川上村東川地区8垣内「まち歩きと避難マップの作成」

令和6年9月29日(日)川上村東川地区において「防災まち歩き」が行われ、奈良県防災士会から7名の防災士が参加しました。川上村東川(うのがわ)地区は、8地区の垣内から構成されていて、そのほとんどの場所が土砂災害警戒区域と浸水エリアになっています。過去に数度の災害に見舞われていて、人口減少も進んでいることから、いざという時に何処に行けばいいのかを考えるため、地区防災計画の策定を目指して、今回は「避難計画」の作成を行います。

事前に説明会の講義と、まち歩きの準備のワークショップを行ったのち、9月29日は住民の皆さんと歩きながら、危険箇所や一時避難できる場所などを調査しました。その後公民館に集まってマップの整理を行い、次回10月にマップを清書して防災計画を作成し全戸配布をしたのちに、再度説明会を実施予定です。

昨今、地区防災計画の必要性が叫ばれていますが、なにから取り組んでいいのかわからない地域も多いと思います。一度に難しいことをするよりも、一番大切なことから、出来ることからやっていくことが重要なので、今回の避難計画が他の方の参考になれば幸いです。

<末田政一防災士>