟に上り、1,015平方キロメートルが浸水と発表されています。


また、昨年12月には全国地震調査研究推進本部が新たな地震予測を公表しました。それによると、奈良市においては今後30年以内の発生確率が70.2%となっており、近畿の府県庁所在地としては一番高いとされています。私どもは、これに備えなければなりません。


私たち日本防災士会奈良県支部会員は昨年末には230名を超え、支部活動も充実してきました。会員各位はもちろん、地域防災の任にあたる私どもといたしましても大変心強いところであります。


こうした事から、県民・地域そして職場等において、災害・事故等に対し何が一番大事か、再度、確認し合いたいものです。


1に「自分の命」、2に「頭で覚えるよりも身体で覚える」、3に「危機感を持つ事」が非常に大事であります。会員各位におかれましては、常に防災知識の向上に努められますようお願いし、また 特にお願い致したい事は役員の皆様方でなく、会員の皆さま方全員に支部開催の各事業や研修をはじめ、関係各機関等で開催されます研修会への積極的な参加をお願いし、新年のご挨拶といたします。
NPO法人  日本防災士会奈良県支部 支部長 木本喜信

12.7三陸沖地震 ~宮城県支部から~

 
 さる12月7日、三陸沖でM7.4の地震が発生し宮城県で津波警報が発令されました。
奈良県支部会員の皆様もテレビや新聞報道に注目され、大きな被害はなかったことに、ほっと一息をつかれたことと推察いたします。
私ども奈良県支部では、これまで野迫川村でのサンマ炊き出しなど宮城県支部との協力関係があることから、早速、現地での被害状況や支援行動など必要であればと連絡を取りましたところ、宮城県支部からの返信がありましたので、以下、全文を掲載いたします。
<宮城県県支部から>
早速のお見舞い有難うございます。おかげさまで大きな被害は無かったようです。
会員の被災情報も現在までありません。久々の大きな揺れでしたし、津波警報が出たときは昨年の津波を思い出しました。

復興は未だ道半ばですが、東北地方でも被災地と都市部の意識差が目立ってきたような気がします。
今回の地震は余震が少なくて良かったです。
皆様によろしくお伝えください。
NPO法人ぼうさい宮城理事長  高坂一憲
今晩はご無沙汰しています。
おき遣いありがとうございます。

昨晩は車2台避難し、津波に備えていました。

幸い仙台新港40cmで済みました。

良かったです!

年末お忙しい事と思います。

お体ご自愛されますよう願っています。

ありがとうございました。
仙台市宮城野区 高森信幸

河田恵昭教授「防災講演会」のお知らせ

 ” 必ずおこる南海トラフ地震 奈良にも巨大災害が! ”
と題して、人と防災未来センター長 河田恵昭(かわた よしあき)氏の防災講演会が開催されますのでご案内します。
講演では、南海トラフ巨大地震と奈良盆地東縁断層帯地震を中心として、奈良市周辺で心配される地震被害と対策などが話される予定です。
防災士の皆さんや、防災関係者の方などぜひご参加下さい。
◇とき  平成24年12月14日、午後1時30分~午後4時
◇ところ 学園前ホール(奈良市西部会館市民ホール)
◇主催  ミック登美ケ丘
◇定員 300名(整理券配布)
◇入場料 無料
◇運営協力 富雄南地区社会福祉協議会
◇問い合わせ先
 ミック登美ケ丘「河田恵昭教授防災講演会」係
 電話 0742-40-2350 FAX 0742-40-2305
※ 整理券は、運営協力、後援の自治連合会、社会福祉協議会からの配布となる予定です。したがって、必ず上記記載の問い合わせ先へご連絡下さい。
  

地震・火災フォーラムの案内

 
”大和郡山から歴史の風が吹く”と題して、第16回地震・火災フォーラムが開催されます。
このフォーラムは、地震火災から文化財を守るために開催されているもので、今回は、大和郡山市で開催されます。
支部会員の皆様や文化財に興味のある方は是非ご参加頂きますようご案内いたします。
◇とき  平成24年11月17日(日)、13時~17時
◇ところ イオンモール大和郡山2F「イオンホール」
◇主催  地震火災から文化財を守る協議会、NPO災害から文化財を守る会
          奈良・災害から文化財を守る会
◇共催  毎日新聞社
◇参加費  無料
◇申し込み・問合先  〒541-0045 大阪市中央区道修町1-6-7
         建設技術研究所大阪本社内「地震火災から文化財を守る協議会」事務局
         電話 06-6206-5103
        FAX 06-6206-6050 

広陵町(DIG)地震災害編

平成24年2月25日、広陵町の「さわやかホール」にて
広陵町主催の防災士養成講座が開催されました。町内から
約70人が参加されました。たくさんのカリキュラムを受け
られたいへんだったでしょう。防災士になられ地域での
ご活躍を期待します。
 
日本防災士会奈良県支部 
 講  師      山口 正春さん
 ファシリテーター  井上 清さん、高溝 広之さん、松尾 修さん
 
             高木 忠雄さん、柏田 勝幸さん、南上 勝栄さん
                       

     講師の山口 正春さん
 
 避難地の確認。地震時、狭い道路は倒壊物で通れなくなる場合も想定。