令和5年5月18日(木)高取町リベルテホール大研修室において、高取町介護支援専門員連絡協議会主催の家族介護教室が行われました。昨年度に引き続き、奈良県安心安全まちづくりアドバイザーとして奈良県防災士会から2名が派遣され、村山防災士の指導により35名の参加者に「地震発生時のマイ・タイムライン作成」に取り組んでいただきました。居住エリアでグループ分けした配慮もあってか、和気あいあいとした雰囲気のもと研修は進められました。自分の身の安全が確保出来たら、次はご近所や自治会をと自然と考えられる方も多く、地域の絆の強さを感じました。

研修後の参加者アンケートでは「タイムラインを考える機会になり、良かったです」「地震や災害に対する考え方を見直す機会を作っていただきありがとうございます」「他人事でない、常に身を守る、自分が無事でないと人を助けられないことを再確認しました」「各地区で高齢者(要支援者)のチェックを行い、被害者を一人でも出さないよう、日ごろの訓練が大切だと思いました」などの声が寄せられました。

村山防災士からのまとめとして「人間はイメージ出来ない状況に対して適切に準備したり対応したりすることは出来ません。日頃から正しく恐れて生活する大切さ」を考えていただく機会になったと思います。(報告者:小山防災士)