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王寺町議会が防災研修を実施

 

令和2年10月22日(木)、王寺町いずみスクエアをメイン会場として王寺町議会が防災研修を開催しました。この研修は、王寺町議会の全議員(12名)が参加して開催されたもので、奈良県防災士会からは植村副理事長が実技研修のアドバイスと「コロナ禍での避難所」と題した研修の講師として参加しました。メイン会場となったいずみミスクエアでは、町議会議員の全議員(12名)が実際に段ボールベッドの組み立てやテントの設営を体験するという実技訓練と、「コロナ禍での避難所」と題した講演を聞き、町内で大規模災害が発生した際には避難者自身が避難所を運営することの必要性や、議員は「町民のお手本」となる行動が大事であることの学習を積みました。
王寺町議会は、全議員に占める女性議員の比率が50%で、女性の議会進出比率が日本一です。今回、王寺町議会が行った避難所開設訓練は議会としては奈良県下では先進的な取組みです。県内市町村ではコロナ禍での避難所開設訓練が始まったばかりの現状を踏まえて、議会議員が自らの手で避難所を開設・運営するという研修が県下の市町村議会に広がることを願いつつ、私ども奈良県防災士会もより一層地域防災力向上に向けた取組を強めて行かなければならないと決意を新たにしました。 (報告者:植村防災士)

大宇陀小学校防災研修会(教職員研修)

令和元年8月28日に大宇陀小学校において防災にかかる教職員研修会が行われ、出張の方を除く14名が参加されました。
第一部では、「振り返ってみることから」というタイトルで2班に分けてワークショップを行いました。南海トラフを震源とする大きな地震を想定した上で、 1班は「日ごろ取り組んでいること」について、①できていること、②できていないこと、③課題と解決方法。  2班は「発生したときの対応(行動)」について、①発生したらどうなるか?、②発生した時の行動、③課題と解決方法 について意見を出し合いました。参加者が各自の視点で意見を出し合い、今後の学校での防災教育を行う方向性について多くのヒントが浮かび上がってきました。
第二部では、「学校における防災」~過去の災害から学ぶ~ という演題で講演を行いました。過去の災害における他地域の学校の実情・成果・課題を知り、自らの学校の災害リスクを確認した上で、学校におけるこれまでの防災教育が自身の学校の実態に合っているものかを考える機会としました。子どもたちの命を守るために、また、不意の災害に対応できるようにするため、熱心に研修に臨む姿が印象的でした。

<岡本 防災士>

 

防災研修会「内陸直下地震の脅威」 ~危険都市・京都~の案内

下記のとおり防災研修会が開催されますのでご案内します。

〇演 題 「内陸直下地震の脅威」 ~危険都市・京都~〇講 師 防災情報機構会長(元 NHK 解説委員) 伊藤和明 氏
〇参加費 1,000円
と き 2019年1月26日(土)13:30~15:30
〇ところ 京都市市民活動総合センター
「ひとまち交流館」 2階 大会議室
〒600-8127 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町 83-1
〇申込先 特定非営利活動法人日本防災士会
〒102-0093 東京都千代田区平河町 2-12-15-202
電 話 03-3263-1678 FAX 03-3263-1583
※ どなたでも参加できますので、参加希望の方は主催者まで直接申し込んで下さい。

<会場までの交通>
【バス】市バス 4,17,205 号系統「河原町正面」下車
【電車】京阪電車:「清水五条」下車 徒歩 8 分| 地下鉄:烏丸線「五条」下車 徒歩 10 分
【車】  出来る限り、公共交通機関をご利用下さい。

 

天理手話サークルで防災研修

平成30年2月17日(土)、10時~12時30分にかけて天理市障害者ふれあいセンターにおいて防災研修会(主催:天理市手話サークル)が行われました。この研修は、「聴覚障がい者自身の手で避難所運営(HUG)研修をやってみたい」との依頼を受けて実現したもので、奈良県防災士会からは植村防災士(県理事長)が講師として参加しました。
研修は、①地震への備えとHUGの進め方、②HUG研修、③振り返りという形で進められました。サークルの方が全体手話通訳と各グループ単位で手話通訳を準備されたこともあり、聴覚障がい者の方が避難所運営を進めるというスタイルで進みました。
参加者からは、「トイレ問題」「プールの水の活用」「ペットへの対応」などの課題が出され、「こんなことまで対応するの?」という意見もよせられました。
研修では、緊急地震速報が鳴った時どうするのか?も体験しましたが、聴覚障がい者は“緊急地震速報”が聞こえないので、周りにいる人が伝えることが重要となりました。伝え方として、行動(シェイク・アウト)で示して聴覚障がい者へ伝えるというのが有効であると認識した研修となりました。
植村防災士からは、「障がい者自身が避難所運営に関われるようになれば・・」と問題提起を行いました
最後に、参加したサークルの方々からの感想を聞いて研修を終えましたが、「今日は良い勉強になった。」「けど、実際に災害が起こって避難所生活になったら、耳が聞こえない私は避難所でじーっとしているだろうな」「そうならないように、また研修をしたい」との意見が出されました。あらためて、継続した取り組みの必要性を感じながら、自分が避難所を運営する側になった時、障がい者が生活しやすい避難所運営ができるのかを問われた一日でもありました。

