「国際ソロプチミスト奈良例会(表彰)」

令和3年12月17日(金)奈良ホテルで開催された「国際ソロプチミスト奈良表彰式」に参加しました。奈良県防災士会は、災害被災地への支援活動や地域防災力向上のための防災訓練や講演を数多く実施してきたことが評価され、クラブ賞(災害復興援助)をいただきました。会場では参加者の方々と情報交換を行いました。  (報告者:末田防災士)

地区防災計画の作成に関する基礎研修会

内閣府による「地区防災計画の作成に関する基礎研修会」がオンラインで開催されます。

令和3年12月24日 14:00-16:30
京都大学防災研究所巨大災害研究センター 教授 矢守克也氏
札幌市南保健センター 早川直喜氏
城西まちづくり協議会 佐々木裕子氏

令和4年1月12日 15:30-18:00
東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター 教授 加藤孝明氏
愛媛県新居浜市危機管理課 高橋直樹氏
清流の国ぎふ 防災・減災センター 岩井慶次氏

参加希望の方は下記より直接申し込んで下さい。
https://secure.kiis.or.jp/bousai/2021tr/

(別紙)令和3年度地区防災計画の作成に関する基礎研修会について
(別紙)令和3年度地区防災計画の作成に関する基礎研修会について.pdf
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「葛城市忍海小学校6年2組防災教室」葛城市の地層・断層についてを知ろう

12月2日葛城市立忍海小学校 6年2組教室にて、防災教室が行われ、児童・教師計31名が参加されました。

(報告者:石川防災士)

「葛城市市民参加型避難所運営訓練」

11月21日葛城市立忍海小学校 体育館にて、市民参加型避難所運営訓練が行われ、対象地域から、市民・職員計77名が参加されました。    (報告者:石川防災士)

法隆寺防災訓練

 

令和3年12月13日(月) 法隆寺において、斑鳩町・法隆寺主催の今年で7回目になる防災訓練が行われました。新型コロナウイルス感染が続いていることから、一般参加者を40名に絞り、奈良県防災士会から17名が参加しました。法隆寺管長、斑鳩町長のあいさつの後、中門の前で「シェイクアウト」訓練を行いました。

その後、聖徳会館において、参加者が「避難所運営」と「避難者」の2つの班に分かれて、「コロナ禍での体験型避難所開設訓練」が行われました。サランラップを利用して受付のパーティションを作るなど、避難所運営の準備が、ある程度整った段階で次々と訪れる避難者を受け入れました。「けがをしている」、「授乳させたい」、「熱がある」など様々な問題のある避難者が混じり、その対応に真剣に取り組まれました。

避難者が全員入所した後、会場を元に戻し、「避難所運営」と「避難者」の役を交代してもう一度訓練を行いました。二度目の「避難所運営」の班は一度目の学習効果があり、スムースさが増し、工夫も見られました。

訓練の後、植村防災士が訓練内容をふまえて「ふりかえり」の講義を行い、コロナ禍では外部からのボランティア支援が望めないことや助け合うことの大切さなどを訴えました。参加者からは、「何度も講習受けてるけど大変だと思った」とか、「わからないことが多かった、やってみて良かった」などの意見が寄せられました。〈村山 央 防災士〉

「コロナ禍での災害支援 ~人吉市での災害支援と、過去の被災地からの学び~」

 

11月20日(土)14:00~奈良公園バスターミナルレクチャーホールにおいて、防災講演会「コロナ禍での災害支援 ~人吉市での災害支援と、過去の被災地からの学び~」が行われ、防災士および一般から56名が参加されました。講師は「災害NGO結」代表の前原士武(まえはらとむ)さんです。コロナ禍の活動制約で、中止を余儀なくされていた集合での研修会がようやく叶い、講演と質疑応答含め2時間の研修会となりました。被災地には沢山のボランティアが集まりますが、それを調整、コーディネイトする人がいないため、現場は混乱しているとのこと。前原さんは、自分一人のスコップを動かすより1,000人のスコップを調整する方が復旧・復興に結び付くという理念のもと、発生24時間で現場入りし、緊急支援、育成、伝える活動を通して、人々が未来を自らの手で作るためのサポートを行っています。一つとして同じ災害はなく、同じ災害支援の形もありません。現場での情報収集や状況把握、災害支援コーディネイトを行い、被災者が自ら立ち上がり復興できるようサポートする流れを、「復旧ロードマップ」を使って解説頂きました。また、コロナ禍のなかではウィルスを①被災地に持ち込まない、②被災地から持ち出さない、③被災地内で感染を広げないために、被災地支援には最大限の配慮が必要なこと、そして、平時にできないことは有事にもできないため、平時からできることを増やし、課題を解決する力を備え、防災・減災力を高め「受援力」をつけることが大切であることも改めて学びました。私たちもこれら地域力の向上に寄与できるよう、日々活動を続けて行きたいと思います。  (報告者:古瀬防災士)