タグ アーカイブ: 防災訓練

平成25年度奈良県防災総合訓練に参加しました

 

平成25年度の奈良県防災訓練が831()宇陀市 心の森総合福祉公園で行われました。午前8時32分ごろ、宇陀市付近を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生、被害が多発したと想定。


日本防災士会奈良県支部から木村副支部長ほか20名が参加し、交流ドームの中で「簡易担架作成と搬送」、「三角巾の使用方法」を担当しました。大宇陀中学校の生徒60名、拾生地区30名、松山西地区30名が避難訓練に参加しました。3グループに分かれてもらい、10時20分から11時40分頃まで冷房のないドームの中で汗だく、訓練参加者も熱心でやりがいのある講習になりました。







天川村「防災訓練」のファシリテーター募集

 <ファシリテーター募集>

 天川村(和田地区)で以下のとおり防災訓練が行われます。
奈良県からの依頼を受けて、防災士会奈良県支部も訓練のお手伝いをします。
そこで、訓練の手伝い及びファシリテーターを募集します。

◆ 訓練内容 

 1.簡易担架作成と搬送
 2.三角巾の使用方法
 3.ビールなどの空きカンを使った炊飯体験

◆ 訓練日時  平成25年9月8日(日)、8時00分~12時
  

◆ 申込条件  訓練前日から参加(前泊)できること

◆ 参加費   無料(但し、交通費は自費)、

◆ 申込資格  防災士会奈良県支部会員及び防災士資格取得者

◆ 申込先   奈良県支部(担当:植村)までメールまたはFAXで申し込んで下さい
          FAX 0745-56-5817
          E-mall ueshinchan@iris.eonet.ne.jp 
          問い合わせ先  090-8378-1106(植村) 

◆ 締切日  平成25年8月25日(日)

◆ 集合場所及び時間  別途、参加者へ連絡します。

防災訓練のファシリテーターを募集します

 
 奈良市大安寺西地区で防災訓練が開催されます。
つきましては、当日の訓練で行う「ロープワーク」の手伝いをできる方を募集します。
アウト・ドアやボーイスカウト等で、ロープワーク経験のある方や、消防関係、船舶関係等、仕事で実践のある方、自分も一緒に勉強したい方など歓迎です。
 参加希望される方は、下記の参加条件をご理解の上、申しこんで下さい。
◆訓練名  第6回大安寺西地区総合防災訓練
◆日 時  平成25年3月24日(日)、午前9時~  ※ 集合は8時30分
◆場 所  奈良市立大安寺西小学校・運動場
◆募集人数  4~5名程度(先着順)
◆締め切り  平成25年3月15日(金)
◆申込方法  氏名、住所、電話番号を記入の上、必ず、FAXまたはメールで!
◆申込先  FAX 0745-56-5817
       Mall  shintyan@iris.eonet.ne.jp
◆問合せ先  090-8378-1106(植村まで)
注意:当日は、支部の井上防災士(教育・研修部会長)が中心になって進めますので、その指示に従って下さい。 

NHKラジオ特番「防災知恵袋スペシャル」に支部から8名が参加!

 

平成25年2月23日()、NHKラジオ特集「防災知恵袋スペシャル」に視聴者として奈良県支部から8名が参加しました。
この放送は、「災害時にはラジオが情報手段として有効!」であるとして、NHK奈良放送局の特別企画として行われたものです。
放送は、
防災士でもあるNHKの谷口アナを中心に、防災心理学が専門の兵庫県立大学の木村准教授、楽しみながら防災を学ぶ活動をしている神戸のNPO法人プラス・アーツの田辺さん、台風12号の災害時ツイッターで現地の状況を発信した十津川の地案さんがゲストとして参加され、午後1時から4時までの3時間の生放送として行われました。



1時台は「復興に向けて」と題して十津川の地案さんの話や、奈良県南部の被災地の現状、いまだに仮設で不便な生活をしている話など各地域の苦労話が電話でありました。また、宮城県に派遣され気仙沼で活動している伊藤さん(防災士会奈良県支部会員)からは、なれない土地で、雪の中、単身赴任の苦労話もありました。


2時台は「奈良県の災害想定で何が必要か」というテーマ。南海トラフや奈良盆地東縁断層などいつ起きても不思議ではない地震への備えについて、木村先生が「わがこと意識」をみんなが高める必要性があると強調され、参加者へクイズ形式で質問をされるなど、会場の参加者も一緒に考えました。


3時台は「防災に役立つヒント」というテーマ。その中で、プラス・アーツの田辺さんが、防災訓練とおもちゃ交換会、防災体操、ゲームなど子供用のプログラムを組むことで子供のころから防災について楽しく学べ、子供につられて若いお母さんが参加するなど、防災意識を高める活発な活動の紹介がありました。 その他、3000人の避難者に2000人分の食料、避難所で風邪が流行った場合、ペットと避難所など答えのない問題を検討することの大切さ等々沢山の話題が上がりました。


その他、NHKからデータ放送や一般の人から情報を送ってもらうシステムなど紹介されました。


時々マイクが向けられ、緊張の3時間となりました。
            報告者:村山 央防災士(広陵町)

