災害から家族と地域を守る(地震編)
令和4年10月27日(木)十津川村体育文化センターにおいて防災講演会が開催され、十津川村各区より
総代様及び関係者含め総勢37名が参加されました。奈良県防災士会より植村副理事長、八木沢理事が講師と
して出席。小山手十津川村長様より今回の講演を開催した目的、南海トラフ地震が発生した時には、隣近所と
助け合う事が重要である旨の挨拶を頂戴しました。
続いて植村副理事長による「災害から家族と地域を守る(地震編)」の講演がありました。「南海トラフの発生
確率は、30年以内に70~80%の確率で発生すると言われており、誰もが必ず遭遇する」「被害は沿岸部に集中
する。その為奈良県に支援はしばらく来ない。その間は自分たちで乗り切る」等、解説頂きました。山間部での
地震被害として、新潟中越地震発生後の山古志村の様子を動画で紹会した際は、皆様真剣に見ておられました。
後半は地区防災計画について解説され、例として植村副会長の地元である三宅町上但馬地区の事例を紹介頂きま
した。奈良県防災士会は令和2年、十津川村と「地域防災力向上に関する協定」を結んでおり、各地区での防災
計画作成を協力する事をお伝えしました。今回の講演中、参加された女性の方々が熱心に見入っておられ、都度
頷かれる様子を見ていて、十津川の防災意識の高さ、各地区との繋がりの強さを感じました。(講演の様子は十津
川テレビによる撮影があり、ケーブルテレビでの配信、及び村報で紹介される予定です)
(報告者:八木沢防災士)