都祁中学校防災学習「地震対応練習」

令和7年7月4日(金)、奈良市立都祁中学校において、全校生徒を対象とした防災学習が行われ、地元自主防災会長でもある末田防災士が「地震対応練習」を行いました。ナラ・シェイクアウト(奈良県いっせい地震行動訓練)に合わせて毎年この時期に実施しています。

地震対応練習は5限目の1時間で、まず各教室で先生から地震対応の説明があり、地震発生の放送から3分間、全生徒がシェイクアウトの練習をしました。その後安否確認のために校庭に集合するのですが、3年生は3階から通常の避難ルートである階段が封鎖され通れなくなっているため、別ルートから降りるなどのアレンジも加え、臨機応変の中でも通常通りの行動が出来るようにしました。

校庭では防災担当の先生からの説明の後、末田防災士が何のために練習するのかと、自分は大丈夫という正常性バイアスを歌を交えながら説明しました。都祁中学校では自主的に練習出来るように、訓練ではなく「練習」と言っています。都祁地域は山間部で、一般的な市より面積が広いにもかかわらず人口が少なく高齢化が進んでいるため、昼も夜も都祁にいる中学生を頼りにしていて、生徒の皆さんも自覚してくれています。まずは自分たちがケガをしないように、そして助ける側になれるように、みんな練習に取り組んでくれました。

<末田政一防災士>

「夏休み お天気フェア」開催のご案内

奈良県立図書情報館で「お天気フェア」が開催されます。

(参加無料、申し込み不要)

開催日時:7月30日(水) 10:30~15:30

開催場所:奈良県立図書情報館 1階 交流ホール

奈良市大安寺西1丁目1000番地 電話 0742-34-2111(代)

アクセス方法については、案内資料をご確認ください。

※警報の発表が予想される場合や地震等で中止することがありますので、

    その際は気象台のホームページでお知らせします。

[pdf-embedder url=”https://bousainara.com/wp-content/uploads/2025/07/8188388fcae4ecb43d44caca8ab3a4b3.pdf” title=”夏休みお天気フェア2025チラシ(最終)

令和7年度斑鳩町自主防災連絡会総会

令和7年7月13日(日)斑鳩町中央公民館大ホールにおいて、令和7年度斑鳩町自主防災連絡会総会が開催されました。斑鳩町自主防災連絡会の64名に加え、主催者側のご厚意により奈良県防災士会の会員21名が見学の機会を得て、参加者は総勢85名となりました。
冒頭、斑鳩町の中西町長よりご挨拶を賜り、総会の議事は滞りなく進められました。続いて、奈良県自主防災アドバイザーとして派遣された奈良県防災士会の小山防災士が「大和川流域に集中豪雨が発生すると、斑鳩町は・・・」と題して1時間の講演を行いました。「浸水害について」「土砂災害について」「豪雨災害を生き抜くために」の順にお話をしました。講演後、防災士会の見学者は退場し、自主防災連絡会の皆さんが4班に分かれて意見交換会を行いました。どの班でも活発に発言がなされ、斑鳩町における自主防災活動の拡がりが感じられました。最後に、斑鳩町自主防災連絡会の顧問を務め、奈良県防災士会の相談役で日本防災士会の理事長でもある植村防災士から講評を賜り、総会は無事に終了しました。

<報告:小山防災士>

防災ワークショップ・三室の地域防災を学ぶ

令和7年6月29日、生駒郡三郷町三室自治会館において三室自治会防災部主催の防災ワークショップが実施され、自治会長をはじめ今年度の自治会役員、民生児童委員、自治会関連団体代表、小規模多機能ホーム職員や町内自主防災組織代表ら45名が参加しました。
当防災部部長で奈良県防災士会の理事でもある北村防災士が講師を努め、奈良県防災士会のコンテンツ「マイタイムライン・地震編」を実施、地元三郷町に合わせた部分も含めて進行しました。
南海トラフ地震の発生確率も高まっていることを参加者の多くも感じ取っており、また発災時のようすや避難所でのトイレ事情など昨年の能登半島地震での教訓も要所で解説したところ参加者は熱心に講義に聞き入っていました。
終盤は今年度の自治会自主防災活動についての説明とし、最後に(木谷)三郷町長よりご講評を賜り、令和7年度も地域一丸となって災害に強い地域づくりへの意識を高め合いました。

<報告:北村防災士>

令和7年度本部通常総会ほかへの出席

令和7年度日本防災士会の通常総会へ正会員一般参加として出席しました。総会は定刻通り開会し、若干時間を超過して閉会しました。議長には司会から指名を受けた岩井慶次氏が選出され、議事進行を執り行い、予定議事をすべて審議できました。全ての議事において出席者からの活発な質問が行われ執行部より答弁、意見として汲み取る旨の議論がなされ、全ての議案を採決し、賛成多数の議決に至りました。総会閉会後に第1回理事会が開催され理事交代後の役員互選がありました。結果、向こう2年間の理事長に奈良県選出の植村信吉氏が選出されました。氏の活躍に期待したいと思います。なお、その他の事項については本部からの公式報告がなされますのでそちらをご確認ください。

<報告:八幡領防災士>