大和高田市手をつなぐ育成会タイムライン研修

令和5年5月26日(金)大和高田市総合福祉会館(ゆうゆうセンター)会議室において、大和高田市手をつなぐ育成会主催よる防災研修会が行われました。本研修会は大和高田市手をつなぐ育成会の総会行事の一環として企画され、会員に加えて来賓としてご来席の県議会議員や市議会議員からも数名が参加されました。講師として奈良県防災士会から6名が招かれ、植村防災士がメイン講師を務めて総勢24名の皆さんに「地震発生時のマイ・タイムライン作成」に取り組んでいただきました。サポート役の防災士はフロアを回って参加者に声掛けをし、考えるきっかけを一緒に探りました。議員のお一人は「タイムラインということで、発災時どうするかということを考えてみると、できていないと感じた」と感想を言われました。会の方も「家具転倒防止や耐震などは対処している」と答えられましたが、「実際災害が起こったときに向けての対策はしていない」「近所でも今まで助けていただいていた方たちが高齢になられ、頼れる人がいない」などと話しておられました。そのためか、避難所に行くというよりは、自宅避難をベースに考えておられる方が多いようでした。助け合える、困っている時に「助けて」を言えるような近所づきあいが、できるといいなと感じました。

<報告者:大北防災士>

三郷中学校2年生防災訓練

  2023年5月17日(水)生駒郡三郷町の三郷中学校体育館において、教育委員会主催による「2年生の防災訓練」が行われ、2年生の生徒約180名が参加しました。講師陣として奈良県防災士会より植村相談役が参加。三郷町役場職員、消防団第2分団、西和消防署職員と三郷町自主防災ネットワークから9名の町内在住防災士が参加しました。また三郷町議会からも見学がありました。訓練は講演と実技訓練の2部構成で行われました。

冒頭、森宏範町長によるごあいさつの後、奈良県防災士会・植村相談役兼副理事長による「南海トラフ大地震について」という題目で講演があり、南海トラフ巨大地震に関する動画視聴の後、「災害へどう備えるか」「災害が起きたらどうすれば良いか」について、「自分が無事でないと人を助けられないこと、世界で起きる大地震の約20%が日本で発生していること」といった内容の話がありました。

講演の後は実技訓練となり、1.危険箇所クイズ(三郷町自主防災ネットワーク)、2.男子女子別の非常持ち出し袋(三郷町自主防災ネットワーク)3.三郷町の防災の取り組み紹介(町総務課)ダンボールベッドの組み立て(教育委員会)、5.応急手当(消防団)、6.AED講習(西和消防)の5つのブースを用意し、5クラスの生徒が20分ごとに各訓練をローテーションするという形式で実技訓練を受けました。

各ブースで生徒たちはこれまで知らなかったことや初めて体験することに対し熱心に取り組んでおり、非常に有意義な防災訓練となったようでした。

最後に三郷中学校の河野教頭先生が講評を述べ、生徒全員からの感謝の御礼を受け取り閉幕となりました。  <平本英人 防災士>

令和5年度総会と記念研修会のお知らせ

おかげさまで奈良県防災士会(日本防災士会奈良県支部)は15周年を迎えることができました。
つきましては記念総会と記念研修会を下記要領で開催します。
日程:令和5年5月28(日)
場所:橿原神宮会館「橿原市久米町934」
(近鉄橿原線・近鉄南大阪線「橿原神宮前駅」下車 中央口→徒歩約10分)
総会:12時30分から受付 13時00分開会
研修会:12時30分から14時30分まで受付 総会終了後に開催します
研修会への参加申込は不要です。
非会員の方は当日入会頂けます(年会費2000円)
総会終了後、記念撮影(14時前後)の後に研修会の開催となります。
研修会の開始時間は前倒しになる可能性がありますので、余裕を持ってご来場下さい。2023年5月 総会記念研修会のお知らせ_改2