十津川村で地域防災力支援事業

 
 さる1月14日(月)、奈良県地域防災力支援事業「みんなで作る防災マップ(水害・土砂災害編)」が十津川村住民ホールにおいて開催されました。
 この防災マップ作成事業は、奈良県(安全・安心まちづくり推進課)と十津川村が呼びかけて行われたもので、奈良県の協力要請を受けて支部からは、佐古(十津川村)、柏田(田原本町)、高木(奈良市)、松尾(大和郡山市)の4名の防災士がファシリテーターとして参加しました。
 当日は、兵庫県立大学の木村准教授の指導の下、それぞれの地区の強みや弱み、課題などを3つに絞り込む作業や、その対策、解決方法を話し合い、併せて、地域の人たちの命を守るための避難方法などを考え、意見交換なども行いながらマップづくりが進められました。
 地元十津川村からは、行政、消防関係者、地区代表者(約100名)が参加され、関係者が一緒に作業を行いました。
また、昨年の紀伊半島大水害の被災者や体験者も参加され、当時の様子などが生なましく語られるなど、あらためて防災・減災への取り組みの重要性を再認識する一日となりました。
 最後に、出来上がったマップは、木村先生が監修し、その後、地区のみんなでその都度手をくわえながら、防災訓練や災害時での活用に使って行くことが確認されました。
 参加した防災士からは、今後も継続した活動の再認識とともに、災害の被災者や体験者の生の声を聞く機会となり、今後の防災活動へより一層頑張る気持を確認する研修となりました。

十津川村重里地区防災訓練に参加

  昨年の台風12号上陸時の状況は、重里地区の大畑瀞の越流により
  久保谷が大きく浸食され、土石流が西川本流に達して河道閉塞を発生
  させる寸前となり避難勧告が発令された。
(訓練実施の目的)  
   災害発生直後は住民自らによる自主防災活動が最も重要であり、
   平常時より防災訓練を実施し、重里地区の地域防災力の向上を目指す。
(スローガン)
  1.風水害から重里地区を守ろう。
  2.自主避難体制を確立しよう。
  3.全住民が防災訓練に参加しよう。
 主催(重里地区自主防災会、十津川村、奈良県) 
   協賛(日本防災士会奈良県支部、五條警察署十津川警察庁舎、
    十津川村消防団、五條消防署十津川分署)
 平成24年7月29日(日)午前9時~正午まで実施。
       
  訓練に向けて重里自主防災会と何度も協議がありました。
   
    防災士間の打ち合わせ       対策本部がおかれた生活改善センター
   
   避難勧告発令、避難所に向かう    避難所になった西川第1小学校体育館 
 
   避難所開設の準備が進む          緊張感が伝わります
 
 名簿班による避難者・負傷者の確認       衛生班による水の確保
  
      工具の取扱い説明            三角巾の実演
  
    簡易担架作成の実演        重里地区自主防災会の 榊本正文 会長
  
     今回訓練参加の防災士の紹介         佐古金二郎 防災士
  
  山口 正春 防災士による訓練終了後の講評   更谷 慈禧 十津川村長のごあいさつ
     
                    榊本 自主防災会長を囲んで記念撮影
 
 
 

防災研修会ファシリテーターの募集について


 防災士会奈良県支部では、下記のとおり、防災研修会でのファシリテーターを募集します。
どちらも防災スキルの向上や防災活動に役立つ取り組みです。
 研修会での手伝いや、防災研修の経験がある、一度やってみよう、とお考えの方は申しこんで下さい。
<その1>
◇研修会名  宇陀市(旧室生村地区)防災研修会
◇と き  平成24年8月21日(火)、9時~16時頃
       午前は「事前打ち合わせ会」、午後から「研修会」
◇ところ  宇陀市内(詳細は、後日連絡)
◇主な内容 当日の研修会で各グループへのアドバイス他
<その2>
◇研修会名  「奈良県総合防災訓練」サブ会場での避難所開設訓練
◇と き  平成24年9月1日(土)、午前中
◇ところ  天理市丹波市小学校
◇主な内容  1.防災実技研修の手伝い(訓練対象者:大人、小学5・6年生)
        2.防災研修の進行及び手伝い(訓練対象者:小学1~4年生)
<申込方法>
この研修会に協力しようとお考えの方は、
◇氏名
◇連絡先
◇希望研修会名(宇陀市または天理市)
を記入の上、必ずメールまたはFAXにて申し込んで下さい。
◇申込先  奈良県支部事務局(植村)
        E-mall shintyan@iris.eonet.ne.jp
        FAX 0745-56-5817
<注意事項>
 どちらも参加人数に制限がありますので、先着順といたします。
ご理解、ご協力をお願いいたします。
 また、研修会の参加人数に合わせてファシリテーターを配置しますので、途中での不参加などはご遠慮下さい。
※ この件の問い合わせは、090-8378-1106(植村まで)              
       