(報告:植村信吉防災士)

防災研修のお知らせ

防災講座のお知らせ

防災研修会「熊本地震」

 平成29年7月2日(日)奈良文化会館において、日本防災士会及び日本防災士会関西連絡協議会主催の防災研修会が開かれ、約80名が参加されました。日本防災士会熊本県支部長 宮下 正一 氏から、「熊本地震!現地対策本部の立ち上げと支援活動」と題して、活動とご苦労を講義していただきました。
 手話による自己紹介の後、奈良県ほか全国から約800名の防災士がボランティアとして支援に参加したこと、支援金等に対するお礼の言葉がありました。
 地震の揺れが収まると同時に、ブレーカーを落とし、玄関の非常持ち出し袋と懐中電灯を持って庭に避難したこと。自宅や実家が全壊したにも関わらず、次の日には益城町役場に駆けつけ支援本部を立ち上げたこと。(テントに寝泊まりしながら)がれき処理や、家具の片づけ、他団体や自治体との連携状況、良い避難所、悪い避難所、避難所の掲示板の有効性、問題点、避難所でのストレスの例、留守になった家での盗難などなど沢山の貴重な体験や、毎日のように「ありがたかったバイ」という言葉が寄せられたことなどを講演していただき、自覚を新たにした有意義な研修になりました。 
<防災士 村山 央>
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防災研修会のご案内

NPO法人日本防災士会及び日本防災士会関西連絡協議会主催の防災研修会を開催いたします。
今回は、日本防災士会熊本県支部の宮下正一支部長をお迎えして、熊本地震での活動とご苦労を講義頂きます。自らも被災しながら、対策本部を立ち上げられた貴重な体験談を聞かせていただきます。是非ご参加下さい。

<日時> 平成29年7月02日(日)14:00から16:00まで
<場所> 奈良文化会館小ホール
     奈良市登大路町6-2 ☎0742-23-8921

<テーマ>「熊本地震!現地対策本部の立ち上げと支援活動」
<講師> 日本防災士会熊本県支部長 宮下 正一 氏

<参加費>無料
<申し込み>奈良県防災士会 mail@bousainara.com

三郷サンサンハウス主催の避難所運営ゲーム(HUG)

平成29年6月18日(日)生駒郡三郷町において、 NPO法人三郷サンサンハウス主催の避難所運営ゲーム(HUG)が公開研修会として行われ、関係福祉施設のスタッフおよび地域自治会の会長ならびに防災担当 者ら32名が参加されました。
 奈良県防災士会から北村防災士が講師として出席。 5グループに別れ、初めて経験する避難所疑似体験に一生懸命に取り組まれていました。
三郷サンサンハウスでの防災研修は昨年の講習会に続き2度目になります。参加者は、日頃から介護やリハビリテーションに従事されていることもあり、 避難者の抱える事情に真剣に意見を交わしておられる様子が印象的でした。
地域自治会役員の方々にとっても貴重な体験になった様子でした。
これからの地域の防災力向上にまたひとつ大きな成果を残せたと感じました。
<北村厚司 防災士>
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三宅町中国・ベトナム研修生防災訓練

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平成28年12月29日(木)三宅町において、在日外国人(中国、ベトナムからの研修生)の人達と防災研修を行いました。この研修は、三宅町人権・文化・福祉委託事業として事業を受託したNPO法人なら人権情報センターからの依頼を受けて行われ、奈良県防災士会から5名の防災士会が参加しました。詳しくは、以下をご覧ください。 参加したのは中国人6名、ベトナム人8名の若者、通訳2名の方を交えての研修でしたが、日本人以外は、「緊急地震速報!」をまったく知らないことが判明し、在日外国人の人達への支援が必要であることをあらためて確認することとなりました。

訓練は、シェイク・アウト訓練、毛布を使った簡易タンカの研修を行いましたが、通訳を通しての研修であることから通常の倍の時間を要しての研修となり、身振り手振りでの指導となりました。しかし、参加した中国、ベトナムの人達と一緒に交流をしながらの研修は笑顔があふれる研修となり、「楽しく」活動をすることが大事であることを再認識する日となりました。

防災研修の後は、みんなで「食」の交流として一緒に“餅つき”を体験し、また一緒に過ごすことを約束して研修会を終えました。(植村防災士)

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防災研修会のご紹介

京都大学宇治キャンパス産学交流会

日 時:平成28年12月6日(火) 14:00~17:30

場 所:京都大学宇治キャンパス (宇治市五ヶ庄)

連携研究棟(旧巨大災害研究センター) 301号室

今年4月に発生した熊本地震や近年の豪雨災害など、身近で大変興味深い内容となっており、どなたでも参加できます。

参加申し込みは、下記からお願いします。