R6年度大和川流域水害対策協議会

令和7年1月28日(火)奈良ロイヤルホテル鳳凰の間において、第6回大和川流域水害対策協議会(代表者会議)が開催され、奈良県防災士会からは末田理事長が参加しました。協議会は国土交通省近畿地方整備局の局長が座長となり、奈良県知事、流域25の市町村長、森林管理局森林事務所長、近畿地方環境事務所長、近畿財務局奈良財務事務所長、近畿農政局、奈良地方気象台台長と奈良県防災士会理事長で構成されています。

大和川は特定都市河川および特定都市河川流域への指定を全国で初めて受けた河川で、流域の雨水貯留浸透施設整備も進んでいます。地域の特性を活かして平常時に活用できる施設として貯水池を建設したり、溜め池を治水利用するなどの対策が進められていて洪水対策に役立っています。詳細な浸水危険地域も想定されていて、防災や避難行動に役立つ情報が沢山ありますが、住民への周知が乏しいため知らない方が多いと思います。奈良県防災士会は住民側として唯一の参加団体ですので、避難行動に繋がる情報周知の必要性を促していきます。

<末田政一 防災士>

(再度お知らせします)

3月15日・16日に募集していました能登半島災害支援ボランティアは、募集定員に達しましたので、すでに募集締め切りしています。支援金の募集は、まだ締め切っておりませんのでよろしくお願いします。

奈良県防災士会主催研修会を開催いたします。

日時: 2025 年2 月24 日(月・休日) 14:30~16:30

場所: 王寺町地域交流センターリーベルホール

今回は日本防災士会石川県支部の大月真由美氏をお迎えし、「能登半島、地震!そして豪雨!~能登の現状と私たちの支援活動~」と題してご講義頂きます。奈良県防災士会の能登半島支援報告も行います。貴重な研修会となります。終了後には懇親会も行いますので是非ご参加下さい。

2月24日研修会のお知らせ2

都祁中学校防災学習(HUG)

令和7年1月16日(木)、奈良市立都祁中学校において二年生(3限目4限目)と一年生(5限目6限目)を対象とした防災学習が行われ、都祁地区自主防災会長でもある末田防災士が「HUG(避難所運営ゲーム)」を行いました。都祁中学校では年数回の防災学習の一環として、この時期に毎年HUGを実施しています。

2年生は2回目ということもあり、効率よく段取りを進め、1年生は全員が一緒になって考えながら取り組んでいました。通常HUGはPowerPointを使って説明を行いますが、授業時間内で短いこともあり、例年口頭だけで説明をしてゲームを行いながら慣れていってもらう方法で行っていますが、対応力の高さと独創的な考え方には感心させられます。

都祁中学校は市の指定避難所(二次避難所)になっていて、中学校が避難所になるときは大変な状況に宇陥っていることが予想されます。面積の割りに人口が少なく高齢化が顕著ですので、昼も夜も都祁にいる中学生を頼りにしていて、生徒達も自分たちが役に立てることを実感してくれています。いつもながら新しい発見があり、都祁の安全のための有意義な一日となりました。

<末田政一 防災士>

               

               

 

奈良県防災士会 広報 Vol.32

広報誌No.32

生駒郡社協災害VC設置・運営訓練の募集締め切り

募集しておりました、2月22日(土)生駒郡社協災害VC設置・運営訓練ですが、16名の募集人員に達しましたので、ホームページでの募集締め切りいたします。

「道の駅クロスウェイなかまち」防災倉庫見学

令和7年1月11日(土)、奈良県防災士会第5回理事会が道の駅「クロスウェイなかまち」交流ルームで開催され、今回施設管理者である南様のご厚意により、特別に防災倉庫の見学をさせて頂きました。この施設の防災機能としては、①災害時に備え非常用発電を完備(72時間発電)②災害時に自衛隊等の支援活動が可能な駐車場(約1万㎡)③防災倉庫を備えるとともに、全ての建物を耐震化済みとなっており、全国に39カ所ある「防災道の駅」として国土交通省に選定されています。

施設の北東部に位置する防災倉庫には、7年保存のレトルト食品や飲料水、洋式のマンホールトイレ、1台で合計55A使用可能な大型発電機が6台、荷受け用のフォークリフトとパレットが保管してありました。トイレで使用するマンホールは南棟駐車場に5カ所あり、実際に蓋を開けて確認する事ができました。また駐車場の一部は車輪止めを無くし、ヘリポートとして使用できる仕様になっています。

レストランや奈良の物産を扱う直売所などの道の駅として魅力ある施設でありながら、防災拠点として作りこまれた道の駅となります。交通アクセスも便利な場所なので、ぜひ一度お立ち寄りください。道の駅「クロスウェイなかまち」の詳しい情報は以下のHPをご覧ください。道の駅「クロスウェイなかまち」公式HP https://michi-no-eki-crosswaynakamachi.pref.nara.jp

(報告:八木沢防災士)

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道の駅 クロスウェイなかまちでは、2025年1月17日(金)から26日(日)まで、「福島復興フェア」を開催します。

昨年 11月に開所しました  防災道の駅 「クロスウェイ なかまち」 様より 講演の案内が届きました。ご都合良ければご参加ください。

 

道の駅 クロスウェイなかまちでは、2025年1月17日(金)から26日(日)まで、「福島復興フェア」を開催します。

テーマは、「故郷を取り戻せ ~語り継ぐ、震災の記憶~」。

福島県より、語り人2名をお招きして講演会を開催するとともに、福島民報社より貸出いただいた3.11の記録や復興の軌跡の写真等のパネル展も開催します。また、フェア期間中、直売所やカフェでは福島の特産物を販売。レストランでは福島の特産物を用いたメニューもご提供予定です♪どうぞお立ち寄りください!

福島の語り人(かたりべ)による講演会&座談会

日時:2025年1月17日(金)14:00~16:30
2025年1月18日(土)9:30~12:00
場所:クロスウェイなかまち 交流スペース
料金:無料
※要予約。お申込み多数の場合、抽選となります。