くらしに活かす防災講座 第四回「平群町の自主防災活動について」
令和3年9月11日(土)、平群町中央公民館において平群町連続講座/くらしに活かす防災講座 第四回「平群町の自主防災活動について」を行い12名の方が受講されました。今回は、平群町の自主防災活動についてと言うことで、平群町防災士ネットワークの堀田氏、安井氏が中心となり、すばらしい活動の報告と講義を行って頂きました。
冒頭のすこしの時間ですが、八幡領理事から自らが防災士になったきっかけ談をお話し頂き、同様に受講者の方からも話を伺いました。受講者の方のきっかけとしては、「自治会の中に防災組織がないので作ろう」「自治会役員の防災知識が乏しいから」「高齢化」「防災について学びたい」「ネットワークを広めたい」「ひとの役に立ちたい」など、の話を聞く事が出来、意識の高さに感心させられました。
続いて、本題である研修に移り、平群町防災士ネットワーク 堀田会長より「みんなで作ろう!防災かまどベンチ」についての講義が行われました。平成25年度第1号となる、”かまどベンチ”制作秘話、全15基の製作における苦労話や子供、学生の方が参画してくれた事など、係ることで広がるネットワークや熱い思いを聞く事が出来ました。また、経年劣化に伴うメンテンナスも終えたとの事で、災害発生時はもちろんであるが、平時のイベントなどにも大いに活躍するものと改めて認識しました。
休憩をはさみ、続いては、平群町防災士ネットワーク 安井副会長より椿台地区の自主防災会活動について活動報告がなされました。啓蒙活動として、広報紙の全戸配布(毎月)、学校や催事場での防災教室開催や講師、防災訓練として「かまどベンチを用いての炊き出し訓練」「安否確認訓練」「救急救命訓練」「ロープワーク訓練」「外部研修」、etc、多種に亘り活発的に活動が継続されています。ここまで自主防災会で開催されている地区は少ないと思います。限られた時間のなか、最後に素人の製作とは思えぬ出来栄えの防災に関する辻説法を披露頂き、活動報告をまとめて頂きました。
受講者の方からは、椿台における実際の活動について学ぶ点が多いとのご意見が多数有り、多くを学び訓練する事の大切さを共有頂けたのでは無いかと思います。 [報告者:大坂間防災士]
平群町防災講座(第4回)訓練 活動報告書_20210916提出 (1)