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王寺町防災訓練 防災講演「災害ボランティアについて」3/1
令和7年3月1日(土)北葛城郡王寺町にて「王寺町防災訓練」が開催され、奈良県防災士会より八木沢防災士が参加。王寺町義務教育学校畠田学舎の5年生、6年生、7年生、8年生の合計490名に災害ボランティアに関する講話を担当しました。5年生と6年生には、日本防災士会のキャラクターである「ぼうサイくん」一家を資料に用いて、災害ボランティアの活動を分かりやすく説明しました。7年生、8年生には、昨年10月に珠洲市へ実際に支援に行った時の資料で説明しました。災害ボランティアセンターでのオリエンテーションで使われている動画や、2年前の明日香村での土砂災害支援時の動画を映すと、生徒さんは熱心に見入っていました。「支援に入ったお宅では、ゴミとは言わずに必ず物の名前を言う事」「踏み抜き防止インソールで足のケガを防ぐ事」などを強調し、「みんなにもできるボランティアがあるよ!」と結んで講演を終えました。土嚢袋を数枚見本に持って行ったのですが、欲しい生徒さんが殺到したのにはびっくりしました。今回の講演の中の一つでも覚えてくれていたら非常にうれしいです。学校で講演する事はまずないので、貴重な体験となりました。<八木沢 防災士>
自主防災支援事業(上北山村)「村全体の防災に関する講習会」の講師として登壇2/9
令和7年2月9日(日)、吉野郡上北山村振興センターにおいて「上北山村全体の防災に関する講習会」が実施され、奈良県防災士会から8名の防災士が参加して講師を務めました。この講習会は奈良県自主防災訓練支援事業の一環で、奈良県防災統括室が上北山村の自主防災活動の支援として奈良県防災士会が委託を受けて行っています。 上北山村での防災講習は10年ぶりとのことで、まず最初に「災害に備える」という題材で30分の説明を行い、そのあと皆さんでロープワークの練習をしました。防災士と一緒になって身体を動かすことで、徐々にですが皆さん一体になってきて、最初の説明ではやって頂けなかった身を守るシェイクアウトも、訓練途中で突然流した緊急地震速報に反応して、皆さん全員が身を守る行動を取って頂いたのが印象的でした。上北山村は奈良県南部に位置する山間部で、大台ヶ原を抱える日本有数の豪雨地帯です。前日からの大雪のため足元が悪い中でしたが、村内4区の区長さんと各区より役員の方が参加頂いて、村長も役場も含めて今後継続して防災訓練を実施してもらえるように、防災統括室と一緒に手厚く楽しい雰囲気を目的としていましたが、必要性を感じて頂けたよい講習会となりました。 <末田政一防災士>
自主防災支援事業(大和高田市) 「大地震!マンションでの在宅避難について考える〜防災講演・安否確認訓練」
令和7年2月2日(日)ディオ・フェルティ大和高田において「大地震!マンションでの在宅避難について考える」と題して防災訓練が行われました。本訓練は奈良県自主防災訓練支援事業の一環で、奈良県防災士会が講師を務め、奈良県防災統括室、大和高田市危機管理課、マンション管理会社の皆さんにもスタッフとしてご協力頂きました。前半は大地震発生時にマンションで在宅避難するための備えや心得について講話をしました。後半はマンションに最近導入された全館放送システムの訓練放送や、タオルを使った安否確認訓練、支援物資の運搬訓練などを行いました。停電でエレベーターが停止しているという想定の下、参加者17名は各フロアに分かれてドアノブにタオルが巻かれている住戸を確認して回りました。マンション総住戸の約半数に当たる31戸にタオルが巻かれており、訓練参加者は多くの住民が協力して下さったことに手応えを感じていたようです。最後は市や県から届いた支援物資を受け取り、再び階段を使ってご自宅まで帰って頂きました。 <小山防災士>
シェイクアウト訓練、防災まちあるき(法隆寺防災訓練)