平成24年度「奈良県防災総合訓練」のお知らせ

  この度、下記のとおり奈良県防災総合訓練が開催される予定です。
つきましては、防災士の皆さんの参加をお願いします。
 防災士会奈良県支部もこの総合防災訓練へ参加します。
支部会員、防災に興味のある方など、多数の参加をお願いします。
 なお、この訓練に参加される方は、支部への参加の有無などの連絡は必要ありません。直接、会場へおこし下さい。
◇と き  平成24年9月1日(日)、 午前中
◇ところ  メイン会場  天理市白川地区内広場(白川ダム周辺)
       避難所訓練会場 天理市丹波市小学校
◇主 催  奈良県
◇特記事項  当日、支部では避難所開設訓練の協力を行う予定です。
         この訓練へ協力頂ける方は、別途、案内いたします。 

注意:当日の避難所訓練会場へは一般の方の参加はできません。

東日本大震災レポート(No.7) ~南三陸町、気仙沼~

桜井市の山辺辰雄防災士から「復興支援ボランティアツアーに参加して」と題してレポートが届きました。
以下、山辺防災士からのレポート全文を掲載します。
<復興支援ボランティアバスツアーに参加して>
◇ と き   平成23年8月19日~22日(車中泊2日、現地1泊)
◇ ところ   宮城県南三陸町、気仙沼市(大島)
東日本大震災発生後、義援金を送金していたが、共助の必要性と微力ながら現地でボランティア活動を行いたいと思ってました。
大阪のNPO団体が企画した「復興支援ボランティアバスツアー」を新聞で知って参加しました。
参加者は、19才の若者から67才までの男女40名です。
行先は、宮城県南三陸町、気仙沼市大島です。
南三陸町の被災地では、震災から5ケ月が経っているにも関わらず、市街地が津波の猛威で荒廃し、ガレキの山ばかりが目立ちます。
復興が遅れている印象を受けました。

テレビで見たあの「防災対策庁舎」は、ガレキが取り除かれ、焼香台の前では訪れた人が手を合わせておられました。

◇ 気仙沼での被災状況
港から見える市街地は、ガレキの山と壊れた家屋が沢山ありました。
◇ 大島地区の被災地とボランティア活動
大島は、気仙沼の飛び火で山火事になり、全島避難の危機もあったそうです。
避難するにも船も焼けてなく、一時は大変だったのですが、みんなで力を合わせて消し止めたそうです。
また、津波が島全体に押し寄せて甚大な被害を受けたそうです。

この気仙沼の大島は、気仙沼に浮かぶ周囲22キロ、面積9㎢の島で、陸中海岸国定公園に指定されており、リアス式海岸の美しい「緑の真珠」と呼ばれるほどの美しい島です。
ここでのボランティア活動は、甚大な被害を受けた島の復興のため、気仙沼市大島災害対策本部の指導の下、民家のガレキ撤去を行いました。
作業内容は、燃えるゴミ、木材、金属類、コンクリート殻などに分別し、トラックに積み込むまでの作業となりました。作業は、おおむね完了しました。

今回、ご一緒した対策本部の担当者の方は、お父さんが未だ行方不明だが、悲しんでばかりはいられないので、復興のために頑張ってる、と申されてました。
今回、ボランティア活動をとおして感じたことは、同じ思いを持って取り組むことの大切さや、心のつながりを感じました。
若い人たちもこの被災状況を目に焼き付け、何かを学びたいと言ってました。ボランティア活動に参加し、多くの人に伝えて、ボランティア活動の輪が広がってほしいものである。
また、被災地の方々は、ボランティア活動に感謝されてましたが、ボランティア以外にも、被災地の観光や、物産を買ってもらうことでも復興につながると言ってました。
三陸海岸は、過去にも江戸、明治、昭和と津波の被害を受けている地区で、津波の水位の掲示など過去の教訓を生かして防災に取り組んでいる。
それでも甚大な被害を受けた!
昔から、「災害は忘れたころにやってくる!」と言われている。
私たちは、日々防災訓練等を行い、さらに防災意識を高め、減災に取り組む必要を痛感した。

日本防災士会大阪府支部 防災訓練に参加

 10月24日(日)東大阪市の大阪市消防学校にて、日本防災士会大阪支部参加の防災訓練に共に参加させて頂きました。奈良県支部からは、山中益敏 氏、上田量次 氏、山辺辰男 氏、杵島良仁 氏、森川雅子 氏、東俊光 氏、高木忠雄 氏、南上勝栄 氏、8名で参加、暗所煙中訓練等たいへん有意義な訓練でした。大阪府支部の方には色々お世話になりありがとうございました。

 
    
  濡れた布で天ぷら油発火を消火           密閉にして酸欠状態で消火完了

    
 発火した天ぷら油に水をかけては絶対ダメ、      消火器による消火活動
 このように爆発します。

                                        
 灯油が延焼しなかなか消えません              やっと消火完了

  
         放水訓練                       水圧が強いです  

  
    暗所での室内延焼避難訓練         煙が天井に溜まり、窓からの光を
                                 さえぎります。

   もうもうと煙が部屋から出てきます