つげキッズ体験隊
令和7年6月22日(日)、奈良市都祁公民館において、「つげキッズ体験隊」の講座が行われ、奈良県防災士会から3名の防災士が講義を行いました。つげキッズ体験隊は都祁地域の小学生とその家族を対象とした連続講座で、奈良県防災士会としては前講座のキッズつげザーから3回目の講座となります。
今回は地震から身を守ることをテーマにして、まず北村防災士夫妻が奈良県防災士会オリジナルの紙芝居「マナちゃんリナちゃんの防災日誌(地震編)」を行い、お話の中でシェイクアウトの実践やクイズを実施しました。続いて地元の末田防災士が写真映像を見せながら「危ないところはどこクイズ」を行いました。スーパーマーケット、歩道、駅、教室(理科室)など、危険なものがいっぱいあって、みんな積極的に手を上げてくれました。都祁は駅がないので電車に乗る機会がなく新鮮だったようです。
その後は実技練習として新聞紙でスリッパ作成を行い、参加頂いたお母さんも感激の出来上がりで盛り上がり、1時間半はあっという間に過ぎました。
山間部で人口が少ないため、昼も夜も都祁にいる小学生は、避難所を開設した時に自分たちも役に立てることに気づいてくれて、そのためにまずは自分の身を守るための3つのアイテム(笛、LEDライト、スリッパ)を、嬉しそうに持って帰ってくれました。
<報告:末田政一 防災士>