令和6年12月12日(木)法隆寺において、斑鳩町・法隆寺主催の防災訓練が行われました。2014年から毎年実施されている本訓練は今年で11回目を数え、毎回、斑鳩町の要請を受けて奈良県防災士会が支援をしています。今年度は奈良県防災士会から防災士16名が参加し、地元自治会や自主防災組織、法隆寺の関係者など約50名を対象に「シェイクアウト訓練」と「防災まちあるき」を実施しました。シェイクアウト訓練では修学旅行でその場に居合わせた高知工業高校の学生さん達が素早い動きを見せてくれました。
防災まちあるきに先立ち、能登半島地震や東日本大震災の地震発生の瞬間映像を聖徳会館で確認してから、参加者は法隆寺境内ならびに周辺地区の5つのエリアに分かれて出発していきました。エリアの一つは法隆寺山内で、大野執事長にご案内頂きながら、法隆寺関係者と防災まちあるきを行いました。参加者の皆さんにはいつもの見慣れた風景を防災目線で歩く事で新たな気付きが得られたことと思います。
本訓練の様子は当日放送の奈良テレビ「ゆうドキッ!」で取り上げられました。
(報告者:小山防災士)
【緊急募集】12月12日(木)法隆寺防災訓練のお手伝い募集
下記訓練を会員のスキルアップと会員相互のネットワークづくりの機会と捉えてご案内します。
斑鳩町法隆寺で開催される防災訓練に参加できる方を緊急募集します。
募集人員:10名
訓練名:斑鳩町法隆寺「シェイクアウト訓練ならびに防災まちあるき訓練」
日時:令和6年12月12日(木)
時間:13時30分~16時
場所:斑鳩町法隆寺境内および周辺地区
訓練内容:訓練参加者は斑鳩町在住の自治会及び自主防災組織の方々で、防災士会はシェイクアウト訓練ならびに防災まちあるき訓練の指導と支援を行います。
申込:奈良県防災士会事務局メール(mail@bousainara.com)へ
①名前
②メールアドレス
③住所
④携帯番号
都祁地域合同防災訓練
令和6年12月1日(日)大和高原都祁地域において、都祁地域4地区の自主防災会と消防団の合同で「都祁地域合同防災訓練」が実施され、約200名の参加をいただきました。奈良県防災士会からは都祁地区の自主防災会長でもある末田防災士と都祁地区の防災士が参加しました。都祁地域には4つの旧小学校区に各一次避難所がありますが、今回は大災害を想定して2次避難所の都祁中学校を会場として実施。災害時には自主防災会会長をはじめほとんどの役員が一次避難所を担当しているため、2次避難所は慣れていない方が集まることが予想されます。今回の訓練では予め何の準備もせず、住民集合の9時から一斉にスタートだったので、もちろん受付も何もなく、初めての方はその時点で戸惑われていました。一応役割分担とタイムラインを冊子で全員に配布しましたが、体育館には机もスリッパも何もなく、自分たちで考えながら、全員が班分けのリボンを付けて手分けして避難所を開設しました。総務班と情報班は受付を設置、施設班は体育館に一人分の区画割りを養生テープで行い、物資班は非常食の配布。救護班も役割をこなし、全員が協力することで予定の45分間で避難所開設が出来ることが証明されました。
都祁消防団は早朝から都祁全域をパトロールと訓練の広報を行い、その後避難所に駆けつけて、広報指導分団の講義と防災○×クイズを担当。○×クイズでは全員に景品もあり盛り上がりました。消防団との連携テストでは、消防団と自主防災会のデジタル簡易無線が繋がらず、奈良市消防団で秘話コードが設定されていてお互い繋がらないことが判明し今後の対応に繋がりました。山間部は孤立の恐れがあるため、初動時は自分たちの地域だけで対応をする必要があります。今回はコロナ禍で久しぶりの方や初めて参加の方も多く、有意義な訓練となりました。
<末田政一 防災士(都祁)>
新着情報
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- 天理市田町自主防災組織の防災訓練5/112025年5月21日 - 9:01 PM
- 王寺町やわらぎ会館にて、石川県防災士会大月副理事によるグループワーク研修に参加5/172025年5月21日 - 8:27 PM
- 日本防災士会創立20周年イベント2025年5月12日 - 10:46 AM
- 奈良県防災士会「総会・記念研修会・懇親会」のお知らせ2025年4月25日 - 11:50 AM