斑鳩町夜間防災訓練

令和7年10月18日(土)斑鳩小学校体育館で斑鳩町夜間防災訓練が実施され、奈良県防災士会の防災士11名はアドバイザーとして訓練を支援しました。

日も傾いた夕方5時過ぎ、「生駒断層帯が動いて斑鳩町は震度6強を観測。町内各地に甚大な被害が発生し、停電している」という想定の下、訓練は行われました。町職員1名が体育館の鍵を開けて安全性を確認したところへ、自主防災組織や防災士が先着者として到着します。これから周辺住民が次々と避難してくるので、先着者が協力して受入準備と避難者受入れを行います。ペットの同行避難も受入れ、赤ちゃん連れや発熱者、ケガ人や車椅子利用者、聴覚障害者などといった様々な事情にも対応しなければならないというものです。

後半は、段ボールベッドや敷マットの組み立てや心地体験、アルファ化米の水を使っての炊き出しなどに取り組んで頂きました。参加者の皆さんにとって、様々な角度から避難所を体験して頂くよい機会になったと思います。

<報告者:小山防災士>