本人の会「サンメイト」研究大会 「自分で自分を守ろう!〜地震が起きたら〜」
令和6年2月25日(日)奈良県社会福祉センター5階研修室Cで、奈良県手をつなぐ育成会主催の本人の会「サンメイト」研究大会が開催されました。対象は知的障がいのご本人さんたち16名で、保護者さんや支援者さんたち15名も参加されました。テーマは「自分で自分を守ろう!~地震が起きたら~」で、奈良県防災士会の防災士4名が講師を務めました。
前半は「地震発生の瞬間」の動画視聴や地震が起きた時に危ない場所をみんなで考え、シェイクアウトや緊急地震速報への対応を訓練しました。後半は断水が起こった時に困ることをみんなで考え、水運搬や簡易トイレの体験を行いました。ご本人さんたちからは「もしじしんがあったら今日おしえてもらったようにします。今日はべんきょうになってよかったです」や「水をてでもってはこんだときはおもかったです。かばんではこぶほうがかるかったです」や「わかりやすいです。といれのはなしをききました。いけてよかったです」や「よくわかった。またしたいです」などの感想が寄せられました。指導に当たった村山(千)防災士からも「皆様とても熱心で明るい方ばかりでした。トイレ等もいろいろな方法で試したいと、自ら積極的に実践して下さいました。質問も出ました。他人事でなく、しっかり自分事ととらえられていたことが素晴らしいです」とコメントが寄せられました。保護者さんや支援者さんからも「すごくすごく良かったです、いろいろな人にお勧めしたい!」や「この体験プログラムを各地で実施して広めてほしい」などのお言葉を頂戴し、楽しく達成感のある研究大会となりました。
(報告者:小山防災士)
20240225 本人の会研究大会_感想まとめ