平成30年度地区防災計画推進会議「関西ブロック」レポート

日本防災士会による地区防災推進会議が1月12日(土)新大阪丸ビル別館会議室にて開催されました。出席は関西ブロックの各支部に加え、山口県支部、徳島県支部からも列席されました。

冒頭、日本防災士会松尾理事長からの挨拶があり、地区防災計画づくりには地域に根ざして活動している防災士が欠かせない。「命を守る」をコンセプトとした「地区防災計画」は防災士会が担うという気概を持って取り組んでいただきたい。という趣旨のメッセージがありました。

続いて大石副理事長、橋本参与より、地区防災計画推進指導員養成について各地の事例を交えての説明がありました。「地区防災計画は住民の話し合いによるボトムアップであり、紙1枚の計画書でもOKです。」「ハードルを上げずにアドバイザー、ファシリテーター、コーディネーターとしての役割を果たしてほしい。」「地域の皆さんとの良好な関係作りが重要です。防災士は知識や技術よりも人間力が必要。」「戦術だけではだめで、戦略がなければ結果が出ない。」「日本防災士会HPに地区防災計画特設サイトを設けています。ぜひ活用してほしい。」などなどです。
奈良県防災士会(奈良県支部)からは、植村理事長より、「次年度の取り組みは”地区防災計画づくり”に協力する活動へ舵をきっていきたい。」という意向が表明されました。(記:八幡領防災士)

20180112地区防災計画推進会議(一部修正)