能登半島地震 第6次災害ボランティア(7月27日・28日)

令和6年能登半島地震第6次災害ボランティアの報告です。参加防災士は植村相談役、八木沢、村山、福本、加藤の5名。7月26日(金)22時に奈良を出発し、翌AM5時過ぎに珠洲市「道の駅すずなり」に到着。27、28日の両日共に、珠洲市災害ボランティアセンターを拠点に活動を行いました。

27日(土)活動内容・・・市内の2階建て家屋、および納屋からの災害ゴミ搬出。家財及び納屋から搬出する物がかなり有り、軽トラ2台で対応。1階からの搬出は片付いたが、2階にまだ搬出する物が残っているとの事で、継続案件としてボラセンに報告。

28日(日)活動内容・・・蛸島町での仏壇の搬出。以前避難所となっており、現在グランドに仮設住宅が立ち並ぶ正院小学校を通過して蛸島町へ。これまでの景色とは一変し、道路の左右に倒壊家屋があちこちにあり、発災当時のままである。所々更地になっている箇所もあるが、圧倒的に倒壊したままの家屋が多い。仏壇の移動が終わった後に、依頼主さんに聞いた話。

〇正月に発災したので、食べ物は豊富にあった。だがその後の食事に関しては苦労した。

〇倒壊した家屋から助けを求める声があり、皆で力を合わせて救助を行った。

その後ボラセンに戻り、2件目の案件。活動内容・・・家屋前のブロックと瓦の廃棄。ボラセンから約50分。奥能登絶景街道を通り、依頼者さん宅近くに行くとレスキューアシストが活動中!我々の案件は裏のお宅であったので、中島さんに挨拶し活動開始。軽トラ2台で対応したが量が多く、継続案件としました。

<今回の活動を振り返って>

参加5名の少人数でしたが、それぞれの出来る事を精一杯やり切りました。珠洲市には全国から解体業者が集結しており、解体がどんどん進んでいきますが、まだ復旧段階です。復興するにはボランティアの支援が必要となりますので、皆様の支援の程よろしくお願い致します。  <報告:八木沢防災士>